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【森崎】ファイアーモリブレム23【覚醒】
[284]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/27(土) 02:51:48 ID:??? 弾んだ声でアベルに話し掛けるエスト。森崎に対する好意とはまた違ったベクトルの、 年上の騎士に対する憧れが含んだ行為の瞳をアベルに向けるエスト。 森崎は悟った。そんな彼女が先ほど自分の事を見つめていた自分より輝いて見えたと。 少し悔しいが、親友であるアベルがあれだけ幸せそうな顔をしているのを見てしまったのだ。 最近まで絶望続きだったアベルのあの笑顔の対象に深く関わることは、今の森崎にはできなかった。 森崎「(さて…あとは若い二人に任せてなんとやらってことだよな)」 森崎はエストのことをアベルに任せると、こっそりとその場を後にして戦の後始末に奔走したのだった。 ※アベルの評価が大きく上がりました ※アベルとの相互支援が2→3に上がりました ※エストとアベルの相互支援3が発生しました ※エストの森崎への支援が2→1に減少しました ====================== アベルの恋愛成就のために、潔く身を引いたところで一旦ここまで。 次はレベルアップ判定を挟んだ後、拠点パートに突入したいと思います。 今夜も遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。それではまた〜
[285]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 02:56:57 ID:??? 乙でした 慈円手入に続きアベルも地獄の住人卒業ですな 松山「モテ男からオンナヲトリアゲルノデス!!パルパル」
[286]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 12:29:33 ID:??? アベルに支援3はそれだけで出撃させる価値あるなw ・・・次女・・・
[287]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 13:25:32 ID:??? リンダ派の俺としてはおとなしくフェイドアウトしていただきたいが……。 ここからのカチュア派との戦いは過酷なものになることであろう(ゴゴゴ
[288]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 15:01:32 ID:??? ミネルバ様はみんなの選択肢に入ってないのか‥。
[289]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 15:25:30 ID:??? ノシ ミネルバ派ここにもうひとり しかしDS版キャラ来ると聞いてカタリナやノルンにも心が動く
[290]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 16:13:05 ID:??? ぽんこつ系の可愛さはあるなあw>ミネルバさま
[291]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 17:21:54 ID:??? 森崎と恋愛関係になる気はしないけど、可愛い人だよねw
[292]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/27(土) 19:00:40 ID:??? >>285 松山「ハチマキさえ取り戻せればきっと幸せになれるさ、平行世界の俺!(キラキラ」 >>286 カチュアだって…次女だってやればできる子ってまったく力上がってなーい! >>287 だがしかし森崎と一番仲がいいのはカシムだったりするのだった! >>288-291 初期考案ではハーディン共々ライバル候補の一人でしたが、 今では頼れる?愛すべきキャラですからねw ================== グルニア軍の捕虜の収容も大方終わり、アカネイア同盟軍は改めてグルニア城の制圧を進める。 ニーナはもぬけの殻となった玉座の間に一人佇み、これまでの戦いを思い返していた。 ニーナ「(パレスを取り戻し、こうしてお父様、お母様の仇敵国グルニアを制圧した。 それなのに…なぜ?なぜ私の気持ちは……こうも沈んだままなのでしょう… カミュ……他にやりようは無かったのですか?私を助け、逃がし、生き延びよと 諭してくれたあなたが…どうしてこのような結末しか作れなかったのか…理解できません……)」 ミディアからの報告では、カミュの死体は最後まで発見することはできなかったそうだ。 それは自分の気を案じての彼女の優しい嘘なのかもしれないと最初は考えた。 だが、ニーナはどうしても諦めきれないでいた。森崎の前では割り切ったように振舞ったが 敵国の姫である自分を数多の犠牲をなげうってまで守りつづけたあの黒騎士のことを そう簡単に忘れることなど、慈悲深き王女ニーナはできなかったのである。 ミディア「ニーナ様、ここにおられましたか。まもなく兵たちが到着いたします。ニーナ様は後方の天幕へとお戻りください」 鎧を外した軽装のミディアがニーナの下に現れる。どうやら他の仲間たちと一緒に制圧作業を手伝っているらしい。 ニーナは一度息を吸い込むと、笑顔を作ったのを自己確認してから振り返りミディアのほうを向く。 ニーナ「ミディア…?ええ。作業の邪魔になってしまっては申し訳ないですからね」 ミディア「え、あっ…そんなつもりで言ったわけでは…」
[293]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/27(土) 19:02:03 ID:??? ニーナ「うふふ。分かっています。それより作業の方は捗っているのですか?人員が足りないのなら…輸送隊から…人、を……」 自分は同盟軍の旗印なのだ。折角の勝利に悲しみの涙を流すわけにはいかない。 それでも無意識に声が震えてしまう。言葉が詰まってしまう。ニーナはついに小さな嗚咽を漏らしてしまった。 ニーナ「ご、ごめんなさい……ミディア……こんな、みっともないところを見せてしまって…」 ミディア「ニーナ様……カミュ将軍のこと……申し訳ありませんでした。 本来ならば彼とは手を合わせドルーアと戦うことができたはず。 それなのに、私たちは彼を倒すことでしか道を作ることができなかった…」 ニーナ「いえ…ミディア。あなたにも苦しい思いをさせてしまいました。 ごめんなさい。本当はね…ミディア。私にはわかっていたのです。 マルス王子にエムブレムを託したときからこうなることは… ファイアーエムブレムによって王家が回復できたとき その代償として最も愛する者を失うという。それが… それがエムブレムに纏わる悲しい伝説……アルテミスのさだめなのです」 ミディア「アルテミスの……さだめ……」 最も愛する者を失うという言葉を聞き、ミディアの脳裏に金髪の勇者の顔が浮かび上がる。 太陽の勇者アストリア。既にパレスが解放されてから半年は経とうとしてるというのに 未だに彼の行方は掴めないでいた。ミディアの心の奥底に封じ込めていた不安が 徐々に顔をのぞかせる。もしかすれば、既にアストリアは… ミディア「(……アストリア。あなたはいまどこにいるの…?どうして帰ってきてくれないの? 危険を感じて姿を現せないのであれば、平和を取り戻せればきっとあなたは帰ってくるのかしら。 アストリア……いやよ…私は……私は最後まであなたのことを信じてるから……!)」 辛くとも苦しくとも、ドルーア帝国を打ち倒すまで立ち止まることは許されない。 主君の悲しみを間近で受け止めながら、ミディアは少しでも早く平和を取り戻すのだと誓うのだった。 その誓いが報われぬ誓いであることを本人は知らぬまま、戦いはまだまだ続く――。
[294]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/11/27(土) 19:03:10 ID:??? 第16章 ブラックナイツ・カミュ おわり ※出撃した全員に50の経験値が入ります モロドフ「レベルアップしたものを伝えるぞ」 アベル エスト チキ パオラ マリア マリク ミネルバ モロドフ「以上だ。他の者も頑張るように」
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0ch BBS 2007-01-24