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【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】
[188]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/10(月) 00:35:36 ID:pSQ02qOQ おっと、2011/1/10 12:00:00の間違いです。 重要な選択肢なので、時間をかけて考えて下さいねー。
[189]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:10:33 ID:LR4lHvsc >E 「どんな石が好きだ?今の俺だったらダイヤだって買えるぜ」 森崎はここは強気に押し切るべきだと判断して笑いかけた。 しかし彼の期待とは裏腹に陽子は渋面を作った。 陽子「………」 森崎「(あ、あれ?まさか、マズったのか?)」 陽子「それ、私が政略結婚のお見合いの場で言われそうなセリフ」 森崎「(ゲッ!やぶ蛇だったか!)」
[190]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:10:48 ID:LR4lHvsc 森崎のセリフは陽子に有り得るかも知れない嫌な将来図を思い浮かべさせてしまった。 慌てて頭を回転させてみるも、妙案が浮かばない内に再び陽子が口を開く。 陽子「言ったよね、私。自由恋愛に憧れていたって」 森崎「あ、ああ」 陽子「森崎くんに強引に押し切られるまま婚約しちゃったら、政略結婚を避ける為に別の政略結婚に逃げ込むだけじゃない」 森崎「うぐ…」 陽子「婚約や結婚をしてから好きになろうと努力するんじゃなくて、好きだから婚約や結婚をする。 私がしたいのはそういう事よ。だからこんななし崩しの形で指輪を受け取る事は出来ないわ」 森崎「(なんだよ、女ってややこしいな畜生!)」
[191]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:10:59 ID:LR4lHvsc 行動が裏目に出てしまった森崎は陽子の面前で歯軋りをするのを堪えるのに精一杯になってしまった。 それを知ってか知らずか、陽子はコホンと咳払いをして普段の表情に戻った。 陽子「ところで、そのFAXによるとすぐに交渉したいから今夜パルメイラスに飛んでくれって言われているわよ」 森崎「ん?…うお、本当だ。なんでこんなに急がせるんだ?」 陽子「鳶に油揚げをかっさらわれない為じゃない?それに森崎くんはプロ契約していながら いまだに一軍の練習に参加していないでしょう。早くチームに馴染ませたいんじゃないかしら?」 森崎「…断ったらマズいよな。チェッ、プロ契約も良い事ばっかりじゃないな」 陽子「文句言ってちゃダメよ。プロと言っても、まだまだ立場の弱い新人選手なんだから。 それじゃ、チケットの手配をしてくるわね。すぐに空港に向かって、そこで受け取って」
[192]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:11:10 ID:LR4lHvsc 森崎「あ、ああ…」 そのまま陽子は何時ものペースで話を進めてから席から立ち上がり、 それを黙って見るしかない森崎は言いようの無い不安に駆られた。 結局このまま有耶無耶にビジネス上の関係だけになってしまうのだろうかと。 だが次の陽子の行動こそ更に予想外の物だった。 陽子「あ、忘れる所だったわ」 森崎「ん?」 ぎゅっ。 森崎「………へ?」 陽子「優勝おめでとうこれからも頑張ってね!」 ぱっ。 タタタタタ…
[193]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:11:23 ID:LR4lHvsc 陽子は顔を伏せ、すれ違い様に森崎に抱きつき、早口で喋ってから足早に去った。 その際森崎の動体視力は彼女の横顔と耳は真っ赤になっていたのを確認していた。 森崎「………」 自分一人になった部屋に沈黙が訪れ、数分後にそれを破った森崎の発言は以下の様な内容だった。 森崎「やぁんんわらけぇえ〜〜〜…」 ガチャッ。 来生「ん?なんだ森崎、こんな部屋で何ニヤけてへぶばっ!?」 ドゴオッ! ドサッ。 森崎「フゥ。証拠隠滅完了」
[194]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 00:12:35 ID:LR4lHvsc 本来恋愛要素はオマケでしかないキャプ森でラブコメを描こうとするのが どれ程無謀かよく分かりました…(笑)今夜はここまで。
[195]創る名無しに見る名無し:2011/01/11(火) 00:19:23 ID:GNRAk4+s やぁんんわらけぇえ〜乙〜
[196]創る名無しに見る名無し:2011/01/11(火) 19:01:14 ID:YjoTgSTd てs
[197]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/11(火) 20:35:32 ID:LR4lHvsc 〜ブラジル、サンパウロ市パルメイラスの練習場〜 監督「…と言う訳で、こいつが今日から合流するモリサキだ。しっかり揉んでやれ」 森崎「よろしくお願いします!」 パルメイラスメンバー「ああ…」「よろしく」「プロの練習はユースとは違うぞ。覚悟しとけ」 数日後、無事にパルメイラスと契約を延長した森崎は一軍用のグラウンドに立っていた。 ユース用よりずっと充実した練習場に年を重ねたベテラン達、主力の若手たち、 そしてユースから這い上がってきた新鋭達が彼を出迎えている。勿論ネイとトニーニョもこの場に居た。 ネイ「よっ。久しぶり」 トニーニョ「腰を負傷したと聞いたが、治ったのか?」 森崎「おう、もうバッチリだ」 パルメイラスメンバー「こいつが噂のモリサキか」「マジで日本人なのかよ…」「ま、控えは必要だろ」 「リオカップの様子を見れば一応戦力にはなるな」「だがその後半年もリハビリしてたそうじゃないか」
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0ch BBS 2007-01-24