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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[150]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 22:34:24 ID:??? カイン「(…悔しいが、聖騎士として俺とはレベルが違いすぎる……もっと精進しなければ!)」 カチュア「(これが一流の騎士の戦い……凄まじすぎて一歩も動けなかった……)」 エスト「(す…すっごいや。ミネルバ様やパオラ姉さまのほかにもこんなに強い女の人がいたんだ…)」 ミディアの凄まじい戦いに身を震えさせる仲間たち。そんな中、リンダがミディアに駆け寄る。 リンダ「大丈夫ですか?ミディアさん」 ミディア「リンダ…ええ。私は平気よ。さすがに一筋縄ではいかなかったわね。私もまだまだだわ」 リンダ「いいえ。あれだけの敵を倒せたのはミディアさんだからですよ。 同じアカネイアの民として、私、あなたのことを尊敬してます!」 ミディア「……ありがとうリンダ。あなたの魔法も素晴らしかったわよ。 お父様の仇を討てるように、私も応援しているわ」 リンダ「はいっ!ありがとうございます!」 自分の夢…もとい願望を応援され、リンダは快く返事を返す。だが、その次の言葉によりその顔は瞬時に曇る。 ミディア「ガトー司祭の待つ村はもう少し先だったわね。少し休憩した後、進軍しましょう」 リンダ「えっ…で、でも!私は一刻も早くスターライトを…」 ミディア「まずはカチュアとあなた以外の治療を済ませてからね。大丈夫、ガトー司祭は逃げたりなんかしないわ。 ……急いては事を仕損じる。心に焦りがあっては、普段の力は発揮できないわ」 リンダ「あ……ご、ごめんなさい。周りのことをよく見てなくって自分勝手なことばかりで……」 ミディア「はやる気持ちは分からなくはないわ。でも…復讐心に囚われて、心を乱しては駄目よ」
[151]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 22:35:33 ID:??? リンダ「は……はい。ミディアさん……。 (そういえば前に森崎君にも似たようなことを言われたっけ… 最近一緒に出撃もしてないし、話もしていないけど…………)」 森崎に最近構ってもらえないことに不満なのだろうか? 出会った当初やグラやカダインにいた頃は、これでもかというほどに世話を焼き尽くしてくれた彼のことをリンダは思い返す。 リンダ「(森崎君は同盟軍の指揮官。軍全体を把握して部隊を動かさなければならない大変な役職。でも……)」 これまで行き来していた手紙が急にぱたりと来なくなったかのような虚無感。 リンダの心には今は僅かな大きさだが、徐々に広がりを見せる穴が空き始めていた… エスト「つーいーたーーー!!」 カチュア「いちいち叫ばないの。村の人から変な目で見られたいの?」 エスト「えへへ、ごめんごめん。でもさ、姉さまだって故郷の空気に触れてちょっとテンション上がってるんじゃないの?」 カチュア「う……ま、まぁ否定はしないでおくわ」 妙に元気のいいペガサス姉妹を先頭に、ミディア隊はマケドニア山の麓にある村へと到着した。 ミディアはカチュアから光のオーブを、カインから星のオーブを受け取ると、納屋のような小さな家の扉の前に立つ。 シュイン。 カイン「うおっ!?勝手に扉が開いたぞ!なんと奇怪な!」 リンダ「おそらくガトー様の魔法の力によるものね。……入りましょう、ミディアさん」 ミディア「ええ。…ガトー司祭。アカネイア同盟軍の者です。 要望どおり光のオーブと星のオーブをお持ちいたしました」
[152]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 22:36:52 ID:??? 小屋の中は薄暗く部屋の全貌は分からない。そんな不気味な空間の中、ミディアが両手に持った二つのオーブが急に浮かび上がる。 ガトー「……ご苦労だったな。約束通りよくぞ二つのオーブを持ってきた」 声のするほうを振り返ると、そこには相当な年齢であろう皺をこさえた老人が長いひげを蓄えてオーブと共に浮かんでいた。 この老人こそ、大司祭ガトー。このアカネイア大陸に魔道を浸透させた第一人者である。 ガトー「……ほう。ミロアの娘がおるのか。どれ、前に来なさい」 リンダ「は…はい!」 リンダはおずおずと前に出ると、緊張した面持ちでガトーのほうを見上げる。 ガトー「この光のオーブと星のオーブの力により生まれる魔道… それこそが魔王ガーネフのマフーを破れるただ一つの呪文 スターライト・エクスプロージョンじゃ」 リンダ「スターライト・エクスプロージョン……きゃっ!?」 リンダの目の前で、二つのオーブは激しく輝きだし、一つの塊へと変貌していく。 思わず小さな悲鳴をあげて、リンダは手で目を隠した。 ガトー「(ガーネフへの恨みの感情で辛くともここまで戦ってきた孤独な女魔道士…か。 どうか復讐心に囚われその身を滅ぼすことがないよう…祈っておくか。 彼女の心のバランスを補助し、支えてくれるような者がいればよいのだがな…)」 オーブの輝きに映し出されたリンダの心情を読み取ったガトーは、リンダの行く末に一抹の不安を覚えながら瞳を閉じる。 カッ!シュウウウゥゥゥゥ…… 一つの塊となったオーブは姿を変えていき、当たりに飛び散るほどの光を放つと一冊の魔道書になった。 その魔道書はリンダの手にすとんと収まり、再び眩いほどの輝きを放ちだす。
[153]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 22:37:55 ID:??? リンダ「この魔道書が…スターライト…?」 ガトー「うむ。さぁその星光の魔道書を用い悪しき暗黒の司祭ガーネフを倒されよ。 そして神剣ファルシオンを取り戻し、暗黒地竜メディウスを討つのだ。 このアカネイア大陸に真の平和を取り戻せるのかどうかは…お前たち次第だ」 そう言い残すと、ガトーの姿が突然消えうせる。それと同時にこれまで自分たちがいたはずの小さな小屋も消えうせる。 リンダ達は気がつくと麓の村の片隅でぼんやりと佇んでいた。誰もがまるで夢のような錯覚を覚えたが、 リンダの手にはしっかりとスターライトの魔道書が握られていた。 リンダ「(……お父様。ついに、手に入れることができました。これで……ガーネフを……!)」 自分と一体になってしまうほど、強く魔道書を抱きしめるリンダの姿が、ミディアにはとても儚く見えた。 ミディア「(この子は魔道士としてはとても強い…それは先ほどの戦いでも証明している。けれど…)」 果たして今の彼女一人でガーネフを倒すことができるのか? 仇を討つことだけに身を費やし、向こう見ずな行動に出てしまうのではないか? どうか不幸なことにだけはならないでほしい。共に愛する人を失った彼女のことを、ミディアは心配そうに見つめるのだった。
[154]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 22:39:44 ID:??? ガトーに二つのオーブを届け、無事にスターライトの魔道書を受け取ることができたミディア隊。 ここで当初の予定通り、ミディア達は一旦補給活動に入ることになった。 ミディア「それではしばらくここで馬を休めましょう。 それに伴い、しばらく自由行動を設けます。各自武装を新調したり 行軍に差し支えないほどの訓練に励んだりしてくださいね」 エスト「は〜いっ!ねぇねぇ姉さま。姉さまはどうするの?」 カチュア「何をするにせよ、有意義な自由行動にするつもりよ」 カイン「リンダ殿はどうするのだ?やはりスターライトの鍛錬か?」 リンダ「そうね……それもいいかもしれないけれど…」 先着『1名』で一気に判定をお願いします ミディアの行動→ !card カインの行動→ !card リンダの行動→ !card カチュアの行動→ !card エストの行動→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→戦闘訓練 ハート→サッカーの練習 スペード→武器屋へ クラブ→道具屋へ JOKER→消えたと思っていたガトーが目の前に現れ…?
[155]森崎名無しさん:2010/12/12(日) 22:40:35 ID:??? ミディアの行動→ ダイヤA カインの行動→ スペードJ リンダの行動→ スペード7 カチュアの行動→ スペード8 エストの行動→ ハート8
[156]森崎名無しさん:2010/12/12(日) 22:41:59 ID:??? だから次女さんあなたに必要なのは武器じゃなくてですね
[157]森崎名無しさん:2010/12/12(日) 22:42:46 ID:??? バーツはパオラと接触させ リンダと森崎行動させんといかんかね・・・ 武器屋組は武器買う必要ないと思うんだがw
[158]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 23:00:17 ID:??? >>156 武器だけじゃあれなので、会話イベントを設けてみました。カインさんにジャピングチャンス! >>157 この物語のヒロインがリンダ派でないのなら、無理をして一緒に行動する必要はありませんね。 =============== ミディアの行動→ ダイヤA→戦闘訓練 カインの行動→ スペードJ→武器屋へ リンダの行動→ スペード7→武器屋へ カチュアの行動→ スペード8→武器屋へ エストの行動→ ハート8→サッカーの練習 〜武器屋〜 自由時間を利用し、武器屋へ向かったカイン、リンダ、カチュアは 綺麗に整頓された多くの武器を眺めつつ、和やかに談笑していた。 カチュア「私がミネルバ様のことを伝えた後、そのようなことがあったのですか…?」 カイン「ああ。ディール要塞に向かう途中のペラティ海溝で、火竜の集団に襲われてね… いやー、今思い出してもアレは悲惨な状況だったよ。今だからこうして笑い話にできるけどね」 リンダ「アベルさんがその異大陸の復活の井戸の水を手に入れられなかったら カインさんはいまここにはいないということにまず驚きよ。 でも……死者を蘇らせることのできる泉か。書物でしか知らなかった知識だけど本当にあったのね…」 カインは自分のタリスでの旗上げからこれまで自分が辿ってきた戦いの軌跡を語っていた。 ノルダの街で加入したリンダや、グラで加入したカチュアにとって デビルマウンテンやオレルアン、ワーレンでの出来事は実に興味深い話題であった。 カイン「(よく考えてみればこのミディア隊って実質俺のハーレム部隊だったんだよな… へへ、アベルの奴きっとこの事実に気づいたら悔しがるだろうな)」
[159]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/12(日) 23:04:11 ID:??? カチュア「良ければもっと話を聞かせてくれないかしら?」 リンダ「私も私も。カインさんの話は聞いていて飽きないのよね」 二人の美少女に囲まれ、この十数年間相棒のアベルと違って武術に生き、 女っ毛一つ無い人生だったカインは、随分と機嫌よく熱弁を振舞っていた。 カイン「(ついに俺にも春の季節がやってきたってことか?ふふふ、さーて次はどの話題をふろうかな?)」 カインさんのすべらない話→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→自分の話題をさらに掘り下げる ハート→森崎の話題 スペード→マルスの話題 クラブ→アベルの話題 JOKER→自分が蛇の道で経験したことを語る ※数字が大きければ大きいほど、カインとそのキャラの好感度が…? ================ 今夜はここまで。また明日お会いしましょう。それでは〜
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0ch BBS 2007-01-24