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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[649]森崎名無しさん:2010/09/25(土) 00:27:15 ID:??? ★松山→ ダイヤ5 低いクリアー 47 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
[650]森崎名無しさん:2010/09/25(土) 00:27:55 ID:??? ★若林→ スペード8 低い飛び出し 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
[651]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/25(土) 00:31:56 ID:??? >>647 このスレの反町には強烈なボレーは無いのです……。
[652]森崎名無しさん:2010/09/25(土) 00:33:41 ID:??? クラブA「ボレーシュート、発射! …失敗だみんなすまん」
[653]森崎名無しさん:2010/09/25(土) 00:36:41 ID:??? >>652 ボレーシュート「スンマセン、それでも空気読まずにゴールしちゃいましたw」
[654]森崎名無しさん:2010/09/25(土) 00:38:23 ID:??? マモノですら覆せない差はあるわな 強くてニューゲーム級だ
[655]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/25(土) 00:40:20 ID:??? >>654 一応反町がAで若林がJOKERなら……辛うじて弾けてましたね。 それでもリグルがねじ込みをしますがw
[656]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/25(土) 01:22:32 ID:??? ★反町→ ダイヤJ ボレーシュート 70 +(カードの数値)=81★ ★松山→ ハート4 低いクリアー 47 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=52★ ★若林→ スペード8 低い飛び出し 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=63★ >≧2→反町のシュートが全日本ゴールに突き刺さる! ============================================================================ 反町のボレーシュートには、確かに何の変哲も無ければ面白みも無かった。 派手さで言えば、先ほどのリグルの地上の彗星には遠く及ばず。 ベンチで見ていた者達の大勢も、そのフォームを見て今度は止められる筈だと考える。 しかし、それでも――一部の見識眼のある者達は、その反町のフォームを見て固唾を飲んだ。 日向「なにィ……!?」 翼「あ、あのシュートフォームは……!?」 岬(派手さは確かに無い……ただのボレーシュート、だけど、そのボレーシュートが……。 もはや一つの技と言ってしまっていいほどに、完成されてしまっている!?) 天才的なストライカーである日向に、同じくストライカーとしても一人のプレイヤーとしても頂点に近い男である翼。 更には、観察眼は全日本でも一、二を争う程研ぎ澄まされている岬。 彼らは反町のボレーのフォームを見て、皆が一様に驚き。 そして、それは反町のことを侮って思いっきり飛び出していた――天才GK、若林も同じであった。 若林「なっ、なっ……なあああああああああああああああああっ!?」 松山「は、はやいっ!?」 反町「これで……2点目だッ!!」 ボゴッ! パシュゥンッ!! パサァッ……ピピィーッ!! 目が飛び出んばかりに反町を見つめながら、ただ狂ったように叫ぶ若林。 そんな若林の絶叫をBGMに……反町は冷静に松山がクリアーするより早く、若林がボールを抑えるより早く。 素早い振り足でボールを蹴り、的確にゴール隅を狙い……ボールを軽々とゴールネットに突き刺すのだった。 オータムスカイズ2−0全日本
[657]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/25(土) 01:23:45 ID:??? ヒューイ「わーい、やったやった! これで2点差だー!!」 リグル「まだ前半14分……前半半分で2点差! これなら幽香の言ってたように、前半だけで5点差をつけられるかもね!」 幽香「トータルで10点なら……ま、上々とは言えるかしら。 もっと時間があればいいんだけどね……。 とにかく、ナイスシュートよキャプテン」 反町「あ、ありがとうございます幽香さん」 審判の得点を告げる笛が鳴った瞬間、オータムスカイズの攻撃陣は今度は反町を取り囲み。 よくぞ追加点を取ったと、荒々しくもハイタッチをして反町を祝福。 反町は少しばかり照れ笑いを浮かべながらもそれに応え……静葉にナイスアシストと声をかけつつ。 ゴールネットに突き刺さったボールに視線を向ける。 反町(よし……これで2点目! いいペースだ! ……って、そういえばなんか全日本の皆がさっきから大人しいな。 どうしたんだろう?) 前半まだ半分も過ぎていない時点で、2点を先取。 幸先はいいと思いつつ、反町はふと不気味な程までに大人しい全日本に気がつき。 一体どうしたのかと、今度はボールから視線を外し周囲に目を向ける。 すると……。 松山「そ、そんな……い、今のは……ほ、本当に、ただのボレーシュートなのか……?」 反町「へ?」 次籐(ごつか……威力も、精度も、速度も……何もかもが、ごつかシュートタイ!) 中里(先ほどの19番のシュートとも、殆ど遜色が無かったでゴザルぞ!?) 早田「そ……反町……?」 全日本のDF陣は、揃いも揃って反町に向けて奇異の目を向けていた。 まるで、化け物か何かを見たような……そんな、信じられないものを見た目を向けていたのである。
[658]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/25(土) 01:25:11 ID:??? それも全日本の中での反町の評価を思えば、当然といえば、当然といえる反応だろう。 何せ、どれだけ強くなったと三杉から聞かされていても……。 全日本の大部分の選手の中で、反町の評価といえば、ただの「器用貧乏な第三FW」止まりだったのだ。 日向のような豪快な決定力もなければ、来生のようなドリブルのセンスもない。 立花兄弟のような大技も無ければ、新田のように将来性に期待が出来るという訳でもない。 あくまでも、そこそこそれなりになんでもこなす、便利な第三FW――それが反町一樹だったのである。 森崎(だが、あいつは変わった……変わっちまったんだなぁ……。 巻物によると、シュートだけはべらぼうに上手い癖に守備力とかはてんでと来たもんだ。 器用貧乏なんて言葉とは真逆の、完全なストライカータイプの選手に、反町は変貌したんだ……。 ったく、何がどうしてどうやってこうなっちまったのやら) 新田「あ、あれが……そ、反町さんなのか!? あの反町さんが、あのシュートを打ったのか!?」 山森「や、やっぱりキャプテンの言ったとおりだったんだ!」 石崎「ぐ、ぐぬぅぅぅ……」 ただのボレーシュートとはいえ……否、だからこそ……。 そのボレーシュートから繰り出された弾道の、威力と精度と速度の凄まじさ。 それに全日本のフィールダー、そしてベンチにいる選手たちはただただ唖然とし。 唯一、森崎は反町に対してどこか達観したような視線を。 そして、三杉はどことなく自慢げな……それでいて、少しばかり不満そうな表情を浮かべる。 三杉(ようやく皆も反町、そしてオータムスカイズの凄まじさに……本格的に気づき始めた。 ……しかし、反町。 ポイゾナスオーバーを使わなかったとは……。 皆により危機感を煽る為、出来れば本気で来て欲しかったんだけどな……。 まあ、普通のボレーでも十分と言えば十分な相手だったのは認めるけど……) 若林「………………」 因みに、若林はただただ呆然としていた。
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0ch BBS 2007-01-24