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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】
[481]森崎名無しさん:2010/10/23(土) 22:30:08 ID:??? ダニィ!?
[482]森崎名無しさん:2010/10/23(土) 22:31:02 ID:??? ほ、補強が入るとヘタれるんだ…そう信じるしかない…w
[483]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/23(土) 22:33:50 ID:??? /' ! ━━┓┃┃ -‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━ ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃ ' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛ ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。 ) ,. ‘-,,' ≦ 三 ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚ '=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==- / |ヽ \-ァ, ≧=- 。 !\ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚ | >≦`Vヾ ヾ ≧ 〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・ 復帰に際して用意していたイベントを書くのにちょっと時間かかるかも知れないんで、今日の更新はここまでかもしれませぬ
[484]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 00:07:08 ID:??? やっぱり今日中の更新は無理っぽいであります 頑張って明日には投下できるようにしますね。ではでは〜 ……さてと、原作WY編の単行本を引っ張り出してくるか
[485]森崎名無しさん:2010/10/24(日) 02:21:03 ID:??? あいかわらず引きが鋭いスレですな乙でしたー
[486]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 22:21:12 ID:??? >>485 確かにピンポイントで酷いのが来ますよねw ミラーワールドとか武蔵とかビラk……阿部瑠とか 現状特に問題はない東邦→JOKER →???「うろたえるな!」 勝ってる状況なのにあの男が帰ってきた!? 前半を終え、東邦学園の控室はやや緩い空気に包まれていた。 藤川「前半終わって2-0ってのは上々だな。 まだふらのにゃ雪崩攻撃があるが、来ると分かってる以上油断しなけりゃそうそう失点はしないはずだ」 若島津(当然だ。腕の治った今俺が簡単に失点などするものか) 藤川「おーい若島津ー。何考えてるのか大体分かるけど油断しなけりゃって言ってんだろー」 などと和やか(?)な雰囲気で進む作戦会議。 ――は、突然控室に現れたこの男によって無残にも打ち砕かれる事となる。 ???「うろたえるなお前ら!」 BGM:【決勝戦前】(ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm733362) の32:00から 若島津「!?」 藤川「なにィ!?」 反町(ゲェー!? 日向!?) 控室のドアを蹴破るようにして現れたのは、生田(仮)との練習試合で惨敗を喫した後忽然と姿を消していた日向小次郎であった。 2-0の状況で現れるという全く空気を読めない行動を取ったこの男が今まで何をしていたのか、時間を少し遡らせて追ってみよう。
[487]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 22:22:14 ID:??? 〜日本沖縄県某所〜 日向「くそっ……がぁあああ!!」 ヒューガーの会長室に書置きを残して行方不明となっていた日向。 彼はは一年前自身を肥満児から超人に生まれ変わらせた猛暑の地、沖縄で自らに過酷なトレーニングを施していた。 わざわざトレーニングジムを自分専用に買い取り、体調調節の為にスポーツドクターとマッサージ師も雇い、 携帯電話で部下に指示を出す休憩時間以外は全て特訓に当てる偏った生活。 それは世俗的な金の流れを無視すれば禁欲的な修行僧の物にすら見えなくもなかった。 これらは全て自分が世界を獲るに相応しいストライカーであると言う自信を取り戻す為の行いであった。 そしてその甲斐もあり、元々人間離れしていた彼の身体能力は更に磨きがかかっていった。 しかし日向は満足できなかった。 日向(ダメだ………基本的なシュート力を上げるだけじゃ何時まで経っても変わらん) 日向の代名詞でもあるネオタイガーショット。 フランス国際Jrユース大会で猛威を振るったそれは、練習試合において妙にふてぶてしい伊達男に無残にも防がれた。 それも余裕を持って、である。 沖縄に来てからの全てを猛特訓に費やしてもまだネオタイガーショットでは互角の勝負しかできない。 日向にはそう思えてならなかった。 日向(互角程度じゃ話にならねぇ。あの城茂とかいうふざけた野郎は完全粉砕しなけりゃ俺の気がすまん。 だが……どうしたら ネオタイガーショット以上のシュートを撃てるんだ? 今更小細工に頼るなんて出来やしねえ) そのような悩みを胸に、日向は今日も通常のボールの3倍重いブラックボールを蹴り続けていた。 そしてそれは偶然彼に光明をもたらす事となる。 日向はこのシュート練習をロードワークのコースの途中にある野球用グラウンドで行っていた。 勿論彼の財力ならばサッカー専用グラウンドを借りるどころか立てる事すら出来るのだが、 面倒くさいと言う分かり易過ぎる理由で勝手に野球用グラウンドを使っていた。
[488]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 22:23:24 ID:??? 当然サッカー用ではないグラウンドは荒れ、ボールを何度もぶつけられたゴール代わりの金網フェンスは凹んだが、 彼のあまりにも堂々とした振る舞い、見ただけで分かる強靭な肉体、どう見ても優しさとは無縁の風貌、 そして轟音を上げるネオタイガーショットを見た者は皆見て見ぬフリをし、彼に文句など言おうとしなかった。 赤嶺「ちょっとあんた!」 日向「あん?」 だが今日現れた赤嶺真紀と言う少女は気も強く、正義感も尚強い性格だった。 しかも彼女はサッカーが嫌いなソフトボール少女だった。 赤嶺「ここはサッカーじゃなくて野球のグラウンドよ。全くもう、大事なグラウンドこんなに荒らしちゃって」 日向「フン、何か文句あるのか?」 赤嶺「へ〜、そういう態度取る訳?だったらこうしてやるわ!」 日向「わっ、俺の大好物のコーラを!」 赤嶺「フフン、あんたも一応スポーツ選手なら炭酸飲料は体に良くないわよ。 飲むんだったら水かスポーツドリンクにしなさい」 日向「てめえ……」 赤嶺「はい、グラウンド荒らした罰よ。ちょっとキャッチボール手伝ってね」 日向の注意を引き、有無を言わさず彼のコーラを捨て、更に野球用グラブを放り投げて押し付ける。 彼女を知る者なら間違いなく「ああ、流石男勝りの真紀だ」とその光景に苦笑したであろう。
[489]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 22:24:36 ID:??? 日向「………」 さて目の前でそのような行動を取られた日向。 彼は好物のコーラを捨てられた報復に渡されたグラブを引き裂き赤嶺の顔が恐怖に引きつるのを楽しもうかと考えるのだが…… 日向(何故だ……この女の俺を豚のように見下す視線を見ていると……) 日向と真紀にとって幸か不幸か、数ヶ月前ヒューガー本社に押し入ったさくらに哀れ奴隷とされてしまった日向は―― 日向「……全く、なんで俺がこんなことをしなくちゃならねえんだ!」 強気な女の命令に逆らうことのできない従順な豚と化してしまっていたのだった。 赤嶺「ねえあんた、今度はちょっとしゃがんでキャッチャーやってよ」 その後しばらくキャッチボールを続ける二人であったが、やがて真紀は日向にキャッチャーをするように指示を出した。 日向(うぐぐ、人が逆らわないと思えばつけ上がりやがって……) と内心怒りに燃える日向ではあったが、やはり逆らう事が出来ずおとなしくキャッチャーとなる。 赤嶺「じゃあ行くわよ!」 そう言うと真紀はストレート、カーブ、フォークと次々と日向に向けてボールを投げて行く。 どれもこれも女子としては中々のキレを持ってはいたが、日向からしてみればスロー過ぎてあくびが出るような代物ばかりであった。 日向(くそ、早く終われよ……) などと日向が思っているなどとは露知らず、ここまで大人しく自分に従う日向の姿に真紀の方は逆に上機嫌となる。
[490]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 22:25:41 ID:??? 赤嶺「へー、即席キャッチャーの割には上手いキャッチングじゃない」 日向「当たり前だ。俺を誰だと思ってやがる」 赤嶺「知らないわよそんなの。しゃべり方からして地元の人じゃないのはわかるけどね。さァ、もう一球行くわよ。 これは取れるかしら? 私の決め球、ライザーボールよ!!」 日向(あん? 腕を腰にぶつけた……?) 今までとは微妙に違うフォームに日向は僅かに首をかしげる。 直後、日向は見た。自身に向かって飛んでくるボールが浮かび上がるのを。 日向「浮いた!!」 咄嗟の事態に反応の遅れる日向。 それでも日向は驚異的な反応速度でボールをグラブの中に収める。 赤嶺「嘘っ、止められた!?」 自信を持って投げた決め球を初見で取られ、流石に驚きを隠せない真紀。 一方、日向はそんな真紀の驚きなどどこ吹く風といった様子で茫然と立ちあがった。 日向「(今の投げ方……見えたぞ、あの気障野郎をぶっ潰す新シュートのヒントがな!) ククク……ハーッハッハッハッハァ!! おいお前! 今の球を投げる時腰に自分の腕をぶつけてたよなぁ!」 偶然見えた新シュートのヒントに上機嫌となった日向は真紀に掴みかかるようにしてそう尋ねる。 赤嶺「う……うん。こうすると腕の回転速度は落ちるけどテコの原理でボールを持つ手首には新しく付加された円運動が付加されて、 より勢いのあるバッターの手前で伸びあがるボールが投げられるのよ」 突然の事に驚きつつも、真紀は妙に説明的な口調でそう答えた。
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0ch BBS 2007-01-24