※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[559]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/22(水) 23:52:05 ID:??? >A.このまま試合再開 ================================================================== 反町「まだみんなそこまで疲れてないよな? なら、交代はなしでこのまま行こう。 前半はまだまだ20分は残っている! このペースでどんどん点を取って大勝するぞ!」 リグル「ハッハァー! ハットトリック! ハットトリック!!」 幽香「圧倒的格下相手に、この程度で満足していちゃ駄目ね。 ふふ……前半だけで、少なくとも5点差にはして心を完全に折ってやりましょう」 にとり「かぱぱ……私達DFにとっちゃ快勝できるとつまらないんだけどねぇ」 妖精1(オーバーラップ……しても、私のドリブルじゃ通用しないからなぁ……) こうして反町は特にチーム情報を弄る事無く一同の士気を上げ。 オータムスカイズのメンバーはそれぞれの配置へと素早く戻り、キックオフを待つ。 そして、一方で全日本Jrユースのメンバー達はといえば……。 次籐「…………」 井沢「…………」 中里「…………」 三杉(目に見えて落ち込んでいるな……まあ、当然と言えば当然だが……) どう考えても年下にしか見えない少女にドリブルで次々と抜き去られ。 更には、あっさりと先制点を許してしまった。 その事実は、仮にもハンブルグ戦でそこそこいい勝負をし――それから悔しさをバネに練習を積み重ね。 自分達なりに、大きく成長をした筈だと自負をしていた少年達の心を粉砕するには十分過ぎるものだった。 無論、この中で唯一、幻想郷のサッカーのレベル、オータムスカイズの強さを知っている三杉は。 彼らのように落ち込まず、むしろ、この結果を当然のものだと受け止めており。 冷静に、何と一同に声をかけたものかと周囲を見回していたのだが……。
[560]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/22(水) 23:53:08 ID:??? 先着1名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★もう駄目だ、おしまいだ→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→見上「ええい、見てられん! 私が出る!!」 代打、オレ! ダイヤ→三杉「これで皆、目は覚めたかな?」 今一度、幻想郷の強さについて三杉が説き始めた ハート→岬「次のキックオフでは三杉君に任せるのが一番じゃないかな?」 岬が提案をしてきたぞ スペード→来生「大丈夫大丈夫、俺が必ず逆転させてやるって!」 舌好調な来生です クラブ→翼「リグル=ナイトバグ……恐ろしい奴だ!」 翼が何か勘違いしました
[561]森崎名無しさん:2010/09/22(水) 23:54:28 ID:??? ★もう駄目だ、おしまいだ→ ハートJ =★
[562]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 00:01:29 ID:??? 三杉対反町、ライバルなのにようやく初対決か…
[563]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 00:02:02 ID:??? パル?
[564]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 00:19:15 ID:??? クラブ見たかったw
[565]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 00:23:14 ID:??? リグルこそおれのライバルだ路線ディスかあれどこかで
[566]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 00:23:54 ID:??? クラブが一番の翼強化フラグだったと思うw
[567]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/23(木) 00:28:56 ID:??? ★もう駄目だ、おしまいだ→ ハートJ =岬「次のキックオフでは三杉君に任せるのが一番じゃないかな?」 岬が提案をしてきたぞ★ ========================================================================================================= 三杉(おや……?) 三杉がひとまず一同を落ち着け、改めて幻想郷勢の強さを説明しようとした瞬間。 その寸前に割り込み、次のキックオフからのゲームメイクは、三杉に一任をした方がいいと提案をする岬。 これを聞いて、一瞬三杉は眉を顰め、その他の者達もどういう意味かと首を傾げるも……。 岬は相も変らぬ笑みを浮かべながら、説明を始める。 岬「……正直、僕も侮っていたけれど……彼女達、オータムスカイズは強い。 はっきり言って、僕達より更に上の世代の選手……高校生達でもおかしくない程の実力を持っている。 認めたくない気持ちはあるけれど、この事実はしっかりと受け止めなきゃいけないと思うんだ」 井沢「じゃあ、何かよ。 俺達には諦めろって言うのか!?」 岬「そうじゃないよ。 ここはひとまず冷静になり、三杉君にゲームメイクを任せるのが最良だと思う、という事さ」 翼「……幻想郷のことを知っている三杉君に、試合を作ってもらうという事だね?」 岬「うん」 松山「そうか……それに、三杉は幻想郷で実力を上げたって言ってたよな。 それなら、あのリグルって子や穣子って子達とも対等に戦える実力を……?」
[568]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/23(木) 00:29:58 ID:??? 岬の提案の真意を悟ると、全日本のメンバー達は次第に納得を始め。 更には日向や来生といった面々も、賛成こそはしないが、反対意見も出さずただ議論を見守る。 基本的に目立ちたがり屋な日向や翼も、しかし、それでも性根のところは負けず嫌い。 このまま普通にプレイをし、或いは無謀なプレイをしても勝てない程実力に差があると悟っており。 それならば、三杉にある程度は任せて自分達はチャンスを待つだけだと判断。 一方で来生は(一応)コーチなどをしてもらって恩のある三杉に任せるのならばいいか……と考えていた。 来生(どうせ三杉は最後はオレに頼るんだろうからな〜) 三杉(ふぅ……やれやれ、元々僕がゲームメイクをするつもりだったんだが……先に岬君に言われるとはね。 しかし、意外に戦略眼があるし、冷静な判断が出来るな。 あまり物言わないという印象があったんだが……) 岬(幻想郷という場所のレベルがこれだけ高いとなれば、その場で揉まれた三杉君のレベルの高さは想像に難くない。 翼君や小次郎よりも、一歩も二歩もぬきんでている、と考えていいだろうね。 ……ある程度は三杉君に有利になるよう動くのが、今は正しい判断だ)
[569]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/23(木) 00:31:09 ID:??? こうして岬が打算の末に三杉から関心を買っている頃。 両軍のベンチでは、早くも動き出したゲームに片方は歓喜し、もう片方は唖然としていた。 新田「へ……へ……えええええええええええ!?」 石崎「な、なんだよこれ……どうして若林の奴がこんなに簡単に点を取られてるんだ!?」 高杉(若林さん……いや、マジ洒落ならないッスよこれ。 あんな子供にやられてどうするんですか!? しかも、PAの外から!) 若島津「ぽかーん」 沢田(あ、あわわわわわわ……ななな、何がどうなってるの!? どうして日向さんのシュートが止められてるの!?) 見上(こ……これが……これが、幻想郷のサッカーのレベルだというのか……!?) 橙「にゃ……にゃんだかさっき、穣子さんに呼ばれた気がしますにゃあ」 サンタナ「へんっ、あのテバサキも大した事ないじゃん!」 レティ(……こりゃ3バックにするわよねぇ、キャプテンも。 雰囲気からして、あれが全日本の最高クラスのシュートのようだし……点の失いようが無いわ) うどんげ(で、出たい! こんなのが相手なら、私も絶対活躍できる!!) 自分達の羨望し、忠誠を誓う者達が無残に屠られ嘆く全日本。 そして、あまりにも呆気なさ過ぎる先制点に既に楽勝ムードを漂わせるオータムスカイズベンチ。 そうこうしている間に、フィールドでは再度キックオフがされようとしており……。 若林(これは夢なんだ……悪い夢なんだよ……) 未だに若林は現実から逃れようとしていた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24