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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[559]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 21:08:28 ID:??? 当然ながらこの石崎の行為は全日本メンバーの大顰蹙を買い。 石崎は元々低かった信用を更に落とし、彼が信望する翼派閥の評価までも下げてしまうのだが……。 その話は反町達にはあまり関係が無いので、ひとまず置いておく事にしよう。 ともかく、石崎はその後も何やら喚いていたが……次籐と高杉に抱えられてその場を退場し。 一方でチルノは岬と松山に助け起こしてもらいつつ、頬を膨らませて同じくその場を立ち去る。 チルノ「(あんのお猿め……! このあたいによくも恥をかかせてくれたわね!! 畜生、次にあった時はぎったぎたのめっためたのけちょんけちょんにしてやるわ!!)」 プライドだけは一級品のものを持つチルノにとって、地面に這い蹲らされたというのは何よりも屈辱的な事実であった。 しかも、それが自分が馬鹿にしていたお猿――石崎にやられた事なのだから、その屈辱感はより一層激しい。 チルノは頬を膨らませながら、それと同時に強く石崎への復讐心を燃やし……。 見上「馬鹿者! たかだか猿顔を馬鹿にされたくらいで暴力行為を働くものがいるか!!」 石崎「で、ですけど監督ぅ……」 見上「試合で挑発行為を受けた場合でも、暴力行為を働けば罰せられるのはお前になるんだぞ!! 一体何を考えているんだ!」 石崎「うぅ……」 一方で石崎は見上から直々に大目玉を食らい、お猿よろしく反省をしていたのだった。 石崎「(畜生! こうやって監督に叱られるのも全部あのチビのせいだ……! 見てろよ、次は……次は、サッカーであいつをぎゃふんと言わせてやる!)」 高杉「(……子供に張り合ってどうすんだよ、石崎)」 ……訂正、反省はしていなかった。 ※チルノと石崎の感情が チルノ→(嫌な奴)←石崎 になりました。 ※全日本メンバーの石崎に対する感情が 全日本→(………)→石崎 になりました。 ※翼の支持率が下がった気がしますが、反町にはあまり関係ありません。
[560]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 21:09:28 ID:??? こうしてチルノと石崎が互いに憎しみあっていた頃。 一方でその騒ぎに加わらなかった者達の一団の中に、大空翼とサンタナはいた。 とはいえ、こちらもまたサンタナが翼を挑発するような言葉を吐いて茶化しており。 根本的に、性格の面で言えばチルノもサンタナも似たり寄ったりな点が露となっていたのだが……。 翼「…………」 サンタナ「(ちぇ、つまんないなぁ。 なんにも言い返してこないじゃん)」 しかし、翼はそんなサンタナの挑発を徹底して無視しただ黙々と練習を続けた。 こうなっては、挑発をする側のサンタナとしても面白くなく。 どことなくつまらなそうな表情を浮かべつつ、ドリブルをする翼の前に飛んで移動をする。 サンタナ「ちょっとー、少しはこっちを構いなさいよー。 つまんないじゃん」 翼「……悪いけど、今はそんな余裕が無いんだよ。 邪魔するならどこかへ行ってくれ」 サンタナ「ちぇっ……なら、邪魔しなきゃいいんでしょ? 一緒に練習しましょうよ」 翼「………………」 基本的に退屈を嫌う妖精――サンタナもその例に漏れず、現状、翼が相手をしてくれないというのは非常につまらない。 ならばここはからかって遊ぶよりも一緒に練習をすれば、まだ面白かろうと判断し練習をしようと誘うのだが……。 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★成長チャンスです→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→サンタナ「っていうかコーチしてあげるわ!」 なん……だと……!? ダイヤ・ハート→翼「……わかった。 ただ、真面目にやってくれよ」 了承をしました スペード・クラブ→翼「………………」 無言を貫き、そのまま一人で練習を続けました
[561]森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:10:43 ID:??? ★成長チャンスです→ クラブ2 =★
[562]森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:11:22 ID:??? ★成長チャンスです→ ダイヤ8 ★
[563]森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:11:50 ID:??? 絵札を無駄にするとは惜しい男達よな
[564]森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:12:20 ID:??? ★成長チャンスです→ ハート7 =★
[565]森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:12:50 ID:??? 子供に優しくない男達じゃのう……
[566]森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:46:31 ID:??? 試合からこっちキャプ翼キャラには良くない流れが続いてるね
[567]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:40:54 ID:??? ★成長チャンスです→ クラブ2 =翼「………………」 無言を貫き、そのまま一人で練習を続けました★ ============================================================================================ 翼「(一緒に練習だって……? ……確かに、圧倒的にレベルが違う君達と一緒に練習をするなら。 一人で練習をするよりもよほど効率的に練習が出来るかもしれないが……)」 ダダダダダッ!! サンタナ「あっ、ちょっ、こらっ!!」 翼「(必要ない……! 敵の施しなんて……ゴメンだ!!)」 頭ではサンタナとの練習で多大な効果が期待される事は理解しつつも……。 しかし、高すぎるプライドが災いをしてか翼はサンタナの言葉を無視してドリブルをしながらその場を立ち去る。 自身の才能と努力量を信じているからこその、この翼の選択。 それを見てサンタナは憤慨しながら、その場を立ち去って周囲をうろつき始め。 翼は単身、再び練習に励み始めるのだった。 翼「くっ……!」 しかし、その練習があくまでもそこそこの伸びしか見せなかったというのは言うまでもない事である。
[568]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:42:12 ID:??? 反町「練習終了か……」 三杉「うん……」 こうして全日本のメンバーが、思っていた程オータムスカイズの選手たちと交流をしなかった午後の時間。 再び時間を戻し、練習を終えた反町と三杉は互いに練習の成果を実感しながら……。 何となく無言になりつつ、立ち尽くす。 練習が終了――となれば、そろそろ反町もまた幻想郷に帰らなければならない。 久方ぶりに全日本のメンバーと出会い、試合をし、そして森崎や早田と会話を交わした時間も終わり。 改めて、反町は自分が全日本の敵に回ってしまったんだなと実感をする。 三杉「次に会う時は……大会で、かな」 反町「……そうだろうな」 不意に三杉は口を開き、それに反町も同調しつつ頷きを見せる。 次に会う時は大会――即ち、再び1ヶ月という期間――反町は幻想郷で過ごすのである。 それに対して、思うところが無い訳ではないが……。 反町「次も……俺たちが勝つ。 幻想郷が、全日本に」 三杉「いい意気込みだ。 だが、僕達だって負けるつもりはない。 ……大会途中で敗退しない事を願うよ。 君はどうもクジ運が悪いからね」 反町「い、嫌な事言うなよ。 気にしてるんだから……」 何故か大会ではいつも強豪と呼ばれるチームとばかり当たる事が多い反町は三杉の言葉にあからさまに嫌な顔を浮かべ。 それを見て三杉はくすりと笑いつつ、チームメンバー全員を集めようとしている見上の元へと向かってゆく。 三杉「それじゃあね、反町。 ……出来うる事なら、決勝で会いたいものだ」 反町「……ああ!」
[569]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:43:12 ID:??? ……… …… … 反町「よし、それじゃあ帰ろうか!」 サンタナ「(あーあ、あの後も結局誰も相手してくんなかったしなー。 つまんないの)」 チルノ「(……どうでもいいけど、あのお猿って試合には出てくるのかしら? 出てこないならぎたぎたのしようもないんだけど)」 三杉と別れた反町は、フィールドに散らばっていたオータムスカイズメンバーを集め。 話をする見上の邪魔にならないように、そそくさとスタジアム内へと移動。 点呼を取って全員が揃っていることを確認すると、早速帰ろうと言い。 紫を呼んでスキマをひらいてもらい、幻想郷に帰ろうとするのだが……。 にゅにゅにゅっ! 紫「ちょっと待って〜。 帰る前に、まだやることがあるのよ〜」 反町「うわああっ!?」 幽香「……なんてトコから出てきてんのよ、あんたは」 その瞬間、不意に天井に裂け目が出来たかと思うと紫がさかさまになりながら顔を出し口を開き。 反町は目の前に突然紫が現れた事で驚きつつ……一方で幽香は呆れたような言葉を吐く。 しかし、紫はそれを気にするような素振りは見せず微笑を浮かべたままスキマから飛び降りると……。 パチン、と一つ指を鳴らし……それと同時……。
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0ch BBS 2007-01-24