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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[912]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 21:34:30 ID:??? 陽子「今回話したイングランドユースだけでなく、どの国も優勝を狙える 力を持っている、身に付けてきていると私は睨んでいるの。 来年のワールドユースには、海外遠征に向かった選手たちも続々集結し 最強の全日本ユースとして世界に挑むことになっているわ。 もちろん森崎君。あなたもその一員として、ね」 森崎「(あくまで一員、か。誰がキャプテンになるかはまだ判断できていないようだな)」 陽子「それじゃあ今夜はこの辺りにしておきましょうか。 なんだか森崎君すっごく疲れていて眠そうだし」 森崎「うっ……見抜かれてましたか」 陽子「あーらあら。私を誰だと思っているのかしら? 日本サッカー協会特別委員の片桐陽子よ。選手のコンディションくらい 見抜けないととてもじゃないけどやってられない役職よ。それじゃ、またね森崎君!」 そう言うと陽子は陽気に鼻歌を口ずさみながら、リンダの部屋の方へと向かって行く。 また酒盛りでもするのだろうか。リンダとシーダの受難を予想しつつ、森崎は自室のベッドに沈んでいった。 〜ガトーの家〜 その夜。透過魔法で一旦姿を消したガトーの家の中で、とある事件が起こっていた。 ガトー「ミシェイル。傷のほうはもう大丈夫なのか?」 ミシェイル「ああ。あの小僧から頂いた特効薬がなかなか効いて来た様でな。 さすがにまだ飛竜を自在に乗り回すことは無理だが……」 ガトー「ふむ。ならばよい。……少なくとも、足手まといにはならんからな」
[913]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 21:35:37 ID:??? ミシェイル「……司祭も気付いていたか。何者だ!そこで何をしている!」 シュッ! ミシェイルは腰に刺していたナイフを、カーテンに向かって投げつける。 すると黒い影がゆらりと揺れ、漆黒のローブを身に纏った老人が二人の目の前に現れる。 ガトー「貴様……ガーネフ!」 ガーネフ「ふぇふぇふぇ…人間嫌いのガトーというのはまったくもっての嘘であったか… まさか貴様自ら進んで人間たち…アカネイア同盟軍の者たちに助力をしているとはな!」 ガトー「ガーネフよ。勘違いするではない。私が彼らに協力するのは……」 ガーネフ「理由がある?そんなことは関係ないのだよ。貴様があのアリティアの 小僧たちにオーブを集めさせると助言した事実は変わらないのだからな。 加えて……マケドニアの王子ともなにやら企んでいるらしいではないか」 ミシェイル「フッ……王子、か。既に俺はあの国のことなど知ったことではないがな。 だが、貴様がこうして俺達の前に現れた意図は……おそらくスターライト作成の阻止といったところか。」 ガトー「もはや運命は動き出した。既にスターライトの書は完成し、アカネイア同盟軍の猛者に渡したわ」 ガーネフ「ぬぬ……ガトー……お前はいつもそうだ。わしの前に立ちふさがり邪魔をする! 何故だガトー。お主とて人が支配するこの世を快くは思ってはおらぬはずだ!」 ガトー「……お主の言う通りだ。だからこそ、わしはあの者にスターライトを託したのだよ」 ガーネフ「訳の分からぬことを……かつての師とてもう容赦はせぬ。 深淵の闇に飲み込まれて朽ち果てるがいい!暗黒魔法……マフー!」 ズゴゴゴゴ……ぐおおぉぉおおお……
[914]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 21:36:44 ID:??? ガトー「むぅ……ガーネフよ。お前の闇はここまでの力を生み出すほど膨れ上がっておるのか…」 ガーネフ「その原因を作り出したお主の最期には相応しいのう…さぁ、その魂を我に捧げ――!?」 メコォッ!!ドガシャアアアッ!! ミシェイルの強烈な拳がガーネフの頬を捉え、激しく床に叩きつける。 ガーネフは自分の身に何が起きたのか分からないと言う表情でうろたえる。 ローブを引きずり、床に散らばる魔法道具に足を引っ掛けながら、棚に寄りかかり何とか立ち上がる。 ミシェイル「ククク……感謝するぞ森崎有三。貴様の星の力……予想以上の力だ!」 ガーネフ「ば……馬鹿な……なぜ動ける……スターライトの魔道書を持たない貴様が……な、ぜ……」 その時ミシェイルは森崎から受け取った…彼の星の力が浸透していたカギを握り締めていたのである。 スターライトの魔力を象っているのは星と光の力。その片方を手にしていたミシェイルは辛うじてマフーの呪縛を逃れたのである。 ガーネフ「ぬ……やはり幻影での活動には色々と制限と限界があるということか……くっ!」 ぼやや…… ガトー「待て、ガーネフ!」 再び闇の中に消えようとしているガーネフを呼び止めるガトー。 それに対しガーネフはくぐもった声を喉でならしながら応える。 ガーネフ「ふぇふぇふぇ……たとえスターライトを使おうとも か弱き人間どもにわしを超える力を持つ魔道士などおろうはずもない。 ガトーよ。アカネイア同盟軍を滅ぼした後、改めてお前の命ももらいうけにくるぞ… 覚えているがいい……わしは一生貴様を……許すことはないと言うことをな…」 ブゥン…!
[915]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 21:38:24 ID:??? ミシェイル「逃げた…か。いや、もとより奴の本体はテーベの神殿にいるのだろうな」 ガトー「ガーネフ……」 深夜の突然の危機を辛うじて切り抜けたガトーたち。 ガトーの心境は複雑であった。ガーネフをここまで深い闇に落としたのは 彼が恨みがましく言った通りに自分にも確かに原因があったのを理解しているからである。 ガトー「(森崎殿…スターライトの力を用いて、あやつを…ガーネフを楽にしてやってくれ…)」 こうして賢者ガトーがアカネイア同盟軍の勝利を願いつつ、マケドニアの夜は更けていったのであった… マルス「すると…ガトー司祭の魔法で私たちをテーベまで転送してくれるということですか?」 ガトー「うむ……お主達を決戦の地へと誘うのがわしに出来るせめてものことと思ったからの」 数日後、テーベを目指すためにカダインへと進路を向けようとしていたマルス達に吉報が走る。 なんとガトーが突如幻影を飛ばしてきてマルス達の前に現れ、自分の魔法で 一気にテーベの神殿へとワープしてやるとかってでてきてくれたのである。 森崎「またあの暑い砂漠を横切らないで済むのなら儲けものだぜ。あの爺さん結構いい奴だな。 マルス。ここはありがたくガトー司祭に運んでもらおうぜ」 モロドフ「確かに移動するだけでも様々なものを消耗するものですからなぁ。 私も賢者ガトー様ならば信用に値すると思いますぞ?」 マルス「分かった。それじゃあ皆を北の門前に集合させよう。 テーベについたらすぐに作戦を立てる。モロドフ、会議の準備を頼んだよ」
[916]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 21:38:49 ID:??? 森崎もマフー破れるフラグか??
[917]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 21:39:27 ID:??? こうしてマルス達は、大賢者ガトーの強力な移動の魔法(ワープ)によって、 古代都市テーベに運ばれた。かつては 高度な文明を誇ったと思われる その街も、 今は死に絶え、動くものすらない…。 その中央にそびえるテーベの塔。そこに暗黒司祭ガーネフがいるという。 マルス達は、失われた神剣ファルシオンを… そして、ガーネフに 奪われたエリス王女をとり戻すことができるのだろうか… 第18章 悪の司祭ガーネフ モロドフ「さて…いよいよここまでやってまいりましたな、森崎殿」 森崎「ああ。あとはガーネフの爺、そしてドルーアの親玉のメディウスだけだからな。 サッカーの大会で言えば、準決勝といったところだろうな」 マルス「モロドフ、地図を見せてくれるかい?」 ジェイガン「はっ。しかしテーベの塔の内部の詳細は流石に分かり辛く…やや曖昧なものとなっております。 しかし、以前この神殿に入ったことのある者の情報によりますと…」 ミディア「その話ならば私から。これはグルニアのギガッシュ将軍からの情報なのですが、 あの神殿には多くのトラップが仕掛けられており、対策を怠ると酷い目に遭うものかと」 ミネルバ「……盗賊の力を借りるということか」 ミディア「必要であれば。もちろん魔法の道具などで代用できるのであれば問題はないと思いますが」 ミネルバ「なるほど。して、今回の敵将はあのガーネフらしいが…」
[918]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 21:40:35 ID:??? マルス「うん。スターライトの所有者であるリンダを必ず配属させるようにしたい。 彼女の魔法でしか、あのガーネフを倒せる術は僕たちは持っていないからね」 モロドフ「うむ。それで今回はこのような策を立てたのですが…」 モロドフが今回の作戦書を皆に配る。 このテーベの神殿は複数の塔が合わさった形状になっており、 塔の頂上付近で合流するまでは、それぞれ別行動を余儀なくされるようになっておるのだ。 モロドフ「ガーネフの待つ部屋にたどり着くには中央の塔から入り込むほかありません。 別働隊はとにかく敵を退治し、本隊の負担をなるべく減らすよう心がけるように」 森崎「なるほど。別働隊が頑張れば頑張るほど、本隊の前に現れる敵が減るということだな?」 ☆部隊構成を行います。 @本体(玉座で待つガーネフと戦う。道中にはトラップや様々な敵が待ち受ける) A西の塔攻略隊(トラップを回避しつつ本隊の援護に回る。宝の捜索も。敵は主に司祭やジェネラル) B東の塔攻略隊(トラップを回避しつつ本隊の援護に回る。宝の捜索も。敵は主に勇者やスナイパー) ☆人数はどうしますか? (例) 5・5・5 7-5-3 など、左から順に合計が15以内になるように、振り分けてください。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[919]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 21:42:29 ID:AvMKYDuE 7−4−4 指揮集中させたい
[920]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 21:44:59 ID:ZJffqhMc 7・4・4 とにかくリンダを強化できなかった穴を埋めないとな
[921]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 21:46:50 ID:a5xfudqM 7・4・4
[922]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 22:05:07 ID:??? >7・4・4 森崎「やはり本隊の人数を増やしておきたいな。 ガーネフの配下たちを相手にするためにも数は揃えておきたい」 モロドフ「分かりました。別働隊がどれだけワナを避けて敵の数を減らすのも 今回の戦を左右する要素ですからな。メンバーの選定は慎重にな、森崎殿」 森崎「ああ、分かっているさ。それじゃあ次は、出撃メンバーを決めていくぞ!」 モロドフ「念のために言っておくが、ガーネフに対抗できるのはスターライトを所持している者のみ。 そのことだけは決して忘れることは無いようにお願いいたしますぞ」 森崎「(スターライトを持っているのは……うん、あいつだな。それじゃあまずは…)」
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0ch BBS 2007-01-24