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【受け継がれる】キャプテンEDIT17【魂】
[107]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 22:53:06 ID:??? 【現在、習得フラグの立っている技・一覧】 ○ドライブシュートの発展・派生技 ※ ドライブパス：威力3、消費ガッツ60、地上パス、必要必殺パス経験値20（発展性：有） ※ ※ スカイドライブ：威力5（吹っ飛び係数4）、消費ガッツ250、必要必殺シュート経験値20（発展性：無） ※ ※ ミラクルドライブ：威力10、ドライブシュート時にダイヤで派生、必要必殺シュート経験値20（発展性：高） ※ ※ カウンターシュート：威力10、消費ガッツ300、近距離ブロック。成功時に相手のシュート値+10で撃ち返す 必要必殺シュート経験値or必殺ブロック経験値40 ※ ○クリアボムの発展・派生技 ※ スマートボム：威力3（吹っ飛び係数5）、消費ガッツ180、低い浮き球、必要必殺シュート経験値20（発展性：有） ※ ※ クリアボム（高い浮き球クリアー版）：威力3（吹っ飛び係数2）、消費ガッツ150、必要必殺せりあい経験値30（発展性：無） ※ ○華麗なドリブルの発展・派生技 ※ 頭脳的なドリブル：威力4、ドリブル、必要必殺ドリブル経験値30（発展性：有） ※ ※ フラミンゴクリップ：威力5、ドリブル、必要必殺ドリブル経験値60（発展性：無） ※ ※ 華麗なトラップ：威力3、消費ガッツ60、トラップ、必要必殺せりあい経験値50（発展性：有） ※ ○パスフラグで習得できる技 ※ ピンポイントパス：威力2、消費ガッツ60、地上パス、必要パス経験値20（発展性：有） ※ ※ トップスピンパス：威力3、消費ガッツ60、地上パス、必要パス経験値25（発展性：有） ※ ※ レインボーパス：威力3、消費ガッツ60、空中使用可能パス、必要パス経験値70（発展性：無） ※
[108]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 22:56:15 ID:??? テンプレは以上です。 変更に合わせた改定や分かり難かった部分の増補などを行っています。ご確認の程をよろしきお願いします それと地味に鳴紋メンバーに下の名前を付けてみたり 5分ほどの小休止の後、投下を再開します
[109]森崎名無しさん：2010/11/08(月) 22:57:17 ID:??? テンプレ乙です。 とうとう鳴紋陣のみんなは名前付きになりましたね。それだけ新密度が上がったってことですかね
[110]森崎名無しさん：2010/11/08(月) 22:57:33 ID:??? テンプレ貼り乙です フルネームで試してみたら順位が下がったでござる ttp://usokomaker.com/wc2010japan/?a=Maker&oo=%CD%EE%C5%C4%BE%A1
[111]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 23:05:45 ID:??? >>109-110 乙どうもです。名前の追加は……まあ、今回は早瀬世代の退場もありますので記念的な意味が大きいです って、少し落ちたとはいえ落田は相変わらずの名将ぶりですねｗ監督転向、本気で視野に入れるべきでしょうかｗ ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 〜鳴紋中グラウンド〜 雪村「うーん、何だかこのグラウンドも久しぶりって感じがするね！」 落田「ずっと全国のピッチで戦っていたもんな。たった一週間のはずなのに、何だか三ヶ月くらい離れていた気がするぜ」 国岡（……まるで自分も全国で戦っていたみたいな口振りだな、落田。全試合ベンチにいたくせに） 全国大会の終了から二日後。地元への帰還と休養を挟んで、サッカー部員は敗戦後最初の練習に取りかかろうとしていた。 だが、その前に為さねばならないこともある。 ……三年生の、引退である。 やす子「ほらそこっ！ おしゃべりしないでさっさと整列っ！ 大事なお話があるんだからね？」 雪村「はーい」 やす子「……ゴホン。それでは、全国大会の終了をもって三年生はサッカー部を引退することになりました。 彼らを代表して、早瀬キャプテンから挨拶を頂きたいと思います。それでは、どうぞ！」 飯地に促されて、これまでチームを率いてきた早瀬が前に進み出る。
[112]森崎名無しさん：2010/11/08(月) 23:06:29 ID:??? フルネーム来た 雪村の字面が可愛すぎる件 質問ですがガッツは特訓で増やせますか？
[113]森崎名無しさん：2010/11/08(月) 23:06:30 ID:??? 3年生も引退かー 次の県大会の相手チームの主力選手に 大前、輝林以外の2年生の誰かのかつてのチームメイトやらライバルやらが出たりするのかな？
[114]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 23:07:13 ID:??? 早瀬「今日までここでキャプテンをやらせてもらっていた、早瀬健太郎だ。 明日から鳴紋中のサッカー部を背負って立つお前たちに、最後の仕事として幾つか言わせてもらうことがある。聞いてくれ。 ……まずは鳴紋中を全国大会で準決勝にまで押し上げてくれたことについて、礼を言いたい。ありがとう」 早瀬の最後の挨拶は、そんな言葉から始まった。 早瀬「昔の鳴紋中は、長野でトップクラスの強豪といえば聞こえはいいが、全国ではほとんど無名の存在だった。 県大会を勝ち上がって全国へ進んだはいいものの、毎年一回戦負け。……それが、俺には歯痒くて仕方なかった」 大前（……そうだった。去年のあの日、早瀬さんに言われたんだった） その言葉に、大前の意識は一年前の夏に飛ぶ。 練習試合で失態を犯し、あと半歩のところまで来ていた夏の大会のレギュラーから外された時。 チームで孤立していた大前に、早瀬はそんな志を語ってくれたのだった。 ――だから俺は、このチームを変えることにしたんだ。俺は……―― ――……この手で作ることにしたんだよ、強くてカッコいい、本物の鳴紋中を―― 大前（その言葉が、俺の鳴紋でのサッカーの本当の始まりだった気がする……） 感傷に浸る大前の前で、早瀬は言葉を続ける。 早瀬「だが、俺は恵まれていたぜ。どういう巡り合わせか俺の代で全国でも上位の選手が何人も集まり、大会であれだけの結果を残せた。 本当に仲間に恵まれた男だと思う。お陰で鳴紋中は、今や全国でも有数の強豪チームの仲間入りだ。 長野県勢で初めての決勝進出も果たせた。……有り難過ぎて、礼の言葉も見つからない。重ねて言う、本当にありがとう」 比良山（早瀬さん……） 深く頭を下げる早瀬の姿に、部員たちは静かに息を飲む。
[115]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 23:10:59 ID:??? >>112 毎月頭の特訓で、ガッツを増やすものはあります それが選ばれない場合は800で打ち止めの自動成長やイベントだよりですね >>113 どうなんでしょうねｗカード神の機嫌次第ではあるかも？ 誰かが昨年度の長池みたいに修行に出て大阪や九州で他校の選手に遭遇とか、想像してると面白いかもしれません ------------------------------------------------------------------------------------------------ 早瀬「次に……礼を言った後に言うのもなんだが、ちょっと説教じみた話がある。 まあ、先輩風を吹かせるのも部活じゃもう最後ってことで、我慢してくれ」 しばらく間を置いた後で、面を上げ言う。 早瀬「今回の成績で、鳴紋中の名は売れに売れた。 同じ地区のチームには今まで以上にマークされるだろうし、来年の全国は強豪も初っ端から本気で来るだろう。 特に今年俺たちが倒したチームは、次に当たった時はリベンジのためにより一層力を入れてくる。 お前たちは、それを相手に戦っていかなきゃならねえ」 輝林（そう、特に東邦はどんな手段でチームを強化してくるか分からない……） 早瀬「今年は鳴紋中サッカー部の歴史の中で、最高の成績を残せた。けどそれは、これからも続いていく伝統の1ページに過ぎない。 全国大会準優勝。これが単に運で得たものか、それとも純粋に実力で掴んだものか。 答えは、お前たちのこれからの戦いで明らかになるだろう。俺たちの意思を継いだ、お前たちの戦い振りによって、だ。 おそらく、今年より一層苦しい戦いになるだろうが――」 スウっと、息を深く吸い込み。
[116]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 23:12:16 ID:??? 早瀬「――俺は信じている。この鳴紋中サッカー部は、そんなことで負けたりはしないってな。 去年の大会の後、今の俺と同じように引退していった小豆沢前キャプテンは言ったぜ。 『自分たちを超えていけ』ってな。その宣言は、こうして結果を残すことで叶えられたと思う。 だから、俺もお前たち残される後輩たちに言おう。……俺たちを超えていけ！ 今回、俺たちは僅かに1点及ばず南葛に負けて、準優勝に終わった。 だが、至らない俺を助けて全国の決勝まで押し上げくれたお前たちなら、来年はその差を覆せるって信じている。 お前たちが、俺たちを超えられる選手だって信じている！ そして、俺の信じたことが現実なら、鳴紋中はもう誰にも負けねェ。今年倒したチームが雪辱を狙ってきても。 再び全国決勝の大舞台で南葛と戦うことになろうともだ。……信じさせてくれ。鳴紋中サッカー部は、最高のチームだと！」 大前（最高の……チーム） 早瀬「……なんつーか、勝手なことばかり喋っちまったが、俺から言いたいことは以上だ。 チームの運営、個人的な練習、プレイに当たっての心構え、後のことは全てお前たちに任せる。 ただ俺たちが前の世代から受け継いだ意思を憶えていたように、お前たちが俺らから渡したバトンを握っていることを忘れないでくれ」 言って、早瀬はもう一度深々と頭を下げた。 ――パチ、パチ、パチ…… 誰かが、手を打つ音がグラウンドに響いた。それは、間もなくより大きな音となって夏の空に吸い込まれていく。 ――パチパチパチパチパチっ…… 部員全員からの、盛大な拍手。 そのリズムに贈られるようにして、鳴紋中サッカー部史上空前の成績を残した世代が去っていく。 これを絶後のものとするか否かは、残された世代への宿題である。 ※ 鳴紋中サッカー部から三年生世代が引退しました ※
[117]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/11/08(月) 23:14:09 ID:??? 大前「皆さん……本当に今までお世話になりました！」 早瀬「おいおい、もう会えなくなるみたいに言うなよ」 瀬川「そうそう。何だかんだで卒業まで間があるんだしさ！ 学校でも好きな時に会えるじゃん」 豊原「……と言っても、高校受験だの何だので色々忙しくなってくる時期ではあるがな」 早瀬・瀬川「「う゛……」」 豊原の言葉に口を噤んでしまう早瀬と瀬川。サッカーの実力は全国区でも、どうやら学力の方は不安があるようだった。 その様を横目に、長池はクスリと笑う。 長池「まあ、三年の秋からは追い込みの時期だしな。俺たちも中々顔を出すのが難しくなるだろう。だからその前に――」 瀬川「夏休みが終わるまでの間、可愛い後輩である大前くんをみっちりと鍛えこんで上げよう！」 早瀬「形見分けみたいなもんと思って、有り難く受けとけよ？」 ニヤリ、と凄絶な顔で言う早瀬。その指は大前の肩にガッチリと食い込んでいる。 大前「（そ、そう言えば長池さんたちからそんな話も聞いていたっけ）お、お手柔らかにお願いします……」 後輩である大前としては、そんな風に殊勝な返事を返す他なかったのである。
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0ch BBS 2007-01-24