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キャプテン森崎外伝スレ7
[620]森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:43:10 ID:a4o0U4U+ A
[621]森崎名無しさん:2011/03/01(火) 00:49:31 ID:6pt+bT0c A
[622]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 00:54:14 ID:6S4OqlaE A:翼と練習 凡太「翼君と練習するよ」 翼「OK、それじゃあ僕に付いてきて」 凡太は翼と一緒に練習した。その結果、自分は特にドリブルが優れ ているという確信を得た。 選手 ガッツ ド パ シ タ カ ブ せ 高/低 凡太 600 38 37 37 36 36 35 37 4 4 その他 ヒールリフト:ダイヤでドリブル+4 翼「はぁはぁ……凄いな凡太君は、僕もそれなりに自信はあるけど、君には負ける」 凡太「そんな……翼君こそ凄いよ」 他の選手の事など知らない凡太だが、自分にも掘り起こせない深い所にある記憶が、 自分の実力は全国でも上位に入るものだと知らせる。 それは側で練習している他のチームメイトの動きを見ても分かる。 しかし、翼のテクニックはそんな凡太を時に凌いだ。 翼「いや……僕なんかまだまださ」 自嘲するように呟く翼。 凡太(これほどの実力があるのに……なにか理由があるのかな?) その理由に思いを巡らすと、何故か凡太の胸は不吉に騒いだ。
[623]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 00:55:33 ID:6S4OqlaE 〜練習終了〜 凡太(そういえば、後で石崎君にアキちゃんがどうとかってこと、 聞こうと思ってたんだっけ) 凡太「石崎君」 石崎「うん、なんだ?」 凡太「ああ、さっき君が言ってたアキちゃんって……」 石崎「あ、ああ、そのことか…… その話は長くなるし……翼の前じゃちょっとな…… そうだ、俺んち来いよ。詳しく話してやっからよ」 凡太「石崎君の家?(寝床も確保出来るかもしれないな) うん、おじゃまさせて貰おうかな」 石崎「おっ、そうか。へへ、歓迎するぜ」 凡太(なんか……ちょっと怖いような……気が) 次回:石崎地獄変へ……
[624]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 18:14:30 ID:6S4OqlaE 石崎「翼とアキちゃん、それから若林の奴は幼なじみなんだよ」 相当の実力を持ちながら妙に自信のない翼、凡太はその事がずっと胸に引っかかっている。 石崎の家に来た凡太は、その原因を探るべく石崎に翼のことを訊ねた。 凡太「幼なじみ」 石崎「ああ、俺も最近知ったんだがな。ああ、一応いっとくけどアキちゃんは女の子な」 凡太「ふーん」 石崎「気のない返事だな。お前は幼なじみの女の子という単語に何も感じないの?」 凡太「何もって……何を?」 石崎「何って……そりゃナニさ」 凡太「……わからないな、全く」 石崎「……お前、練習の時から思ってたけどえらくクールだな。 感情らしい感情がねぇみてえだ」 凡太「そんなこと……」 石崎「まあいいや、で、そのアキちゃんは、俺の見たところ翼に惚れてんだ」 凡太「惚れてる……」 石崎「そう、そんでもって翼の方もそうさ、つまり両想いって訳」 凡太「そうすると……」 石崎「おっと早合点するなよ。確かにあいつらは両想いだろうが、何をぐずぐずしてるのかいっこう に進展しねぇ。お前が考えてるように恋人って訳じゃない」 凡太「いや、別にそこまでは考えてなかったけど」 ポンポンと話を進める石崎に、凡太は多少付いていけない思いがした。しかし石崎はそんなことお構 いなしに話し続ける。 石崎「さあ、そにで現れたのがデブ林、いやさ若林源三。全国大会二年連続優勝、ペナルティエリア の外からはシュートを決められたことのない空飛ぶデブ(フライングファットマン)だ」 凡太「若林……源三」
[625]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 18:16:03 ID:6S4OqlaE この名もまた、凡太の心を強く揺さぶる。 石崎「……翼の奴はさ、小学校の頃からサッカーで若林に勝ったことがねーんだってよ。 一緒に受けた名門クラブチームの試験は若林だけ受かって翼は落ちる。試合をすればいつも大敗。 どころか、翼は若林からゴールを奪ったことすら一度もない」 凡太「あの翼君が?でも……」 例えどんなキーパーでも、絶対にゴールを割らないなどと言うことはない。まして翼の実力からす れば、どれほど優れているとはいえ、同じ中学生のキーパーから全く点が取れないなどと言うこと があり得るだろうか? 凡太が石崎にその考えを言うと、石崎も大きく頷きそれに同意した。 石崎「結局の所、コンプレックスって奴だろう。翼は若林に苦手意識をもっちまってるから、実力 を発揮出来ないんだよ」 凡太「なるほどね」 一通り話を聞いた凡太は考え込む。 凡太(翼、石崎、そして若林……どうもこの三人のことが気に掛かる) 石崎「まあ俺の話はこんな所だ……。さて、今度はお前のことを話してくれよ。南葛に来る前はど こにいたんだ?やっぱクラブのチームにいたのか、それとも中学のチームか?) 凡太「え、僕?」 石崎「他に誰がいんだよ」 凡太(どうしよう、俺、自分の事何も知らないんだけど) と、ここで凡太は自信の不自然さに気付く。 凡太(何故僕は、そのことを疑問に思わないんだ?) 不審に思ったその瞬間。激しい頭痛が凡太を襲った!
[626]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 18:18:32 ID:6S4OqlaE 凡太「うがぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 石崎「ど、どうしたんだ凡太!?」 いきなり苦しみだした凡太に石崎が慌てて近づく。 凡太(なんだ……頭が……割れるように……!) 石崎「凡太!?おい!しっかりしろ!」 凡太(石崎……くん……) 必死に叫ぶ石崎の声を聞きながら、凡太は意識を失った。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 凡太「……」 気が付くと、凡太は混沌に浮かんでいた。 ???「凡太」 そうしてただ浮かぶだけの凡太に、なにかが話しかける。 ???「自分のことを知るのはお前の使命ではない。お前はこの世界でなすべきをなすのだ」 凡太「……君は?」 ???「私が誰かなど、知る必要はない。自分が誰かすら分からぬものがな」 凡太「君は…僕が何者かを知ってるの?」 ???「気にすんなよ、そんなこと禿げるぞ」 凡太「でも、おかしいじゃないか、自分が誰かも知らないってだけでもおかしいのに、そのことを疑 問にも思わないなんて……」 凡太の意識がはっきりしていくと共に、失われていた自我がよみがえってくる。 凡太「そうだ、僕は何故、そんな不自然なことを自然に受け入れていたんだ!? そのことが一番おかしいだろ!?」 ???「ちっ……うるせーな」 イラッとした様に呟く声。 凡太「いやいや、うるせーとかじゃねーから!当たり前だろ!?てかなんなんお前!?」 ???「ちっ……わーったわーった!じゃあちょっとだけ手助けしてやる」 凡太「手助け?」 ???「ああ、これを受け取れ」 凡太の目の前の空間が輝く。 凡太「な、なんだ?」
[627]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 18:19:51 ID:6S4OqlaE ふわり その凡太の目の前に、サッカーボールが現れる。 凡太「これは、僕と一緒に現れたボール……サッカーボールで俺の何が分かるって言うんだ?」 ???「それはお前の幸魂奇魂。お前のことはお前自身が見つけるほかないのだ」 凡太「訳が分からない……」 声の語る電波な内容に困惑する凡太。 ???「そのボールをよく見ろ」 凡太「ボール?」 言われたとおりボールを見ると、普通のボールとは違う点があることに気付く。 凡太「ボールに長細い穴が?123……5つ?それにこれはトランプの……?」 ボールには何かを入れるような5つの穴が有り、その上にはトランプのジョーカーと4種のスートが 描かれている。 ???「その通り、そしてもう一つ」 ヴンッ! 凡太「うわっ!?」 声に反応するようにボールが光る。
[628]◆Dk7Hmjukqo :2011/03/01(火) 18:21:03 ID:??? 凡太「な、なんだこれ?」 光が収まった後、ボールに空いた穴の内、ジョーカーの下の穴に黒いカード差し込まれていた。 ???「そのカードには心の一つが込められている」 凡太「心……?」 ???「闘争心だ。お前がこの先も心を求めるのなら、カードにはいずれ他の心も芽生える」 凡太「ちょっと待って、正直言ってる意味が……」 ???「そしてもう一つ!」 声は話を聞かない。 ???「お前が心を探す助けになる物を与えよう!」 ヴンッ! 凡太「うわっ!また!?」 一方的に話す声。そして凡太の前に4種類のカードが現れる。 ???「選ぶが良い!そのカードがお前の行く先を照らす光となるはずだ!」 凡太「もー!訳わかんない!いいよ選ぶよ!選べばいいんだろ!」 超展開!カードを選んで下さい。 A:折角だから俺はこのダイヤのカードを選ぶぜ! B:折角だから俺はこのハートのカードを選ぶぜ! C:折角だから俺はこのスペードのカードを選ぶぜ! D:折角だから俺はこのクラブのカードを選ぶぜ! 先に2票入った選択肢に決定されます。
[629]森崎名無しさん:2011/03/01(火) 18:22:51 ID:zKpDvboY C やっぱ剣だろ
[630]森崎名無しさん:2011/03/01(火) 18:25:47 ID:ag2FLttU B 愛だろ常考
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0ch BBS 2007-01-24