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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】
[789]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:13:08 ID:??? マルス「(森崎。急いでくれ。こうして鼓舞はしてみたものの不安でたまらないんだ。 ヒューガーの攻撃力は先の試合で十分に実証されている。5分も耐えられれば良いほうだろう。 だからどうか…どうか早く…戻ってきてくれ…!森崎…!)」 アンナ「会場の皆様お待たせしました!まもなく後半戦が始まろうとしています。 前半はアカネイアが反則による退場者を出してしまい、いきなりの苦戦。 しかしそれに屈することはなく2点ものリードを獲得することが出来ました。 果たしてこれに対しヒューガーはどのような対策を立ててくるのでしょうか?」 観客「またせすぎだぜこのやろーー!」「アカネイア!今度こそ初勝利だーー!!」 「コジコジ〜!後半こそゴールを決めて〜〜!!」「森崎ィ〜!お前のセービングで完封だ〜〜!!」 アンナ「既に全試合を終えたマンチェスターのここまでの成績が2勝1分け。 仮にヒューガーがこの試合に勝利し、総合優勝を獲得するためには アカネイア相手に2点差の勝利を納めなければなりません。 加えると、アカネイアがヒューガーに2点差で勝利を収めれば サンパウロを抜き、3位に入ることが確定しています。 より上位の成績に入るため、互いのプライドがぶつかり合います!」 ザッ… 既にフィールド上には選手たちが散らばり、試合開始のホイッスルを待っている。 だが、ヒューガーの選手たちは信じられないものでも見るかのように驚きの表情を隠せない。 日向「なにィ〜〜〜?森崎がいないだとォ〜〜〜!?」 若島津「(負傷…?いや、まさか。前半戦ではそんな様子は微塵も感じられなかった)」 三杉「彼に何かあったのだろうか?いや、僕はただ勝利を目指してゲームを組み立てるだけだ」
[790]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:14:53 ID:??? 森崎の不在に驚いたのはヒューガーの選手だけではない。観客席では早田と松山がひっきりなしに首を回して森崎の姿を探す。 そしてサンパウロの選手たちが集まっている一郭では、陽子が思わずペンを落としてしまっていた。 陽子「(ど…どういうことなの森崎くん?まだ日向君との直接対決のデータが取れていないのよ!)」 この試合の結果によってはどちらかを全日本ユースのキャプテン候補から外すつもりであった陽子は まさかの森崎不在のアカネイアのメンバーを見て唇を噛む。 アンナ「え〜〜…たったいま入りました情報によりますと、 前半に退場したアベル君が何らかの理由で会場を抜け出し、 森崎君は彼を追いかけるために飛び出していき、まだ戻っていないということなのですが…」 ニーナ「メンバー交代を申請していないということは… どうやらアカネイアは交代枠を消費せず、森崎君が戻ってくるまで 今のままのメンバー…僅か9人で後半戦を開始するということなのでしょう」 アンナ「なな、なんと!2点のリードがあるとはいえこれは流石に無謀ではないでしょうか! ヒューガーの攻撃力は今大会No1と言われている現状、失点は免れないかもしれません!」 日向「ふん…大方俺に吹っ飛ばされるのが怖くて尻尾を巻いて逃げ出したんだろう。 真っ当な理由をつけておけば名誉は保たれるってか。今の奴には相応しい言い訳だぜ」 ビクトリーノ「…ま、こっちにとっては都合がいいな。じゃ、作戦どおりに頼んだぜ」 ピイイイイィィィィィィッ!! バコッ!バシッ! アンナ「いま後半開始のキックオフ!ビクトリーノ君、早速日向君にボールを渡す! 日向君はそのまま右サイドをドリブルで攻めていくようです!」 バッ!
[791]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:16:01 ID:??? シーダ「そうはいかないわ!ここは通行止めよっ!」 日向のドリブルには、一番近い場所にいたシーダが早速チェックに入る。 日向「くっくっく…女ァ。一応忠告しとくぜ。怪我したくなかったら…黙って消えな」 シーダ「(なんて鋭い目つき…まるで獲物に餓えた獣ね) あいにくだけど、私は女である前に一人の騎士。そして今は…一人のサッカー選手よ!」 日向「そうか。なら一切の手加減も必要ないな。……吹っ飛べ!」 ============== 先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で 日向→ !card+ ドリブル38= シーダ→ !card+ タックル36+(軽症治療済み-1)= !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→日向が突破。カードが奇数でシュート、偶数でドリブル続行 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (ナバールがフォロー)(ビクトリーノとカシムが競り合い)(ミネルバがフォロー) ≦−2→シーダがボールを奪う 【補足・補正】 日向のカードがダイヤで『猛虎の暴走』(吹っ飛び係数2)で+4 日向のカードがハート・スペードで『強引なドリブル』(吹っ飛び係数2)で+2 シーダのカードがダイヤで『キラーランスタックル』(吹っ飛び係数2)で+4 その他は>>19を参照してください
[792]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 21:19:08 ID:??? 日向→ クラブ2 + ドリブル38=
[793]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 21:20:18 ID:??? シーダ→ ハート8 + タックル36+(軽症治療済み-1)=
[794]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 21:21:22 ID:??? にゃーんw
[795]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 21:22:34 ID:??? よし時間稼ぎだ
[796]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 21:23:06 ID:??? これでシーダがナバ・ビクを抜くと、 目の前に大平原が広がっているという・・w
[797]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 21:33:35 ID:??? 三杉の心境 ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'', / .あ ま ヽ ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{ | 間 .わ だ | ヽ::r----―‐;:::::| | じ わ | ィ:f_、 、_,..,ヽrリ .| わ | L|` "' ' " ´bノ | な | ', 、,.. ,イ ヽ い う / _ト, ‐;:- / トr-、_ \ な / , __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃 `i,r-- 、_  ̄ ̄ 〃/ '" !:! |:| :、 . .: 〃 i // ` ヽヾ / / |:| ヾ,、` ´// ヽ !:! '、` ! |:| // ヾ==' ' i i' |:| ', | ...:// l / __ , |:|::.. | とニとヾ_-‐' ∨ i l ' l |< 天 ヾ,-、_: : : .ヽ と二ヽ` ヽ、_::{:!l l !|' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ
[798]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:41:14 ID:??? >>794 猫派の私にしては最高の展開ですね!w >>795-796 三杉は日向が抜かれた際のことも一応考えています。まだ油断は出来ません。 >>797 それでもシーダならなんとかしてくれそうですがw ============= 日向→ クラブ2 + ドリブル38=40 シーダ→ ハート8 + タックル36+(軽症治療済み-1)=43 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→シーダがボールを奪う ============= 不慣れなことをするときに、大抵の人間は無意識に身体が萎縮するという。 今日向はメキシコシティユースにて、屈強なプロ候補生相手に毎日凌ぎを削っている身だ。 マンチェスターやサンパウロなど一流クラブとの相手をするときは 普段の彼、いや、強敵と対峙することで余計に燃え上がる彼の闘志の炎の影響で 普段以上の力を発揮できるというものだった。だが、今回ばかりは勝手が違った。 シーダ「そこっ!」 ズシャッ!バシィッ! 日向「なっ…?」 シーダ「あら、怖い人に思えたけど、もしかしたら怪我人には優しい方のかしら?」 シーダはあっさりとボールを奪い去った。それもそのはず。 日向は女性とサッカーで対峙する経験は圧倒的に少ない。 だがシーダはその全くの逆だ。日向のような屈強な男性と対峙することに なんの違和感も恐怖も感じないのである。身体の緊張がうまく抜け去ったシーダの貫禄勝ちといったところだろう。
[799]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/22(水) 21:42:40 ID:??? 三杉「(日向がボールを奪われたか。だが、まだこれは想定の範囲内)」 バッ! 三杉「今だ!両側から同時に挟んでタックルを仕掛けるんだ!」 ナバール「……」 ビクトリーノ「は〜いカワイコちゃん。アカネイアカップ以来かね?お手柔らかに〜」 シーダ「…ちょ、ちょっとこれはまずいかも……」 アンナ「こ、これはうまい!日向君から丁度ワンライン下がった位置にいた ナバール君とビクトリーノ君が、日向君からボールを奪ったシーダ君を まるで罠で動物を捕獲するかのように同時に両サイドからタックルを仕掛ける〜〜!!」 三杉「(日向のラフプレイでマルス君の注意を引いた瞬間、僕たち後方の陣営が 一気に前に出る。これが第一の策。そして日向が抜かれた場合に発動するもう一つの罠。それがこれだ)」 両側からの同時のタックルに、シーダは普段のキレのあるドリブルが発揮できない。 加えて前半に負った怪我の影響もある。ボールをキープするのが精一杯であった。 シーダ「くっ…こ、この!」 ナバール「俺は女を斬る剣は持ってはおらぬ。だが、サッカー選手を斬る剣ならば……」 ビクトリーノ「悪いねカワイコちゃん。これも追いかける者たちの必死の策ってね!堪忍な!」
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0ch BBS 2007-01-24