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【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】
[265]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/15(土) 20:17:59 ID:+D+HNw6g ★岬のドリブル特訓→ 1 + 1 =2★ ★岬のパスカット特訓→ 3 + 1 =4★ 成果無し。 ----------------------------------------------------------------------------- ただ、岬が主役ではない最大の原因は才能ではなく情熱の欠如かも知れない。 主役になれないからなろうとしないのか、なろうとしないからなれないのか。 鶏が先か卵が先か問う様な物だが、いずれにせよこの情熱の無さが彼の足を引っ張る事もある。 岬「ううん、どうも上手くいかないな…良いアイディアが浮かんでこない」 今回はそれが閃きの無さと言う形で現れた。再び全日本ユースに合流する前に 新しい武器を 一つか二つ手に入れて置きたかったのだが、さっぱりだったのだ。 岬「仕方がない。自分の能力が向上しないのなら、他者の力を借りるしかない。 もう一度皆のプレイスタイルを見直して連携精度を高めておくか」 こういう時感情的にならずに切り替えが出来るのも岬の岬たる所以だろう。 良い意味でも悪い意味でも。
[266]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/15(土) 20:18:12 ID:+D+HNw6g こうして瞬く間に三ヶ月が過ぎ、年が明け、再び戦士達が日本に集まった。 森崎「翼の奴にデカい顔はさせねえぜ!」 日向「少しはあの甘ちゃん根性が治っていると良いんだが」 若林「俺にまだチャンスはあるのか…?」 翼「…よし。行くぞ」 世界に挑む前に一つとなる為に。
[267]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/15(土) 20:20:14 ID:+D+HNw6g 沢山更新しましたし今日はここまでとします。 岬の特訓ダイスがヘタれたのはなんとも(この物語の)岬らしいと言うべきか… それでもまだスタメンはほぼ確実な実力ではあるんですが、パッとしませんねえ。
[268]創る名無しに見る名無し:2011/01/15(土) 21:14:03 ID:jruMNP5u ジャイロ乙でしたー
[269]創る名無しに見る名無し:2011/01/15(土) 21:33:44 ID:HjjKyKZD 中里岬抜いちゃえよ
[270]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/16(日) 15:41:05 ID:0nNYNGOX 〜1991年1月、静岡県掛川市、ヤマハリゾートつま恋〜 FW 日向 小次郎 立花 政夫 立花 和夫 新田 瞬 来生 哲兵 滝 一 MF 大空 翼 岬 太郎 三杉 淳 松山 光 山森 正吾 井沢 守 葵 新伍 DF 次藤 洋 早田 誠 中里 正人 石崎 了 高杉 真吾 赤井 止也 中山 政男 若島津 健 GK 森崎 有三 若林 源三
[271]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/16(日) 15:41:44 ID:0nNYNGOX 森崎「落ちたのは…反町と沢田か。あの二人全然役に立っていなかったからなー。 俺のシンパの反町が落ちたのは痛いが、日向のパシリの沢田が落ちた分良しとするか」 年明けの冬のある日、森崎は既に慣れつつある合宿所に一人で向かっていた。 今回陽子はブラジルで仕事があるとの事で付き添えず、 少なからず胸を高鳴らせていた森崎は落胆したがすぐに気持ちを切り替えていた。 全日本ユースへの召集状に添付されていたメンバーリストを見れば、色恋沙汰など考えている場合ではなかったのだ。 森崎「日向は嫌われ者だし最早手下が若島津しかいないからまず大丈夫だろう。 若林は味方として共に戦った事よりも敵として出てきたイメージの方が強いだろうし、 そもそも2回も俺に負けているから心配はいらない筈だ。となるとやっぱり問題は翼だが…」
[272]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/16(日) 15:41:59 ID:0nNYNGOX 見上の宣言通り、アジア予選では召集を見送られた翼と若林が今回は召集されていた。 この二人が全日本ユースにとって必要不可欠な戦力であるのは間違いなく、 森崎もそれを理解はしていたがそれはそれ、これはこれで自分の地位が脅かされるのは当然嫌だった。 森崎「あいつがもしキャプテン選挙を呼びかけたら、勝てるかどうか微妙なんだよな… あいつが何かする前にネマワシでも出来たら良いんだが…ん?」 中学生時代、及びJrユース時代に行われたキャプテン争奪戦を思い浮かべながら 何か先手の小細工は出来ないかと森崎は苦心する。しかし今回その熟考は徒労に終わった。 森崎「あの野郎…もう来てやがったのか。くそっ」 そんな彼が合宿所に辿り着いた矢先に見たのは誰よりも早く来ていた翼だったからだ。 翼も森崎が到着したのにすぐ気付き、二人の間に不快な沈黙が訪れる。 翼「………」
[273]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/16(日) 15:42:23 ID:0nNYNGOX ほぼ一年ぶりに再会したその姿や顔は何処と無く以前より大人びている様にも見えた。 二人とも既に成人間近な為成長期はほぼ終わっており、お互い外見上は殆ど 変わっている筈が無いのだが森崎の記憶の中のイメージと微妙に印象が違うのだ。 森崎「(なんかこいつ、変わったか?俺もこの1年色々あったが、 こいつも薔薇色のスーパールーキー生活とは行かなかったらしいしな…)」 翼「やあ、久しぶり。相変わらずまた何か企んでいそうな悪人顔だな」 森崎「(…前言撤回。こいつは以前と同じくクソ野郎だ)」 A 「お前こそ昔と同じくサッカーはチームワークだと言いながら内心は自分しかアテにしていなさそうなツラだな」 B 「余計なお世話だ、キャプテンってのは悪人でちょうどいいんだよ。ま、お前にはそれが分からんだろうがな」 C 「重役出勤で来ていきなり喧嘩売るつもりか?これからワールドユースに向けて努力する気はあるのか?」 D 「この世界は善悪じゃない、善悪もひっくるめた実力と実績が大事なんだよ。サンパウロFCのお荷物さん」 E 「ハッハッハ、何を言うんだい翼くん。この清く正しい森崎有三が悪事を企むなんて有り得ないだろ〜☆」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1294094129/l50にて ☆2011/1/16 17:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[274]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/17(月) 08:28:32 ID:iyH6ib23 >E 「ハッハッハ、何を言うんだい翼くん。この清く正しい森崎有三が悪事を企むなんて有り得ないだろ〜☆」 翼「え゛」 恐らく森崎は憎まれ口で返してくるだろうと予想していたらしい翼は 突然胡散臭いにも程がある口上を浴びせられて目を点にした。 森崎「(よしっ、出鼻を挫いたぞ!)何を必殺タックルで吹っ飛ばされたドリブラーみたいな 顔をしているんだい翼くん!これから僕たちはワールドユースで世界一を目指すんじゃあないか!」 翼「く、くん付け!?僕!?」 森崎「そう、僕たちが出会い育ったこの静岡の地で!再び一つのチームで共に戦うんだ!素晴らしい事じゃないか!」 翼「あ、あわわわ…」 あまりにも予想外な対応に翼は恐怖の表情と共に後退り、口をパクパクさせる事しか出来なくなってしまった。 当然奇行で翼のペースを乱すだけが目的の森崎は気を良くし、調子に乗って更に心にも無いおべんちゃらを口走った。
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0ch BBS 2007-01-24