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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[514]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 00:30:14 ID:??? カチュア派はいまこそ立ち上がれ!
[515]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 00:34:29 ID:??? なあにまだ支援は1残っている つまりまだまだダントツトップがトップ集団に埋もれただけ そう…それだけさ…それだけなんだ…きと
[516]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 00:34:50 ID:??? ヒロイン争いが混戦になってきた ある意味マモノのおかげか
[517]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 00:38:07 ID:??? シーダ:SOLD OUT レナ:SOLD OUT ミネルバ:イベント早めに回収すれば脈あり マリア:いまのところ最も脈あり リンダ:狙うなら急いで関係改善しないとマリクがヤバイ ミディア:彼氏の死を知らない以上まだ無理 パオラ:SOLD OUT カチュア:脈ありだが出撃枠のほうが心配 チキ:バヌトゥ依存を治すのが先 エスト:SOLD OUT 私見100%だがこんなところか?
[518]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 00:58:08 ID:??? エスト←森崎の片道支援1が残ってるのを忘れてた まあアベルが死にでもしないかぎり逆転はないかなあ
[519]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/24(金) 01:02:17 ID:??? >>510 リンダ派の方たちにとっては本当に申し訳ないです… >>511 強い好意を向けられているので、森崎が恋愛感情を自覚すれば楽にことが運ぶかも? >>512 支援が消滅したわけではないので、しっかりと話し合えば以前のような関係に戻ることは不可能ではないですね。 >>513 とあるイベント効果で今のところはミネルバの評価は下降気味です。お気をつけて! >>514-516 ヒロイン候補が横一線に並びつつありますね…w >>517 第2部の登場人物に賭けるという選択肢もありますね。 >>518 エストに関してはその見解で間違い無しです。 アベルは第2部の登場の遅さから、引継ぎの影響が大きいので このままいけば凄まじい戦力となって帰ってきてくれるでしょう。 =============== >Iガトー司祭の家に向かう(体の異常を改善しに行きます) 森崎「…先に用事を済ましておくか」 今後また不慮の事故で自由時間が減少するかわからない。 森崎はまずは自分の成長を抑制する原因を取り除いてもらうため 東の山奥のガトーの住む家へと向かうのだった。 森崎「ここが……俺の力を取り戻させてくれる場所か!」 トタタタ… 感慨深く頷く森崎の視界に見覚えのある人影が通り過ぎる。
[520]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/24(金) 01:03:18 ID:??? 森崎「ん?あれは確か…マリア姫?」 森崎のことには気がつかず、どこか嬉しそうな表情で街の方に駆けていく。 なにか言葉をかけようとしたが、まずは自分の用事を済ませようと、 森崎は納屋のようなボロ小屋の前に立った。 ウイィィン… なんと自動的に扉が開き、足元の箒が勝手に靴の埃を落とす。 森崎「なな…なんだぁ!?」 ガトー「よくぞ来た。待っていたぞ森崎有三」 森崎の目の前に現れたのは、カダインにて自分の影だけ送り込んできた相当な年齢であろう白髪の老人だった。 森崎は小屋の奥に通されると、カビの匂いがする湿った部屋に案内される。周囲にはよく分からない魔道書や杖が乱雑に置かれていた。 森崎「それで……俺の止まっちまった成長を何とかしてくれるってのは本当なのか?」 ガトー「いかにも。だが…その前に一つ聞いておきたいことがある」 森崎「な、なんだよいきなり」 ガトーのほぼ閉じられたような目が開かれ、視線が全てを見透かすかのような鋭さで森崎に刺さる。 森崎は異様な不快感に襲われる錯覚を覚えたが、ガトーの言葉を待った。 ガトー「お前さんのそのサッカー選手としての才能は…最初からあった、所謂天から授けられたものではなく、 何か外部の…たとえば……道具や薬、そのような力で得たものではないか?」 森崎「なっ…!?」
[521]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/24(金) 01:04:19 ID:??? 思い返せば、自分は確かに平凡な一選手でしかなかった。 だが、彼を世界Jrユース大会のMVPという地位まで上り詰めさせたのは 確かに単純な練習や特訓による力の積み重ねだけではなかった。 森崎「……ああ、そうだ。俺は幸運にも様々な不思議な道具にめぐり合った。 アンタの言う通り俺は自分の才能だけでここまでの力を手に入れることは無かった」 ガトー「ふむ。分かっているのならば話は早い。お主の体の成長を抑制しているのは その自身の体を無理に強化させた様々な外部による道具の所為だ」 森崎「な…なんだとォ!?」 ガトー「まだ今のように体の構造がしっかりと出来上がる前に、急な成長を行ったのだ。 お主の体の様々な細胞が、そうじゃな……分かりやすく言うのなら『悪性腫瘍』のように固まっているのだよ」 森崎「あくせい……ガン細胞みたいなものか?」 ガトー「そう理解してもらった方が早いか。つまり、お主のその成長を抑制している ガン細胞を取り除くことで、お主はまた以前のように成長を続けられる体を取り戻せるということなのだ」 森崎「……な、なるほど」 自分を一流の選手という高みまで昇らせてくれた『べじいた』や『超森水』が まさか今になって自分の足かせになっているとは思わなかった。 森崎は半ば驚きながらも、ガトーの言葉を理解して受け入れる。 ガトー「今のお主の体はこの長い戦いの中で頑丈に鍛え上げられた。 そこでお主の体で固まったガン細胞を取り除くことができれば、 お主の体は成長をすることをまた思い出すことができる」 森崎「…少なくとも、これまで戦ってきたことは決して無駄じゃなかったってことか。 分かったよガトー司祭。早く俺の力を取り戻させてくれ!」
[522]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/24(金) 01:05:32 ID:??? ガトー「…分かった。それでは…まずはこの鏡の前に立ちなさい」 促された先の部屋には、古ぼけた大きな鏡が置かれていた。 森崎「この鏡は…?」 ガトー「これはお主の内面を写す魔法の鏡。これでお主の中の成長に悪影響を及ぼしている正体を見定めるのだ」 森崎「そいつを見つけて切り離すって寸法なんだな?」 ガトー「先ほど説明したように、お主が以前摂取した道具の効果が順応しなくなり 悪性腫瘍のようなものに成り代わってしまっているなのだ」 森崎「うえぇ…おっかねぇ話だなおい。だが、これで俺もようやく成長ストップの柵から解放されるんだな」 日向や松山だけでなく、シューマッハやレナートなど海外のライバルたちにもこれ以上遅れをとるわけにはいかない。 それだけではない。予てよりの盟友である中山の能力を下げる暴挙を犯した 若林に怒りの鉄槌を落としにいかなければならない。そのためにも自分のレベルアップは急務であった。 ガトー「……では、治療を始める前に1つだけ忠告しておこう。初めに言ったがこれはお主の内面を写すもの。 すなわちお主は自分でさえ知ることのできなかった一面と相対する可能性があるということだ」 森崎「俺が知らない…俺の一面?」 ガトー「どんな現実を突きつけられようとも、決して心を屈してはならぬぞ。 そうしなければ……お主はお主でいられなくなるやもしれぬ」 森崎「……なんだかよく分からんが、さっさと始めてくれよ。俺は一秒でも早くレベルアップしなくちゃならないんだからよ」 ガトー「…その弛まぬ向上心が、身を滅ぼす助長にならないことを祈っておくぞ」 ガトーは森崎を鏡の前に立たせ、後ろからゆっくりと肩を掴み呪文を唱え始める。
[523]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/24(金) 01:06:33 ID:??? ガトー「太古より生まれし無限の成長を見守る星竜神よ。この若き少年に真実の道を示したまえ! ラム・レム・ルーダ・レグ・バーグ・フィア・スーヤ・ケル・カーネ!!」 森崎「……ここは…?」 森崎が重い瞼を開けると、そこは一面が青白い無限に続くかのような床が並ぶ広い部屋だった。 しばらくあてもなく彷徨っていると、目の前に人影が見える。 ??「よう。待ってたぜ。随分遅かったじゃないか」 森崎「お前は?」 ??「何を言っていやがる。俺だよ俺。森崎有三だ」 森崎「なっ…?」 自分の事を森崎と名乗ったその男は、少なくともこちらのことを親しげな目では見ていなかった。 どこか嘲笑するような、蔑むような…明らかに格下の者を見る目で言葉を続ける。 森崎「おっと、このままだとちょっと分かりにくいか。だったら…こおぉぉぉぉっ!!」 カッ!! 森崎の目の前に立つ不敵な表情の森崎は、髪の一房を金色に染めて強大な覇気を纏い始める。 自分と全く同じ顔を持ちながら、自分とは計り知れない力を持っていそうな森崎を前に、森崎の身が固まる。 超モリサキ「お前がこの姿を見るのは随分久しぶりなんじゃあないか? …改めて自己紹介だ。俺は超モリサキ。そしてお前は――」
[524]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/24(金) 01:07:56 ID:??? 森崎「俺、は――」 超モリサキ「お前は……何者だ?分からないのなら俺が言ってやろうか?ん? 今のお前は森崎じゃねぇ…これまで俺が積み上げてきた地位と名誉を脅かす 俺様以外のなにか……俺様を象った『まがい物』なんだよ!!」 森崎「――!!」 超モリサキ「テメェのこれまでの行動を振り返ってみろ。自分でもわかってるんじゃないのか? 他人に簡単に心を許し、他人を簡単に信用し、他人にいいようにこき使われ、 仲間の優しい言葉に尻尾を振り、仲間の機嫌を損ねないように取り繕い…… 思い出せ!昔の俺は――お前は!そんなヤワな男じゃなかったはずだぜ!」 森崎「……なっ……」 超モリサキ「何が絆の力だ。何が信頼だ。騙されてんじゃねぇよ。そんなものは奇麗事、まやかしだ。 お前が信用している周りの人間だって皆本音と建前を使い分けてるだけにすぎねぇんだよ。 思い出せ。お前が今までどうやって力を手に入れてきたのか。 思い出せ。お前をあそこまで一流のサッカー選手に仕立て上げたのは誰の力によるものなのか」 森崎「俺は……」 超モリサキ「もどかしかったぜ。だが、安心しろ。これからは俺がお前をサポートしてやるよ。 まずはあのマルスとかいう偽善を塗り固めたお坊ちゃんからだな。 奴を蹴落として、アカネイア同盟軍の君主の座を根こそぎ奪い取る。 そのためには……そうだな。やはりあのゴリラ女の懐柔からだな…」 森崎「なっ!?何を言い出すんだお前は!俺はマルスのことを支えていくと誓って――」
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0ch BBS 2007-01-24