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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[439]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/22(水) 22:28:10 ID:??? 森崎(4)→ クラブ8 ミディア(3)→ クラブ4 マルス(2)→ スペード7 マルス(2)→ ダイヤK→1上がった ※マルスの指揮レベルが2→3に上がりました! ================== 森崎「ここは……どこだ」 暗い空間。遠くを見渡しても全く同じ風景の暗い空間。 そこに森崎は一人で立っていた。いや、本当に一人だったろうか? 重い体を引きずらせ、当てもなく彷徨う森崎の前に、青白く光る線が引かれていく。 その線は様々な方角へと枝分かれしていき、先の見えない彼方にまで伸びていく。 時には線が交わり、時には線が途切れ、しばらくしてまた現れたり。 森崎は自分の足元を走る光に導かれるように、重い足を前に出してひたすら進む。 森崎「いつまで……歩けばいいんだ」 まだ出口は見えてこない。そもそもこの空間に出口などあるのだろうか? いい加減足が悲鳴をあげてくる。辺りを見回しても相変わらず足元の青白い光だけの空間だ。 自分がどうしてこの場所にきたのかも分からない。どこに向かっているのすら分からない。 森崎「くそったれ……なんなんだよちくしょう……なんで俺がこんな目に……」 ??「なんでだと?それはお前がそうなることを望んだからじゃないのかよ」 耳元から脳の奥へと突き刺さるような声。この声を、森崎は知っている。 ほぼ毎日聞いているからだ。むしろ聞かなかった日なんて今までないほど聞き覚えのある声だ。なぜならそれは―― ??「なぜならお前は俺だからかだ。森崎有三」 森崎「う……ああ……」
[440]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/22(水) 22:29:28 ID:??? ズキン! 森崎の腹がまた突如痛み出す。慌てて服をめくり患部を見下ろす。 そこには自分と同じ顔をした少年の首が生えていた。侮蔑の表情をこちらに向けている。 ??「せっかく『主役』の立場を譲ってやったんだ。さっさと前に進めよ」 ズキン! 今度は胸が痛み出す。痛みに耐えられなくなった森崎は服を脱ぎ捨て転がりまわる。 胸にできたあざが徐々に色を変え、そこからさらに自分と同じ顔をした首がニョロリと生えてくる。 ??「どうしたんだよ。絆の力(笑)とやらでガーネフを倒すんだろ?早く立ち上がらなくちゃあ…」 森崎「ぐ…ぐが…がぁっ……」 ズキン! さらに頭の先からぱっくり割れるような痛みが走る。森崎は恐る恐る頭上を見上げる。 そこにはさかさまの顔でこちらを睨みつける、非常に険しい表情をした自分がいた。 森崎は瞬時に顔面を蒼白に染め、泡を吹いて白目をむく。 ??「あーあーだらしねぇの。これだから甘ちゃんは。情けねぇったらありゃしねぇ」 ズキン! そして脇腹にこれまでで最大の痛みが走る。森崎は思わず患部をかきむしるように擦る。 ??「いい加減にしろよ。テメェの受けた傷だろ?いい加減受け入れろよ」 森崎「なん……だよ……おれ、は……こんな、傷…しら、ねぇ……よぉ……」
[441]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/22(水) 22:30:45 ID:??? 涙混じりの潤んだ声で訴える森崎。だが、彼に返ってきた言葉は彼と同じ声の非常に冷めたものだった。 ??「そうだな。お前はそうして今までの俺達の痛みをなかったことにするんだな」 ??「これまでも、そしてこれからも、ずーーーーっと、な」 ??「この先の見えない空間を出るまで、お前は痛みを伴い、吐き捨て、歩き続けるんだ」 ??「俺たちがそうしてきたように。お前も、そしてお前の後を引き継ぐ予定の奴らもな」 森崎「なんなんだよ…訳がわからねぇよ……お前らは…いったいなんなんだよ――っ!!」 ??「じきに分かるさ。もうすぐ分かる」 ??「お前と会えるのを楽しみにしてるぜ…へへっ」 ??「ちぇっ、本当なら今ごろ俺があいつの立場だったのになぁ…」 ??「諦めろよ。今の俺たちは過去の存在。いや、過去にすら残してもらえない夢幻の存在なんだから」 森崎「うああ……うあ……うあああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」 サラウンドで自分を囲む自分と全く同じ声。 悪夢のような情景に、森崎は耳を塞いで大声で叫び声をあげた。
[442]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/22(水) 22:32:15 ID:??? 森崎「うあああああああああああ!!」 意識が覚醒する。森崎は慌てて起き上がると辺りを見回して状況を確認する。 森崎「……ここは……マケドニアの宿舎の……俺の部屋…? そうだ、俺は確かスターライトの件の話をつけた後、急に腹が痛くなって……」 ガチャガチャ、バンッ! 森崎の悲鳴を聞きつけてきたのか、誰かが慌てて扉を開く。 森崎「あ、お前は…」 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします カシム?→ !card+3 マルス?→ !card+3 アベル?→ !card+3 リンダ?→ !card+2 ========== ジュリアン?→ !card+1 マリア?→ !card+1 トーマス?→ !card+1 マリク?→ !card+1 !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ※数字が一番高い人が部屋に訪れます。複数いる場合はその全員が部屋に訪れます。
[443]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:33:04 ID:??? カシム?→ ダイヤ6 +3 マルス?→ スペード4 +3 アベル?→ クラブ4 +3 リンダ?→ ハート10 +2
[444]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:33:07 ID:??? カシム?→ クラブ10 +3 マルス?→ クラブQ +3 アベル?→ ダイヤ6 +3 リンダ?→ スペード5 +2
[445]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:33:48 ID:??? ジュリアン?→ スペードA +1 マリア?→ ハート3 +1 トーマス?→ ダイヤ7 +1 マリク?→ ハートQ +1
[446]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:36:06 ID:??? リンダ派大歓喜!と思ったらマリクにかっさらわれたでござる
[447]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:37:04 ID:??? 接点が薄いマリクが来るとは・・・
[448]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/22(水) 22:54:42 ID:??? >>446 リンダルートの構想を練り始めた矢先がこれだよ! >>447 サッカーパートに関しては何気に深く関わっていると思いますね。 ================ カシム?→ ダイヤ6 +3=9 マルス?→ スペード4 +3=7 アベル?→ クラブ4 +3=7 リンダ?→ ハート10 +2=12 ジュリアン?→ スペードA +1=2 マリア?→ ハート3 +1=4 トーマス?→ ダイヤ7 +1=8 マリク?→ ハートQ +1=13 ※マリクが慌てて部屋に入ってきました ================ 森崎「お前は…マリク?」 マリク「お前は…マリク?じゃないよ!やっと目を覚ましたんだね森崎」 森崎の様態を心配して部屋に飛び込んできたのはマリクであった。 先ほどスターライトの所有権をリンダに決めたことで、森崎は少し気まずい雰囲気に包まれる。 マリク「…スターライトのことなら気にしてない……っていうのは流石に嘘かな。 僕はリンダより優れた魔道士だって自信はあるし、エリス様のために命を賭ける覚悟も持っている」 森崎「ああ……分かってるよ。でも、お前の事だって、この軍の中じゃ割と信用してるんだぜ?」 マリク「割と、かぁ。喜んでいいのかなそれ?」 森崎「ははっ…さあな……」 軽く笑う森崎を見て、もうすっかり回復したと見越したのか、マリクが書類を片手に森崎に話す。
[449]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/22(水) 22:58:00 ID:??? マリク「あ、そうだそうだ。君に連絡事項だよ。僕たちはいまマケドニアに駐屯しているんだけど テーベへ進軍するために最後の準備を整えているところなんだ。 この先でも拠点パートは発生するけど、武器屋と道具屋に通えるのはこの国が最後だ。 もしもアイテム関連でやり残した事があるのなら忘れずに行っておいた方がいいよ」 森崎「なるほど。アイテム補充はあとは現地の宝箱で調達するしかないってことか」 マリク「そうなるね。それと……」 運命の相手?ボーナス→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→あの後ガトー様が現れて、僕に司祭の指輪を授けてくれたんだ! スペード→あの後ガトー様が現れて、僕に秘伝の書を授けてくれたんだ! クラブ→あの後ガトー様が現れて、僕に女神像を授けてくれたんだ! JOKER→実はあの後ガトー様が現れて、僕にもスターライトを授けてくれたんだ!
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0ch BBS 2007-01-24