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【Somewhere】黄金のジノ3【Over the Rainbow】
[851]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/09(火) 14:36:20 ID:??? ★パオロの仕事 ダイヤJ ★ ダイヤ…公務員 母「公務員よ。パーパと同じ、ミラノ市役所で働いてるわ。」 ヘルナンデス家は、代々公務員の家系だ。 ジノが、突然変異的にカルチョの才能に目覚めただけの、ごく普通の家庭である。 ジノ「パオロがねぇ。パオロ、エンジニアになりたがってたのに。」 母「建設科にいるみたいよ。大工さんの真似やってるみたいね。」 ジノ「ふーん。」 しばらく母親と話していると、すっかり出来上がった父親が来た。 父「ジノは、モデナだったなぁ。ディノくんは元気にしているか?」 ジノ「ディノさん?…ああ、そういや、パーパと同僚だったっけ?」 父「そう!彼はいい男でなぁ!彼がモデナに行った時、市役所の女の子が悲しんだものさ!」 …ベラベラと、ディノの個人情報を話す父…。 ディノは、市役所で一番の美人と付き合い、結婚間近だ、だの… 市役所の計らいで、現在休職扱いだの… 仕事は有能であり、裏方に徹する事が出来る稀有な人物だの… ジノ「(ディノさんが、ねぇ。確かに目立たないけど、仕事するからなぁ。)」 モデナの副キャプテン・ディノ。誰にでも優しく、よく備品や芝のチェックをしている。 技量はともかく、ディノなくしてチームは上手く回らないだろう。 ジノ「(うーん…カルチョといっても、人間の集合体か。)」 チームワークのないチームでは、勝てない。その理由は、エゴを殺してプレイするディノのような選手がいないからだろう。 ジノ「(ディノさん、よく見るとモデナになくてはならない存在だな。)」 頭を叩かれた思いである。 ジノ「(…人を見る目が無いな。僕は。)」 ジノは、少し照れたように頭を掻いた。
[852]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/09(火) 14:52:32 ID:Ir4GCghg ※ディノは、某艦の副艦長さんをモチーフにしております。 ジノ「ジョバンニは?」 母「高校でカルチョしてるわよ。」 ジノ「へぇ。ジョバンニがねぇ…。」 先着二名様で。 ★ジョバンニのポジション !card ★ ★ジョバンニのレベル !card ★ JOKER…FW/母「U−15の候補になったみたいね。」 ダイヤ、ハート…GK/母「日本の高校から誘いが来てるみたいね。」 スペード…DF/母「それなりよ。県大会で頑張ってるわ。」 クラブ…MF/母「弱小チームだけど、精一杯プレイしてるわよ。」 クラブA…スコアラー/母「…怪我して、引退したけどね…。」
[853]森崎名無しさん:2010/11/09(火) 14:55:40 ID:??? ★ジョバンニのポジション スペード3 ★
[854]森崎名無しさん:2010/11/09(火) 14:56:15 ID:??? ★ジョバンニのレベル スペードJ ★
[855]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/09(火) 15:32:28 ID:Ir4GCghg ★ジョバンニのポジション スペード3 ★ ★ジョバンニのレベル スペードJ ★ スペード…DF。県大会レベル 母「DFで、県大会で頑張ってるわ。一年生だけど、スタメンだしね。」 ジノ「凄い!」 ジノは、思わず感嘆の声を上げた。 あの年代は、1、2年の差が大きい。その年代でスタメンを勝ち取ったとは、本当に凄い。 ジノ「ジョバンニが……。凄いじゃないか。あのちびっこが、DFでスタメンなんて…。」 ジノの記憶では、ジョバンニは上背に恵まれず、よく上背あるFWに上から来られて負けていた。 それを克服したのだろう。弟の活躍。嬉しくないわけがない。 自分とは根本的にレベルが違うが、そもそもが、自分達のレベルの人間こそが異常なのだ。 ジノは、自分が褒められたような思いになり、満面の笑みを見せた。 母「ふふっ。ジョバンニは、モデナの試合を録画して、ずっと見てるわ。お手本は…」 先着一名様で。 ★ジョバンニのお手本 !card ★ JOKER…リベリオ ダイヤ、ハート…モンテゼーモロ スペード、クラブ…リブタ クラブA…ジャックス
[856]森崎名無しさん:2010/11/09(火) 15:39:19 ID:??? ★ジョバンニのお手本 ハート8 ★
[857]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/09(火) 19:46:11 ID:Ir4GCghg ★ジョバンニのお手本 ハート8 ★ ハート…モンテゼーモロ 母「モデナのカピトンの、モンテゼーモロって言ってたわ。」 ジノ「カピトンか!いい所に目をつけるな!」 モンテゼーモロも、上背があるタイプではない。しかし、抜群のポジショニングセンスと、頭の回転で対応するタイプだ。 ジノ「カピトンを手本にするなら、きっと上手くなるよ。マンマ、ジョバンニは州大会まで行けるかもね。」 上機嫌に、ジノがコーヒーを啜る。 プリン をつまみながら、ジノがテレビを見ていると… ???「ただいまー。」 聞き覚えのある声が聞こえた。 先着一名様で。 ★帰宅は !card ★ JOKER…二人同時 ダイヤ、ハート…パオロ スペード、クラブ…ジョバンニ クラブA…彼女連れ…だと…?
[858]森崎名無しさん:2010/11/09(火) 19:51:24 ID:??? ★帰宅は ハートA ★
[859]森崎名無しさん:2010/11/09(火) 19:51:25 ID:??? ★帰宅は ダイヤJ ★
[860]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/09(火) 20:26:52 ID:??? ★帰宅は ハートA ★ ハート…パオロ ジノ「パオロ、お帰りー。」 パオロ「………え?じ、ジノ?!お前何でいるの?」 久々の再会だというのに、雰囲気も糞もない。 ジノ「なんだよー…帰って来たらまずかったの?パオロ。」 拗ねて見せるジノに、パオロは困ったように笑った。 パオロ「…いや、びっくりしただけだ。さっき、彼女とお前の話をしてたし。」 …………彼女………… ジノの顔が険しくなる。 ジノ「……パオロなんか、大嫌いだ。」 パオロ「?!」 いきなりの宣言に、パオロが笑う。 パオロ「…なら、このケーキはいらんな?」 ジノ「大好きです、お兄様。」 その光景を見て、両親が笑う。 兄弟の中で、一番自立が早かったジノだが、その実は、兄弟の中で、一番寂しがりの甘えっ子だ。 真ん中の子供だった為、両親より兄弟と絆が深い。 同世代との寮生活に馴染めたのも、幼少の時からの経験だろう。 まだじゃれ合う二人を見て、両親は笑みをこぼした。
[861]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/09(火) 20:29:40 ID:Ir4GCghg ※病み上がりなので、本日はここまでにします。 皆様、くれぐれも風邪にはお気をつけて…。
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0ch BBS 2007-01-24