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【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】
[128]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:17:12 ID:Sn1h8Sec ★日向 ライトニングタイガー ( ダイヤ9 ) 85+( 6 + 5 )+(完全フリー+2)=98★ ★ディアイエ パンチング ( ダイヤ3 ) 75+( 4 + 2 )+(オワイランのサインプレイ+5)=86★ *吹っ飛び* 【シューター】−【キーパー】≧2→日向のライトニングタイガーがサウジゴールに突き刺さる! ----------------------------------------------------------------------------- 日向「走れ稲妻!」 グワァアアアアアアアアッ!! ビキビキビキッ! 日向「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜!!!」 バジュッグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!! オワイラン「………!」サッ およそ人がサッカーボールを蹴ったとは思えない爆音が轟いたのとほぼ同時に オワイランはディアイエに飛ぶ方向を指示していた。 そして瞬時にそれを後悔した。
[129]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:17:24 ID:Sn1h8Sec ギュゴゴゴゴゴグォオオオオオオオオオオオオオオ!!! ディアイエ「え…?」 哀れディアイエは練習通りにオワイランが指示した方向に飛んだ。 それが自殺にも等しい行為だった事に彼の本能が気づいた時にはもう遅かった。 ゴッガァアアアアアアアアアアアアン!! ビリィイッ! ボッガァァアアアアアアアアン!! ポンポンポン… 悲鳴を上げる事すら出来ず吹っ飛ぶ彼の姿を尻目に、全くと言って良い程威力を落とさなかったボールが ゴールネットを突き破り、それでもまだ足りんとゴール裏の広告ボードに大きな穴を開けてからようやく止まる。 0.1秒単位で起きたこのシュールな惨事の一部始終を理解出来たのはほんの一握りの者達だけだった。
[130]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:17:39 ID:Sn1h8Sec 観客「えっ?何今の変な音?」「な、何だ?何でサウジのキーパーが倒れているんだ?」「何時の間にかボールがあんな所に…」 シーーーーーーン… 実況も含め観客の大半が何が起こったか分からず、混乱に満ちた僅かなざわめきを除き会場全体が静寂に満たされる。 オワイラン「ディアイエェエエエエエッ!!」 日向「ククククク…フフフフフフ…ハァーーーーーッハッハッハッハァッ!!」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! それを破ったのはディアイエの悲痛な叫びと日向の獰猛な高笑い、そしてようやく思い出した様に吹かれたホイッスルだった。 全日本 1−0 サウジアラビア
[131]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:17:51 ID:Sn1h8Sec 放送「ゴ…ゴール…ゴールです…!ひ、日向くんのとんでもないシュートが驚異的な威力を持って ディアイエくんを吹き飛ばし、ゴールネットを突き破り、更に広告ボードを破壊してしまいましたァアアア!! 放送席の視点からはフィールド上に光の筋が走った様にしか見えなかったのですが、ピッチレポーターによると そうなっていたそうです。し、しかし口に出すだけでも信じられない結果ですが…とにかく、前半43分! ついに、ついに全日本ユースが先制点を入れ難攻不落のサウジゴールを攻略しました〜〜〜!!」 ザワザワザワ… 観客「…え?今、そんな事が起きたの?全然見えなかったぞ?」「ゴールネットとかを見れば本当なんだろうけど…」 「マジかよ?そんなのサッカーボールで出来るのか?」「目にも止まらぬシュートなんて、どうやって止めろってんだよ…」 チャ「…バカな。あんなの、ブンデスリーガのトップでも滅多に見た事が無いぞ」 イ「あのシュナイダーのファイヤーショットを遥かに上回る…信じられない…」 李邦坤「え〜と…一応聞くけど、アレ止められる?陸」 陸「かなり分が悪いアル。よってそこの変態に任せるネ」 李邦内「…うわっ!やめろ肖、みっともないぞ!」 肖「ジュルジュルジュル…ハァハァハァ…」 呉「ダメだ、何も聞こえていない…」 王「飛!隠せ、こいつの痴態を立って隠すんだ!」 飛「わ、分かった…うわあ、嫌だなこれ」
[132]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:18:02 ID:Sn1h8Sec あまりにも衝撃的なゴールシーンに実況がどもりながら煽っても他チームの選手達以外の観客は戸惑うばかりだった。 だがフィールド上の当事者達はそんな事をしている場合ではなく、特にサウジ側は蜂の巣を叩いた様な騒ぎになっていた。 オワイラン「ディアイエ!しっかりしてくれ、ディアイエェエエエ!!」 ディアイエ「う、うげ…ご、ごごご…」 バルカン「(そうか…この腹が守ってくれなかったら、俺もこんな事に…)」 サウジメンバー「え?え?」「おいよせよディアイエ、その冗談は笑えないぞ…」「バカ!不謹慎な事を言うな!」 白目を剥いて呻くディアイエと、彼を泣きそうになりながら抱き起こすオワイラン。そして真っ青になりながらそれを見るバルカン達。 優しい心を持ったストライカーなら罪悪感にかられそうなそんな光景は日向にとっては最高のご馳走である。 日向「たった一点であのザマか…所詮は守備しか出来ないチームの悲しさだな、フフ」 松山「(こいつには人の心と言う物がないのか…?)」 岬「…凄いね、小次郎。敵に回すと恐ろしいが味方になっても尚恐ろしい…君らしいよ」 日向「ククク、お前も良く分かっているじゃねえか」
[133]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:18:13 ID:Sn1h8Sec 三杉「…コホン。だがそのシュート、足にかかる負担はネオタイガーショット以上なんじゃないか? 既に両足が痙攣しているのが見えるぞ。一試合に打てるのは精々3本じゃないか?」 日向「大体その位だな。なあに、3点も取れば勝ったも同然だろ?」 若島津「…確かに。攻撃陣が3点も取ったのにそれでも負けたら守備陣の責任ですね」 早田「つーかお前も守備参加しろよ。FWだって守備して当たり前だろーが」 日向「気が向いたらしてやるよ。お前らがだらしない時にな」 中山「全く…ところでなんでライトニングなんだ?確かに電光石火なスピードと威力だが」 日向「足を振り上げた時に全身に稲妻の様な感覚が走るからだ。後は落雷と共に落ちる妖怪に因んだだけだ」 三杉「(足をあれだけ高く振り上げれば当然痛いだろうさ。彼程のフィジカルが無ければ 選手生命を削る所かあっという間にケガを…する以前にあんな体勢ではバランスを崩してしまうだろうな)」 岬「とにかく、これでこの試合は圧倒的に有利になったと見て良いね。情けは禁物だけど、相手が少々かわいそうになる位」
[134]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:18:26 ID:Sn1h8Sec 敵に恐怖を、味方にも畏怖をもたらす日向のライトニングタイガーは一気に場内の注目をかっさらっていった。 勿論日向が上機嫌になればなる程超モリサキの機嫌は悪くなる。 超モリサキ「ウギギギ…やっと一点取っただけで大威張りしやがってェ…」 普段の彼なら日向に野次を飛ばすなり、サウジを挑発するなりして鬱憤を晴らしている所だが 現実的な問題として今は何を言っても日向の株を落とせないと理解していたし、そんな余裕も無かった。 予想以上に強大なストライカーとして帰ってきたその力に危機感を抱かずには居られなかったのだ。 絶対的な優位性を保っていた筈の相手に、予想外に早く追いつかれて動揺しない者はいない。 超モリサキ「(クソッ、面白くねえ!アレを今の俺に止められるか?…5分5分程度だろうか… クソッ、こうなりゃ絶対今以上のセービングが出来る様にならなくちゃいかん。それも早い内に)」 文字通り雷の様な衝撃を生み出す日向のライトニングタイガー。 その轟きは全日本ユースの戦いのレベルが一段上に登った事を知らせるゴングでもあった。 日向チーム内支持率:28→33 *日向のシュートは限界に達しているのでフラグは立ちません。
[135]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/04(木) 20:22:21 ID:Sn1h8Sec いったんここまで。
[136]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/05(金) 00:05:10 ID:XVz8x8bs ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ! その後前半の残り約3分間(含ロスタイム)、サウジアラビアはパス回しで時間を潰した。 日本もこれを無理やり追いかける真似はせず、何事も無くハーフタイムがやってきた。 放送「ここで前半終了です。スコアは1−0で日本がリード。序盤からずっと猛攻に晒され続けた サウジアラビアは凄まじい粘りを見せてくれましたが、終盤にあまりにも痛すぎる失点! 元々守備力は良いが攻撃力では圧倒的に日本に劣ると言われており、 実際にそれを裏付ける展開となってしまったサウジアラビアは後半同点に追いつけるのでしょうか? それともこのまま日本がワールドユースへの切符を手に入れるのでしょうか? 短い休憩時間の間に、運命の45分について思いを馳せて下さい」 賀茂「ま、もう勝負は決まった様なもんだがな」 片桐「ええ。油断とは別問題で、こんなに一方的になった試合に敵の万が一を許してはいけません」 陽子「サウジアラビアはリードされた時点で勝ち目が殆ど消えますからね」 賀茂「………ワールドユースか…くそーっ、俺も行きたかったなァ」 片桐「スタッフとして行けるだけでもマシだと考えましょう…」 陽子「(兄さん…)」
[137]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/05(金) 00:05:24 ID:Sn1h8Sec *ハーフタイムに入り、全キャラのガッツが200回復しました。 残り/最大 635/800 和夫 700/700 三杉 390/900 日向 850/850 岬 795/800 政夫 850/850 松山 750/750 中山 800/800 若島津 800/800 早田 750/750 中里 835/835 森崎 900/900 葵 850/850 山森 800/800 次籐 750/750 新田、沢田 700/700 反町、井沢、石崎、赤井 650/650 滝、高杉 600/600 来生
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0ch BBS 2007-01-24