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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】
[782]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:17:37 ID:??? 一方アカネイアの控え室では、バーツが何処か神妙な顔で戻ってきたところだった。 マルス「バーツ!アベルは見つかったのかい?」 バーツ「え?森崎たちはまだ戻ってきてないんですか?」 ジュリアン「はぁ!?まだだよ!お前が見つけてきたんじゃないのか!?」 バーツ「(そ、そんな…ララベルさんの占いでは確かに森崎が見つけたって…)」 ミネルバ「……どうするのだマルス王子。もう後半戦が始まるぞ」 トムス「森崎はついに戻らなかったか……2点差があるとは言え、アイツがいないとなると苦しい戦いになるぞ…」 ミシェラン「ちくしょう!アベルもアベルだが森崎も森崎だぜ! アイツがいないんじゃ誰がゴールを守るっていうんだよ!」 サムソン「最悪の事態を考えて、森崎を誰かと交代させるか?誰もいないよりははるかにマシだとは思うが」 シーダ「(どうしようどうしよう……このままじゃ…折角まとまりかけたアカネイアがバラバラに…)」 ザワザワ…ガヤガヤ… 森崎が後半戦には出られない。その事実を聞きすっかり混乱して取り乱すアカネイア同盟軍一同。 だが、森崎の代わりに臨時のキャプテンを任されたマルスが鶴の一声で仲間たちを纏める。 マルス「皆、落ち着いて欲しい!僕の話を聞いてくれ!」 シーダ「マルス様……でも……」 マルス「落ち着いてシーダ。不安なのは僕も同じだ。だがそれは多分、今全力でこっちに戻ってきているはずの森崎とアベルも同じはず」
[783]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:18:46 ID:??? 取り乱すシーダたちを何とか宥めようとするマルス。しかしミネルバが直後に避けられない現実を突きつけてくる。 ミネルバ「だがマルス王子。森崎の抜けた穴は大きい。一体この中の誰が 彼の抜けた穴を埋められるというのだ?悔しいが、彼ほどのキーパーの代わりは……」 マルス「うん。その通りだ。残念だけど森崎の代わりを任せられるような者はこの軍にはいない。 だから……後半戦はメンバー交代は無しだ。森崎が戻ってくるまで9人で戦おうと思う」 トムス「なっ…?」 ミシェラン「しょ、正気かい王子様!10人でさえきつかったのに…」 サムソン「あの少年が戻ってくる保証は何処にもない。それでも…待つのか?マルス王子よ」 マルス「森崎は…必ず戻ってくる。彼は指揮官として、課せられた責任を放棄できる男じゃない。 彼とはタリス島で旗上げしたころからの付き合いだ。彼の性格は人一倍似は分かっているつもりさ」 シーダ「そ……そうです!森崎君ならきっと戻ってきてくれます!私もマルス様を信じます!」 リンダ「私も信じるわ。この大事な最後の試合を、あの森崎君が忘れるわけないじゃない!」 ジュリアン「…ったく。とんでもねぇ指揮官様だ。だが……もう少しだけ奴を信じてみようじゃねぇかみんな!!」 森崎の帰還を心から信じて止まない者たちの叫びが、再びアカネイアを一つへと纏め上げる。 あのヒューガー相手に2点という貴重な貯金を作れたのは、森崎が決めたフォーメーションや作戦の影響が大きい。 彼が戻ってくるまで、このリードを保ちつづけることこそ、今の自分たちに出来る唯一のことではないだろうか。 マルス「よし、みんなきけ。森崎が戻ってくるまで僕たちは9人で戦う。 そのために、臨時のキーパーを用意しなくてはいけない。それは……」
[784]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 20:19:55 ID:??? 臨時キーパーは誰?→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→僕だ! ハート→シーダだ! スペード→ミネルバ王女だ! クラブ→ミシェランだ! クラブA→必要ない! JOKER→森崎「俺だ!」なんと時間をすっ飛ばした森崎が間に合った!
[785]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 20:20:21 ID:??? 臨時キーパーは誰?→ ダイヤA
[786]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 20:22:39 ID:??? マルス王子だって人間だ、時には作戦を誤まることもある。 そんな風に考えていた時期もありました……。 ところで例の三杉戦術だが、うまくボールが奪えてジュリアンがドリブル開始したら、 相手が対応するのに時間がかかって(スペースがら空きだから)時間を稼げる、と考えてOK?
[787]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 20:44:11 ID:??? 三杉よそれは日向以上にやられ役で小物の台詞だぞ…
[788]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:12:06 ID:??? >>786 森崎がいないので、今のアカネイアの指揮レベルは5+2とかなり少なめです。 マルスの指示どおり早い段階でボールを奪えたら各自時間を稼ぐように行動するので、その通りになるでしょう。 >>787 するするとカード神に導かれた三杉。このまま小物ルートに入っていってしまうのでしょうか? ============= 臨時キーパーは誰?→ ダイヤA >ダイヤ→僕だ! マルス「僕がやろう。アカネイアカップ前の森崎との練習で キーパーの動きというものは一通り教えてもらっている」 それは休憩時間に好奇心で聞いたただの雑談に近いものだったが、 マルスは森崎の代理というかつてない責任感で絶対に他の者にこの大役を譲ろうとしなかった。 マルスは立ち上がると、ホワイトボードに自分がGKをやる際の臨時のフォーメーションを書いていく。 J−H−F Jシーダ Hカシム Fジュリアン −−−−− −G−B− Gミネルバ Bサムソン −−−−− A−D−C Aトムス Dマリク Cミシェラン −−−−− −−@−− @マルス ・アカネイア同盟(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル6+(ヤケクソ魂+2)) マルス「森崎がいないことで、咄嗟の判断に困ることが多いと思う。 だから、無理に攻めることはせず時間を稼ぐことを重点的に動いて欲しいんだ」 ミネルバ「騎士としてはあまり誉められたサッカーではないな。だが…状況が状況だ。致し方あるまい」 最後に二言、三言とフォーメーションの動きの打ち合わせを終えて、アカネイアも再びフィールドへと舞い戻る。
[789]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:13:08 ID:??? マルス「(森崎。急いでくれ。こうして鼓舞はしてみたものの不安でたまらないんだ。 ヒューガーの攻撃力は先の試合で十分に実証されている。5分も耐えられれば良いほうだろう。 だからどうか…どうか早く…戻ってきてくれ…!森崎…!)」 アンナ「会場の皆様お待たせしました!まもなく後半戦が始まろうとしています。 前半はアカネイアが反則による退場者を出してしまい、いきなりの苦戦。 しかしそれに屈することはなく2点ものリードを獲得することが出来ました。 果たしてこれに対しヒューガーはどのような対策を立ててくるのでしょうか?」 観客「またせすぎだぜこのやろーー!」「アカネイア!今度こそ初勝利だーー!!」 「コジコジ〜!後半こそゴールを決めて〜〜!!」「森崎ィ〜!お前のセービングで完封だ〜〜!!」 アンナ「既に全試合を終えたマンチェスターのここまでの成績が2勝1分け。 仮にヒューガーがこの試合に勝利し、総合優勝を獲得するためには アカネイア相手に2点差の勝利を納めなければなりません。 加えると、アカネイアがヒューガーに2点差で勝利を収めれば サンパウロを抜き、3位に入ることが確定しています。 より上位の成績に入るため、互いのプライドがぶつかり合います!」 ザッ… 既にフィールド上には選手たちが散らばり、試合開始のホイッスルを待っている。 だが、ヒューガーの選手たちは信じられないものでも見るかのように驚きの表情を隠せない。 日向「なにィ〜〜〜?森崎がいないだとォ〜〜〜!?」 若島津「(負傷…?いや、まさか。前半戦ではそんな様子は微塵も感じられなかった)」 三杉「彼に何かあったのだろうか?いや、僕はただ勝利を目指してゲームを組み立てるだけだ」
[790]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:14:53 ID:??? 森崎の不在に驚いたのはヒューガーの選手だけではない。観客席では早田と松山がひっきりなしに首を回して森崎の姿を探す。 そしてサンパウロの選手たちが集まっている一郭では、陽子が思わずペンを落としてしまっていた。 陽子「(ど…どういうことなの森崎くん?まだ日向君との直接対決のデータが取れていないのよ!)」 この試合の結果によってはどちらかを全日本ユースのキャプテン候補から外すつもりであった陽子は まさかの森崎不在のアカネイアのメンバーを見て唇を噛む。 アンナ「え〜〜…たったいま入りました情報によりますと、 前半に退場したアベル君が何らかの理由で会場を抜け出し、 森崎君は彼を追いかけるために飛び出していき、まだ戻っていないということなのですが…」 ニーナ「メンバー交代を申請していないということは… どうやらアカネイアは交代枠を消費せず、森崎君が戻ってくるまで 今のままのメンバー…僅か9人で後半戦を開始するということなのでしょう」 アンナ「なな、なんと!2点のリードがあるとはいえこれは流石に無謀ではないでしょうか! ヒューガーの攻撃力は今大会No1と言われている現状、失点は免れないかもしれません!」 日向「ふん…大方俺に吹っ飛ばされるのが怖くて尻尾を巻いて逃げ出したんだろう。 真っ当な理由をつけておけば名誉は保たれるってか。今の奴には相応しい言い訳だぜ」 ビクトリーノ「…ま、こっちにとっては都合がいいな。じゃ、作戦どおりに頼んだぜ」 ピイイイイィィィィィィッ!! バコッ!バシッ! アンナ「いま後半開始のキックオフ!ビクトリーノ君、早速日向君にボールを渡す! 日向君はそのまま右サイドをドリブルで攻めていくようです!」 バッ!
[791]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:16:01 ID:??? シーダ「そうはいかないわ!ここは通行止めよっ!」 日向のドリブルには、一番近い場所にいたシーダが早速チェックに入る。 日向「くっくっく…女ァ。一応忠告しとくぜ。怪我したくなかったら…黙って消えな」 シーダ「(なんて鋭い目つき…まるで獲物に餓えた獣ね) あいにくだけど、私は女である前に一人の騎士。そして今は…一人のサッカー選手よ!」 日向「そうか。なら一切の手加減も必要ないな。……吹っ飛べ!」 ============== 先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で 日向→ !card+ ドリブル38= シーダ→ !card+ タックル36+(軽症治療済み-1)= !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→日向が突破。カードが奇数でシュート、偶数でドリブル続行 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (ナバールがフォロー)(ビクトリーノとカシムが競り合い)(ミネルバがフォロー) ≦−2→シーダがボールを奪う 【補足・補正】 日向のカードがダイヤで『猛虎の暴走』(吹っ飛び係数2)で+4 日向のカードがハート・スペードで『強引なドリブル』(吹っ飛び係数2)で+2 シーダのカードがダイヤで『キラーランスタックル』(吹っ飛び係数2)で+4 その他は>>19を参照してください
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0ch BBS 2007-01-24