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【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】
[375]創る名無しに見る名無し:2010/11/18(木) 07:55:00 ID:4MS5DkTa 2週間くらいぶりに来て、一瞬スレ間違ごうたのかとおもた
[376]創る名無しに見る名無し:2010/11/18(木) 13:32:55 ID:3Imx4OrQ サッカーが見たいんや!
[377]創る名無しに見る名無し:2010/11/18(木) 18:34:18 ID:e1DAvZft ときめきメモリサキ乙でした こんな男らしい森崎が見れるなんて!
[378]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:44:22 ID:6OyyPNnm そして夜は明け、アジア予選最終日がやってきた。 〜インドネシア首都ジャカルタ、ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム〜 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 観客「いよいよ始まるぞ!」「まだか!いい加減待ちくたびれたぞ!」「後15分だ、落ち着いて待て!」「どっちが勝つんだ?」 「そりゃーもう日本だろ?得失点差で圧倒してるぜ!」「だが中国は日本が唯一苦戦した韓国を大差で下しているぞ」 放送「アジア中の皆さんこんにちは!ここゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムは既に今年の若手アジアナンバー1を 決める一戦を目撃しようとするサッカーファンで超満員です。改めて言うまでもありませんが、 お互いワールドユースへの切符を獲得済の決勝の舞台でぶつかるのは日本と中国! 全日本ユースは大会前から優勝候補筆頭と言われ、それに相応しすぎる程の圧倒的な戦績で勝ち上がってきました。 彼らは4年前のフランス国際Jrユース大会で誰も予想していなかった優勝を果たし、 それがフロックではなかったと証明する為に来年のワールドユースに殴りこもうとしているのです。 しかしそんな日本に挑まんとするのはダークホースの一角でしかなかった筈の中国! 数々の優勝候補を食い破りここまで勝ち上がってきた彼らは一種の不気味な強さを持っています。 前評判を覆し下克上を果たすと言う点では日本以上の成果を上げようとしているチームです。 二つの好対照なこのチームで、より上に行けるのはどちらか?待った無しの真剣勝負が始まろうとしています!」
[379]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:44:34 ID:6OyyPNnm 既にワールドユース出場権争いは終わったのにも関わらず、観客たちの熱気は高かった。 それは彼らの大部分を占めるインドネシア人にとって、自チームの敗退は予想通りだったからかも知れない。 彼らの大半はどうせ来年のワールドユースはテレビでしか見れない物なのも大きいだろう… 観客席の一角で賀茂と待ち合わせをする片桐はそんな分析をしていた。 賀茂「よ、お待たせ」 片桐「ご苦労様です。どうでしたか?」 賀茂「他大陸のチーム関係者っぽいのはみつからなかったぜ。記者は何人か見かけたがな」 片桐「ふむ。やはり注目度は低いですか」 賀茂「所詮アジアって事だろうな。ま、本番はこれからだ。ところで…妹はどうした?」 片桐「…留守番役を買って出ました。確かに溜まった仕事は結構ありますが…」 賀茂「年頃の妹を持つと大変だな。カカカッ」
[380]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:44:46 ID:6OyyPNnm 〜全日本ユース控え室〜 見上「改めて言うまでもないが、今日の相手、中国ユースは今までの相手とは一段違うぞ。 はっきり言ってアジアにこれほどまでのチームが居るとは思っていなかった。私の判断ミスだ」 今日のミーティングは見上の唐突な自責の言葉から始まった。珍しい事もあるもんだと 選手たちが驚く中言う程悪びれている様には見えない見上の淡々とした言葉が続く。 見上「だがそれでも決して勝てない相手ではない。客観的に言って、戦力的にはこちらの方が上の筈だ。 世界にはもっと強いチームも沢山居る筈、こんな所で負ける訳にはいかない…その自信と覚悟を持って戦え」 全日本メンバー『はい!』 森崎「(言う事が一々説教くさいんだよな〜。監督ってのはそういう生き物かも知れんが)」 見上「昨日発表した様に、中国の戦力、今日のスタメン、そしてフォーメーションはこれだ」
[381]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:44:58 ID:6OyyPNnm 李邦内 突破力:B 得点力:A ボールカット:C ゴール前:B スタミナ:B 速攻からのダイレクトシュートが強力な双子FW。守備参加はあまりしない。 呉 突破力:B 得点力:D ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:C 中国ユースの中盤の要。地味だが基本を抑えたゲームメイクと守備は侮れない。 飛 突破力:D 得点力:A ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:C ヘディングの一芸のみで戦う選手。他には長い足を活かしたパスカットくらいしかしてこない。 王 突破力:B 得点力:E ボールカット:B ゴール前:D スタミナ:C 通称センタリングマシーン。彼の右サイドアタックから中国ユースの攻撃の大半が始まる。 李邦坤 突破力:B 得点力:A ボールカット:C ゴール前:B スタミナ:B 兄とほぼ同じプレイスタイルと能力の双子FW。やはり攻撃の専門家と見て良い。 肖 突破力:B 得点力:B ボールカット:A ゴール前:S スタミナ:A 凄まじい身体能力を持つボランチ。カウンターシュートを大得意とする希有なプレイスタイル。 陸 セーブ力:A 一対一:B 飛び出し:B 脚でセービングを行う異色のGKだが、その実力は間違いなくワールドクラス。
[382]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:45:08 ID:6OyyPNnm −H−−− H日向 −−−J− J山森 −−I−− I三杉 G−−−F G岬 F葵 −−E−− E松山 A−D−B A早田 D中山 B赤井 −−C−− C次藤 −−@−− @森崎 山森「(本当にFWで起用されるのか…複雑な気分だな)」 新田「(くそっ…とうとう山森にまで出番を取られるなんて…)」 見上「日向は十中八九あの肖にマークされるだろう。どうせお前が 勝負を避けたりする訳が無いだろうから言う事はひとつ。やるからには点を取れ」 日向「当然そうしますよ」 見上「山森は日向のサポートだ。ダイレクトシュートを狙うなりポストプレイを行うなり センタリングを上げるなり前線で守るなり己の判断を働かせろ。急造FWにFWらしく動けとは言わん、 その時その時で自分がやれると思った事をやれ。それが結果的にチームの為にもなる」 山森「は、はい!」
[383]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:45:24 ID:6OyyPNnm 見上「MFも全員積極的にシュートを狙っていけ。中国は中盤は強くないが その分GKがかなり優秀だ。特にこぼれ玉は是が非でもねじこめる様にしておけ」 三杉「はい(このアジア予選、思った以上に成長の機会が少なかったな…)」 岬「はい(センタリングを多めに狙っていくかな)」 葵「はい!(やった、スタメン復帰!)」 松山「はい!(と言っても俺のシュート力で通用するのかな…)」 見上「DFはサイドバックが忙しくなるぞ。中国のボール運びは王か李兄弟がメインで行うからな。 もう一つのパターンとして飛のポストプレイがあるが、それはオフサイドトラップにかけるのが一番だ」 早田「はい!(ここが踏ん張り所だな)」 赤井「はい!(やった、スタメン復帰!)」 中山「はい(俺は強くなった。これからはそれを証明するんだ!)」 次藤「はい(今日はブロックの機会がごーぎありそうじゃのう)」
[384]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:45:37 ID:6OyyPNnm 見上「森崎は1点も許さない覚悟で挑め。以上だ」 森崎「はい(それだけかよ)」 見上「では行け。アジア予選の総仕上げだ!」 全日本メンバー『はい!』 〜中国ユース控え室〜 勿論中国ユースも入念なミーティングを行っていた。 中国ユース監督「…以上が日本のデータだ。凄まじく強いのは言うまでもない。 だが私は信じている。このチームこそがアジアナンバー1であり、世界を狙えるチームであると!」 中国メンバー『はい!』 中国ユース監督「鍵は肖、お前だ!日本のエース、日向の相手はお前の役目だ!」 肖「フゥフフフフ…任せて下さいよ。俺はあいつに恋焦がれて今日と言う日を待っていたんです」 中国ユース監督「だが肖に頼っているだけでは勝てんだろう。皆の力を一つにしろ!中国の為に!」 中国メンバー『はい!(この監督何時も無難な事しか言わないんだよなあ)』
[385]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/19(金) 00:46:34 ID:6OyyPNnm 短いですが今夜はここまで。また明日お会いしましょう。
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0ch BBS 2007-01-24