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【カミュが】ファイアーモリブレム22【来る】
[321]森崎名無しさん:2010/11/04(木) 21:35:49 ID:abf5EbV2 C
[322]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/04(木) 22:28:12 ID:??? >Cそれは出来ません。大事な仲間を危険に晒したくはないです。 森崎にとって今一番大事なもの。それは共に戦い苦楽を共にしてくれる仲間たちだ。 自分が頂点にのしあがるため、有能な駒としてでしか仲間を増やしてこなかった自分。 しかし、この大陸で戦っていく中で、森崎も多くのことを学んだのである。 かけがえの無い自分を支えてくれる大事な仲間の存在を。 そしてその仲間こそ、自分が全てをかけて守っていかなければならない存在だということを。 森崎「…王女様。残念ですがそれはできません。 俺たち第1部隊は正面からカミュ将軍の部隊と激突することになる。 とてもじゃないですが説得できる機会なんて無いと思います。 それに、もし説得できたとしても失敗してしまった場合取り返しのつかないことになります。 俺はもう二度と戦いで仲間を失いたくないと考えています。だから…… あまりにもリスクの大きい策をとることは出来ません。……これが俺の意志です」 淡々と、しかりきっぱりと言い放った森崎に、ニーナは何も言い返せなかった。 ニーナがカミュのことを思うように。森崎も仲間のことを思っているのだ。 そのことに気がついたニーナは、一度顔をグルニア本城の方へ向けて瞳を閉じる。 ニーナ「(カミュ…私はもう決めました。もう迷いません。 あなたがあのとき私を逃がしてくれたときに言ってくださった言葉…… 私は生き延びます。あなたの言葉通り。生きて生きて生き延びて… そしてもう二度と争いの無い世界を築くために…この身をアカネイア大陸に捧げます)」 彼女の顔はすでに憂いを含んだ表情では無くなっていた。アカネイア王家の高貴な血筋をひく王女らしく 凛とした顔で森崎の方をむいて言う。 ニーナ「…戦士森崎。あなたの意志は堅いようですね。分かりました。 このことに関しては私はもう何も言いません。ですが…… 替わりに私の別の願いをどうか聞き届けてください」
[323]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/04(木) 22:29:21 ID:??? 森崎「別の願い?」 ニーナ「あなたが大事に思う仲間たちを一人も失うことなくこの戦いを終えなさい。 このニーナの勅命を一度撥ね退けたのです。もう断ることは許しませんよ?」 森崎「! ……了解。王女様」 彼女の笑顔と言葉には人を動かす何かふしぎな力があるのだろう。 ミディアを初めジョルジュやトムス、ミシェラントーマスたちが どうしてここまでニーナ王女を慕う理由が森崎も少し理解したのだった。 ※ニーナの評価が上がりました。 ザッ! 森崎「第1部隊!前に出るぞ!俺に続け〜〜〜!!」 グルニアの平原に3つの大部隊が出陣する。 まず正面を切って走るのは森崎率いる正面突撃部隊。 迫りくる黒騎士団の一団を片っ端からなぎ倒していくアカネイア同盟軍の主力部隊である。 アベル「かつて大陸最強の騎士団はアリティアのものだったんだ。 この戦で大陸最強の名は返還させてもらうぜ!グルニア黒騎士団!」 ミディア「同じ聖騎士なら私たちアカネイアだって負けてはいないわ。 さあ!グルニア黒騎士団よ!正々堂々と戦いましょう!」 アベル、ミディアの二騎が両翼から次々と敵軍の戦力を駆逐していく。 サムソン「…参る!」
[324]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/04(木) 22:30:30 ID:??? そこにサムソンの力強い剣が閃光を走らせる。 グルニアの騎士たちは森崎たちの猛攻に押され、少しずつ後退し始める。 バヌトゥ「ギャギャギャ、ゴガガァ!(よし、距離が開いた!今じゃチキ!)」 チキ「グゴゴォォン!(はいっ!おじいちゃま!!)」 後退していく騎士たちをバヌトゥの火のブレスとチキの氷のブレスが追撃する。 さすがの黒騎士たちも竜族の強烈なブレスには立ち向かえず、ほうほうの体で逃げ惑う。 森崎「っしゃあ!この一帯の敵は蹴散らしたぜ!」 第1部隊が勝どきの声をあげながら前進していく。 そこから東のグルニアの市街地では、マルス率いる遊撃隊が的確な指揮と攻撃で敵戦力を消耗させていた。 マルス「シーダ、ジュリアン!機動力ではこちらが完全に勝っている! 相手を誘い出してこちらに有利な位置で戦わせるんだ!」 シーダ「了解です!行くわよエルカイト!はあっ!!」 ジュリアン「レナさんの目の前で無様な格好は出来ないってね!!」 しかし体力と守備力に優れているのが彼らグルニア重騎士団のジェネラルである。 どうしても倒しきれない戦力が徐々に増え始めてきている。 マリク「そういうときこそ僕の出番!みんな伏せて!風の聖剣…エクスカリバァーーー!!」 ゴバアアアアアアアアアアア〜〜〜〜!!! スターライトに相応しい魔道士になるため、マリクは全力で魔法を撃ち続ける。 無理が祟りふらふらになったマリクを、レナの癒しの杖の光が優しく包み込む。
[325]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/04(木) 22:31:33 ID:??? レナ「皆さん、どうか無理はしないでくださいね…!(ジュリアン、頑張って…!)」 マルス「よし!市街地の半分は奪回できた。この調子で進軍するぞ! 先はまだまだ長いけど、力を合わせて頑張ろう!」 そして遥か西の砦では、ミネルバ王女率いる一個隊がマケドニアの増援部隊に対して奮戦していた。 ナバールの華麗な剣の舞が、無数のグルニア兵の屍を築き上げていく。 ナバール「………温いな」 ミネルバ「パオラ!右の部隊の処理は任せる!マリアの警護も怠るな!」 パオラ「はっ!我こそはマケドニア白騎士団、竜騎士パオラ!参ります!」 マリア「姉さま〜!パオラ〜!ナバールさ〜ん!頑張って〜〜!!」 戦力の総数では他の部隊に人員を割いたためどうしても少ない。 しかしマリアの強力な癒しの力がこの人数差のハンデをまったく無いものとしていたのだ。 ミネルバ「次の目標はあの村の救出だ!グルニア軍に先手を取らせるな!」
[326]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/04(木) 22:32:35 ID:??? 〜グルニア本城〜 カミュ「…やはり押されているか」 グルニア本城にて、カミュは部下たちからの戦況を聞いて額を抑える。 もとよりこの戦の義はアカネイアにある。士気も兵の質も アカネイア軍の方が圧倒的に上回っている状況なのだ。 スターロン「はっ。第3部隊、第4部隊ともすでに全滅。 我々ブラックナイツの戦力の1/3は消耗されました…! ベルフ、ライデン、ロベルトの三羽烏部隊が今防衛ラインを張っております」 ジューコフ「カミュ将軍。我々重騎士団の戦況も芳しくない。 ロレンス将軍が前に出てなんとかアカネイア軍を食い止めてはいるが… このままでは勢いに乗った奴らに押し込まれるやもしれん。 私もすぐに救援に向かうつもりだ。お二人とも、武運を祈るぞ!」 ドスドスドスドス… ロレンスを救援するため急ぎ足でグルニア市街へ向かうジューコフを見送りつつスターロンがカミュに言う。 スターロン「カミュ将軍。このまま防衛戦を続けるのは苦しい。 ここはやはりカミュ将軍自ら打って出てはいかがでしょうか? カミュ将軍が前線に出てさえくれれば我々黒騎士団の士気も回復し 奴らの勢いを一気に押し返せるやもしれません」 カミュ「(正面部隊を率いているのは噂の異国の少年、森崎か。 なるほど。指揮力の高い者を集めて総合力で一気に押し切ってきたのか。 まだ若いながらかなりの軍略の持ち主だ。敵ながら実に見事だ。 どうする?スターロン将軍の言う通り私も直接打って出るべきだろうか?)」
[327]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/04(木) 22:33:49 ID:??? 名将カミュの初手→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→いや、このまま城の防衛を固めよう。 ハート→もう少し戦況を見たい。スターロン。しばらく貴殿が前線で時間を稼いでくれ。 スペード→分かった。私が前線に出るから城の守備はスターロン、貴殿に任せる。 クラブ→分かった。スターロン、共に前線に出るぞ! JOKER→よし、もう私たちに勝ち目は無い。降伏しよう!
[328]森崎名無しさん:2010/11/04(木) 22:34:04 ID:??? 名将カミュの初手→ スペード9
[329]森崎名無しさん:2010/11/04(木) 22:35:07 ID:??? JOKERw おま、ミシェイルとの約束はw
[330]森崎名無しさん:2010/11/04(木) 22:40:25 ID:??? JOKER見たかったw
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0ch BBS 2007-01-24