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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[169]森崎名無しさん:2010/09/16(木) 23:38:57 ID:U/Q4soEs さしずめ秋空はEXステージ中ボスか
[170]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:52:14 ID:??? 八十日目 日曜日 朝 反町「……いよいよ、か」 その日の朝、反町一樹は静かに起床をした。 特に何も予定はないというのに目は冴えてしまい、早朝と呼ばれる時間に起きてしまったのである。 彼はしばらく布団を被りながらも、それでも高ぶる気持ちの為に眠れず。 ただ、自分がここまで来るに辿ってきた道のり――東邦学園での事、幻想郷にやってきてからの事。 その両方の事について、ただ思いを馳せていた。 東邦学園でも、全日本でも、いないよりはマシ……程度の認識しか受けていなかった反町。 彼がこの幻想郷でその認識とは180度違う活躍を遂げた裏には……。 或いは、彼がかつての自分と同じような人間にはなりたくなかった、という思いがあったのかもしれない。 いい意味でも悪い意味でも、一から成長が出来た幻想郷でのサッカー。 反町(それを俺は……今度は、全日本の奴らに見せ付ける……) 恨まれるかもしれない、妬まれるかもしれない。 何よりも、反町がここで時間を止めて成長したことを、卑怯だと罵る者が出てくる可能性だってある。 しかし、それでも反町はあえて全日本に帰らず、全幻想郷として戦う覚悟を決め。 紫に頼まれた幻想郷のレベルの高さを知らせるという憎まれ仕事を、請けた。 反町(……森崎、日向、翼、三杉。 あいつらに見せるんだ、俺の成長と強さを。 知らせてやるんだ、幻想郷のレベルの高さを。 そして……勝つんだ。 悔しさをバネにして成長してきたあいつらに……この俺が、日向小次郎や三杉淳、森崎有三に)
[171]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:53:57 ID:??? その為の第一歩が、今日の練習試合なのだ――と、反町は考えつつ。 やがて布団を跳ね除けながら起きると、顔を洗って居間へと向かった。 居間には既に他のメンバーが起床してきており、反町は朝の挨拶を一同と交わすと……。 試合に備えて、と穣子が作った朝食を取りつつ、一同と今日の練習試合についてもう一度話し合う。 反町「今日の試合は全日本との練習試合だ。 練習試合とはいえ、下手なサッカーは出来ないから、皆も気合を引き締めてくれよ?」 妹紅「なんだかワクワクしてきたねぇ! サッカーの試合は本当に久しぶりだし!」 リグル「練習試合って事は、交代枠も多いのかな?」 反町「そうだな……公式戦じゃないから、交代枠も6人までOKだろうな」 橙(そんだけ交代枠があるなら、流石に試合に出れる……かにゃあ?) 穣子「いずれ大会で戦うかもしれない奴らなんだもんね、今日の試合で選手達の特徴とか見ておけば……」 静葉「大会で再戦する時、きっと有利に働くでしょうね」 こうして賑やかに試合について話し合いながら食べ進め。 食事が終わると、しばらく反町達は食休めをしていたのだが……。 にゅにゅにゅっ 紫「はーい、おはようございまーす!」 反町「うわああああああああっ!?」 橙「あ、紫様! おはようございます!」 今日、朝目覚めるのが早かっただけにまだ少しだけ眠気が残っていた反町がうとうとし始めた瞬間。 そんな反町の目の前の空間が不意に裂け……その「スキマ」から飛び出してきたのは。 幻想郷と外の世界を繋ぐ能力を持つ、最近ようやく表舞台に頻繁に出てきてくれるようになった八雲の大妖――八雲紫。
[172]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:55:07 ID:??? 紫が現れた瞬間、橙は主人の主人が現れたとあって礼儀正しく朝の挨拶をし……。 一方で秋姉妹やリグル、にとりといった者達は「いやな奴が現れたなぁ」と言いたげな表情を浮かべ。 幽香はちらりと紫の方へ視線を向けるも、特に気にする素振りも見せずに無言を貫く。 反町「えっと……紫さんが来たって事は……そ、そろそろ練習試合の会場に向かうって事でいいんですか?」 紫「ええ、準備はいいかしら?」 反町「ええ、まあ、大丈夫です」 ようやく落ち着きを取り戻した反町は、紫が突如現れた理由を察しつつ……。 一同に確認を取った後、試合会場に向かう準備は出来ていると返答。 それを聞いて紫はにこりと笑みを浮かべながら首を縦に振り……しかし、その前に皆にしてもらう事がある……と。 新たなスキマをひらくと、その中から何やら赤みがかった茶色の服を数着取り出し部屋の中に並べ始める。 反町「えっと、これは……? あれ……?」 レティ「これは……ユニフォーム、かしら?」 紫「ええ、オータムスカイズのユニフォームですわ」 一体何なのだろうかと一同が恐る恐るその服を手に取ってみてみれば……。 その服の背中に当たる部分には大きく数字が刺繍をされており。 更に、胸の部分には紅葉のエンブレムとオータムスカイズという文字が刺繍をされている。 どこからどう見てもオータムスカイズのユニフォームであるそれを見て、反町は少しだけ興奮をしつつ……。 どうしてこんなものを用意したのかと、紫に問いかければ……。 紫「流石にその格好で試合をするというのは……色々と考え物でしょう? 相手チームは全員が男の子なんだし……」 反町「……それもそうですねぇ」
[173]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:56:16 ID:??? 考えてみれば、今までユニフォームというものを着用していなかった幻想郷の文化も大概であるが。 それを抜きにしても、スカート姿の多いオータムスカイズのメンバーを、このまま試合に出すというのは……。 思春期の少年達だけで構成されたチームを相手にするにあたって、色々とマズイだろうと紫は判断したのだという。 これに対して反町は納得をしつつ、紫にユニフォームを用意してくれた事に感謝をし……。 それじゃあ今日の試合はこのユニフォームを着て出場しよう、といきまくのだが……。 リグル「でもこれ、名前は刺繍されてないよ? どれが誰のユニフォームなの?」 紫「ああ、それは仕様よ。 誰が背番号何番がいいのか私はわからなかったから……。 あなた達がどの番号がいいのか言ってくれれば、その場でちょちょいと名前も入れてあげる」 リグル「え、本当に!? どの番号でも選んでいいの!?」 あくまでユニフォームは用意したものの、しかし、まだ名前は刺繍していないという紫。 選手達各々が、望む番号を言ってくれればすぐさま「スキマ能力」で名前を付け足すと説明し。 一同に好きな番号のユニフォームを手に取るように、と言うのだが……。 反町(背番号か……うーん、どうしよう? 特に拘りが無いなら余ったものでいいけれど……。 さて……) A.キャプテンなら、「10」番だな! B.ストライカーなら、「9」番だろ! C.あえてセカンドストライカーな、「11」番だ! D.全日本Jr時代と同じ、「19」番でいいかな E.その他 好きな番号を 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※投票は0時からお願いします。
[174]森崎名無しさん:2010/09/16(木) 23:57:44 ID:jMB3X3HI B さすがにいまさらリグルがストライカー番号をほしがりはしないだろう、 「ダブルエース」で納得してるんだから。
[175]森崎名無しさん:2010/09/17(金) 00:00:08 ID:EYp7zaIM A 主役は当然反町に決まっておろう!
[176]森崎名無しさん:2010/09/17(金) 00:01:11 ID:Zdg52JeU A
[177]森崎名無しさん:2010/09/17(金) 00:03:39 ID:CCL6isHA A
[178]森崎名無しさん:2010/09/17(金) 00:03:42 ID:JzlgKVeM C リグルに9番上げたいな・・・ シュナイダーも11だし
[179]森崎名無しさん:2010/09/17(金) 00:04:41 ID:??? ドロワーズ乱舞に心おどることもなくなった反町…純なのかスれたのかw
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0ch BBS 2007-01-24