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【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】
[307]創る名無しに見る名無し:2011/01/17(月) 23:06:33 ID:89mM0DH6 "../test/read.cgi/morosaki/1293267748/306" >>306 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1288245294/230 ワールドユースは予選リーグ3戦と決勝トーナメント3戦になりますが、 日本だけそんなに強敵とぶつけまくるのもどうかと思いますし、 最終章のテンポをダラダラとした物にしたくなかったと言う事情もあります。
[308]創る名無しに見る名無し:2011/01/18(火) 00:16:58 ID:nJ/DW1+5 日本のグループリーグに強豪を混ぜまくると 原作WYのイタリアVSウルグアイみたいに 日本と戦う前に負けてる国が出てくるんだよなあ
[309]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:42:41 ID:jF0mL2S9 〜ドイツ某所〜 ここでもう一つの場面を描写しておこう。 舞台は去年西と東が再統一されたばかりのドイツのとあるサッカー施設の宿舎である。 ここでシュナイダーが率いるドイツユースは偶然にも日本と同じタイミングで合宿を行っていた。 日本が昼間でもこの辺りは真夜中前後なのだが、この日だけは彼らは例外的に夜更かしを許され チームの全員が宿泊所の一番広い部屋で巨大テレビの前に群がっていた。 言うまでもなくワールドユース本大会の抽選中継を見る為である。 カルツ「ま・た・か・よ〜〜〜!?」 日本と同じD組に振り分けられたと知った時、真っ先に声を上げたのはカルツだった。 それも半分以上本気の嫌気が篭もった切実な悲鳴だった。
[310]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:42:57 ID:jF0mL2S9 カルツ「ワシは日本とやるのはこれで4回目ぜよ!どれだけの腐れ縁だってんだ!」 彼の言葉通り、全日本と複数回戦った事がある選手が多いドイツの中でも 彼はこれが実に4回目の全日本との対決となるのである。 しかも過去の3戦で1分2敗と言うお世辞にも良いジンクスとは言えない相手なのだから、 彼の大げさなリアクションにも概ね暖かい苦笑が返ってきた。 マーガス「まあ、気持ちは分からないでもないな」 シェスター「良いじゃないか。俺はもう一度日本と戦いたかったぞ!」 カペロマン「お前はニンジャマニアなだけだろ。リベンジしたかったのは俺も同じだが」 メッツァ「何気楽に言ってるのさ。第4ポットで一番厄介な所引いちゃったのに…」
[311]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:43:12 ID:jF0mL2S9 カルツ「いや、ワシもリベンジのチャンスはやぶさかではないぜ。ただ、なあ…」 またカルツが日本との再戦を嫌がる理由は過去のジンクスの悪さだけではなかった。 彼がチラリと視線を別方向に向けると周りの者もその方向に向き、またもや苦笑する。 そこにはチームの二大トラブルメーカーが居たからだ。 ポブルセン「…グフフフ…良かったぜ、他の国に獲物を取られる心配は無くなった…!」 ミューラー「………フン」 日本と南米の関係者に理不尽な恨みを燃やし続ける狂人、ポブルセン。 悪い意味で世間離れしており度々その身体能力で騒動を起こす超人、ミューラー。 この二人が実に嬉しそうに独り言を呟いているのは波乱を予感させる光景だった。
[312]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:43:27 ID:jF0mL2S9 カルツ「こいつらが大人しくしてくれている訳ないもんなあ…」 フライハイト「問題ない。二人とも最低限のプロ意識は持っている」 カペロマン「本当に最低限だけな。しかも周りが見張っているのが前提だし」 ミューラー「俺をこの狂犬と一緒にするな。試合の外で余計な騒動を起こす趣味はない」 ポブルセン「うるせえ、黙ってろ!ウドの大木が!」 メッツァ「ホントに頼むよ。スキャンダルなんか起こさないでよ」 シェスター「(フフフ…ナカザトよ、俺のゲルマン忍術をとくと披露してやろう!)」 マーガス「(…シェスターは抑える側の戦力として期待できないな)」
[313]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:43:39 ID:jF0mL2S9 実質的に二つの別の国だった西ドイツと東ドイツの若き精鋭達をかき集めて作ったこのチームは 実にタレント豊かだが、その代償に個性が溢れすぎていていまいちまとまりに欠けている所がある。 それを強引に一つのチームとして機能させているのがキャプテンのシュナイダーの存在である。 シュナイダー「その位にしておけ…もう夜も遅い」 ポブルセン「チッ…」 ミューラー「………」 徹底的な実力主義と現実主義を貫くこの冷徹なキャプテンが一睨みすれば ポブルセンも渋々ながら矛を収め、ミューラーも恐れこそしないものの黙って従う。 ずば抜けた実力だけでなくこう言った巨大な存在感と影響力も彼を”皇帝”たらしめる要因である。 シュナイダー「明日も合宿は続くんだ。そろそろ解散して寝ろ」 カルツ「ごもっともで。でも、そう言うシュナイダーちゃんもなんか寝つきにくそうだけど?」
[314]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:43:57 ID:jF0mL2S9 シュナイダー「フッ…あまりからかうな」 カツ、カツ、カツ… フライハイト「嬉しそうだったな…口ではああ言いながらも日本と同組になれたのが嬉しいのだろう」 カルツ「おっ、お前さんもシュナイダーちゃんの鑑定技術が身についてるみたいだのう」 フライハイト「バイエルンの寮でも同部屋だからな…奴はきっと今頃脳裏で…」 シュナイダー「(どうやら俺達は予想以上に早く再び交わる運命にあったらしいぞ、モリサキ。 だが今回の運命で上に立つのは俺だ…俺のネオファイヤーショットでな!)」 フライハイト「…等と静かに闘志を燃やしているだろう」 カルツ「あー、あるある。奴さんはそんな感じじゃの」
[315]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/18(火) 17:44:51 ID:jF0mL2S9 いったんここまで。
[316]2 ◆vD5srW.8hU :2011/01/19(水) 17:33:14 ID:nOiadskS すみません、今日は時間と体調両方の都合で更新できそうにありません。 また明日お会いしましょう。
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0ch BBS 2007-01-24