※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[580]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:42:14 ID:??? ★翼→ スペード10 ワンツー 46 +(カードの数値)=★ 三杉が分裂した気がするぜ
[581]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:42:21 ID:??? ★反町→ スペード7 パスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
[582]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:44:02 ID:??? ★リグル→ クラブ10 パスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★ まあFWだし
[583]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:44:44 ID:??? やっぱりワンツーに弱すぎるのも嫌だな
[584]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:46:26 ID:??? アリスの一人ワンツーにズタズタにされた思い出がよみがえるしな
[585]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:46:49 ID:??? 嫌な事件だったね…
[586]森崎名無しさん:2010/09/24(金) 00:27:37 ID:??? とはいえ現状、パスカットよりはパス上げたいな FWとしてできることを一つづつ増やしたい
[587]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/24(金) 00:28:41 ID:??? ★三杉→ ダイヤ8 ワンツー 52 +(カードの数値)=60★ ★翼→ スペード10 ワンツー 46 +(カードの数値)=56★ ★反町→ スペード7 パスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=54★ ★リグル→ クラブ10 パスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=54★ ≧2→三杉、華麗なワンツーで反町達を抜き去り更に翼とのワンツーで突破を図る! ============================================================================== パシュッ!! パンッ! 翼(こ、これは……! このパスは……!!) 三杉「翼君、こっちだ!」 翼「う……あ、ああ、三杉君!」 反町「くっ……速い!」 リグル「うああああん、せめてドリブルで来てよー!!」 タックルはそこそこ鍛え、前線での守備力はある方である反町とリグルの二人。 しかし、彼らは致命的なまでに、その他の守備力が欠如していた。 三杉はその弱点を的確に突くように、単純ながらも精度の高いパスで反町達を撹乱。 これには反町達も見事に翻弄されてしまい、三杉と翼。 全日本の誇る二大エースは華麗に中盤での突破を成功させる。 翼(三杉君……このパス精度……明らかに俺ともレベルが違う!?) 岬(なるほど、これが幻想郷で修行をしてきたという三杉君の実力か。 これでフルタイムでの出場が出来るとなると、いよいよもって三杉君がこのチームの絶対的なエースになりそうだぞ?) 石崎「やったあ! 流石翼だ!! 反町の野郎と、さっきのとんでもないシュートの子を簡単に抜きやがったぜ!」 若島津「……ふん。 しかし、反町の奴もここまでまるで活躍していないじゃないか」 高杉「そういえば、さっきも日向の奴にあっさり吹き飛ばされてたよなぁ? あいつ、全然成長してないんじゃないのか?」 森崎(ケッ、ただ一度だけ抜いただけで石崎も喜びすぎなんだよ。 大体今のはどう見ても翼じゃなくて三杉が主導を握ったワンツーだろ、お前本当にサッカー選手か? ……しかし、他の連中もオータムスカイズのチーム自体に対する評価は改めてきてるみたいだが……。 反町に関してはまるで舐めっぱなしだな。 ん? 待てよ……?)
[588]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/24(金) 00:29:53 ID:??? 一方、三杉のパスを受けていた翼。 そして、観察眼に定評のある岬の両者は三杉の見せたほんの少しのプレイだけで……。 幻想郷で積んできた、三杉の経験というものの凄まじさを知り。 逆にベンチでは、ここまでまるで活躍らしい活躍をしていない反町を侮るような発言も出てくる。 ……巻物の効果により、既に反町の実力を知る森崎は、そんな一同を生暖かい視線で見つめていたのだが……。 森崎「ふ……お前達、そんなに反町を舐めていていいのか?」 政夫「え?」 和夫「ど、どういう意味だよ森崎」 不意にその口を開くと、反町を侮っていた一同に対してそう問いかけ。 一同は急に森崎は何を言い出すのだろうかと、首を傾げ困惑をし始める。 それもその筈。巻物の効果により反町の実力を知っている森崎ならばともかく。 このベンチにいる面々は、揃いも揃って、「器用貧乏」だった反町一樹しか知らないのである。 だからこそ、この「パスカット」も先ほどの「ブロック」も。 反町が最も得意とする能力とは、さほど違いは無いのだと考えていたのだ。 そして、森崎はそれを知りながら、あえて一同をしかりつけるようにして言葉を続ける。 森崎「いいかお前ら、反町のポジションはなんだ?」 滝「そりゃFWだろ?」 森崎「それじゃあ、FWにとって一番必要な能力は何だよ?」 新田「えっと……決定力、ですか?」 森崎「そうだ。 勿論、FWとしての役割によっても必要な能力は変わってくるが……。 反町のあのポジショニングからして、あいつはセンターフォワード。 つまり、一番点を取らなきゃいけないポジションだ。 だが、ここまで反町が見せたのはただのパスカットとブロック。 言い換えれば、FWには必要ない、使う機会の少ない能力だ。 パスカットが出来ないから、ブロックが出来ないから、シュートが打てない、威力が無い。 どうしてそう断言できる。 ……俺達はまだ、反町のシュートを見ていないんだぜ?」
[589]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/24(金) 00:30:58 ID:??? 凄みを利かせるようにしてそう呟き、どこか深刻そうな眼差しで反町に視線を向ける森崎。 それに対して、一同はしばらくざわめいていたのだが……。 政夫「あの程度のパスカットしか出来ないのに、シュートが馬鹿みたいに高いという訳がないじゃないか! バランスも何も無い、非現実的だぜ!!」 和夫「そうだそうだ! 大体、今は俺達全日本がいい調子で攻めてるんだぜ? 何でそうやって危機感を煽るような言い方するんだよ!」 山森「う、うーん……でも、キャプテンの言うように……確かに、反町さんが成長してないって決め付けるのは早計じゃ? キャプテンは、ハンブルグ戦でもシュナイダーの凄さに試合前から感づいてましたし」 高杉「あの反町がシュナイダーのように見えるか? それは無いって、山森」 山森「は、はあ……」 森崎「おい、若島津……お前はどう思う?」 若島津「あの反町が日向さん以上のシュートを打てる筈が無いだろう。 ……さっきの19番(リグル)のシュート力を見る限り、あのチームのストライカーは19番。 ならば、反町の役割は単純なアシスト役と見た方がいい。 俺は反町はポストプレイヤーになったと見る」 森崎「そうかいそうかい……俺はビンビン感じるんだがな……反町から、一流のストライカーの覇気をよ!」 石崎(まーた何か言ってら……)
[590]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/24(金) 00:32:01 ID:??? 森崎の意見には反発ばかりが噴出し、辛うじて山森や滝といった森崎派の人間が森崎の意見を汲み取ろうとするも……。 その他の者達は一蹴し、あの反町がそんな凄いシュートを打てる筈が無いと鼻で笑う。 そして、若島津からも同意を得られなかった森崎はやれやれと一同に呆れたような表情を向けると……。 再びフィールドに視線を移し、反町を視線で追い始めるのだった。 森崎の意見が正しいか否か、それを知るのは巻物を持つ森崎自身と、フィールドで戦っている三杉。そして……。 見上(私もこの目ではまだ見ていないが、三杉の話によれば反町はシュートだけならば"幻想郷"と呼ばれる場所でも。 No.1の実力を収める程にまで、大きく成長をしたと聞く。 もしもそれが事実だとすれば……森崎……シュナイダーを見破った時と同様、お前は……) 森崎(ふふふ……こいつら、反町のシュートを見たらどんな顔すんのかな?) 三杉から話を聞き、反町の実力にもある程度の推察は出来ている見上。 そんな見上が森崎の洞察力に舌を巻く中、その視線を受けて森崎は内心ニヤけていた。 彼はベンチにいても、とてつもなくしたたかだった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24