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【交代すりゅのは】ツバダンUE【作戦でした】
[454]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs :2010/11/19(金) 01:21:47 ID:??? >>453 そして、もうひとり。バスケという迷路に迷い込んだ子羊が…… *** 試合が終わった後の体育館。解散した湘北のメンバーで流川だけが何をするでもなく佇んでいた。 流川(……俺は何も出来なかった。今日の敗戦の責任は俺にある) エースとして、チームの勝利に貢献どころか足を引っ張ってしまったという自責の念が彼を 金縛りのように動けなくしていた。 晴子「流川くん、みんな帰ったよ。帰らないの?」 そんな流川に声をかけたのは湘北バスケ部のマネージャー、赤木晴子だった。 流川「……俺のプレー、どうだった?」 自分のプレーを見失いつつあった流川は普段であれば絶対にそんなことは聞かないようなことを マネージャーに尋ねる。 晴子(仙道さんに負けたことを気にしているのかな?なんて言えばいいんだろう) 少し考えて晴子は答える。 晴子「いつも通りのプレーだったよ。うん、いつも通り。でも、最近のいつも通りと、昔の いつも通りは違うよね。最近の流川くんのプレーは前と違ってきたと思う」 流川「え?」 晴子「昔は……中学生の頃や、湘北に入ったばかりの頃はもっと自分本位なプレーをしていたと 思う。中学時代は他に頼れるチームメイトがいなくてそういうプレースタイルだったのが、 湘北に入ってチームメイトに恵まれたことで周りの選手に頼ることを覚えたのかな」
[455]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 01:22:06 ID:??? 迷子ってことはアイスクリーム屋に出会うわけだな
[456]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs :2010/11/19(金) 01:22:56 ID:??? 晴子「だから今はプレーの選択肢が増えた分、考える時間も増えたんじゃないかな?」 晴子はオブラートに包んではいたが、つまり今の流川はプレーに迷いがあるということである。 流川「……」 晴子「生意気なこと言っちゃってごめんね」 流川「いや……ありがとう。自分の課題が見えたよ」 晴子「え……」 流川(もっと周りの選手の動きをよく見て、次の動きを予測しておかないとダメだ。ボールを 持ってから考えるんじゃなくて、ボールを持ったらどうするか先に考えておくんだ) 晴子(流川くんが私に『アリガトウ』って……アリガトウアリガトウアリガトウアイシテル) 流川はもう一度、晴子に礼を告げてから自転車置き場に向かったのだが、晴子の耳には届いて いなかった。 *** 流川のドリブルとパスの能力が上がりました。 なんの判定もありませんでしたが、本日の更新はここまでです。 明日は桜木の「ハエたたき」習得イベント、横島の乾ノートによる能力上昇イベントなどを 予定しています。お付き合いいただければ幸いです。 それではおやすみなさーい。
[457]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 01:23:20 ID:??? おつかれさまでしたー
[458]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 01:24:36 ID:??? 晴子最後ありえない聞き間違いが混じってるぞ
[459]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 06:45:14 ID:??? そういえば流川は必殺レイアップで沢北のへなちょこシュート覚えてないのかな 確かスクープショットって言ったっけ
[460]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 07:20:04 ID:??? あ、あれ…? 晴子の後ろに横島の怨霊が見える……?
[461]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs :2010/11/20(土) 01:09:04 ID:??? >>457 乙感謝です!お礼にmorosaki特製の 筑前煮 を召し上がれ! (ワンパターンですみません) >>458 都合よく聞き間違いが出来るのも恋する乙女のしたたかさですね! >>459 扱いが難しそうで覚えさせるか迷っています。スキルとしては下のような感じですかね。 【スクープショット】 レイアップシュート時、1/4で発動。相手のブロックを無効化しゴール判定に。 カードの数字が4以上でシュートが決まる。 >>460 横島「俺はまだ生きてるから生霊だ!」翼「問題はそこなのか?」
[462]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs :2010/11/20(土) 01:10:25 ID:??? 〜湘北高校体育館〜 桜木「悪いな、シオ。練習に付き合わせちまって」 潮崎「気にするなって。俺は今日の試合に出てないからな。体力は有り余ってるからよ」 桜木の練習に3年の潮崎が付き合っていた。 潮崎「正直、試合での出番がほとんど望めない分、こうやって桜木のレベルアップの手伝いで チームに貢献したいんだ」 桜木「シオ……いい奴だな」 潮崎「3年として、出来ることはやておきたいからな。それで、なんの練習をするんだ?」 桜木「ブロックだ」 今日の陵南戦に負けてから、桜木は自分がゴール下でチームを支える大黒柱になるために必要な ことを考えた。去年のキャプテン、赤木にあって自分にないもの。リバウンドなら全国でも トップレベルという自負はある。しかし、ブロックは赤木ほど上手くない。赤木はここぞという タイミングでブロックを決め、チームのピンチを救ってきた。 桜木「ゴリのブロック、『ハエたたき』を俺も覚える!」 潮崎「赤木さんの……確かに、桜木にブロックが加われば鬼に金棒かもな。しかし、意外だな。 桜木がシュートとか目立つプレーじゃなく、ブロックを鍛えたいなんて」 桜木「……今のチームにはゴリ成分が足りないからな。りょーちんはキャプテンとして頑張って いるが、ポジションがゴリとは違う。ゴール下でゴリのようにチームを支える奴が必要なんだ」
[463]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs :2010/11/20(土) 01:12:32 ID:??? 潮崎「桜木……」 潮崎はちょっと感動していた。桜木の精神的な成長に。 桜木「おっと、時間がもったいない。練習しようぜ」 潮崎「あ、ああ!」 桜木と潮崎は体育館の用具置き場からバレー用の審判台をゴール下に持ってくる。 潮崎「この上からシュートを打てばいいのか?」 桜木「ちょっと高すぎる気もするが、ゴリならそれくらい止めるからな」 潮崎「じゃあ、さっそくいくぞ!」 桜木「こい!」 シュッ! 桜木「ほっ!……ダメか!!」 シュッ! 桜木「でやっ!……失敗か!!」 シュッ! 桜木「とう!……もう少しなんだが……」
[464]TSUBASA DUNK ◆vYt6hFHLcs :2010/11/20(土) 01:13:43 ID:??? 潮崎「桜木、赤木さんがどうやっていたかよく思い出せ。そして、まずはモノマネしてみるんだ」 桜木「なるほど」 潮崎「いくぞ!」 シュッ! 桜木「ウホッ!!」 バコッ!! 桜木「で、出来た!シオの言うとおりモノマネしたら出来たぞ!」 潮崎「やったな!(まさかモノマネで本当に成功するとは。桜木、おそるべし!!)」 桜木「よし、感覚を忘れる前にどんどん練習するぞ!」 潮崎「ああ、いくぞ!」 こうして、桜木は赤木が得意としていたブロック、『ハエたたき』を習得したのだった。 *** 桜木がブロックスキル『ハエたたき』を習得しました。
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0ch BBS 2007-01-24