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【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】
[194]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 21:04:47 ID:??? こうして練習を終えた反町は、昨日に引き続き今度は競り合いの練習を見てもらう為。 夕食を終えると同時に、すぐさま正面ロビーへと向かう。 今日で4回目となった美鈴・咲夜との夜間特訓も、いよいよ今日が最終日。 今日で何とか成果を出さなければと、反町は意気込み練習に臨むのだった。 反町「今日もよろしくお願いします!」 咲夜「こちらこそよろしく。 ……とはいえ、今日はメインのコーチは美鈴なのだけれどね」 美鈴「競り合いのことならば任せてください! 競り合いだけなら咲夜さんにも負けませんから!!」 咲夜「(本当に競り合い"だけ"なのだけれどね……)」 美鈴「昨日の咲夜さん同様、私も今日一日で反町さんを見事にレベルアップさせて差し上げます! ええそりゃもう、任せてください!!」 反町「(そこはかとなく不安だ……けど、美鈴さんの競り合いは妹紅さんにも匹敵をする程……。 いや、この合宿中でもしかしたら抜いてしまうかもしれないくらいだ。 その美鈴さんに競り合いの要領を教えてもらえば、きっと今日の練習の時以上に強くなれる筈……頑張るぞ!)」 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★反町のせりあい練習→(!dice+!dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 ※反町のせりあい経験値は「0/10」です。 10に到達すれば新たにスキルor必殺技を獲得出来ます。 >>191-192 現時点ではシュートはまず上がらないくらいに設定されていますが……。 合宿が後半に差し掛かれば上昇しやすくなりますし。 目標値も他のものに比べ高めに設定されています(それでも現在のように他を10以上引き離すような設定ではありませんが)。 反町=シュートがなんかもう凄い、の図式自体は変更するつもりはありませんので、その点は安心していただけるといいなと思います。
[195]森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:05:09 ID:??? ★反町のせりあい練習→( 5 + 2 )=★
[196]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 21:40:21 ID:??? >★反町のせりあい練習→( 5 + 2 )=せりあいフラグ習得!★ ======================================================================= 美鈴「いいですか反町さん、競り合いに必要なのは素早い飛び出しと当たり負けしない強靭な肉体です! 肉体に関しては地道に伸ばすしか方法がありませんから、今日の練習では出来ません。 ですから今日は、とにかく素早く飛び出す事を鍛えぬきましょう」 反町「は、はい!」 練習が始まるまでは少々だった美鈴との競り合い練習。 しかし、始まってみれば美鈴は意外にも真面目に反町にコーチングを行い。 その的確な指示に反町はこくこくと頭を振って頷きながら、実際に美鈴との競り合いを繰り返して練習に励む。 咲夜の上げるセンタリングに対して反町と美鈴はそれぞれ自身のボールにするべく飛び上がり。 そのボールの殆どは、やはり長身で肉体強度も反町とは比較にならない美鈴が確保をするのだが。 それでも、5回に1回ほどの割合で、反町も素早く飛び上がりトラップをする事に成功をする。 反町「(なんだかコツをつかめてきた気がするぞ……!)」 美鈴「反町さん、今度はポジショニングを意識して競り合いに来てください。 飛ぶ前にどの位置につけるか、どの位置でパスを待ち受けるのか。 それを意識するだけでもかなり変わってきますから」 反町「はい!」 結局、美鈴が練習前に宣言をしたように一日で結果を出すことは出来なかったものの……。 しかし、競り合いの際のコツを大体は掴む事が出来た反町。 最良の結果とは言いにくいが、十二分に収穫はあったと言えるだろう。 美鈴「これが私のコーチ術ッ! もしかしたら、私は名コーチの才能を持っているのかも……」 咲夜「ないわね」 美鈴「ひぐぅっ!? ひ、酷いっ! 即答しなくたっていいじゃないですか!!」 反町「(いいコンビだなぁ……)」
[197]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 21:41:42 ID:??? 4日間の夜間特訓を終え、反町は見事にタックルで新たな武器を手に入れ、競り合いのコツを掴み。 美鈴は美鈴で、全体的な能力の向上に成功をする。 双方にとって旨味のあった練習を終えた反町と美鈴、咲夜の3者はその後、明日の紅白戦も頑張ろうとお互いに激を送り。 それぞれの部屋へと戻り、明日に備えて早めの就寝をしたのだが……。 魔理沙「………………」 一方その頃、反町達と入れ替わるようにして……既にライトも消えうせた完全の闇が支配するコートの中では。 今日もまた、幻想郷最強クラスFW――霧雨魔理沙が黒いボールを大事そうに抱えて練習に励もうとしていた。 合宿が始まってからそろそろ1週間が過ぎようとする中。 しかし、魔理沙はここまでの夜間の特訓で、新必殺シュートを未だに開発が出来ていない。 今のままでは――今のマスタースパークしか放てない自分では、反町に勝つ事は出来ないと自覚している魔理沙は。 明日の紅白戦までに、何としても新たな必殺技を開発し、そして、自身が反町をも凌駕する存在なのだと……。 このチームのストライカーは、自分なのだと証明しなければならなかったのだが……。 魔理沙「(マスタースパークじゃ勝てねぇ……マスタースパークを超えるシュートが撃てなきゃ駄目だ! このブラックボールを使えば、足に負担はかかるがその分強烈なシュートを放ついい練習になる。 何とか……何とか、今日でモノにしないと!)」 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★早くしろー!間に合わ(ry→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→魔理沙「ん? もしかして地面を足先で削ってからシュートをしたらいい感じの変化がかからないか?」 ゲェー!? ダイヤ→魔理沙「出来た……これが私の、ファイナルスパークだ!!」 紅白戦までに技が間に合ったよ! ハート・スペード→魔理沙「……くそっ! そう上手くはいかねぇか」 中々新必殺技を開発出来ません クラブ→魔理沙「!! あ、足が……!!」 練習のしすぎで足が……明日の紅白戦でペナがかかります
[198]森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:42:07 ID:??? ★早くしろー!間に合わ(ry→ ダイヤ3 =★
[199]森崎名無しさん:2010/11/01(月) 21:43:31 ID:??? なんとなくもうオチが予想できたw
[200]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:49:33 ID:??? ★早くしろー!間に合わ(ry→ ダイヤ3 = 魔理沙「出来た……これが私の、ファイナルスパークだ!!」 紅白戦までに技が間に合ったよ!★ ======================================================================================================================== 魔理沙「(魅魔様……あんたの言ったっていうノートの52Pの意味はまだわからねぇ……。 だが、このボールを託した意味は、わかる!)」 通常の3倍の重さのあるブラックボールを一心不乱に蹴りながら、魔理沙は瞳を閉じて回想をする。 かつて魔法使いという存在に憧れを抱いて実家を飛び出し。 そして、師匠――魅魔と出会い魔法を習い、サッカーも習った事。 かつての霧雨魔理沙は、今の性格や実力からは考えられない程に、決して強い選手ではなかった。 特にパワーという分野においては、師匠である魅魔を始めとして。 当時、幻想郷でトップの座に君臨をしていた者達にはまるで敵わなかった。 しかし、それでも彼女は諦める事は無かった。 彼女には才能が欠片も無ければ、恵まれた体格などというものもない。 だが、それでも――彼女には飽くなきハングリー精神と、貪欲な知識欲があった。 毎日毎日、それこそ血の滲むような努力を重ね――そして、魅魔の教えを乞い。 魔理沙は少しずつではあるが、着々と実力を上げ……最終的には、幻想郷のトップクラス選手へとなったのである。 親友であり、悪友であり、そして、ライバルでもある博麗霊夢と友人関係となったのも、丁度この頃のことであった。 しかし、魅魔が現役を引退し……幻想郷サッカーがマンネリ化をしてから。 魔理沙はサッカーの練習にかまけ、その腕をどんどんと錆び付かせてしまった。 新たな技の開発に勤しむ訳でもなければ、地道な基礎的な練習もしなかったのである。 魔理沙「(腕が鈍る筈だぜ……私は霊夢みたいな天才じゃねぇんだ。 咲夜みたいに特殊な能力も無ければ、早苗みたいに奇跡を起こせる訳でもねぇ……! こんなんじゃ……今のままじゃ……魅魔様に合わせる顔がねぇ!!)」
[201]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:50:34 ID:??? 幻想郷サッカー界のトップクラスの選手たちは、いずれも特殊な才能――スキルを持っている事が多い。 選手を抜けば抜く程に気分を高揚させ、調子を上げる八意永琳。 バイタルエリア以下での行動では無類の強さを発揮する、十六夜咲夜。 逆境に追いやられた状況下において、本気のプレイを出せるレミリア=スカーレットと星熊勇儀。 時折見せる、奇跡的なプレイが特徴である東風谷早苗。 飲めば飲むほどに強くなる、スーパーのんだくれゴールキーパー、伊吹萃香。 そして、それらのスキル全てを無効化する存在――博麗霊夢。 (一応反町も、サッカーにはまるで関係ない分野ではあるがスキルを持っている) だが、霧雨魔理沙にはそんな者達とは違い、特殊なスキルと呼ばれるモノは何一つ持っていなかった。 魔理沙「(だが、関係ねぇ……! どんだけ技が多かろうが、どんだけ才能があろうが……どんな奴にだろうが! 私はもう負けん! これが……私の……ッ!!)ファイナルスパークだァァァァアアッ!!」 グワァァァァアアォッ!! ギュッ……グバガァァァァァアアアアッ!! パァンッ!! 吼えながら高く上げた右足をブラックボール目掛け振り下ろし、シュートを放つ。 瞬間、通常の3倍もの重さがあるブラックボールは変形しながら高速でゴールへと突き進み……。 ゴールネットを突き破るとそのままコンクリートブロックへと激突。 そして、激突した瞬間に破裂し……それを見て魔理沙は尚も険しい表情をしながら、ちっ、と舌打ちをする。
[202]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:51:35 ID:??? 魔理沙「出来た……私の新必殺技が……確かに、出来た! これなら……霊夢にだって真似は出来ねぇ。 だが……まだだ! これじゃ、霊夢の夢想封印・瞬に並んだだけだ。 反町にだって、追いつけてねぇ……!」 単純なパワーで言えば、霊夢の無双封印・瞬にも。 そして、反町のオータムドライブにも勝る威力の魔理沙の新技――ファイナルスパーク。 しかし、基礎的なシュート力。そして、高い浮き球の処理能力の差の為に、これで反町、霊夢の両者を抜けたとは言い難く。 魔理沙は地面を蹴ってから、破れたゴールネットへと視線を向ける。 魔理沙「(ブラックボールが破裂した以上、もうブラックボールを使った練習は出来ねぇ。 だが、普通のボールを使って普通の練習をしたくらいじゃこのチームでトップに君臨するのは無理だ。 どうすればいい……! 魅魔様……私はどうすりゃいいんだ……!!)」 結局、新技を開発してからも、魔理沙はしばらく地道な練習を繰り返し、修練に励んだ。 だが、その後目覚しい成果を上げる事も出来ず……悩める魔法使いは、折角新技を開発したというのに。 まるで喜ぶ事も無いまま、自室へと引き上げていったのだった。 全幻想郷Jrユース 合宿6日目 終了 ※魔理沙が「ファイナルスパーク」を習得しました。
[203]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/01(月) 23:52:38 ID:??? 全幻想郷Jrユース 合宿7日目 明くる日――合宿が開始してから1週間が経過した、合宿7日目。 この日も昨日と同じく、やはりそれぞれのポジション毎に固まっての練習が行われていたのだが……。 それぞれが午後にある紅白戦に備えてか、簡単な練習だけをしており。 しかし、それを見て輝夜はうんうんと頷きながら満足そうに笑みを浮かべる。 輝夜「今日の紅白戦は試合での起用法を考える為の重要な試合だもんね。 紅白戦を意識してくれるのは、悪いこっちゃないわ」 パチュリー「(魔理沙……何だか眠そうだけど……大丈夫なのかしら?)」 輝夜「で、パチュリー。 今日はDFとGK見る事になってたけど……」 パチュリー「ん……? ああ、そうね……」 輝夜「欠点ってどういう事? ウチはDFだって層はそれなりに厚いんだし、弱点とは思えないんだけど」 パチュリー「……確かに層は厚いし、実力もまああるわ。 けど……このチームにはディフェンスリーダーと言える選手がいないのよ」 輝夜「ディフェンスリーダー?」 パチュリー「ええ……」 言いながら、パチュリーは視線をゴール前で競り合い練習をする妹紅。 そして、その周囲を飛び上がっている妖精1やにとり、キスメへと向ける。 妹紅「うおおおおおっ、燃えてきたァァァアアアッ!! 出来る出来る、気持ちの問題だっ!!」 妖精1「(くっそ……! やっぱこいつ、空中戦が上手すぎるわ……!)」 キスメ「!!」←泣きそうな顔してる パチュリー「DF陣の中で破格の能力を持つのは、間違いなくあの藤原妹紅」 輝夜「そ、そうよね! やっぱり妹紅は強いもの!」 パチュリー「ただ、彼女はディフェンスリーダーとしてはまるで相応しくない」 輝夜「なにィ!?」
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0ch BBS 2007-01-24