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【新チーム】キャプテンEDIT18【波乱のスタート】
[710]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 00:08:02 ID:UikHt9k2 A本多 来月の派閥特訓の前に偶数にしておきたい
[711]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 00:08:14 ID:??? 唐突ですみません、企画祭スレの1です。 柿原中華料理店(キャプテンEDIT) 紹介文が一つもこなかったので GMさん、申し訳ありませんが一つ考えていただけませんか? 柿原中華料理店は元ネタもないと思われるので、個性付け自由ですっ もし更新に手一杯でしたら(すごく残念だけど)キャンセルは可能です
[712]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/19(金) 00:17:32 ID:3P+yoOfA >>A.試合に出場した選手と話す → 本多 --------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「本多、ちょっと良いか?」 本多「ん? なんだ、別にかまわんが。……しかしゲームキャプテンと言うのも案外難しいな。 自分の領分だけ気にしていればいい一選手の方が、俺には合っているようだよ」 大前「そういえば、俺が交代した後は本多がゲームキャプテンだったっけ(描写は無かったけど……)。 それはそうと、本多――」 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「この後、少し話したいことがあるんだけど、解散の後に時間を取れないか?」 勧誘だ! 勧誘するぞ! B.「夏までサブだった連中の実力、どう思う?」 味方の戦力不足について話す C.「氷潤中、思ったよりも強くなっていたな」 敵のパワーアップについて話す D.その他(自由選択です。大前に言わせたいことを併記してください)
[713]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 00:18:40 ID:0r9xmMao A
[714]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 00:18:55 ID:Bj1HZryY A
[715]森崎名無しさん:2010/11/19(金) 00:22:55 ID:3Un0T6Ps A
[716]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/19(金) 01:27:11 ID:??? >>A.「この後、少し話したいことがあるんだけど、解散の後に時間を取れないか?」 勧誘だ! 勧誘するぞ! -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 本多「良いぞ。どうせ特に予定は無いし、なによりも重要そうな話だしな。断る理由は無い」 返ってきたのは、快い承諾の意だった。 大前「ありがとうな。じゃ、この後に――」 ※ 本多と面会の約束を取り付けました ※ 〜試合後ミーティング〜 やす子「まずは新体制初めての試合、お疲れ様。結果は4−0の大勝……ではあるけれど」 墨田「……」 水守「……」 若尾「……」 園村「……」 宇津木(まあ、俺たち一年の中で素直にそれを喜べるヤツはいないだろうな。 『男ならアレくらいチョロイ事』と思っていた氷潤戦で見事なカウンターで返された感。 これで大はしゃぎできるようだったら、その浅はかさは愚かしい) 苦い顔で沈黙する一年生の中で、宇津木がそのように考えていると、
[717]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/19(金) 01:28:12 ID:??? 落田「流石は俺が本格的にスタメンになった鳴紋中だな! この分なら県大会に敵はいないぜ!」 と、空気を読まずに大はしゃぎをする落田。ちなみに試合では何の活躍もしていない。 宇津木「まただよ(笑)」 落田「なにィ!? なんだよその馬鹿にしきった表情は!?」 菱野「ええと、それもいたしかたないことかもしれませんわね。落田さん、貴方のこの試合の守備の成功率は憶えていらっしゃいますか?」 落田「ふっ、愚問だぜハニー。氷潤の選手は俺の放つプレッシャーによって委縮し、ゴール前まで攻めこむものの無得点だったな!」 菱野「要するにゼロですね」 やす子「……まあ、そういうことよ。この試合、夏まではサブだった面子の動きは決して良くなかったわ。 いえ、墨田くんが一度タックルで実力以上に良い動きが出来てた場面があったけど、それでも力が及んでなかった。 ハッキリ言うわ。夏までレギュラーに入れていなかったみんなは、実力的に劣っている! 正直言って県内でも下位よ!」 落田「なにィ!?」 墨田(……言いにくいことをハッキリと言ってくれるな) 飯地の切って捨てるような一喝に、一同は動揺を隠せない。
[718]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/19(金) 01:29:13 ID:??? 水守(確かに、得意なはずのブロックでも先輩方に比べるとまだまだだった。一度シュートに触れたけど、それだけだ) 浅村(相手の動きに全然ついていけなかったっス……) 園村(ポストが無ければ、絶対失点していた……) やす子「このことについてだけど、夏まで全国に照準を絞って主力ばかり鍛えていた私にも責任はあるわ。 けど、それ以上に貴方達は危機感が無さ過ぎた! 私たちは全国準優勝を果たしたチームよ。 当然、来年はそれに恥じないか、それ以上の成績を収めることが求められる。 そして、県内の他のチームからは今まで以上にマークされる立場でもあるわ」 ふうっ、とここで深い息を吐いて一拍置く。 やす子「……それを思うと、今のあなた達の実力は不足しているのも良いところよ。 あなた達が全員がレギュラーになる頃には鳴紋中のレベルが格段に落ちてしまうわ。 逆に他のチームは、早瀬くんたちが主力を張っていた頃の鳴紋に追いつき追い越せと、日々練習に励んでいる。 このまま行くとね、鳴紋中はあなた達の代で弱小チームになってしまうわよ!?」 一年生たち「ううっ……」「そ、そんなぁ……」「い、嫌ですよそんな風に言われるのは!」 国岡(けっ、役に立たねえ後輩ばかりで苦労するぜ) 壁際で、自分には関わりの無い話とふんぞり返る国岡。だが、飯地の矛先は彼にも向いた。 やす子「それと国岡くん! 今のあなたは二年生の中では落田くんと並んで遅れているわよ? もっとしゃんとなさい!」 国岡「なにィ!? ふざけんなよ、俺はちゃんとやっているぜ!?」 やす子「あなた、瀬川くんみたいにボールカットからそのまま前線へ運べる選手になれてる? 長池くんみたいに第二のゲームメイカーとして試合をコントロールすることが出来るの? それとも、あの二人とは違うけれど、それでも武器になるものを何か持っている? それが出来ていないからね、ゲームキャプテンからは交代を求められるのよ!」
[719]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/19(金) 01:30:13 ID:??? 国岡「ぐっ……!」 叱責を理解できているのかいないのか、低く唸る国岡。 やす子「落田くんも、このままだとベンチに逆戻りよ? 今のあなたは器用貧乏を通り越してただの不器用な選手になっているわ。 オフェンスでもディフェンスでも、なにかコレはという武器を見つけなさい!」 落田「うへぇ……」 菱野「確かに、将来的には伸びしろのある一年世代に追い越されかねませんわよ、落田さん?」 落田「! 菱野さんが言うなら頑張ります!」 大前「いや、言われなくても頑張れよ……っていうか、菱野さんが言うならってどういうことだオイ」 やす子「とにかく、各員は来月の秋季地区大会へ向けてもっとレベルアップに勤しむこと! 特にサブ組は『結局は全国でスタメンだった連中に勝たせてもらった』なんて言われないよう精進しなさい! 以上! ……自分の力だけでレベルっぷが測れないようなら、いつでも会いに来なさい!」 鳴紋中メンバー「「は、はいっ!!」」 飯地の怒鳴りつけるような訓示をもって、ミーティングは幕を閉じる。 ……こうして、鳴紋中の新体制での最初の試合は勝利と言う形に終わった。 だが、一部の中核選手の力だけでつかんだそれは、全員にとっての勝利と言えるモノだったのだろうか。 そして、秋季地区大会でも同じような形での試合が続くのか。 それはこれから明らかになっていくことだろう。
[720]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/11/19(金) 01:31:35 ID:??? 〜ミーティングの解散後〜 会場から程近くにある公園。 試合後の会話で取りつけた約束の通り、大前は本多と会っていた。 本多「……で、話と言うのは何なんだ大前」 大前「ああ、その事なんだけどさ。……今のチーム、来年の全国で勝てると思うか?」 本多「無理だ。一、二回戦くらいならばお前や雪村の力で勝たせることも可能だろう。だが、今年以上の成果となるとな……。 このまま漫然と日々の練習を続けるだけで勝てるほど、全国の舞台は軽くない。それは俺も重々感じていたことだ」 そう言いながら、全国大会での自身を鑑みる本多。 これまでどの派閥にも与することなく淡々と日々のメニューをこなしていた彼は、全国で壁に突き当たった。 単独では止められない相手。誰かの守備を助けるだけの障害物になり下がっていた自分。 それでも大会の後半は貴重な戦力として返り咲くことが出来たのは、東邦戦を契機として徐々に才能を開花させたからだろう。 だが、これはあくまで偶然の産物に過ぎない。 本多「今の鳴紋で全国制覇を目指すには……いや、早瀬さんの世代に追いつくにも、自主的なトレーニングが必要だ。 それも長期的な視野に立った、効率的なものがな。それは選手人一人が個人的にするものだけでは到底足るまい。 飯地監督はもっと部活の練習をハードにするだろうが、それにしたって学生のクラブ活動では時間に制限がある。 選手たちが自主的に、それも誰かの音頭の下で効率的にやる必要があるだろうな」 大前「俺が言いたいのはそれさ。今まで俺と比良山、それに輝林は早瀬さんの下でそんな活動をしていた。 鳴紋中を全国で勝てるチームにしよう。そのために、分かりやすい旗頭である早瀬さんの下で、一緒に強くなっていこうってな。 その活動は、今でも続いている。早瀬さんの代わりに、俺が先頭に立ってな」 本多「ほう……」 本多の目が、興味深げに輝く。
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0ch BBS 2007-01-24