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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[879]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 01:53:55 ID:/oxhRPbo g
[880]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 01:57:18 ID:yqrOpw3Q G
[881]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:24:55 ID:??? >G日本(中山) 森崎「……日本の、南葛の選手たちの様子を教えてくれ」 陽子「あら、てっきり他のキャプテン候補の詳細を聞いてくることと思ったけれど」 森崎「日本で変わった動きがあったって言ってたよな。その詳細を知りたいんだ」 陽子「分かったわ。それじゃあまずはこっちの大会の資料からなんだけど……」 〜某月某日・日本・南葛高校〜 この日、夏の高校選手権を危なげなく制覇した南葛高校では チームのコントロールタワー、岬太郎の異例の引退式が急遽行われていた。 岬「黙っていてゴメン。みんな…本当なら冬の選手権まで いまこのみんなと同じチームで戦っていきたいと思っていたけれど…」 岬の話では、ワールドユースの全日本優勝という夢を達成すべく 現在海外のユースチームに遠征している黄金世代の選手たちをさらに増やそうと 片桐がフランスのシャンゼリゼというチームに岬を遠征させることを決めたのである。 中山「岬、本当に行くのか?」
[882]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:26:43 ID:??? 岬「…うん。この年代の世界のサッカーを知るのならできるだけ早いほうがいい。 片桐さんがフランスのクラブユースチームに斡旋してくれたんだ。ワールドユースに備えて 僕も翼君や小次郎、森崎たちに負けないように世界の技術を学んでくるよ。 中山。まだ怪我が完治していない君にこのチームを押し付けてしまうことをどうか許して欲しい」 岬は左腕に巻かれたキャプテンマークを、甲斐甲斐しく中山へと手渡した。 中山「…俺のことは気にするな。元気でやってこいよな。(それに、今の俺は……)」 井沢「(岬がフランスに遠征…ふっ、これで事実上南葛ナンバーワンプレイヤーはこの井沢守だぜ!)」 来生「岬!お土産買ってきてくれよ!」 滝「おいおい、岬は遊びに行くわけじゃないんだぜ?」 高杉「高校サッカー界じゃ、もはや南葛には敵はいないからな。 片桐さんの判断はあながち間違いじゃないと思うぞ」 今回の大会の優勝の立役者である修哲トリオと守備の要の高杉が、励ますように岬に声をかける。 山森「(岬先輩も海外へ…石崎先輩や新田もブラジルに行っている… いつかは俺も続くんだと思っていたけれど……)」 中里「(ムムム…確かに高杉殿の言う通り今年も優勝旗を持ち帰ることができたとはいえ… 拙者もこのまま日本で燻っているわけには行かぬ。サッカーによって中の里の名を売る秘密の任務を完遂するためには…)」 この数ヶ月、伸び悩みに苦しみつづけた山森と中里は、複雑な心境で岬を見送る。 岬「(今年の春、若林君との練習が南葛高校を、いや、日本のサッカーを大きく変えた気がする。 小次郎が居なくなった東邦学園では、もはや僕たちの足元にも及ばないほど 日本のサッカーのバランスは大きく歪んでしまったんだ。 もうこのまま日本にいても、僕の野望は………あ、れ?野望……?)」
[883]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:28:12 ID:??? そのとき岬の心に何か大きな違和感が生まれる。 若林と相対し、眩い日差しの中で練習に明け暮れるうちに、岬の心境に大きな変化が起こっていたのである。 心境の変化?→!card と→!cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します ダイヤ・ハート→日本を翼君たちと一緒に世界一にすることだ! スペード→日本サッカーのビジネスを…うう、な、なんだか頭が…… クラブ→…うん。日本サッカーのビジネスを裏で牛耳ることのはずだ。でも… JOKER→父さんの再婚相手を見つけてあげることだ!
[884]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 02:32:21 ID:??? 心境の変化?→ クラブ2
[885]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:54:27 ID:??? 心境の変化?→ クラブ2 >クラブ→…うん。日本サッカーのビジネスを裏で牛耳ることのはずだ。でも… ============== 岬の心は変わっていなかった。急激に変化を続ける日本サッカーの事情を前にしても 彼の心は外面は相変わらず穏やかなまま、内面にはどす黒い野望を抱えていたのである。 岬「(でも…日本のサッカーのレベルが海外に肉薄する現状では 僕の野望はあまりにも意味をなさなくなってしまう…)」 海外のクラブと比べてレベルが低くとも、客の招集やグッズ販売で盛り上がるのが現状の日本ビジネスの特徴だ。 これを利用するには日本は強くなりすぎてはいけないのだ。 日本人は昔から圧勝を好まない傾向がある。判官びいきという言葉が残っているとおり 弱いものが勝つ、柔よく剛を制す、知恵を絞り体力のハンデを覆す。 最後までハラハラとした試合展開は観客たちを興奮させて、また応援に来ようとする心を育ませる。 この絵に描いたような様式美を好む観客を集める『方程式』を完成させるには今の状況は非常にまずい。 岬「(でも、日本のサッカーのレベルが高くなったのは正直嬉しい。 やっぱり僕はサッカーが好きだからね。フィールドに出て、ボールを蹴っている間は胸が躍るようだ。 だけど、夢と野望は別の話。こうなればなにか別の設け話を新たに考える必要が出てくるな。 世界トップレベルの実力になりつつある日本のサッカーに相応しい新たな野望… それを見つけるために、僕はフランスに旅立つ。あずみちゃんなら何かいいアイディアを考えてくれるかも)」 こうして岬は黄金世代の新たな遠征組の一人としてフランスへと旅立ったのだった。 残された南葛の選手たちは、冬の高校選手権も連覇するために新たなチーム作りに励むことになる。
[886]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:55:53 ID:??? 森崎「……そうか。岬がフランスに――」 陽子「シャンゼリゼには森崎君たちが世界Jrユースで戦ったフランス代表の ナポレオン君が所属していてね、彼とのコンビプレーで リーグ・アンで華麗に活躍中よ。森崎君も負けていられないわね!」 森崎「岬がフランスに向かったとして…他の選手たち、中山達はどうしてるか分かりますか?」 陽子「うーん。中山君が新しく南葛高校のキャプテンに任命されているようだけど チームを支えていくのが精一杯で、リーダーシップを発揮して引っ張っていくこともできず 伸び悩む自分の体を改善することもできずに、悩んでいるみたい。 山森君や中里君などJrユースで名を馳せた選手たちは特に、ね」 森崎「(中山……以前の俺のような状態みたいなのかな? お前も成長ができずに周りとどんどん力の差を広げられていく不安感に囚われているのか…?)」 親友の難解な障害に胸をいためつつ、森崎は陽子の日本のレポートを読み終わった。 陽子「今のところはこんなところかしら。他の国のレポートも見る?」
[887]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:57:32 ID:??? ☆どこの情報を聞きますか?(あと1回) Aイタリア(翼) Bメキシコ(日向・若島津) Cドイツ(若林) Dブラジル(石崎・新田) Eイングランド(松山・早田) Fオランダ(三杉) Gフランス(岬) Hさらに詳しく日本(中山) Iやっぱり聞かない 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。 =============== 今夜はここまで。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました〜
[888]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 03:00:37 ID:ctNa/Gjg D お疲れ様でしたー
[889]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 03:09:19 ID:ZJffqhMc F 原作に近づくほうがダイヤなのか……?
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0ch BBS 2007-01-24