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【もう】キャプテン霧雨64【勘弁してください】
[835]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 19:12:34 ID:??? >>833 てっきりこーりん目当てだが素直になれないシャイボーイかと
[836]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 19:16:28 ID:??? >>832 ですねぇw一体どれに決まるのか私もさっぱりでしたよー >>833 なにィ >>834 魔理沙&紫「「ジェンガ楽しいなウフフ」」 >>835 BOY…だとっ…!? 魔理沙「ガールだバカヤローーーっ!!」 続きはちょっとお待ちください
[837]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 20:23:35 ID:??? なるほどな、プラヴァーグレネードか(キリッ
[838]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:51:13 ID:??? >>837 発射してからなるほど余裕でした >>B 博麗神社に初詣にでも行くか… 魔理沙「(霊夢んとこでも行くか。あいつも暇してるだろ)」 ただでさえほとんど人が来ない博麗神社。 加えて命蓮寺なんて出来たのだから、ますます人の足は遠ざかる。 新年でも暇であろうことは容易に想像できた。 テレビ『フッ…俺と同じ結論に達したようだな』 魔理沙「さて、そうと決まれば着替えて博麗神社に行くとするか。 ……あいつの顔を見てハッピーな新年もない気がするが」 見飽きた霊夢の顔は、どちらかと言えば今までの新年を連想させる。 しかし、それでもいいやと魔理沙はテレビを消していつもの魔女服に袖を通し。 マフラーを首に巻き、しっかりと八卦炉を持って箒片手に外へ出る。 魔理沙「ああ、やっぱ寒いぜこんちくしょう。うう、汁粉とか雑煮とか甘酒とか出してくれる神社に行こう」 ダンッ! むしろそれはもう一つの神社のような気がするが。 魔理沙「気にしないことにしよう、うん」 ……………………
[839]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:52:28 ID:??? ――昼ごろ 博麗神社 魔理沙「よう霊夢。あけましておめでとう、今年もよろしくだぜ」 霊夢「あら、いらっしゃい魔理沙。今年もよろしく」 新年にも関わらず予想通り寂れた様子の博麗神社。 霊夢も新年にも関わらず、こたつに入ってボーっとしていた。あまりにも予想通りである。 彼女は襖を開けて入ってきた魔理沙に笑みを返すと、こたつから出て立ち上がる。 魔理沙「おう。……ところで他の妖怪とか人間は?」 霊夢「誰もいないわよ。紫とレミリアは来てないし、萃香は友達とかと飲むらしいし。 他の客なんて言わずもがな、でしょ」 魔理沙「紫が……?(あいつ、ひょっとしてリア充の巣窟で…いや、私の予想で新年を鉛色なものにしたくない。ここは黙っておこう)」 霊夢「んじゃ、取ってくるからちょっと待ってなさいよ」 魔理沙「取ってくる?」 そういえば、来客にもマイペースな霊夢がこたつから出ている。 魔理沙は少しばかり違和感を抱きながらも、さし当たっての疑問を口にしてみる。 霊夢「おせち。どうせ魔理沙は作る気もないでしょうし、買ってもないんじゃないの? 年越し蕎麦も食べてないでしょ?」 魔理沙「……………年越しミカンなら」 霊夢「馬鹿。それじゃ、ちょっとこたつ入って待ってなさい。…おー、さむ」
[840]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:53:41 ID:??? 肩を抱きながら、寒い寒いと呟きつつ霊夢は台所へと向かっていく。 魔理沙は言われるままにこたつに入って温まっていたが、とある事実を思い出す。 魔理沙「(……そういえば、霊夢の料理って…)」 博麗料理という名の雑草を食べさせられたことを思い出し、微妙に腰を浮かす魔理沙。 これはひょっとしていきなり地雷を踏んでしまったかと、内心で冷や汗をかく。 どうやっておせちを回避するか考える間もなく、重箱を持った霊夢がこたつへ戻ってきた。 霊夢「こたつはやっぱりいいわね」 サッ ガシッ 魔理沙「(足が絡め取られたッ!?冷たっ!?つうか逃げられないぜ!?) あ、あの霊夢。外に出てないとマズくないか……?」 霊夢「どうせ参拝客なんて来やしないわよ。来たら来たで、賽銭入れて適当に帰ってくでしょ」 魔理沙「いや、こんな神社に来る物好きなんて、どう考えてもお前の知り合いだろ……」 霊夢「だったらここまで来るでしょ。どっちみち外出る必要なし。ほら、おせち食べるわよ」 魔理沙「(このぐーたら巫女めっ……!)」 参拝客が来ないと巫女はここまで落ちてしまうものなのか。 ……むしろ、霊夢という個人の特質が大きいような気がするが。 何にせよ、魔理沙には霊夢の足を掴んでひっぺはがすか、おせちを食べるしかなくなった。
[841]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:54:45 ID:??? 魔理沙「(………食うか)」 選択肢があるとはいえ、答えは最初から決まっていた。 霊夢が重箱に入ったおせちなんて用意していたのだ。 例えマズゴパな料理とはいえ、一口は食べねばなるまい。親友として。 霊夢「ん、結構美味しく出来たかも」 魔理沙「(手作りか……嫌な予感しかしないが……)ええい、ままよっ!」 もぐもぐ… 目に付いた伊達巻を、目を瞑って口に含む。 噛んだ瞬間に広がるのは、草っぽい雑味ではなく。 魔理沙「お、おお……おお…普通だ……っていうか、むしろ…美味しい!?」 霊夢「…何よ。その反応は」 魔理沙「いやだって、お前…博麗料理って草……」 霊夢「まともな材料があれば、まともな料理ぐらい作れるのが当然でしょ。 さすがに、これだけ作るのは骨が折れたけどね」 霊夢の言葉に、改めて重箱のおせち料理を見つめてみる。 これだけの料理を作っておくのはかなり手間だったのではないだろうか。 材料費も考えれば、手間どころで済む話ではない。霊夢なだけに尚更。
[842]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:55:45 ID:??? 魔理沙「………………お前さ」 霊夢「我ながら結構美味し……ん?どうかしたの?」 魔理沙「私が来たからいいけどさ、誰も来なかったら……無駄になってたんじゃないか? 正月なのに、私以外来てないしさ」 霊夢「…………別に、無駄なんてことはないわよ」 一瞬だけ妙に真面目ぶった表情をするが、すぐに霊夢は破顔一笑し、軽く答える。 霊夢「おせち料理ってのは日持ちするように出来てんの。誰も来なかったとしても、保存食にしてたでしょ。 それに、正月は今日だけじゃないしね。何だかんだで誰も来ないってことはないわよ」 魔理沙「そうか…そりゃ、言われてみればそうだな。 じゃあ、全部食わない方がいいか。次会うときに骨と皮なんて勘弁したいぜ」 霊夢「変な遠慮しないの。あんたが遠慮してるなんて、気味悪すぎるわ。 ……むしろ気持ち悪いの域に達してるわね」 魔理沙「おいおい、まるで私が傍若無人な性格してるように聞こえるんだが?」 霊夢「間違ってないでしょ」 魔理沙「………」 一言で斬り捨てると、霊夢は我先にとおせちを食べ始める。 魔理沙も遠慮するのが馬鹿らしくなり、自然と箸が進んでいった。
[843]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:56:49 ID:??? 霊夢「そういや、去年は何してたのよ」 魔理沙「去年?あー、去年は家の掃除をしてたな」 霊夢「そういうのは年越し前にやることでしょうが……。 あんたってその辺本当になんというか」 魔理沙「お前みたいに私物がほとんどないなら、掃除も楽なんだがな」 霊夢「あんたの私物って盗品かゴミでしょ」 魔理沙「………」 霊夢「………」 なんだこのやろう、と互いに睨み合う両人。 正月に言い争いもバカバカしいと、すぐに2人ともが表情を緩める。 魔理沙「………まぁ、そんな感じだったんだよ」 霊夢「クリスマスは?」 魔理沙「今年は爆破する」 その言葉で察したのか、霊夢は呆れたようななんとも言えない表情で酒に手を伸ばす。 魔理沙もそれ以上話す気は起きず、もくもくとおせちに箸を伸ばす。
[844]キャフテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/02(日) 20:57:52 ID:??? 霊夢「……来年はさ」 魔理沙「もふもふ……んむむ?」 霊夢「あんたの家に重箱持って行くのもいいかもしれないわね。 テレビあるし、どうせ神社には人来ないし」 言葉通り、さっきから少しも人が来ている様子が様子がない。 半ば本気で呟いたであろう発言に、魔理沙も割と本音で返す。 魔理沙「嫌だぜ。お前、片付けろとか白レース増やせとか言いそうだし。 (うちに来てると知ったら、あのアホお子様吸血鬼がうるさそうだし) むしろおせちだけうちに飛ばしてくれると嬉しいな」 霊夢「自分で買うか作れ馬鹿」 魔理沙「…そう言うと思ってたぜ。 来年の事は来年決めるってことで一つ」 霊夢「…はいはい、好きにしなさいよ、もう」 魔理沙「言われなくても、って奴だな。(とりあえず、今年は…)」 A もっとおせちを食べよう B 面白いものでもないか物色してみよう C お年玉をねだってみよう D 霊夢のほっぺたでも突いてみよう E 特に何もしない。ぐーたらしよう F 暇だし賽銭でも入れに行くか *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
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0ch BBS 2007-01-24