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【カミュが】ファイアーモリブレム22【来る】
[191]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/02(火) 21:55:38 ID:??? 傭兵「ぎゃあああああああっ!?」 森崎「なにィ!?トーマスの矢が冷気を纏って傭兵を貫いただとォ!?」 ジョルジュ「説明的な台詞ご苦労森崎。しかしいつのまにあんな技を習得しているとは…感心したぞ」 トーマス「い、いや…俺はただキラーボウを普通に放っただけなんだけど…」 ジョルジュ「なんだと?ではあの冷気はどこから……はっ!? 」 森崎「ジョルジュさんトーマス離れろ!上だぁ〜〜〜っ!!」 ボホウオオオオォォォォォォッ!! 森崎たちの真上から降りしきる激しい猛吹雪。凍てつく冷気が辺り一面を多い、 部屋はあっというまに霜が降りる極寒地帯へと変貌した。 バヌトゥ「(こ、この気配…ま、まさか…そんなことが……!?)」 トーマス「あ…あがが……ド、ドド…ドラゴンだ〜〜〜〜っ!!」 神殿の装飾と思っていたその金色の壁は巨大な竜の鱗だったのだ。 青い瞳を鈍く輝かせ、ゆっくりと呼吸を繰り返しながら森崎たちのほうを見下ろしている。 森崎「こ…これが…神殿を荒らす盗賊を襲うと言われている『竜の女神』か…?」 トーマス「く…なんて威圧感だ…こ、この俺が足がすくんでやがる……」 バヌトゥ「そんな馬鹿な…いったいどうして…?チキ!わしじゃ!バヌトゥじゃ! いったいどうしたんじゃ!目を覚ましてくれ〜〜!!」
[192]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/02(火) 21:56:41 ID:??? バヌトゥは狂ったように遥か頭上の金色の竜に叫ぶ。 その様子を見て、森崎はレフカンディでバヌトゥに出会った頃に言われたことを思い出した。 バヌトゥは旅の途中ではぐれたチキという幼い少女を探しているという。 森崎はそんな彼の未来を占い、必ず再会できると予測した。 その予測は見事に当たった。だが、その再会は感動の対面というわけにはいかなかった。 森崎「チキ…?もしかして、バヌトゥさんが探していた女の子が…あの竜だっていうのかよ!?」 バヌトゥ「…そうじゃ。ワーレンでわしが少し目を離した隙にチキはどこかに消えよった。 好奇心の塊のようなあの子の事じゃ。どこかの劇団の一座にふらふらとついていってもおかしくは無い。 じゃがあの子は神竜王ナーガの末裔。あの子の持つ『神竜石』の加護が どんなまやかしや魔術もあの子から守ってくれるはず…だのに、どうして…これではまるで…」 アカネイアパレスにて戦ったかつての旧友、ショーゼンのように。 ドルーアのマムクートのように彼女も人を襲い狂うケモノと化してしまったとでもいうのだろうか。 ジョルジュ「詳しい事情はわからんが、あの竜の女神はバヌトゥ殿の知り合いなのか?」 トーマス「知り合いったって…こ、このままじゃ俺たち全員仲良く冷凍保存されちゃうぜ!?どーすんだよ森崎!?」 森崎「確かにトーマスの言う通りこのままじゃ俺たちは全滅する。だが…」 バヌトゥ「も、森崎殿!少しだけ時間をくれ!わしがあの子を説得する! わしは信じられぬのじゃ。あの子が人を襲うのには何か訳があるはずじゃ! 頼む森崎殿…チキを助けるために、どうか力を貸してくれ!」 森崎「(バヌトゥさんの気持ちは分かる。だが、部隊の仲間を守る指揮官としてそんな危険なことは…)」 バヌトゥの説得が必ず成功するという保証はどこにもない。 むしろこちらに敵意剥き出しのあの金色の竜の様子では、返り討ちにされてしまうかもしれない。 犠牲を最小限に防ぐにはどうするべきか。何をすることが正しいのか。 森崎は右手に光る竜殺しの剣『ドラゴンキラー』を握り締めながら指示を出す。
[193]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/02(火) 21:58:24 ID:??? ☆どうしますか? A仲間を守るためには仕方のないことなんだ!(ドラゴンキラー片手に金色の竜に勝負を挑みます) B俺はチキって子を思うバヌトゥさんの思いを信じる!(バヌトゥを説得に向かわせます) Cここはとりあえず逃げるんだ!(氷漬けの部屋から逃げます) D他の部隊に応援を要請するんだ!(サムソン隊かミディア隊のどちらかが助けに来てくれます) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[194]森崎名無しさん:2010/11/02(火) 21:59:28 ID:NOVJvrVA B
[195]森崎名無しさん:2010/11/02(火) 21:59:29 ID:agsvuH7c B
[196]森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:01:09 ID:??? これは良いだのに
[197]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/02(火) 22:24:39 ID:??? >B俺はチキって子を思うバヌトゥさんの思いを信じる!(バヌトゥを説得に向かわせます) 森崎「…分かった。バヌトゥさん、俺はバヌトゥさんのあの子を思う気持ちに賭けるぜ」 バヌトゥ「森崎殿…本当に良いのか?残念じゃがあの子が既にケモノと化している可能性もあるのじゃぞ…?」 ジョルジュ「もしもバヌトゥ殿の説得が失敗すればもう俺たちには逃げ場は無い。…覚悟はできているんだろうな?」 森崎「ああ。俺は信じている。それに…バヌトゥさんがこれまで俺たちと一緒に戦ってきた理由と使命を ここまで来たのに全部無駄にすることなんてできっこない。そうだろ?」 バヌトゥ「………感謝するぞ森崎殿。チキや…待っておれ!今すぐお前を怖い夢から覚ましてやるでな…!」 そう言うとバヌトゥは火竜石を懐から取り出し、一気に力を開放させて巨大な火竜へと変身する。 トーマス「頼むぜバヌトゥのじーさん……!」 バヌトゥ「グルオォッ!(任せておけい!)」 ズンズンズンズン…… バヌトゥ「ギャオオォウ…(チキ…聞こえるか…わしじゃ。バヌトゥじゃよ…)」 床一面張った神殿の氷を、熱気溢れるバヌトゥの足が溶かしていく。 バヌトゥは長い首を擡げて金色の竜…チキの首に絡まるように伸ばしていく。
[198]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/02(火) 22:26:44 ID:??? 説得老人チキ編→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→チキは徐々におとなしくなり、体勢を低くしていく… スペード→チキは動きを止める。しかしなにやら苦しそうに唸っている… クラブ→チキは嫌がるようにバヌトゥから離れようとする。 クラブA→チキはバヌトゥを乱暴に撥ね退け、氷のブレスを吐き出した! JOKER→突然金色の竜は縮んでいった。どうやらチキの竜化が解けたようだ。
[199]森崎名無しさん:2010/11/02(火) 22:30:05 ID:??? 説得老人チキ編→ クラブ9
[200]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/02(火) 22:57:44 ID:??? 説得老人チキ編→ クラブ9 >クラブ→チキは嫌がるようにバヌトゥから離れようとする。 トサカと顎下を擦り合わせる。親愛を表す竜族のコミュニケーションの一つである。 バヌトゥは頭を低くしてチキの顎下に潜り込もうとするが… チキ「ギャウウゥッ!!」 バゴォッ!! バヌトゥ「ギャフッ!?(ぎゃふっ!?)」 丸太のような巨大な足をバヌトゥの腹部にぶち当て、チキはバヌトゥから離れようとする。 その様子はまるでチキがバヌトゥに怯えているようにも思えた。 トーマス「だ…だめなのか?」 ジョルジュ「…森崎。一応いつでも攻撃を仕掛けられる準備はしておくんだな。 最悪の場合あの竜を倒してでもバヌトゥ殿を救い出さなければならない」 森崎「分かっている。…だから、もう少しだけ待っていてくれ…!」 バヌトゥ「ギャルゥゥ…(何故じゃ…わしのことが分からぬのか…?)」 孫娘のように溺愛していた彼女から思い切り拒絶され、戸惑いの声をあげるバヌトゥ。 そんな彼にチキが力の無い声で言葉を返す。 チキ「ギャア…ギャギャウ…(…だ…だめ…わたしに……近寄らないで……)」 バヌトゥ「グオォ…? (あの様子…チキは本当にわしのことが分からないらしい。 しかし神竜石に守られているあの子が何か術を受けているとはとても…ま、まさか!)」
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0ch BBS 2007-01-24