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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】
[700]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/07(日) 19:41:20 ID:??? 時を同じくして、全国各地にもまた滝達と同じように冬の頂点を目指し更なる上昇に励む者達がいた。 〜東京、東邦学園高等部〜 日向「雷獣シュート!!」 若島津「ぐはっ!?」 日向の雷獣シュートを思い切り腹部に食らい、若島津がもんどりうって倒れる。 が、当然日向は気にした様子もなく自身の足の調子を確認していた。 日向(やはり足を地面に接触させる分負担は大きいな。一試合で打てるのは多くて三発って所か。 まあいい。今日まで実戦形式での練習をしてきた事でインターハイの時の様な馬鹿げた打ちそこないはもうしない。 後は冬に生田(仮)の奴らと当たった時に雷獣シュートで奴らを粉微塵にするだけだ) 一方、地面に臥していた若島津は己の力不足を嘆く。 若島津(ぐっ、流石はキャプテンだ……今の俺ではあのシュートは止められない…… それだけじゃない。今のままでは生田(仮)の奴らやふらのの矢車を相手にした時のように大量失点を喫してしまう。 俺の不甲斐なさのせいでキャプテンの栄光に泥を塗るわけには…… くそ、ヒューガー科学陣が開発中のあれが……『GA-RYUシステム』さえ完成すれば……) そんな光景を遠巻きに眺めながら、反対側のゴールでは反町が黙々とシュート練習を行っていた。 反町(ディフェンスができてダイレクトシュートに強いFW。それが今の俺だ。 だけどこのままで行ったら俺はいつまでも日向の露払い役。 そこから脱却するための第一歩……俺はこのシュートを完成させて言いたい事を言える男になる!) なお、この日反町の練習を見た者曰く、「反町にしては珍しく宇宙開発を連発していた」との事である。
[701]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/07(日) 19:42:41 ID:??? 〜東京、とある下町〜 沢田「えっと、ヒューガーの人の話だとたしかこの辺りだったはず……」 なにやら書かれているメモを片手に、東邦学園中等部の新キャプテン、沢田タケシは東京の下町を歩いていた。 理由は単純明快。中等部サッカー部に新戦力を勧誘するためである。 沢田(今年は決勝に進むどころか準決勝で佐野さんに負けちゃったし、このまま来年もこの調子じゃ日向さんに見放されちゃう…… 何とかして強い選手を勧誘しないと……) 今年の全国中学校サッカー大会において、東邦学園中等部は準決勝において佐野率いる比良戸中に僅差で敗れていた。 このままでは自身の敬愛(決してアレな意味ではない)する日向に顔向けでききない。 そう考えた沢田は自身に許された権力をフル活用し、有望な選手の勧誘をすることを考え付いた。 そしてヒューガーの調査でこの下町に有望な選手がいるという情報を掴んだ沢田は自らの手で勧誘するべく下町に乗り出したのだ。 沢田「え〜っと、ここが五丁目だから……あ、あそこだ!」 そして沢田は遂に目的の人物の住む家を発見する。 どうやらその家は定食屋らしく、「虎ノ屋」という看板が立てかけられていた。 〜秋田、秋田商工〜 和夫「兄ちゃん、俺達冬は出番あるのかな?」 政夫「武蔵が出ないとはいえ岩見のせいで全国で当たれるチーム数がテクモ2より一校少なくなってるみたいだし、ヤバい気がする」 相変わらず曲芸のような動きを見せながら、双子猿は自身の将来に立ちこめる暗雲に不安を感じていた。
[702]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/07(日) 19:44:05 ID:??? 判定はありませんが今日はここまで この後も岩見やら早田やら節穴やらの近況報告が続くんだぜ。まぁ試合よりは短いので一ヶ月判定なしみたいな自体にはならないはず それと今夜から一週間は夜勤なので更新時間がまた昼中心になります。ご了承ください PS:属性がないのでこのスレのくぎゅは多少頑張れる……ハズです
[703]森崎名無しさん:2010/11/07(日) 22:32:26 ID:??? 乙でしたー 判定なくても楽しんでるんでお気になさらずー
[704]森崎名無しさん:2010/11/08(月) 00:31:55 ID:??? すみません。企画スレの>>1です。 突然ですが、こちらのスレからスポンサー候補として喫茶店ポレポレを加えたいと思います。 特撮に強い方の協力が不可欠ですが、外すには惜しいので……。 近日中にお返事ください。失礼いたしました。
[705]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/08(月) 19:47:17 ID:??? >>703 乙ありがとうございます 反応あんまりなくて続けるのがちょい不安だったんですが、そう言ってもらえて幸いです >>704 了解です。今回はリアルが忙しくて参加は見送りましたが、ポレポレでもアミーゴでもご自由にお使いくださって結構ですよ〜 〜大阪、立浪高校〜 名無しA「ぬおりゃー!」 早田「駄目だ駄目だ! そんなタックルじゃ全国でまるで通用しないぞ!」 タックル練習をする名無しに向けて檄を飛ばす早田。 名無しA「ハァ……ハァ……そんな事言ったってよぉ……」 名無しB「大体が無茶な話なんだって……冬までに俺達DF全員にお前並みのボールカット能力をつけさせるなんて……」 見れば先程タックルをしていた名無しAの他にも、何人もの部員達が土まみれになってグラウンドに倒れていた。 早田「無茶でもなんでも全国で上を目指すならやってもらわにゃならん。パスやシュートまで身につけろとは言ってないんだしな。 俺一人がエースを押さえていても勝てない試合だってある。そん時の為にはどうしても必要な事なんだ」 ???「ソウデスネ。ソーダサンと皆サンガ攻撃ヲ防イデ、僕ガ点ヲ取ル。コノ必勝パターンヲ確立サセレバ、僕達ハ早々負ケマセンヨ」 と、そこにガタイの良い外国人らしき男が姿を現した。 早田「へへっ、わざわざインターハイじゃ温存したんだ。その分冬は頼むぜ、最強の助っ人さん」 ???「任セテクダサイソーダサン。僕ヲ真っ先ニ勧誘シタ事ハ絶対ニ後悔サセマセンカラ」
[706]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/08(月) 19:48:39 ID:??? 〜長崎、国見学院〜 次藤「ターイ!」 名無しA「ぬわらばっ!?」 名無しB「あべしっ!?」 名無しC「チバシゲルーッ!」 次藤の強引なドリブルを受け、名無し連中がぼろ屑のように吹き飛ばされる。 次藤「ガハハ! 今日も絶好調タイ!」 最後にGKまで吹き飛ばしドリブルゴールを決め、呵々大笑する次藤。 だが、次藤はすぐさま笑みを引っ込め神妙な顔つきになった。 次藤「にしても全国有数の名門校と聞いとった割にふとか奴が全然おらんタイ。守備どころか攻撃もワシ以下とは…… 今年は冬も絶望的じゃのう。せめて佐野ばおれば多少は楽になったんじゃが」 ???「お困りのようタイね」 次藤「む? おどば何者タイ」 ゴール前で顎を擦っていた次藤の前に、不意に九州弁を喋る小太りの男が話しかけてきた。 ???「おいどんば九州出身のしがないカレー好きタイ。そんなこつおんしお困りのようじゃのう。 おいどんの知り合いにサッカーの得意な者がおるんじゃが、ひとつ助力できんか口添えしちゃろか?」
[707]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/08(月) 19:50:09 ID:??? 次藤「ぬぅ……」 脳筋に見えてその実策謀化の次藤としては、この謎のカレー好きの申し出を素直に受けるべきかどうかは悩む所であった。 だが現在のままではどの道今年の冬は捨てざるを得ないのは明白。 ならば相手の目的がなんであれ助力を頼むのも悪くはない、そう次藤は結論を出した。 次藤「わかった。その申し出、受けるタイ」 ???「ぬふふ、おんし話のわかる奴タイね。また今度おいどんの知り合いを連れてくるタイ」 次藤「精々期待せずに待っとるタイ」 〜長野、集英高校〜 坂田「あ〜、かったりいな」 グラウンドで部員達が練習している光景を眺めながら、サッカー部顧問の坂田銀時(通称銀八先生)は死んだ魚のような目をしていた。 なお、基本的にこの男の目は死んだ魚である。 沙織「先生、相変わらずやる気がありませんね」 その銀時に釘を刺すのはサッカー部のマネージャー、城戸沙織。 ちなみに沙織は集英高校の理事長の孫娘でもある。テンプレな設定ですね。 坂田「そりゃそうですよ鬼バb……お嬢様。別に俺スポーツとか好きじゃありませんし」 沙織「あなた今鬼ババアって言おうとしてましたよね? 免職させますよ?」 坂田「すんませんでしたお嬢様」
[708]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/08(月) 19:51:45 ID:??? 沙織「全く……あなたといい星矢達といい頭の痛い事ばかりですね」 ため息をつきながら沙織は視線をグラウンドに移す。 岩見「おいこら星矢! 相変わらずスピード頼りのプレイばっかしやがって! いい加減テクニックの一つでも身につけろ!」 星矢「うるせえ! スピードは俺の持ち味だ! テクニックなんて猪口才な事しなくても俺は十分戦えるっての!」 岩見「初心者が知った口をききやがる。良いか、スピードは確かに大事だがサッカーはそれだけじゃ勝てないんだよ。 勝つために必要なのはだな……」 遊戯「結束の力だ!」 岩見「横槍をいれんじゃねえ! 確かに間違ってはいないけど!」 黒崎「これが最後の月牙天衝……二度と死神の力が使えなくなってもいいという覚悟」 岩見「今月に入ってから何度目の覚悟だオイ! 何度目の最後だ!」 そこでは、練習なのか漫才なのか判断に迷うような光景が繰り広げられていた。 沙織「インターハイの一回戦で多少は歩み寄ったのかと思えば揃いも揃って相変わらず仲は悪いまま。 どうしたものか……」 坂田「いやぁ、大分変わりましたって」 額に手を当てながら困ったような表情をする沙織に、銀時は即答する。
[709]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/11/08(月) 19:53:22 ID:??? 沙織「そうですか? 私にはどうも前のままのように思えるのですが」 坂田「ああ見えて岩見は夏までの自分本位だった所が改善されてるし、他の奴らも岩見を信頼しだしてる。 この調子なら、冬は結構良い所まで行けんじゃないすかね? あ〜あ、冬はのんびりこたつでミカンしてたかったのに」 さも面倒くさげに頭を掻く銀時を、沙織は意外そうな表情で見る。 沙織「先生、見かけによらず割と生徒の事観察してるんですね、見直しました」 坂田「そう? なら見直したついでにおじい様に俺の給料上げるように言ってくれませんかね。お嬢さm……鬼ババア」 沙織「何故わざわざ言い直してるんです? 本気で免職させますよ」 坂田「すんませんでしたお嬢様」 今日はここまで〜 あとは南葛とふらのに頑駄無。節穴さんですね
[710]森崎名無しさん:2010/11/08(月) 23:34:02 ID:??? 乙でした〜
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0ch BBS 2007-01-24