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【ど、ど、ど】黄金のジノ4【童帝ちゃうわ!】
[73]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/16(木) 23:29:42 ID:??? 松本「話を戻すけど…彼は、レベルとしては、現状の長沼くん以下ね。 長沼くんも、なんだかんだと言って、学生レベルだと逸脱した能力の選手だし。」 ジノ「レヴィンシュート無しで、ですか?」 松本「そうね。…彼は、面白いわよ?レヴィンシュートで、破壊された身体が元に戻りつつある。…より、強靭となってね。」 松本の言葉に、ジノはリブタの言葉を思い出した。 ジノ「…リブタの目は、間違っていないな。」 松本「リブタくん?…彼は、ジョカトーレよりも、ドクターか、コーチが向いていると思うんだけどなぁ…。」 松本は、そう言うとため息をついた。 松本「彼が私の後任や、部下なら、私は安心して育児に行けるんだけどな。」 ジノ「多分、医務室に閑古鳥が鳴きますよ。リブタが医者なら、絶対に研究室から出してはいけません。」 …リブタが、医務。患者がどんな目に遭うか、まさに想像外である。 松本「そうかなぁ。…末武くんのビデオ…これは、一年生大会のビデオね。対きらめき高校。」 松本がテレビをつける。 テレビには、長い金髪をひとつ結びにした男(?)が、赤いユニホームの10番をこき下ろす所が映っていた。 …男(?)の目は、10番をうっとりと見つめている…。それはあたかも、恋人を見る女の子の目だ…。 10番も、満更でもないリアクションである。 ジノ「…彼が、スエタケですか?」 松本「…いや、これは対戦校の子よ。」 ジノ「日本では、ゲイが流行りですか?」 松本「流行りではないわね。」 ジノ「…何故、ここが頭かは聞かないとして…確かにレベル低いですね。」 ジノの目から見て、両チーム共にレベルが低い。しかし、面白い選手が多い。
[74]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/16(木) 23:56:16 ID:??? 青のユニホーム…興津高校の9番、末武。粗削りながら、ゴールへの執着心は評価出来る。 赤いユニホーム…きらめき高校の10番の、ゲイの彼。このレベルのチームのゲームメーカーとしては、充分なレベルだ。 松本「これは、練習試合だけど…同じ相手よ。」 ジノ「…ジョバンニ達が呼ばれた理由が、わかりますね。こんな笊守備じゃ、勝てない。」 興津高校は、ゲイに引っ掻き回され、3−2での敗北。 松本「これが末武くんと、興津高校のレベルよ。…正直、あんまり高くないでしょ?」 ジノ「…まぁ、僕の目から見ると、ですが…。」 このレベルならば、ジョバンニ達のレベルなら、チームの底上げが期待出来るだろう。 松本「学生生活は…まぁ、これは弟くんと見て。」 松本は、そう言うと困ったように笑った。 松本のデスクの写真… 桜舞い散る中で、松本、みかの生徒達が映っている。…皆、一様に笑顔。松本も、最高の笑顔だ。 ジノ「ドクター…」 松本「ふふ。さ、ミステルが良い所に連れて行ってくれるわよ。行ってらっしゃい。」 これ以上の問答はしない… そう示され、ジノは退散した。 松本「(………年を取ると、ダメね。涙もろくて………。)」 学生生活のビデオも見せて、説明しようとしたが…… 末武や、みか達…懐かしい生徒、同僚の映像と声を聞き、望郷の念に駆られたのだ。 誰もいない医務室… 松本は、少しだけ泣いた。
[75]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 00:15:00 ID:CJWaSDlM 練習場の外には、フランツがバスを用意して待っていた。 フランツ「私達は、一足先にコモに発ちます。」 バスでは、罰ゲーム組が倒れ込むように座っていた…。 フランツ「明日の試合に差し支えられても、困りますからね。良質の温泉がある、山奥の村に一泊して頂きます。」 ジノ「温泉、ですか?」 フランツ「ええ。日本風のカゾクブロというものは、良い物です。 …怪我に良いので、ナガヌマも連れて行く事にしました。」 ジノ「……………。」 フランツの言葉の端々から、以前も利用していた事が読み取れる。 フランツ「さて…行きますか。」 後の指示を、モンテゼーモロ、マラネロに任せ、罰ゲーム組は、山奥の村へと進む。 ジノの隣は… 先着一名様で。 ★お隣りさんは !card ★ JOKER…一番後ろ。リベリオとリブタに挟まれている。 ダイヤ…リベリオ ハート…リブタ スペード…カマーチョ クラブ…お約束
[76]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 00:17:41 ID:??? ★お隣りさんは ダイヤJ ★ ミステル召還
[77]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 00:24:30 ID:??? 覗きに行こうぜフラグかw?
[78]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 00:32:33 ID:CJWaSDlM ★お隣りさんは ダイヤJ ★ ダイヤ…リベリオ リベリオ「……よう。」 疲労困憊の状態のリベリオ…。ぐったりしながらも、ゴムボールを握り、指を鍛えている。 リベリオ「温泉か…。悪かぁねーが…家族風呂なんざ、冗談じゃねぇ。露天風呂である事を祈ろうぜ。」 何を話しますか? 『2』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。 A ギターについて B 女について C アンコーナ戦について D 家族風呂とは? E その他 ※本日は、ここまでにします。
[79]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 02:13:05 ID:iemFUiyk A
[80]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 06:53:13 ID:Wos4nQZk A
[81]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 10:04:19 ID:??? A ギターについて ジノ「ギターについて、聞いていいか?」 リベリオ「おう。」 ジノ「上達にコツはあるか…?」 ジノの言葉に、リベリオは リベリオ「メトロノーム買え。あとは、音階を覚えて手を動かせ。 コード表見ながら、コードを繋げていけ。後は精度とリズム感の問題だ。」 とだけ言った。 ジノ「難しいな…」 リベリオ「簡単だ。フレット押せば音になる。どれを繋げるかだけだ。」 ジノ「それが出来れば苦労しない。」 リベリオ「だから練習するんだよ。フッチボールと同じだ。 地道にやっていけよ。最初から上手くやろうとするから、失敗する。」 リベリオは、そう言うと紙に練習方法を書いていく。 リベリオ「これが完璧に出来るようになるまで、少し頑張ってみろ。 やってみて、わからんなら、聞いてくれ。…疲れてるから、少し寝るぞ。」 リベリオは、帽子を深く被ると、すぐに軽く寝息をつきはじめた。 ジノ「(これか…。書いてある事は簡単だな。)」 基礎ばかりだ。…こんなので、本当に上手くなるのか…? ジノは、そう思いながら、紙をバッグに直した。 ※『基礎トレーニング〜ブルース初級〜』を手に入れました。 完全に弾きこなせるようになると、レベルが上がります。
[82]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 10:30:29 ID:??? 話す相手もいなくなり、ジノもいつしか、熟睡していた。 フランツ「(…皆、眠ったようですね…)」 フランツは、後ろを見た。あどけない顔で眠る、モデナの罰ゲーム組。 フランツは、皆の寝顔を見ながら、こないだの友人との食事を思い出していた……。 −−−−ミラノの、とあるバール−−−− ???「かんぱ〜い!」 ユース時代に知り合った仲間… ドイツ人のヴェスト、イタリア人のヴェネ、日本人の桜木…そして、マリアも共に久々に再会し、旧交を温める。 マリア「ヴェストは、カメルーンユースの監督か〜。」 ヴェスト「ああ。問題児ばかりで手を焼いている。」 ビールをあおるヴェスト。金髪のオールバックと、筋肉隆々の身体が特徴的だ。 ヴェネ「カメルーンユースのコーチが僕だよ〜。で、桜木は日本のオリンピック代表のミステル〜。」 どことなく抜けた雰囲気のヴェネ。桜木は、物静かな雰囲気である。 桜木「ええ。…チームは、全くの白紙ですが。…フランツさんは、まだモデナの監督ですよね。」 フランツ「ええ。おかげさまで。」 ユース時代、仲間として戦った皆。 才能に限界を感じ、コーチ転身した者、チームに必要とされず、やむを得ずにコーチになった者…それぞれだ。 フランツ「…私のチームの外国籍選手も、手を焼きますよ。リベリオ、リブタ、カマーチョ、ナガヌマ…皆、一癖あります。」 フランツは、そう言うと楽しそうに笑う。 桜木「ふふ。楽しいんですね?」 フランツ「ええ。とても。」
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0ch BBS 2007-01-24