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【ど、ど、ど】黄金のジノ4【童帝ちゃうわ!】
[80]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 06:53:13 ID:Wos4nQZk A
[81]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 10:04:19 ID:??? A ギターについて ジノ「ギターについて、聞いていいか?」 リベリオ「おう。」 ジノ「上達にコツはあるか…?」 ジノの言葉に、リベリオは リベリオ「メトロノーム買え。あとは、音階を覚えて手を動かせ。 コード表見ながら、コードを繋げていけ。後は精度とリズム感の問題だ。」 とだけ言った。 ジノ「難しいな…」 リベリオ「簡単だ。フレット押せば音になる。どれを繋げるかだけだ。」 ジノ「それが出来れば苦労しない。」 リベリオ「だから練習するんだよ。フッチボールと同じだ。 地道にやっていけよ。最初から上手くやろうとするから、失敗する。」 リベリオは、そう言うと紙に練習方法を書いていく。 リベリオ「これが完璧に出来るようになるまで、少し頑張ってみろ。 やってみて、わからんなら、聞いてくれ。…疲れてるから、少し寝るぞ。」 リベリオは、帽子を深く被ると、すぐに軽く寝息をつきはじめた。 ジノ「(これか…。書いてある事は簡単だな。)」 基礎ばかりだ。…こんなので、本当に上手くなるのか…? ジノは、そう思いながら、紙をバッグに直した。 ※『基礎トレーニング〜ブルース初級〜』を手に入れました。 完全に弾きこなせるようになると、レベルが上がります。
[82]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 10:30:29 ID:??? 話す相手もいなくなり、ジノもいつしか、熟睡していた。 フランツ「(…皆、眠ったようですね…)」 フランツは、後ろを見た。あどけない顔で眠る、モデナの罰ゲーム組。 フランツは、皆の寝顔を見ながら、こないだの友人との食事を思い出していた……。 −−−−ミラノの、とあるバール−−−− ???「かんぱ〜い!」 ユース時代に知り合った仲間… ドイツ人のヴェスト、イタリア人のヴェネ、日本人の桜木…そして、マリアも共に久々に再会し、旧交を温める。 マリア「ヴェストは、カメルーンユースの監督か〜。」 ヴェスト「ああ。問題児ばかりで手を焼いている。」 ビールをあおるヴェスト。金髪のオールバックと、筋肉隆々の身体が特徴的だ。 ヴェネ「カメルーンユースのコーチが僕だよ〜。で、桜木は日本のオリンピック代表のミステル〜。」 どことなく抜けた雰囲気のヴェネ。桜木は、物静かな雰囲気である。 桜木「ええ。…チームは、全くの白紙ですが。…フランツさんは、まだモデナの監督ですよね。」 フランツ「ええ。おかげさまで。」 ユース時代、仲間として戦った皆。 才能に限界を感じ、コーチ転身した者、チームに必要とされず、やむを得ずにコーチになった者…それぞれだ。 フランツ「…私のチームの外国籍選手も、手を焼きますよ。リベリオ、リブタ、カマーチョ、ナガヌマ…皆、一癖あります。」 フランツは、そう言うと楽しそうに笑う。 桜木「ふふ。楽しいんですね?」 フランツ「ええ。とても。」
[83]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 10:52:48 ID:??? 宴も酣。 ヴェストは、酔いに任せて口を開いた。 ヴェスト「…アンドリュー・カマーチョが、お前のチームにいるな。」 フランツ「カマーチョですか?彼がどうかしましたか?」 ヴェスト「…ヤツは、今の段階で使えそうか?」 ヴェストの問いに、フランツは首を振る。 フランツ「現状では、とても使えませんね。才能は、超一流ですが。」 ヴェスト「……やはりそうか……。」 ヴェストが、がっくりと肩を落とす。 ヴェスト「……レイモンド・チャンドラー。ヤツを知っているな?」 フランツ「ええ。」 ヴェスト「ヤツが、ワールドユースで敗退したのは、カマーチョがいないからだ、と言い出した。」 フランツ「的外れです。カメルーンの敗退は、チームの自壊以外無いでしょう。」 フランツの言葉に、皆が頷く。 ヴェネ「それで困り果ててるんだよね〜…。チャンドラーを外すと、チャンドラー派が黙ってないし〜 かと言って、使えない選手入れるのもね〜…。」 桜木「絶対的なエースも、困り者ですね。」 桜木の言葉に、ヴェストが首を振る。 ヴェスト「…言い方が悪かったな。正確には… 『カマーチョと自分を、2トップとして使って欲しい』 だ。ヤツには、ヤツなりの考えあっての事のようだが…」 ヴェネ「メンタルに問題抱えていちゃ〜使えないんだよね〜……」 二人の言葉に、フランツが首を傾げる。 フランツ「はて?カマーチョとチャンドラーは、仲が良くないはずでは…」 ヴェスト「カマーチョが、過剰に意識している。チャンドラーは…過去を乗り越えつつあるようだ。」 フランツ「……成る程。」
[84]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 11:16:15 ID:??? 私怨を棄て、チーム力を上げる為に、カマーチョの力がいる。 目の付け所も良い。…しかし… フランツ「彼は、自分がカマーチョを壊したとは思っていないでしょうね。」 ヴェスト「…恐らくは、な……。または、そう思いたくないか。」 メンタルが強いチャンドラーに、グラスハートのカマーチョ… チャンドラーは、カマーチョの自信を根底から打ち砕いた。 フランツ「…成る程。彼の自信の無さの理由が、わかりました。」 ヴェネ「フランツさん、何とかならない?」 フランツは、顎に手をやり、考える。 フランツ「そうですね…。カマーチョが、コンプレックスを解消しない限り、自信回復は難しいでしょうね。」 桜木「長沼くんは、どうです?」 フランツ「気長に育てています。現状では、話になりませんが…オリンピック前には、面白い存在にしておきますよ。」 桜木「お願いします。欧州組は、貸し出し条件が厳しくて…。 彼は、オーバーエイジとして、リストには入れていますが…。」 −−−−−−−−−− つい先日には、リベリオについても問い合わせがあった。 ブラジルオリンピック代表監督、ロベルト本郷からだ。
[85]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 11:44:06 ID:CJWaSDlM ロベルト「リベリオについての問い合わせなのですが…」 ロベルトの話の内約は 良い選手だが、使い所が無い。だから、召集を見送った。 である。 フランツ「…成る程。ちなみに、貴方は、リベリオをどのように起用しようとお考えですか?」 ロベルト「攻撃的MFですね。」 フランツ「シーズン中に、モデナでの彼のビデオをお送りしますよ。…面白い存在になるかも知れませんよ。」 −−−−−−−−−−− フランツ「(…貴方達には、頑張って貰いますよ。私の為、モデナの為などでない。貴方達の為に。)」 その為には、自分も努力を惜しまない。 縁あって、自分の教え子となった彼ら。ならば、自分は自分の出来る全てを教えよう。 寝息を立てるリベリオ達を見ながら、フランツは資料に目を落とす。 そこには…冬の移籍リストがあり、リストのトップに位置していたのは… 先着二名様で。 ★冬の補強 !card ★ ★冬の放出 !card ★ JOKER…シェスター/長沼 ダイヤ…ユリアン・ミンツ/ルッソ ハート…オリビエ・ポプラン/スクーデリア スペード…イワン・コーネフ/マラネロ クラブ…シャラーナ/エンツォ クラブA…ブルノ/ディノ
[86]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 11:58:07 ID:??? ★冬の補強 ハート3 ★
[87]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 12:04:17 ID:??? また胃が痛くなりそうなのを取ってきたな……
[88]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 12:24:03 ID:??? ★冬の放出 ハート3 ★
[89]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 12:25:22 ID:??? カードさん手抜きしたか?
[90]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/12/17(金) 14:02:43 ID:CJWaSDlM ★冬の補強 ハート3 ★ ★冬の放出 ハート3 ★ 補強候補…オリビエ・ポプラン 放出候補…スクーデリア 冬の補強は、攻撃力である。 フランスはマルセイユ。エースコンビの一角、オリビエ・ポプラン。 この夏、交渉は最終的に打ち切られたが…手応えはあった。 ベレー帽を被った監督は、交渉の後に秘書に、こうぼやいたという。 ヤン「ポプランよりは、ユリアンを行かせてやりたかったなぁ。 フランツ監督は、若いながら名将だ。彼から学ぶ事は、多いだろうに。 冬のマーケットで、一応提案してみるか…。」 …ヤンの思惑は、オーナーである、ヨブ・トリューニヒトによって砕かれた。 ヤン「ユリアンが、移籍?!」 トリューニヒトは、独断でユリアンのレンタル移籍を決めたのだ。 …移籍先は… 先着一名様で。 ★ユリアンは… !card ★ JOKER…モデナ ダイヤ…トリノ ハート…キエーヴォ スペード…レッジーナ クラブ…アンコーナ クラブA…レッチェ
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0ch BBS 2007-01-24