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【白熱する】幻想のポイズン44【レギュラー争い】
[424]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 02:01:16 ID:??? う詐欺(能力的に)、お空(役割的に)かな? 特にお空は人多いFWだし 美鈴鍛えてなけりゃ美鈴も候補だったろうけど…
[425]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 02:09:51 ID:??? う詐欺だろうね、パスしか取り柄ないのに他にもパサー多いし 紅白見たけどドリブルもパスカットもそこまででもない上に MFなのにタックルが軽すぎるわ、劣化静葉な印象でしたしね
[426]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 02:11:52 ID:??? てゐはせめてパスが東方サッカー並だったらなんとかなったんだがなw
[427]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 07:23:49 ID:??? う詐欺が落ちるのは大歓迎な俺は異端
[428]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 22:09:07 ID:??? あれ?俺は兎コンビ両方落選してほしいんだけど? 参謀拒否られて腹いせしてる自称幸運の素兎 自分で強くなろうとせず他人頼りの妄想兎だよ?
[429]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 22:31:31 ID:??? 君の好みは分かった、としか言いようがないんだぜー まあそこら辺は相互不干渉な領域よ
[430]森崎名無しさん:2010/11/22(月) 23:16:47 ID:??? それでも、うどんはドクターとして役に立つんだよな
[431]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/22(月) 23:52:32 ID:??? >★穣子「絵札来い!」→ クラブ9 =9★ >★反町「助けてQさん!」→ ダイヤ6 /2=3★ >★静葉「さっきはダイヤQを引いたのよ!」→ ダイヤ9 /2=4★ >★早苗「7のチカラ!」→ スペード4 /2=2★ >9+3+4+2+(数字一致+5)=23=穣子、変身。スキル・タックル+2、必殺タックル・必殺スキル入手! ========================================================================================== ダダダッ! ポーンッ…… 穣子「くっ……そ……!!」 早苗「(……私はまだ全然全力を出していませんのに、それでも取れませんか)」 得意技であるヒールリフトを繰り出しつつ、襲い掛かる穣子を抜き去る早苗。 既に何度目かの勝負となった早苗と穣子の争いも――。 しかし、ここまで穣子はボールをこぼれ球にする事すら出来ずにただただ早苗に翻弄され続けていた。 かたやGKでありながら堅固な守備を売りとするオータムスカイズからドリブルゴールを奪った事もある早苗。 かたやかつては妖夢らドリブラーも止めた実績は持ちながらも、今ではすっかりそのタックルをさび付かせている穣子。 互いの勝負はまるで勝負になっておらず、ただただ穣子は消耗し成果も出ぬまま疲れてゆくのみ。 静葉「(穣子……)」 その光景を見て、静葉はもう穣子は駄目なのだろうかと思わず瞳を伏せる。 万全の状態でも、穣子の実力では早苗のドリブルをとめることは難しい。 それが疲れ果てた状況ならば、もはや早苗のドリブルをとめられる可能性は殆ど無いのだ。 これ以上、足掻こうとする穣子を止めようかと、一瞬そう思ってしまうのだが……。 反町「(違う……! 穣子の底力はこんなもんじゃない……!! あいつの本気は――あいつの全力は、こんなもんじゃない!! 確かに疲れ果てていて、動きの精度は一見落ちているように見えるけど――)」 ゾクリ…… 早苗「!? (な、なんですかこの悪寒!?)」
[432]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/22(月) 23:53:36 ID:??? それでも穣子の強さを信じる反町は、目を背けずに穣子を見つめ――。 そして、ドリブルをしていた早苗は不意に背筋に冷たいものを感じる。 何事かと思わず振り向いた瞬間、早苗がそこで見たものは――。 穣子「ずぉおおおおおおおおおおおおりゃあああああああああああああっ!!!」 早苗「なっ……きゃあっ!?」 何があろうと諦めないという、不屈の闘志を燃やした瞳を浮かべる穣子。 平常時よりも燃え盛ったまるで山火事のような瞳をした穣子は慌てる早苗へと素早く詰め寄ると。 雄叫びを上げながら鎌を思わせるような角度で足を折りたたみつつ、その折りたたんだ部分の腿の部分でボールを文字通り「収穫」。 呆気に取られる早苗を尻目に素早く立ち上がると、荒い息を整えながら不敵な笑みを浮かべる。 穣子「ど……どうよ? ようやくだけど……ボール、奪ったわよ?」 早苗「そんな……そこまで息が上がってるのに、どうして?」 穣子「息が上がってる? これくらいで私には丁度いいくらいよ。 豊穣舐めんな」 静葉「言葉の意味はよくわからないけれど……とにかく凄い自信だわ!」 明らかに疲労困憊といった状態の中、いつも以上のキレ味のタックルを見せた穣子に。 思わず早苗や静葉は目を丸くして驚くのだが……。 そんな中、唯一反町だけは小さく口元に笑みを浮かべ、穣子の様子にうんうんと満足そうに頷く。 反町「(穣子の凄い所は……どんな状況でも我武者羅にプレイする点だ。 それは体力が少なくなってからも変わらない……いや、むしろ体力が少なくなった方が動きのキレが増す。 泥臭いけど……でも、これが穣子の強さだ)」 穣子「へへへ……っと、うわっ!?」 ドサッ!
[433]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/22(月) 23:54:36 ID:??? 静葉「あらあら……まあ、あれだけ動いたのなら仕方ないわね」 早苗「立てますか?」 穣子「あー……うん、大丈夫大丈夫。 はぁ……しっかし、タックルしか鍛えられなかったか……。 出来る事なら、姉さんとの連携や反町相手のブロックの練習もしたかったんだけど……」 反町「仕方ないさ、あれだけ動いたんならもうヘトヘトだろうし……。 (それに、体力が半減してからは平常時以上に動き回ってたからより一層体力は使ったろうしなぁ)」 静葉「そうよ、それに一樹君を相手にブロックなんて無謀すぎるわ……死ぬ気?」 穣子「そんくらい無茶しないと強くなれそうにないっしょ?」 早苗「それでも命は大事にした方がいいです……」 反町「(……一体、俺は皆にどう思われてるんだろう)」 いつも以上に激しく動き回っていた為か、既に立っているのがやっとという様子の穣子に肩を貸しつつ。 それでも、かなりの成果が上がった事に一同は笑みを浮かべながら引き上げてゆく。 パスの連携やブロックなど、タックル以外の方面の能力は鍛える事は無かったが……。 当初予定していたタックルだけは、十二分に強化をされ。 また、この練習で穣子の持ち前の負けん気の強さと不屈の闘志は表面化。 これからの試合などでは、その勝気で豪気な性格を生かした粘り強いプレイが出せる事となる。 穣子「……あんがとね、反町。 また世話かけちゃってさ」 反町「何度も言わせるなよ。 俺は、強くなりたい奴の手助けがしたいだけさ。 ……それと、静葉さんと早苗さんにもちゃんと礼を言えよ」 穣子「わかってるって、姉さんも早苗もマジでありがと。 助かったわ」 静葉「私は殆ど何もしてないけれどね……とにかく、成果が出たようで良かったわ」 早苗「私も久しぶりにドリブルをしたかったので……(……仲がいいですね、反町君と穣子さん。 まぁ……オータムスカイズ時代は一番距離が近かったお方のようですしね。 これくらいは仕方ない……のでしょうか)」 穣子「(……3人に鍛えてもらって、結局試合では活躍出来ませんでしたって事は無いようにしないとね。 ま、それはともかく……)反町」 反町「ん?」
[434]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/22(月) 23:55:55 ID:??? 穣子「……前にも言ったけど、今度こそ誓うわよ。 神として、私はあんたの信頼――信仰に絶対答えるわ。 あんたが嫌って言っても止めない……八百万の神の誇りに賭けて。 あんたにご利益与えてみせる」 反町「…………ああ」 小さく小声で、しかしながらはっきりとした声で呟く穣子。 その言葉を噛み締めながら、反町は薄く瞬きをしてから空へと目を向ける。 反町「(……あの時、もしも……)」 思い返すのは、練習する前の穣子と重なった――かつての自分の姿。 森崎や早田と同室となり、合宿の最終日前夜で仲間達に不安を吐露した時の、自分。 反町「(あの時、もしもあそこで森崎が特訓をしようといってくれてたら……。 俺は、どうなっていたんだろう?)」 あの時は適当な慰めの言葉をかけられてから、次の日の練習試合に備え就寝をした反町。 だが、もしもあの時――あそこで森崎達と特訓をしていたら。 特訓をして、反町が大きく成長をしていたら……どうなっていたのだろうか? ――少なくとも、幻想郷には呼ばれなかっただろう。 反町「(……それを考えると、それで良かったのかもしれないな。 俺は、幻想郷に来て変われた。 皆の……穣子たちのお陰で、変われたんだ。 もしもあの時外で力をつけていても……結局俺は、日向の下から離れられなかったろうし……)」 穣子「……どしたの、反町?」 反町「いや、なんでもないよ」 急に考え事を始めた反町の様子をいぶかしんだ穣子に声をかけられ、慌てて何でも無いと答えつつ。 反町はそっと心の中で思う。感謝をするのは、或いはこっちなのかもしれない……と、改めて、そう思うのだった。 静葉「(それにしても一樹君も早苗もいい子だわ……穣子の為にわざわざ時間を作ってくれるなんて、ね)」 ※穣子がスキル「タックル+2」、タックル技「ウォームカラーハーヴェスト」、スキル「不屈の女神」を習得しました。 ※穣子の面倒を見たので穣子・静葉の反町・早苗に対する評価値が+1されました。
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0ch BBS 2007-01-24