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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】
[377]森崎名無しさん:2010/10/24(日) 17:59:57 ID:??? B
[378]森崎名無しさん:2010/10/24(日) 18:42:10 ID:YEuUxoAA B 「“一口”リポビタンDを飲むと」が ロリにしか見えなかった件について。
[379]森崎名無しさん:2010/10/24(日) 18:43:36 ID:JY4oumK2 A 正直、けっこう行けそうな気がする。 糸井のためにも目標は全国制覇で。
[380]森崎名無しさん:2010/10/24(日) 18:48:12 ID:lAq5s3z+ A
[381]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/25(月) 01:06:40 ID:YbHbrBEA A かなり強いな。森崎達がいたころと比べても遜色ない −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「かなり強いな。森崎達がいた頃と比べても同じくらい強い」 美津乃「そういやちっちゃくなった森崎君達と試合して勝ったもんね。PK戦でギリギリだったけど」 城山「ありゃあ昔のオレの采配が悪すぎた。新田をPKのキッカーにしてる時点で終わってる」 美津乃「……あうう。その新田くんに私PKで負けてるんだけど……」 城山「……ナニソレ」 始めて聞く話に思わず眼が点になる城山。 美津乃「少し前に南葛中に営業に行ったついでにサッカー部にも売り込みに行って、話の流れでやったの。 んで新田くんがキッカーで3本勝負。結果は1−2で負け」 肩をすくめる美津乃。 城山「その内の1って枠外……」 美津乃「んーん。ちゃんと止めたよ。たぶん新田くんも本気じゃなかったんだろけど。 2本目はコースは読んだけど防げなかったし、3本目にいたっては逆をつかれて触ることも出来なかったもん」 城山「イヤイヤイヤ。それでも大したもんだって。 アイツ、アレでも日本代表だし、オレんトコにいた時だって大会得点王だし」 美津乃「そーなの?この間のちびっ子戦じゃあんまり活躍してなかったじゃん」 城山「あれは、アイツだけ別の中学行ったから連携が上手くいってなかったからだし、 第一小学生の頃は山森のアニキより凄かったんだぜ?」 (そして弱いキーパーにはめっぽう強いんだよな。美津乃ちゃんには黙っておいたほうがいいだろうケド) 城山に解説されて新田がそこいら辺の中学生ではなかったことを理解し、表情に明るさが戻ってくる。 美津乃「そっか。それじゃ私が苦戦してもしょうがないね。立場が逆だったら止められる気がしないし」 自信を取り戻した美津乃の顔には明るさが戻って来ている。 城山(立ち直り早いなぁ。打たれ弱い割りに復活も早い。ナニ、このメンドクサイ人)
[382]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/25(月) 01:08:40 ID:YbHbrBEA 美津乃「そういやシロちゃんとこに女の子いるじゃん。さっきちょっと話に出た山森ちゃんとか」 城山「うん。あれは小学生時代のアニキより上手いな。白鳥とか井沢の妹とか。あと瀬名に岡部か」 レギュラーと半レギュラーに名を連ねる女子5人を指折り数えながら上げていく。 美津乃「そそ。みんなかわいーよねー。私のちっちゃい時みたいでさー」 城山「へーそーなんだー」(下手に否定しない方が身のためだな。 ん?そういや美津乃ちゃんの成人式の時の写真はえらく綺麗に写ってたな。てーことはもっと若い時はもっと可愛……) 再びテーブルが揺れ、城山が突然突っ伏す。 美津乃「なんか失礼なこと考えてたでしょ。顔見ればわかるんだかんね!?」 またもやつま先が城山の脛を襲ったのである。 城山「うごごごご」(美津乃ちゃんとお茶するときは脛当て装備して来た方がよさそうだな。今度ニケに行ったらパクッておこう) アゴをテーブルに載せるような体勢で脛をさする城山。たぶん青あざにでもなっていそうな痛さである。 美津乃「さてと。イチゴ牛乳も飲み終わったし、ぼちぼち出ようか」 城山「うそ。もう飲み終わったんかい」 美津乃「なーにチビチビ、リポビタン飲んでんの。こんなの一気で飲むモンでしょう」 そう言うや否やグラスをわしっと掴み残りを一気に飲み干す美津乃。 残っていた氷もガリゴリと噛み砕き嚥下する。 美津乃「ホラ、やっぱり薄まっちゃって美味しくなくなってる」 城山「おっとこ前な飲みっぷりだな、おい」 最後に残しておいた一口を飲まれた恨みを忘れてしまい、惚れ惚れとしてしまう城山。
[383]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/25(月) 01:10:17 ID:YbHbrBEA 美津乃「ここは私が出しとくよ」 ヒラヒラと伝票を持ってレジへと行く美津乃。 代わりにカバンとワンピースの入っている袋を提げて後に付いていく城山。 無理やり注文した裏メニューがいくらになるのか聞くのも怖かったので一足先に店の外へと出る。 城山「を。降らなかったのか」 夕焼けが町を朱に染めていた。その輝きは瞼を閉じてもまぶしいほどだった。 美津乃「お待たせ。うあ、まぶしっ!」 同じように夕焼けに目を細める美津乃。 美津乃「もう。こんな時間なんだね。帰んなきゃね」 吹き抜ける風に髪を押さえながら美津乃がつぶやく。 A そうだね。今日は楽しかったよ。家まで送ってくよ B 夜はまだこれからだぜ!?帰るなんて早い早い C その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします) 先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。
[384]森崎名無しさん:2010/10/25(月) 01:16:34 ID:l/sb0gH6 A+美津乃ちゃんの家族にお土産(ケーキなど)を買っていこう。
[385]森崎名無しさん:2010/10/25(月) 01:57:10 ID:AjaGLcUU A 焦りは禁物だな
[386]森崎名無しさん:2010/10/25(月) 10:04:28 ID:syZVmLj+ A 未定かもしれないので念のため そして大会は現実時間ではあとどれくらいで始まるのだろうか? 楽しみにしすぎて、どっかの部族並に首が長くなってきたよ
[387]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/26(火) 03:04:32 ID:eBsdFxmI >>386 大会かー。作中時間で2週間。 城山フェイズが2回、選手フェイズが4回、ニケが2回、城山一人暮らしフェイズ2回、練習が2回、シロノトリガーが2回か。 1日2レスで1フェイズに1週間くらいかかってるから……14週で3ヶ月!?……がんばります。 A そうだね。今日は楽しかったよ。家まで送ってくよ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「そうだね。今日は楽しかったよ」 美津乃「そお?」 夕焼けの中二人で顔を見合わせて破顔する。 城山「家まで送っていくよ」 美津乃「ありがと」 城山「なんかお土産買ってった方がいいかな?ケーキとかでいいのかな」 美津乃「いいって、いいって。シロちゃんからのお土産なんて聞いたらお父さんちゃぶ台ひっくり返しちゃうから。 気持ちだけ、ね?」 城山「そっか。オレ美津乃ちゃんのお父さんに嫌われてるみたいだしなー。その方がいいか」 美津乃「シロちゃんを特別嫌ってるってわけじゃないんだけどね。私に近づく男がみんな気に入らないだけで」 城山「そっか」 (こりゃあ美津乃ちゃんと本気で付き合うんだったら、親父さんと100回以上の口論と殴りあいも3回は覚悟しなくちゃダメかな) 城山の表情が僅かに曇ったのを察知した美津乃は右手を差し出す。 美津乃「ん」 城山「……あ、ああ」 一瞬きょとんとした城山だったがその意味を把握すると左手をズボンで軽く拭うと、美津乃の手を取った。 表情が分からなくなるほどに夕日が二人を紅く染めた。 そのまま無言で歩き始め、たまに視線を合わせてはそっぽを向いたりしていたが、その手が離れることはなかった。 やがて美津乃の住むマンションが見えてくる。 いつも以上に歩を緩め、時間をかけて歩いてきたが、それもいよいよここまでである。
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0ch BBS 2007-01-24