※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【Somewhere】黄金のジノ3【Over the Rainbow】
[938]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/22(月) 21:55:39 ID:??? ★影 JOKER ★ JOKER…パタリロ パタリロ「どうやら、マライヒは上手く溶け込んでいるみたいだな。」 三頭身のヘチャムクレ…もとい、ペルージャのオーナーにして、マリネラの国王… パタリロ・ド・マリネール。 彼は、双眼鏡でマライヒ達を見守っていた。 双眼鏡を近くにいたタマネギ武官に渡すと、満足そうに微笑んだ。 タマネギ1「殿下が人の心配だなんて、珍しいですね。」 パタリロ「マライヒの心配?そんなのはしてないぞ。」 パタリロはそう言うと、大きく伸びをした。 パタリロ「トトカルチョは、金になってな。クラブ運営には多少金がかかるが、僕の懐には小銭が入る。」 額は少ないが…違法である。バンコランあたりに知れたら、ただでは済まないだろう。 しかし…危険だからこそ博打というものは面白く…… タマネギ2「少佐に知れたら大変なんじゃないんですか?」 パタリロ「あいつには年にかなりの額を支払っているんだ。きっと黙ってくれるだろう。」 タマネギ3「ちなみに、トトカルチョに幾ら賭けているんですか?」 パタリロ「1ユーロ。ペルージャの試合に、毎回賭けているぞ。開幕では、10ユーロも儲けた。」 タマネギ「………………………………。」 …バンコランが黙って見過ごしている理由が、よくわかったタマネギ達であった。
[939]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/22(月) 22:13:59 ID:dTpu5O6I パタリロは、タマネギ達の納得した様子に意地の悪い笑いを見せた。 パタリロ「(馬鹿め。僕の本当の狙いは、昇格の補助金だ。)」 セリエAに昇格すれば、莫大な額のお金がクラブに入る。 Aでも、またフリーエージェントの選手を上手く獲得すれば、丸儲けだ。 パタリロ「(だからこそ、僕はクラブを買収し、わざわざイタリアくんだりまで来ているんだ。) さて、せっかくだからクラブの様子を見に行くか。」 パタリロの様子に、タマネギ達は… 先着一名様で。 ★パタリロの悪企み !card ★ JOKER…タマネギ「ああ、クラブって監査も入りますから。」 ダイヤ、ハート…タマネギ「(…悪企みしているな。少佐に報告しておこう。)」 スペード…タマネギ「(…何か企んでいるのは間違いないが…)」 クラブ…タマネギ「(…まぁ、額が額だし、心配する事でもないか。)」
[940]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 22:15:15 ID:??? ★パタリロの悪企み ハート4 ★
[941]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/22(月) 22:58:37 ID:dTpu5O6I ★パタリロの悪企み ハート4 ★ ハート…バンコランに報告された タマネギ1「(…何かはわからないが、悪企みをしているな。)」 タマネギ2「(ああ。)」 タマネギ3「(少佐の耳に入れておこう。)」 長年のパタリロとの付き合いで、パタリロが何か企んでいる事は読めた。 マリネラ国王が犯罪に手を染めたとあっては、マリネラ王室の恥だ。 バンコラン達と連携を取り、何とか未然に防ごう…。 タマネギ達は、お互いを見て頷いた。 -----練習場----- バンコラン「それでは練習を始める。」 長い黒髪に、アイシャドー。ジャージ姿が似合わない事この上ない。 周りも、似たようなものであり…アインは、犯罪的にジャージが似合わない。サヤカが見て爆笑するレベルだ。 案外似合うのは、ラシャーヌ。口を開けずに喋るという不気味な特技の持ち主だ。 FWのマライヒ、OMFの啓人、DMFのジャッカル、DFのメフメト、GKのアイン。 それがペルージャの主力ラインである。 …ラシャーヌ?立派なチーム内ニートとして、無駄飯を喰っておられます。 やる気のカケラもなく、あっさりと啓人にポジションを明け渡し、のんびりとイタリアの生活を満喫。 バンコランは、移籍リストのトップにラシャーヌの名を書いているが、どこも欲しがらず現在に至っている。 ラシャーヌの為に言っておくと、才能はあるが、それを活かす術を間違える…。そんな選手である。 開幕戦の前半に出場したが、やる気のカケラさえないプレイを見せ、干されたのであった………。 ※本日は、ここまでにします。
[942]森崎名無しさん:2010/11/23(火) 01:17:29 ID:??? 乙でした。 ……常識が通用しなさそうなチームですな。
[943]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/23(火) 05:07:08 ID:7YOIytFg >>942 乙感謝です。 能力的には、常識の範疇の選手ですよ。…オーナーとラシャーヌが出張るならわかりませんが…。 松田「さー、練習、練習。シュート練習だ。」 啓人は、GKを見た。ゴールを守るのは、守護神のアインのはず…。 −−−是羽高校−−− ???「…あれ?そういやロッキーは?」 先着一名様で。 ★GKは… !card ★ JOKER、クラブA…だ、誰?! ダイヤ〜スペード…アイン クラブ…あ、アインが二人…?!
[944]森崎名無しさん:2010/11/23(火) 06:44:53 ID:??? ★GKは… ダイヤ8 ★
[945]森崎名無しさん:2010/11/23(火) 10:20:29 ID:??? やるじゃない
[946]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/23(火) 14:53:09 ID:??? ★GKは ダイヤ8 ★ ダイヤ…アイン −−−是羽高校−−− ???「あうっ!ロッキーくんなら、サッカー部に入部したのだ!」 ???「サッカー?あいつバイトで大変だろうに、よくそんな暇が…」 釣り目の、目付きの悪い大男がひとりごちる。 ???「さぁ?なんでも、神と崇める人がサッカー始めたらしいわ。」 ???「ふーん。何にせよ、ご苦労なこった。」 −−−ペルージャ−−− アイン「うっ…!」 アインは、キャッチに行こうとするも、ボールを派手に逸らした。 アイン「やるじゃない!」 啓人を振り返るアインだが… 松田「…キャッチは、本当に下手だよね。」 マライヒ「パンチングなら、Aの選手クラスなのに。」 返って来たのは、辛辣な評価だった。 アイン「でもよぉ、どうやりゃいいんだい?俺はゲンコツは叩き付けるもんだと思って生きて来たんだぜ?」 ああだ、こうだ、と議論が始まる。 …議論の中、カサカサとゴキブリが這いずりまわる音がした…。
[947]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/23(火) 20:09:41 ID:??? パタリロ「諸君、おはよう。」 マライヒ「腕だけで抑えようとしてないか?」 パタリロ「……諸君、おはよう。」 松田「胸キャッチの練習とか…」 パタリロ「…………諸君…………」 アイン「難しいな…」 パタリロは拡声器を持ち、叫んだ。 パタリロ「諸君!!」 マライヒ「何だよ、パタリロ!」 耳を押さえたマライヒが、苦情の声を上げる。 パタリロ「気付いてるなら、返事位せんかい〜!」 得意の、妖怪のような格好で叫ぶパタリロ…。 マライヒ、松田「きゃーーっ!」 次の瞬間………アインの拳がパタリロの顔面を捕らえた。 アイン「な、何だ、この妖怪は!」 派手に吹き飛ばされ、地面を転がるパタリロ…。さすがにやり過ぎたか、とアインがパタリロを見るが… パタリロ「というわけで、視察に来た。しっかりやっているか?バンコラン。」 ノーダメージのように立ち上がるパタリロ。 アイン「………………」 アインは、近くにいたジャッカルの弟に手招きした。 ジャッカル弟「どうした?」 …………彼の身に起きた不幸は、割愛する…………。 アイン「やっぱり俺は強いじゃないか。」 マライヒ「パタリロが異常なだけだから、気にしなくていいよ。…例えば…」 マライヒは、パタリロの後頭部に目掛けてナイフを投げる。 すこん、といい音と共にナイフが刺さるが、パタリロは倒れもしない。 マライヒ「ほら、効いてないだろ?」 アイン、松田「おー。」 パタリロ「痛いわーっ!」 5本位刺さった所で、パタリロは、ようやく苦情の叫びを上げたのであった…。
[948]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/23(火) 20:18:57 ID:7YOIytFg 小競り合いを始めた、マライヒとパタリロ。バンコランにしてみると、日常茶飯事である。 猫掴みにパタリロを持ち上げると、小競り合いを中断させる。 バンコラン「…お前は、視察に来たのか?邪魔しに来たのか?どっちだ?」 パタリロ「勿論視察だ。」 バンコラン「なら、視察していろ。マライヒ、松田、アイン。練習に戻れ。」 ぽい、とパタリロを投げ捨てるバンコラン。 パタリロ「バンコラン。」 バンコラン「何だ?」 先着一名様で。 ★美しさは罪 !card ★ JOKER…パタリロ「僕も今日から選手だ。」 ダイヤ…パタリロ「Bの強敵は、どこだ?」 ハート…パタリロ「最近、マライヒと上手くいっているか?」 スペード…パタリロ「戦力は十分か?」 クラブ…パタリロ「あの少年に手を出さないのか?」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24