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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】
[162]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 00:10:36 ID:??? >>161 合宿前の特訓のお陰で総合力が上がりましたからね。 ボランチというポジション上、強者の咲夜と比較をするとまだ一段下がりますが……。 全体で見ればぶっちゃけとんでもないです。
[163]森崎名無しさん:2010/11/01(月) 00:36:57 ID:??? ボランチでなきゃ使えるけどボランチ志望でどうにもならないってことっすか?
[164]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 00:43:35 ID:??? >>163 いえ、勿論輝夜の起用法などによってはヒューイや咲夜のどちらかがコンバートをしたりする可能性はあります。 本編でFWである立花兄弟がMF出場してたり、三杉がFWになったりみたいな感じで。 上で言っているのは、ただ、基本はヒューイはボランチ、という事です。
[165]森崎名無しさん:2010/11/01(月) 00:47:24 ID:??? 守備の強いサイドハーフなら十分ありえそうですね
[166]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 01:18:54 ID:??? ちょっとしか更新できませんでしたが本日はひとまずここまで。 続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。
[167]森崎名無しさん:2010/11/01(月) 01:19:38 ID:??? 新技乙でしたー
[168]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 18:09:52 ID:??? ★反町のタックル練習→( 6 + 5 )=11 必殺技取得! 更にタックルフラグを取得!★ ================================================================================ 咲夜の指導を受け、練習をするより前――反町は咲夜から、一つ、練習にあたっての助言を貰った。 咲夜「いい事、反町。 あなたはタックルに対してどういう……。 どういったタックルこそが至高のものというイメージを持っているかしら?」 反町「どういったって……」 不意に咲夜に問いかけられ、反町は少しだけうろたえながらも一瞬思案をする。 反町がいたオータムスカイズでタックルが得意な者――ストッパーと言えば、ヒューイと妹紅の2人。 そして、そんな両者のタックルを一言で表現をするなら……正に鋭利な刃物のような鋭く、素早いボールカット技術。 それを咲夜に対して伝えると、咲夜は満足そうに頷きながらスカートの下から銀のナイフを取り出し。 手の中で弄びながら、瀟洒な笑みを浮かべつつ告げる。 咲夜「私のタックルの名前にも――き、切れたナイフタックルという名がつけられているように。 タックルとは即ち、鋭さこそが何よりも重要な要素となる。 勿論、相手のドリブルコースを読む技術も必要だけれど、あなたはそれは十分に出来ているようだからね。 今日はとにかく、タックルの鋭さ――相手を抉るようなタックルの行使の仕方を体に叩き込みましょう」 反町「(……そういえば、早田のタックルの名前もカミソリタックルだもんなぁ。 咲夜さんの切れたナイフタックルといい、名は体を現すって事か。 でも、だとすれば俺のポイゾナスタックルって一体……)」 咲夜が地味に自爆をして自分のタックルの名前を呟き赤面し。 反町が自分の技の名前を改めて考えながらたそがれる中、練習が開始される。 フィールダーとしての能力を向上させた美鈴のドリブルを相手に咲夜の指導を受けながらタックルを敢行する反町。 元々、咲夜が言っていたように素質と土台はあったのか反町はどんどんタックルのレベルを向上させ……。
[169]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 18:10:52 ID:??? ズザァァァァアアアッ!! 反町「ここだァッ!!」 美鈴「うわああっ!?」 咲夜「(……上々ね。 今なら魔理沙とも前線での守備力なら均衡しているんじゃないかしら?)」 ポイゾナスタックルに更に磨きをかけた――ネオポイゾナスタックルの開発に成功。 パワー自体が無い為に敵を吹き飛ばす事こそ出来ないものの。 その威力自体は魔理沙のアースライトレイ、咲夜の切れたナイフタックルにも匹敵をする程である。 反町「よし……また一つ、武器が増えたぞ! ありがとうございました、咲夜さん!!」 咲夜「礼はいいわ、美鈴を鍛えてくれたのだからそのお返しにしたまでだしね。 その代わり、これと明日の練習で貸し借りは無しよ?」 反町「は……はい、わかってます」 美鈴「(いいなぁ、反町さんは技が沢山あって。 っていうか反町さんだけじゃなくて、オータムスカイズ出身者は技の数が凄く多いんですよねぇ……)」 こうして新たな武器を手に入れた反町は素晴らしい練習の成果に満足し。 この調子ならば明日の練習にも期待が出来るかもしれないと思いつつ……。 咲夜と美鈴と別れた後、自室へと帰ってゆくのだった。 穣子「!!」 静葉「どうしたの、穣子?」 穣子「今……何だか、大切なものを見逃してしまった気がする!!」 静葉「???」 余談ではあるがその頃、111号室では必殺技の命名チャンスにめぐり合えなかった事に。 豊穣の神様が鋭く感づき、嘆いていた。 全幻想郷Jrユース 合宿5日目 終了 ※反町が「ネオポイゾナスタックル」を習得。1/4で+3の補正。 これに伴い、「ポイゾナスタックル」の発動率が1/4になりました。
[170]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 18:12:04 ID:??? 全幻想郷Jrユース 合宿6日目 反町が前線での守備力に磨きをかけた翌日。 この日もまた、昨日と同じく、ポジション別に別れた練習に重きが置かれていた。 監督である輝夜とパチュリー=ノーレッジ、両者はまたもFWとGK、DFの練習を松岡コーチに一任し。 今度は昨日とは違い、中盤を構成するMF陣の実力の確認をする。 パチュリー「MFは総勢10人……私を含めれば11人で、全体で見れば最多の人数が集まるポジションね」 輝夜「とはいえ、あなたは喘息があって満足にプレイなんて出来ないんだし。 あくまでも切り札扱い。 基本的に試合では、この10人を使って勝ちに行くわよ」 パチュリー「まあ、私も無理に試合に出るつもりは無いから、それでいいのならそれでいいけれど……。 (もっとも、全日本との試合には何があろうと出るつもりだけれどね)」 輝夜「それで……やっぱこの中盤の要になるのは?」 パチュリー「あれね」 シュシュッ! ババッ!! 霊夢「お茶飲みたい……」 小悪魔「ふっ、ふわああぁ〜ん!」 静葉「(相変わらず無茶苦茶なサッカーセンス……! しかもこれで全然本気じゃないんだから……!)」 パチュリーの指差す先にいたのは、軽やかに舞うような動きで小悪魔を翻弄し。 圧倒的過ぎる大技を次々と駆使しながら静葉を抜き去る、博麗霊夢。 神から授かった理不尽過ぎるそのサッカーセンスは、間違いなくこのチームでもNo.1のものであり。 少なくとも、このチームの中盤の柱としてスタメンはほぼ確定していると言っても間違いないだろう。
[171]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 18:13:05 ID:??? パチュリー「あれは不真面目な態度を除けば、プレイヤーとしては文句の付け所ない選手よ。 あの手の天才にありがちな自己中心的なプレイはあまりしない。 必要であり、それが最善と判断をすればパスはするし、目立ちたがりでも無いわ。 勿論、パスをするより自分で切り込んだ方がいいと思えばドリブル攻勢もするけどね」 輝夜「ふーん……じゃ、司令塔としてはほぼ完璧って事かしら?」 パチュリー「そうね。 ただ、スタミナが少々不安という面もあるわ。 勿論、ドリブル、パス、シュート、全てのオフェンス面で完璧と言っていいレベルなのだから。 その不安要素を補って余りある程の選手である事は間違いない」 輝夜「スタミナもシュートをそこまで乱発しなきゃ大丈夫でしょ。 ウチには強烈なシューターが多いんだし、あいつが撃たなきゃいけない場面は少ないんじゃない?」 パチュリー「(ただ、霊夢もこの前の不夜城カップの失敗で完全に魔理沙を見捨てたようだからね……。 果たして試合で魔理沙を信用するかどうか……はぁ、頭が痛い……)」 散々選手たちをごぼう抜きにした後、疲れたからといってベンチで休憩をする霊夢を見やりつつ。 パチュリーは小さくため息を吐き……続いてこのチームの中盤の底。 守備と攻撃、両面で重要となってくるポジションであるボランチを守る選手について解説を始める。 ズザァァァァアアッ!! ヒューイ「やぁぁぁあっ!!」 てゐ「うあー」 咲夜「……遅いわね。 これじゃまだ美鈴の方がマシよ」 ルナサ「くっ……!」 輝夜「おー、咲夜……と、妖精かぁ。 妖精にはあんまりいい思い出無いのよねぇ」 パチュリー「昔、妖精なんかにゴールを奪われたからといって、妖精を迫害するのはやめなさいよ? あの妖精――ヒューイはそんじょそこらの妖精とは比べ物にならない才能と実力を持ってるわ。 バイタルエリアを抜けた位置での守備力なら、咲夜とも肩を並べるくらい」 輝夜「ふっ、古傷を抉らないでぇ……。 って、咲夜と同じ守備力!? 嘘!? マジで!?」 パチュリー「マジで」
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0ch BBS 2007-01-24