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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】
[791]755:2010/12/27(月) 01:57:04 ID:??? GO-GOシロヤマン wktkな展開にならなくてもいいから、頑張れ!!
[792]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/27(月) 04:50:22 ID:Hk2gJ2XQ >>791 ありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いよろしくお願いします。 A 「あ〜、その、なんだ。……うん。オ、オレ、美津乃ちゃんのコト……すっ好きだっ……」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「あ〜、その、なんだ」 美津乃が視線を上げる。うつむいたまま上目づかいで城山を見る。 口を開いたものの何から話したらいいのかわからなくなってしまう。目があってしまったので、反射的に目をそらしてしまった。 しばしの間視線を宙にさ迷わせていたが、決心をすると美津乃の瞳をじっと見つめる。 城山「……うん。オ、オレ……み、美津乃ちゃんのコト……す、すす、好きっだっ……!」 かぁっと顔が熱くなるのがわかる。言ってしまった。遂に言ってしまった。 それを聞いた美津乃は耳たぶまで真っ赤にして再びうつむいてしまう。 先着1名様でこのスレに 美津乃の返答→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 カードのマークが スペード→美津乃「あ、ハイ。えっ!?ええぇぇぇっっ!?」 クラブ→美津乃「ふっふ〜ん。そお?そうまで言われちゃしょうがないねぇ」 ダイヤ→美津乃「……あ、あは、あははは。……ホント?ホントならうれしいけど……」 ハート→美津乃「……うん。……わ、私も……シ、シロちゃんのこと……す、すす好きです」 ジョーカー→美津乃「ん?んんー?よく聞こえなかったなぁ。もっかい言ってみ?ほら、ワンスモアアゲイン♪」 となります。 今日はここまで。昨日発売のコミックラッシュを探して大小合わせて本屋を8件回りました。 紀伊国屋もブックファーストも東武ブックスも住吉書房も役に立たず、結局古馴染みの店で発見。 しかも縛られてないなんて。今月は購入しましたが来月からは立ち読みか?冬休みを利用して熟読しみてまふ。そんじゃ。
[793]森崎名無しさん:2010/12/27(月) 04:55:40 ID:??? 美津乃の返答→ スペードJ
[794]森崎名無しさん:2010/12/27(月) 06:26:37 ID:??? スペードの反応がわからねぇっ・・・ドキドキ
[795]森崎名無しさん:2010/12/27(月) 12:57:55 ID:??? 「言ってはみたが期待していなかった(どうせ白瀬とかだろと思ってた)から予想外だった」 じゃないかな・・・多分・・・きっと・・・
[796]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/28(火) 03:19:25 ID:NJ1Lx7fA >>794 ドキドキしてもらえて光栄です。 >>795 はたしてどうかなー?(ギクリ) 美津乃の返答→ スペードJ =美津乃「あ、ハイ。えっ!?ええぇぇぇっっ!?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山(う゛っ美津乃ちゃんうつむいたままだぞ!?をい。なんかまずったか?まずったから黙ってんのか? やっぱさっき美津乃ちゃんがボソボソ言った言葉って“私のこと好き?”じゃなかったんだ。勘違いだったんだ) 告白してからまだ秒針が一回りもしていないのに、城山は狼狽しはじめる。 心臓が早鐘のように鳴る、秒針の音が時限爆弾のカウントダウンに聞こえる。 赤いコードも青いコードも切ることができず、もう爆発を覚悟した城山は思わずこの場から逃げ出そうと腰を浮かした。 その気配を察した美津乃が顔を上げた。 その表情はきょとんとしており一生懸命城山の言葉の意味を反芻しているようだった。 美津乃「あ、ハイ。えっ!?」 ようやく脳内回路がつながり城山の言葉の意味を理解する。 美津乃「え゛えぇぇぇぇっっっ!?」 轟く絶叫。 城山「うわっ!ごめっごめん。ヘンなコト言った!忘れてっ!忘れてくれっ!!」 力いっぱい拒絶されたと察して目をつぶって詫びの言葉を口走る城山。 その様子を見た美津乃もワタワタと手を振り回し、 美津乃「やっ!そ、そおじゃなくってっ!はっ始めてそんなこと言われたからびっくりしただけだからっ!」 と強い声を出して狼狽する城山を制する。
[797]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/28(火) 03:20:48 ID:NJ1Lx7fA 身を縮こまらせたまま薄目でこちらを城山を見ると1つ深く息を吐き、口を開く。 美津乃「……1回しか言わないから、よく聞いてね。……わ、私もシロちゃんのこと、すっすすすっ! ……嫌いじゃないよ。だから安心して」 肝心なところで言葉につまり、照れが最高潮に達してしまったため、下を向いて違う言の葉を選んでしまう。 びくびくしながらその様子を伺っていた城山には、その反応だけで十分だった。 城山(1回しか言わないって言ったわりには大事なことを聞かせてもらってない気がするけど……) ガチガチになっていた体の力が抜けていくのを感じる。 城山「……ありがとう。これからもよろしく」 美津乃「……うん」 顔を見合わせて微笑みあう。 何が変わったわけではない。何も変わっていない、昨日と同じ二人だったが、昨日とは違う関係になった。 そのことが可笑しくて声を上げて笑いあった。少しはアルコールの影響も残っていたかもしれない。 美津乃「……はぁはぁ。おかしぃの」 滲んだ涙を拭う美津乃。 美津乃「笑いすぎて喉がカラカラ」 ゲータレードの最後の一口を飲み干すと、空っぽになったことを示すために逆さにして振ってみせる。
[798]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/28(火) 03:21:51 ID:NJ1Lx7fA 城山「またナンか買ってくるか?」 美津乃「んーん。今日は帰るよ」 立ち上がりかけた城山を美津乃が止める。 城山「……そっか。んじゃ家まで送るよ」 美津乃「ん。ありがと」 名残惜しいが時計を見ればいい時間になっている。脳裏をお泊りという言葉がよぎるが、事を急き過ぎだなと首を振った。 美津乃が立ち上がり腰のリボンを結びなおすのを待って家を出る。 何時の間に雨は降り止んでおり、空を見上げれば熱で膨張した空気を乗り越えて星空が瞬いていた。 傘を刺す必要がなくなったため、どちらからともなく手を伸ばし、指を絡める。 城山「…………」 美津乃「…………」 手を繋いだのはいいが、なんだか照れくさく、口をつぐんだまま下を向いて歩く。 美津乃のマンションまでの道のりは、さほど長くはないはずだったが、いつもの何倍もの時間が経ったように感じる。 ゆっくり流れていた町並みが動きを止めた。 城山「……着いたね」 美津乃「……うん」 見上げるマンションの月星家の窓から明かりが漏れている。家族は在宅らしい。 名残惜しげにゆるゆると指をほどき、美津乃が数歩エントランスへと歩を進める。 それを見送る城山。 美津乃「……シロちゃん!」 今歩いた距離を一っ飛びで戻った美津乃が城山の胸に身体を預ける。
[799]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/28(火) 03:23:12 ID:NJ1Lx7fA 城山「――!?」 突然のことにしばらくドギマギしていたが、やがてゆっくり美津乃の身体に手を回す。 そっと腕を巻きつけただけの抱擁。 心臓の鼓動がアンサンブルを奏でる。 ゆっくりと美津乃が顔を上げ、瞳をつむった。 互いに緊張で歯が鳴りそうなのを堪えようと硬く閉じた唇を重ねる。 はるか光年の彼方からアルタイルとベガが祝福の星明りを届け、見守っている。 初めての口づけは触れただけで、心音は独奏に戻った。 美津乃「……あ、あははは。レ、レモンの味もイチゴの味もしないんだね」 城山「あ、ああ。そ、そうだね。子供歯磨きとか使ってないとダメなのかもな」 しどろもどろになってどうでもいいことを口走ってしまう。 そういえば昼から歯を磨いてなかったことを思い出す。 美津乃「そ、そそれじゃね。ま、まま、また明日」 城山「を、をう。お、おおっおやすみ」 ひらひらと手を振り合い、今度こそ美津乃はエントランスへと歩き出す。 その後姿を見えなくなるまで城山は見送った。 相手の姿が見えなくなると緊張の糸が切れ、どっと汗が噴き出した。 城山「うおおぉぉぉぉぉぉぅっっ!!」 美津乃「きゃー!きゃーっ!きゃーーっっ!!」 どう表していいのか分からない気持ちの高ぶりに突き動かされ、二人は奇声を上げ走り出した。 結果、城山は水溜りに飛び込み、美津乃は階段で転んで脛を打ったのだった。
[800]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/28(火) 03:24:14 ID:NJ1Lx7fA 今日はここまで。 慣れないもの書くと必要以上に時間かかるね。ま、たまにゃあアホな会話をしない二人でもいいかなと。 予定じゃ今日中に練習フェイズまで行くはずだったんですが、もう体力の限界・千代の富士なので、もう寝ます。 それじゃ、また明日お会いしましょう。
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0ch BBS 2007-01-24