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【最強への】キャプテンEDIT15【挑戦】
[258]森崎名無しさん:2010/10/15(金) 21:56:08 ID:??? ★その後の展開→ ハートQ =★
[259]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/15(金) 22:12:31 ID:??? ★その後の展開→ ハートQ =★ ハート → こぼれ球の取り合いで、松山がボールをフォロー! だけど、既にヘロヘロだぞ? ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 数分後、中盤でこぼれたボールの取り合いで、松山がボールを押さえた。 だが、松山は体力を使い果たしており、ほとんど気迫だけで立っているようなものである。これ以上のプレイは、難しい状態にあった。 ……それでも彼は、前へ進む。 松山「……行か、ないと。これを、前線まで、運ぶんだ……っ!」 実況「中盤でのこぼれ球争い、これを制したのは後半半ばから消えていた松山くんです! しかし、見るからに消耗は大きいぞ!? 足取りにも力は無い! この状態で戦えるのかーっ!?」 長池「松山……」 見るに堪えないか、思わず顔を歪めてしまう長池。それほど、松山は消耗していた。 地を這うようなのたのたとしたドリブル。 上体はバランス悪くガクガクと揺れ、足は痙攣に見舞われたのか生まれたての小鹿のようにプルプルと震えている。 最早、ボールをキープしていられるのが奇跡のような憔悴ぶり―― 松山「行く、ぞ……長池っ!」 長池「……来るか、松山っ!」 ――それも、二人の間には関係の無いことだった。 立つのは全国大会という退くことのできない大舞台。眼前には因縁を抱えた宿敵。 それを前に、対決以外の何の選択肢があるというのだろう。 長池(松山、せめて俺の手で引導を渡す――!) 松山(長池、お前を倒して俺は先へ行く――!) 二人の、恐らくはこの試合で最後の交錯が、いま繰り広げられようとしていた。
[260]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/15(金) 22:13:36 ID:u+nr5pag 先着2名様1行ずつで以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 【攻撃】 ★松山→ドリブル 47+重ガッツ切れペナ(-5)+!card=★ 【守備】 ★長池→タックル 45+!card=★ 攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します 2≦ 松山がドリブル突破 1= 若松がフォロー 0= こぼれ球の奪い合いに ランダム -1= 瀬川がフォロー -2≧ 鳴紋中ボールに 【備考】 ドリブル対タックルは接触プレイです。両者のカードがクラブで一致した場合、カードの数字の低い方の反則になります。 松山のカードがダイヤの時【雪だるまキープ(+3)】が発動します 長池のカードがクラブ以外の時【ヘルズタックル(+3・吹っ飛び係数4)】が発動します スキル・フェアプレイ精神により長池は反則を犯さず、替わりに反則の条件を満たした時は-3のペナを負います。
[261]森崎名無しさん:2010/10/15(金) 22:13:54 ID:??? ★松山→ドリブル 47+重ガッツ切れペナ(-5)+ ダイヤ7 =★
[262]森崎名無しさん:2010/10/15(金) 22:14:01 ID:??? ★長池→タックル 45+ クラブ2 =★
[263]森崎名無しさん:2010/10/15(金) 22:14:10 ID:??? ★長池→タックル 45+ ダイヤA =★
[264]森崎名無しさん:2010/10/15(金) 22:15:02 ID:??? なにィ!?
[265]森崎名無しさん:2010/10/15(金) 22:36:20 ID:??? 燃え尽きる寸前のロウソクみたいだな
[266]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/15(金) 22:41:11 ID:??? ★松山→ドリブル 47+重ガッツ切れペナ(-5)+ ダイヤ7+雪だるまキープ(+3) =52★ ★長池→タックル 45+ クラブ2 =47★ 2≦ 松山がドリブル突破 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 松山(負けられない――) その一念が、崩れ落ちかける身体を支えている。 松山(負けられないんだ――) 体力の枯れ切った身体に、代わって意地と執念が満ち満ちる。 長池「――――っ!?(こ、この目は……死んでも引かない気か、松山っ!)」 眼と眼が合った瞬間、長池の背筋に戦慄が走る。 二人の勝負がどこで決したか。それをあえて決めるならば、今この瞬間だろう。 気圧されて怯んだ長池を、半ば突き飛ばすようにして松山は走る。 松山「負けられ、ないんだァァァァァ!!」 長池「ぐうっ!?」 大前「な、長池さんっ!?」 苔の一念、岩をも徹す。ついに松山は、限界を向かえつつある身体で長池を超えた。 松山(そうだ、俺は負けられないんだ。この大会に向けて、ほとんど俺の意地を通すために、鬼の心でみんなを鍛えてきた。 長池に言われたことを否定したくて、ふらの中が最高のチームだと証明したくて……! それは、俺の我儘だ。 けど、我儘のためみんなに苦労を強いた俺が、ここ一番で諦めるわけにはいかないっ! 点差があろうと、時間が無かろうと、例え俺が死のうとだ! もし諦めたら、俺の理想もみんなの努力も消えてなくなる! それが嫌だから――絶対に諦めない!)
[267]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/15(金) 22:42:15 ID:??? 長池「くっ……負けたか。技量も、信念も」 実況「ま、松山くん、抜いたァ!? 今にも倒れそうな状態にもかかわらず、長池くんを突破します! どこにそんな力が隠されていたのか!? 凄まじい底力です!」 三杉「……馬鹿な! こんな状態で、まともに相手を抜ける訳が無い!」 弥生「え? で、でも抜いてますよ!?」 森崎「おいおい、諦めが悪いにも程があるだろう!?」 翼「な、なんていう精神力なんだ……! この土壇場で、これほどの底力を発揮するなんて!」 不可能を可能にする、魂を削るプレイ。それは天才を自負する三杉や翼。意地の塊のような男である森崎ですら、驚嘆せざるを得ない。 国岡「ったく、何やってんだか、長池さんよ! そんな死に損ない相手に抜かれないでくださいよねェ!」 今にも崩れそうな松山に向かって、国岡が嬉々として詰め寄る。 対する松山は、
[268]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/10/15(金) 22:43:33 ID:??? 松山「…………(ヨロリ)」 菱野「! よろけた……いえ! スペースのあるサイドに誘っていますわ! 国岡さんを抜いて、ラストパスを出す気です!」 やす子「じょ、冗談でしょ! 立ってるだけで苦しい状況で、なお考えうる最善のプレイをしようっていうの!?」 本多「国岡! 時間を稼げ! 力尽きかけていても、相手は全国トップクラスなんだ!」 国岡「ばーかっ! んなこと言って、手柄を横取りする気かよ? そうはいかねえんだよ!!」 相手は所詮、半死人。そう高を括って笑みをこぼす国岡を前に、松山は凄絶な眼光を光らせる。 松山「……ど、けっ!」 国岡「どかねーよ! 先に行きたかったら抜いてみな!」
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0ch BBS 2007-01-24