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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】
[794]森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:28:23 ID:eyR/O8/c E
[795]森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:48:00 ID:1/254H5c I
[796]森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:52:07 ID:uJZiSxbk F
[797]森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:52:25 ID:Qma++Sp6 F
[798]森崎名無しさん:2010/12/19(日) 16:09:39 ID:??? 練習試合の相手はどこがくるんだろ 下手なチームだと虐殺しちゃいそうだけど
[799]森崎名無しさん:2010/12/19(日) 16:46:57 ID:??? どこかでハンブルグ戦の悪夢再来はありそうw しばらくは自分たちの実力強化重視にしたいね
[800]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:17:54 ID:??? >F.「穣子達のオータムスカイハリケーンはやはり大きな武器になるな」 オータムスカイハリケーンの重要性を語る ============================================================================================= 反町が今日の紅白戦で特に気になった点は、穣子と静葉が見せたオータムスカイハリケーンであった。 いくらうどんげのパスといえど、高く山なりになってくるボールは普通はパスカットは出来ない。 だが、穣子はそのパスを静葉と力を合わせる事でパスカットをする事に成功したのである。 反町「あのボールはオータムスカイハリケーンを使っていなければ間違いなくPA内に入ってた。 そうすれば、魔理沙さんかお空さんが決めていた可能性があるんだ。 相手がうどんげだったから地味に見えたけど、ピンチを未然に防げたのは大きいよ」 穣子「ま、その為のオータムスカイハリケーンだからね。 ……ただまあ、姉さんと私の体力の問題上頻発が出来ないんだけど」 妹紅「それにポジションも違うから、発動機会自体が少ないもんね」 あらゆるディフェンス技に応用出来るオータムスカイハリケーンの威力は絶大。 しかし、絶大であるが故に、技を駆使する際に足にかかる負担は大きく……。 体力が少ない穣子と静葉では、1試合に何発も使っていては体力が持たない。 そして、そもそもの問題として、静葉と穣子のポジションが違う為にオータムスカイハリケーンを使える機会自体も少ないのである。 強力だがいまひとつ使い勝手が悪いという印象はどうしても拭えず、その点が問題だと穣子は表情を曇らせるのだが……。 リグル「んー……それじゃあ、レティを土台にしてみたらどう?」 妹紅「へ?」 反町「え?」 穣子「んあ?」 不意に悩める穣子に声をかけたのは、自称・エースのリグル=ナイトバグであった。 反町「レティさんを……土台に?」 リグル「うん、レティならDFだから穣子とも同じポジションだし。 使う機会は静葉を土台にするより多くなるでしょ?」
[801]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:19:26 ID:??? リグルの突拍子も無い言葉を聞いて反町達が目を丸くする中。 リグルはといえば、理路整然とレティを土台にする事のメリットを説明する。 静葉と違い、DFであるレティならば穣子と近くにいる事も多く。 オータムスカイハリケーンを使う機会は静葉を土台にするよりも増える。 また、体格がいいレティならば……土台となるレティの体力の消耗は、あまり多くは無いかもしれないというのだ。 リグル「実際、チルノの土台になるレティはあんまり体力消耗しないしね」 妹紅「そっか……確かに、チルノの土台になっている以上はレティだって穣子の土台になれない事は無い筈だよね」 穣子「うぅん……レティを土台にするってのは考えた事無かったわ。 でも、出来るかしらねぇ……? いくら体格がいいったって、あいつがいつも発射してるのはチルノ。 私よりも一回り小さいあいつは飛ばせても、私を飛ばせるかしら?」 反町「静葉さんも穣子も、レティさんより体格は貧弱だけどお互いを飛ばしてるじゃないか」 穣子「ありゃ上手いことタイミングを計れるからよ。 実際、私は姉さんよりちっさいリグルは飛ばせないわよ」 リグル「うーん、難しいねぇ……」 穣子「まぁ……考えておくわ。 武器は多いに越した事は無いんだし……。 姉さんと同時起用されなきゃオータムスカイハリケーンが使えないってのは問題だろうしね」 リグルの提案は、意外にも現実味があるものであったが……。 しかし、だからといって確実に出来るとは言い切れないものである。 モノに出来れば一気にオータムスカイハリケーンの使い勝手は上がるが、かといって即断は出来ない。 いつものイケイケGOGOな性格からは考えられない程、冷静な判断を穣子は下しつつ。 その後も一同は今日の紅白戦について洗いざらい語り合うのだった。 ※穣子にフラグが立ちました。
[802]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:20:50 ID:??? こうして反町達が部屋で思うように寛いでいた頃。 101号室――この全幻想郷Jrユース監督である蓬莱山輝夜の部屋では。 コーチであるパチュリーと松岡、そして輝夜が今後の方策と予定について改めて話し合っていた。 輝夜「それじゃあ松岡コーチはユニフォームの用意をお願いね。 25人……全員分のものを予備やアウェー分も含めて用意しておいて頂戴」 松岡「任せておけっ!」 コーチでありつつ、雑用的な役割も任せられている松岡は無駄に熱く返答しつつガッツポーズ。 その姿をげんなりとした様子で見つつ、パチュリーは来週に控えた練習試合。 その相手の特徴などが書かれたデータについて目を通し始める。 パチュリー「以前からいくつか対戦相手の候補は聞かされてたけど……結局、初戦はここに決まったのね」 輝夜「ええ。 二戦目、三戦目についてはまだ未定だけど……初戦は既に決定済み」 パチュリー「……派遣選手がいないJrユースチームで、相手になるの?」 書類から目を離さないまま、そう口にするパチュリー。 パチュリーの言うように、来週に控えた全幻想郷Jrユース初めての試合は。 大会には参加をしない、とあるJrユースチームとの試合と決定していた。 同世代(あくまで反町にとってであって、他の者達からしてみれば圧倒的に年下なのが多数)と言えば同等に見られるかもしれないが……。 しかし、幻想郷と外の世界のサッカーの間には圧倒的な技術の壁があり。 現在、四苦八苦をしながら幻想郷に追いつこうと派遣選手と共に練習に励むJrユースチームならともかく。 その他のチームと戦って、得るものが果たしてあるのかと疑問を持つのも当然の話。 だが、輝夜はそれに関しては問題ないといとも簡単に言ってのけた。 輝夜「八雲紫曰く、そのチームもそのチームで色々と伸びてきてるらしいわ」 パチュリー「……随分とご都合主義な気がするのだけど、まあ、対戦相手として不足が無いならいいわ」 輝夜「……ただまあ、聞いた話だと、別の面で色々と問題がありそうなのよね」 パチュリー「?」
[803]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:22:05 ID:??? 戦力的には、全幻想郷Jrユースと戦っても決してひけは取らないだろうと告げる輝夜だが……。 しかし、その他の面において色々と問題があると言い。 一体どういう事なのか、とパチュリーは首を捻る。 パチュリー「どうして? 対戦する事が決定しているというのなら、断られた訳ではないのでしょう? 何が問題なの」 輝夜「うーん……戦力が問題でもなく、チーム間のいざこざとかが問題でも無いんだけど……。 その対戦するチームの選手自体が、なんというか……色々と問題らしいわ……」 パチュリー「……性格的な意味で?」 輝夜「性格的な意味で」 どことなく言いづらそうに頭をかく輝夜を見てパチュリーは大きなため息を吐き。 輝夜は居た堪れない気持ちになりながら、机の上に載った書類詰まったファイルを開く。 そして、しばらくページを捲ると……やがて金髪の少年の写真が同封されたページで手を止め。 苦々しい顔をしながら、パチュリーと同じようにため息を吐いたのだった。 輝夜「見た感じは普通の男の子って感じなんだけど……いや、普通っていうかちょっと美形かな。 はぁ……よりによって、八雲紫もなんでこんなチームをよこすかなぁ……」 パチュリー「……まあ、私達は所詮、外の世界では新参。 ロクなチームもよってこない、か……」 輝夜「まあ……大会には出場しないみたいだし……。 90分、試合に耐え切れば大丈夫よ、きっと」 即席チームの完成度を高めるには、どうしても練習試合を行っておきたい。 背に腹は変えられぬという覚悟で、蓬莱山輝夜は対戦チームへの対策をパチュリー・松岡と共に考え始めるのだった。 輝夜「(せめて2戦目と3戦目は普通っぽいチームと練習試合が出来ますように!)」 全幻想郷Jrユース 合宿15日目 終了
[804]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:23:24 ID:??? 全幻想郷Jrユース 合宿16日目 外の世界へとやってきてから、2日目。 この日、午前中はようやくメンバーが厳選された事もあって本格的に連携を考えた練習となり。 パスワークや攻撃時、守備時のポジショニングがおぼろげにではあるが形となってくる。 そうこうしている間に、時間はどんどんと過ぎ去ってゆき。昼食の時間とあいなるのだった。 妹紅「うましうまし……何だ、幻想郷の施設よりもここの方がご飯美味しいじゃない」 リグル「水が……水がなんだかまずいよ……」 反町「これは硬水って奴かな……確かに、飲み慣れてないからちょっとキツい……」 リグル「甘い水欲しい……」 穣子「砂糖でも入れてなさい」 こうしてフランスでの料理に舌鼓を打った後、休憩を挟んでから午後の個人練習へと向かう反町。 反町「(さて、紅白戦から明けて……メンバーも決定し、キャプテンも決まっていよいよ合宿も本格始動だな! 来週には練習試合もあるんだし、今日からまた頑張らないと! じゃあ、今日はどうしようかな)」
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0ch BBS 2007-01-24