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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】
[779]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 19:18:34 ID:??? 最強に手を出すつもりか それとも三杉まさかのマリーシア体得!?
[780]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:14:27 ID:??? >>779 負傷による強制退場も、反則退場と同様に支援と指揮が消滅します。ということは…? ================== 智将三杉の秘策→ ハート2 >ハート→あの左ウイングの蒼髪の少女。彼女こそが、おそらく彼の泣き所だろうな… 三杉「(あのF番の少女。2点目のPKの原因を作った彼女のドリブルは見事だった)」 だが、三杉の着目点はシーダのドリブルの凄さではない。彼女がファールをもらった後のことである。 三杉「(試合開始直後の転倒による負傷。加えて前半最後の転倒。 どちらの場合も真っ先に彼女の元に視線を送ったのはあの王子だった)」 三杉も小学・中学とキャプテンをこなしていたから、常に味方の動きには気を配っていた 特にチーム全体に大きく影響が及ぼされる負傷に関してはその動きも早くなる。 マルスもあくまでも司令塔として味方の負傷にいち早く察知しているのだと関心していたが、どうやら何かが違うようだ。 三杉「(フフ…フフフ…見つけたよマルス君。君の攻略法が……やっとね!)」 将を射るならば、まずは馬から。早速三杉は日向にフォーメーション変更の指示を出す。 日向「なに?後半は右サイド偏重に攻めろだと?」 三杉「前半戦って分かったんだ。アカネイアはあのE番がいなくなったことで 本来4-3-3で保っていたバランスを崩して3-3-3のフォーメーションを取っている。 いくらバックスを中盤に上げたといっても一度崩れた陣形はそう簡単には立て直すことは出来ない」 ビクトリーノ「なるほど。不慣れな右サイドを徹底的に攻め立てることで 相手の守備の陣形を一気に崩しちまおうって寸法か。 ……ってちょっと待て。バックスからサイドハーフに変わったのって左サイドのほうじゃ?」
[781]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:16:23 ID:??? 三杉「だからこそ右サイド偏重攻撃だ。楽に勝てる相手を抜いたところで相手に与えるダメージは少ない。 僕たちは今追いかける立場にある。後半戦だけで追いつき追い越すためには 相手の自信を崩し、違和感を植え付けて動きを鈍らせる必要がどうしても出てくるんじゃないのかな?」 日向「クク…そうか、なるほどな。分かった。ならばフォーメーションは…」 日向は何かを察知したかのようににやりと笑いながら立ち上がると、ホワイトボードにスラスラと陣形を書き始める。 −−@−− @若島津 MD−CA Mトーマス Dジェイク Cベック Aジェイガン −−−−− −−G−J Gチェイニー Jダ・シルバ −−−E− E三杉 F−I−− Fナバール Iビクトリーノ −H−−− H日向 日向「こんなもんでどうだ?三杉」 三杉「悪くないね。…みんな、期待しててほしい。ものの数分でアカネイアの中盤は崩壊する。 そしてそこからが…ヒューガーが総合優勝するための反撃の烽火を上げるときだ!」 ビクトリーノ「(おいおい…なんだよこの蛇みたいな曲がりくねった陣形は?こんな隙間だらけの陣形でちゃんと守れるのか?)」 ダ・シルバ「(三角形のようなゾーンの塊が二つ…?穴ぼこのようで実は結構守りやすいのかも?)」 三杉「(マルス君。非人道的だと君は僕を呪うかもしれない。だが…これも君たちに勝つための 今の僕ができる最大限の戦術なんだ。……許してほしい)」 こうして三杉の絶対な自信が響き渡る中、ヒューガーのメンバーはハーフタイムを終えて再び戦場へと舞い戻る。
[782]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:17:37 ID:??? 一方アカネイアの控え室では、バーツが何処か神妙な顔で戻ってきたところだった。 マルス「バーツ!アベルは見つかったのかい?」 バーツ「え?森崎たちはまだ戻ってきてないんですか?」 ジュリアン「はぁ!?まだだよ!お前が見つけてきたんじゃないのか!?」 バーツ「(そ、そんな…ララベルさんの占いでは確かに森崎が見つけたって…)」 ミネルバ「……どうするのだマルス王子。もう後半戦が始まるぞ」 トムス「森崎はついに戻らなかったか……2点差があるとは言え、アイツがいないとなると苦しい戦いになるぞ…」 ミシェラン「ちくしょう!アベルもアベルだが森崎も森崎だぜ! アイツがいないんじゃ誰がゴールを守るっていうんだよ!」 サムソン「最悪の事態を考えて、森崎を誰かと交代させるか?誰もいないよりははるかにマシだとは思うが」 シーダ「(どうしようどうしよう……このままじゃ…折角まとまりかけたアカネイアがバラバラに…)」 ザワザワ…ガヤガヤ… 森崎が後半戦には出られない。その事実を聞きすっかり混乱して取り乱すアカネイア同盟軍一同。 だが、森崎の代わりに臨時のキャプテンを任されたマルスが鶴の一声で仲間たちを纏める。 マルス「皆、落ち着いて欲しい!僕の話を聞いてくれ!」 シーダ「マルス様……でも……」 マルス「落ち着いてシーダ。不安なのは僕も同じだ。だがそれは多分、今全力でこっちに戻ってきているはずの森崎とアベルも同じはず」
[783]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:18:46 ID:??? 取り乱すシーダたちを何とか宥めようとするマルス。しかしミネルバが直後に避けられない現実を突きつけてくる。 ミネルバ「だがマルス王子。森崎の抜けた穴は大きい。一体この中の誰が 彼の抜けた穴を埋められるというのだ?悔しいが、彼ほどのキーパーの代わりは……」 マルス「うん。その通りだ。残念だけど森崎の代わりを任せられるような者はこの軍にはいない。 だから……後半戦はメンバー交代は無しだ。森崎が戻ってくるまで9人で戦おうと思う」 トムス「なっ…?」 ミシェラン「しょ、正気かい王子様!10人でさえきつかったのに…」 サムソン「あの少年が戻ってくる保証は何処にもない。それでも…待つのか?マルス王子よ」 マルス「森崎は…必ず戻ってくる。彼は指揮官として、課せられた責任を放棄できる男じゃない。 彼とはタリス島で旗上げしたころからの付き合いだ。彼の性格は人一倍似は分かっているつもりさ」 シーダ「そ……そうです!森崎君ならきっと戻ってきてくれます!私もマルス様を信じます!」 リンダ「私も信じるわ。この大事な最後の試合を、あの森崎君が忘れるわけないじゃない!」 ジュリアン「…ったく。とんでもねぇ指揮官様だ。だが……もう少しだけ奴を信じてみようじゃねぇかみんな!!」 森崎の帰還を心から信じて止まない者たちの叫びが、再びアカネイアを一つへと纏め上げる。 あのヒューガー相手に2点という貴重な貯金を作れたのは、森崎が決めたフォーメーションや作戦の影響が大きい。 彼が戻ってくるまで、このリードを保ちつづけることこそ、今の自分たちに出来る唯一のことではないだろうか。 マルス「よし、みんなきけ。森崎が戻ってくるまで僕たちは9人で戦う。 そのために、臨時のキーパーを用意しなくてはいけない。それは……」
[784]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:19:55 ID:??? 臨時キーパーは誰?→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→僕だ! ハート→シーダだ! スペード→ミネルバ王女だ! クラブ→ミシェランだ! クラブA→必要ない! JOKER→森崎「俺だ!」なんと時間をすっ飛ばした森崎が間に合った!
[785]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 20:20:21 ID:??? 臨時キーパーは誰?→ ダイヤA
[786]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 20:22:39 ID:??? マルス王子だって人間だ、時には作戦を誤まることもある。 そんな風に考えていた時期もありました……。 ところで例の三杉戦術だが、うまくボールが奪えてジュリアンがドリブル開始したら、 相手が対応するのに時間がかかって(スペースがら空きだから)時間を稼げる、と考えてOK?
[787]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 20:44:11 ID:??? 三杉よそれは日向以上にやられ役で小物の台詞だぞ…
[788]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:12:06 ID:??? >>786 森崎がいないので、今のアカネイアの指揮レベルは5+2とかなり少なめです。 マルスの指示どおり早い段階でボールを奪えたら各自時間を稼ぐように行動するので、その通りになるでしょう。 >>787 するするとカード神に導かれた三杉。このまま小物ルートに入っていってしまうのでしょうか? ============= 臨時キーパーは誰?→ ダイヤA >ダイヤ→僕だ! マルス「僕がやろう。アカネイアカップ前の森崎との練習で キーパーの動きというものは一通り教えてもらっている」 それは休憩時間に好奇心で聞いたただの雑談に近いものだったが、 マルスは森崎の代理というかつてない責任感で絶対に他の者にこの大役を譲ろうとしなかった。 マルスは立ち上がると、ホワイトボードに自分がGKをやる際の臨時のフォーメーションを書いていく。 J−H−F Jシーダ Hカシム Fジュリアン −−−−− −G−B− Gミネルバ Bサムソン −−−−− A−D−C Aトムス Dマリク Cミシェラン −−−−− −−@−− @マルス ・アカネイア同盟(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル6+(ヤケクソ魂+2)) マルス「森崎がいないことで、咄嗟の判断に困ることが多いと思う。 だから、無理に攻めることはせず時間を稼ぐことを重点的に動いて欲しいんだ」 ミネルバ「騎士としてはあまり誉められたサッカーではないな。だが…状況が状況だ。致し方あるまい」 最後に二言、三言とフォーメーションの動きの打ち合わせを終えて、アカネイアも再びフィールドへと舞い戻る。
[789]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:13:08 ID:??? マルス「(森崎。急いでくれ。こうして鼓舞はしてみたものの不安でたまらないんだ。 ヒューガーの攻撃力は先の試合で十分に実証されている。5分も耐えられれば良いほうだろう。 だからどうか…どうか早く…戻ってきてくれ…!森崎…!)」 アンナ「会場の皆様お待たせしました!まもなく後半戦が始まろうとしています。 前半はアカネイアが反則による退場者を出してしまい、いきなりの苦戦。 しかしそれに屈することはなく2点ものリードを獲得することが出来ました。 果たしてこれに対しヒューガーはどのような対策を立ててくるのでしょうか?」 観客「またせすぎだぜこのやろーー!」「アカネイア!今度こそ初勝利だーー!!」 「コジコジ〜!後半こそゴールを決めて〜〜!!」「森崎ィ〜!お前のセービングで完封だ〜〜!!」 アンナ「既に全試合を終えたマンチェスターのここまでの成績が2勝1分け。 仮にヒューガーがこの試合に勝利し、総合優勝を獲得するためには アカネイア相手に2点差の勝利を納めなければなりません。 加えると、アカネイアがヒューガーに2点差で勝利を収めれば サンパウロを抜き、3位に入ることが確定しています。 より上位の成績に入るため、互いのプライドがぶつかり合います!」 ザッ… 既にフィールド上には選手たちが散らばり、試合開始のホイッスルを待っている。 だが、ヒューガーの選手たちは信じられないものでも見るかのように驚きの表情を隠せない。 日向「なにィ〜〜〜?森崎がいないだとォ〜〜〜!?」 若島津「(負傷…?いや、まさか。前半戦ではそんな様子は微塵も感じられなかった)」 三杉「彼に何かあったのだろうか?いや、僕はただ勝利を目指してゲームを組み立てるだけだ」
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0ch BBS 2007-01-24