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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[31]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/13(月) 22:19:30 ID:??? >>30 どうも乙感謝です。そうですねー。ただ、これから反町がどう成長していくかでその辺も変わってくるかと思います。 >A.「俺も、早苗さんが好きですよ」 早苗が好きだと告白する ================================================================ 早苗からの再度の告白を受けて、反町は改めて早苗に対する自身の思いについて考え始めた。 出会いこそはやはり"アレ"だったものの、以後の早苗との関係は非常に良好なものであり。 反町自身、早苗に対して決して悪感情というものは持っていなかった。 むしろ、サッカー選手――そして、同じくチームを率いるキャプテンとしては見習うべき点も多いと考えており。 どちらかといえば、好意に近しいものを持っていたのである。 反町(じゃあ……女性として見た場合は? 早苗さんを、一人の女の子としてみた場合……。 俺は……早苗さんを、どう思っているんだろう?) 出会いの時に突然愛の告白を受けたあの時は、サッカーに専念をしたいという意味もあり一度は断ったものの……。 しかし、考えてみれば早苗の容姿は幻想郷の他の女性陣に違わず可憐な美少女そのもの。 常識が戻った今、その性格も非常に温厚で常識的であり反町とウマは合い――。 おまけに、試合中の接触プレイなどからもわかっている通り、スタイルは抜群である。 何よりも、嘘をついていたと告白をしたというのに、未だ自分を愛し、慕ってくれる。 その事実は、反町にとって嬉しいものである事に間違いはなかった。 そして、その好意に対して応えたい――何事にもひたむきで努力家な彼女に対して。 自分もまた、彼女と同じく恋愛的な意味での好意を持っている事に、反町は気づいたのである。 そうとなれば、反町がこの場で言うべき言葉はただ一つしかない。 今も尚、反町の目の前で頬を染めながら答えを待っている東風谷早苗。 彼女に言うべき言葉を紡ぐ為――反町は、その口を開き、勝負をかける事に決めた。 反町一樹、一世一代の大勝負である。
[32]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/13(月) 22:20:38 ID:??? 反町「俺も……俺も、早苗さんのことが好きです」 早苗「え……ほ、本当ですか!?」 反町「本当です。 今度は、嘘じゃないです」 自身もまた、頬を染めながら……愛の告白を告げる、反町。 それに対して、早苗はその答えを予想していなかったのか目を丸くして驚くも……。 やがて反町が本当だと頷きながら近寄ってくると、わたわたと手を振って慌てふためきつつ。 それでも、ようやく笑みを浮かべながら頬に手を当てて喜び始める。 早苗「そ、反町君が……わわわわ、私の事を……」 反町(か、可愛い……) 早苗「私、てっきり振られるんじゃないかと思ってました。 反町君、穣子さんやリグルさん……妹紅さんとも仲がいいようにも見えましたし……」 反町「え? そ、そうですか?」 そんな早苗の様子を見て、思わず可愛いと思いつつ……。 しかし、反町は早苗の言葉に意外そうに眉を顰めながら、そんなことは無いと否定をした。 まず、反町にとっての穣子というのは……確かに仲がよく、信頼関係というものはあるものの。 それはあくまでも兄弟に対するような家族愛的な代物である。 リグルにしても、やはり強い信頼関係はあるがサッカーにおける信頼の置けるパートナーとしての意味合いが強く。 妹紅に至っては、友情という感情が近い……と、反町は考えていた。 早苗「そう……なんですか?」 反町「そうですよ! 俺が好きなのは……さ、早苗さんですから」 早苗「そ、反町君……」
[33]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/13(月) 22:21:41 ID:??? なけなしの勇気を振り絞って、早苗の肩に手をかけて抱き寄せる反町。 それを早苗は為すがままに受け、心地よさそうに目を閉じて笑みを浮かべつつ……。 こうして、晴れて反町一樹と東風谷早苗は相思相愛の仲となるのだった。 早苗(夢のようです……) その瞳に、薄っすらと涙を浮かべながらそう思う早苗。 一方で反町は、早苗から香る甘い香りと柔らかな感触に鼓動の音を早くしつつ。 顔面を真っ赤にしながら……空を見上げた。 反町(これだけ俺を想ってくれているんだ……それを裏切るような真似は……絶対に、もう二度と、しちゃいけない。 もしも、もう一度裏切ってしまうようなことがあれば……その時は……。 きっと俺は……俺が、俺自身を許せなくなってしまう……) 冬の空は、雲一つ無い快晴。 徐々に太陽が落ちて寒くなりつつあるも、反町と早苗は文字通りからだを寄せ合って暖を取る。 そんな空を見上げていると……不意に、反町の目に、その大空に自身があくまでも「友情」の範囲内にいる筈だと思っていた。 豊穣の神、蟲の姫、蓬莱人――そして、幾多ものチームメイトや幻想郷で知り合った者達の顔が浮かんだ。 そんな中で特に反町の脳裏に強くよぎったのは、人里に共に散歩に行き……。 カップル専用と言われた特別メニューを頼んだ時の、あの時の光景。 あの時、反町の胸には仄かにではあるものの、今まで感じた事の無いような感情が芽生えた気がしたのだが……。 早苗「……反町君?」 反町「ああ……いえ、なんでもないです、早苗さん」 しかし、そんな幻想を振り払うように反町は早苗に微笑みかけ、より強く肩を抱きしめた。 反町一樹、15歳。 幻想郷は冬だが、彼には一足早く、春がやってきていた。 ※反町と早苗の感情が 反町→(相思相愛)←早苗 になりました。
[34]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/13(月) 22:22:41 ID:??? そうしてしばらく二人は無言で立ち尽くしていたのだが……。 しかし、いつまでもこうしている訳にはいかないだろうと、早苗は未だ頬を紅く染めながらも反町の胸を押し、離れる。 その動作にも名残惜しさが残っており、それを見て反町はやはり笑みを浮かべる。 想いを伝え合い、晴れて両思い――相思相愛になれた二人だが、それでもやはり幼い二人。 初々しさと気恥ずかしさ、照れくささが全身から出ており、二人はしばらくまごまごしていたのだが……。 早苗「そういえば……これで私達は、ここ、こ、恋人同士……という事でいいんでしょうか?」 反町「え? そ、そりゃ……ん、でも……」 早苗「ぜ、全幻想郷のことも、ありますし……ね」 基本的に常識的で、他者のことを気にかける余裕も持っている反町と早苗。 そんな二人が考えた事は、即ち、「果たして恋人同士になることで、全幻想郷で戦う上で影響を与えないだろうか?」という事だった。 反町(チームとして一つにまとまる……事は、メンバー的に考えて難しいかもしれないけど。 でも、風紀的に考えても、恋人関係にある二人が同じチームにいる……というのは、まずいのかな? それとも、そこまで固くないのかも? 結構幻想郷って緩いムードが漂ってるし……。 ど、どうしたらいいのかな……?) 早苗(み、みんなに知れ渡るのは照れくさい気がしますが……。 あっ! で、でも、咲夜さんを避ける意味では反町君とお付き合いをするという事を公表した方がいいのでは!? そ、反町君はどうお考えなんでしょうか?) 反町(うーん……) A.「戦いが終わるまで、我慢しましょう」 大会が終わるまで、正式に付き合う事は控えようと言う B.「今更隠す事も無いでしょう」 代表でもイチャイチャすればいいじゃない C.「別に隠す事も無いけど、公表する必要も……」 付き合う事は付き合うけど、そこまで大っぴらにはしないでおこう D.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[35]森崎名無しさん:2010/09/13(月) 22:24:10 ID:k6y5yhJI B
[36]森崎名無しさん:2010/09/13(月) 22:25:11 ID:Zo41RzUU A
[37]森崎名無しさん:2010/09/13(月) 22:25:43 ID:??? 私情混じるから今回投票控えよう…
[38]森崎名無しさん:2010/09/13(月) 22:26:39 ID:EIhmZ+zA A
[39]森崎名無しさん:2010/09/13(月) 22:27:41 ID:drD6Is6g B
[40]森崎名無しさん:2010/09/13(月) 22:28:02 ID:7WGlJY1E D 公私の区別は付けるべきです。 練習や試合時は持ち込まないようにしましょう。 そのかわり、自由時間はなるべく一緒にいましょうか。
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0ch BBS 2007-01-24