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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[122]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/07(金) 20:05:32 ID:??? >>121 モニカ「そ…そんな事ないです、私が輝くなんて…」 =============================================== ガァ… マルコ「あれ、ミスギ…? まだ部屋に戻ってなかったんだね。」 三杉「ああ、マルコ…。 ちょっとフロントに用事があったのさ。」 部屋に戻る途中、エレベーターの扉の先…三杉はまたもマルコに会った。 用がある訳でなく偶然出会う、そういう事もあるものである。 折角なので近くの椅子に腰掛け、二人して雑談交じりにローマ向けの戦術論を展開し合ってみる。 しかし、特効薬になり得る目新しい案が簡単に出てくるわけではない。 焼き直しみたいに、既に話した事を確認するだけのようになってしまった。 …と、そこに丸々太ったアンザーニが通りがかった。 アンザーニ「おや、こんな所にいたのですか。」 マルコ「あ、監督。」 三杉「何か御用がありましたか?」
[123]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/07(金) 20:07:28 ID:??? アンザーニ「うむ、今回はミスギくんでなくマルコくんにね。」 マルコ「ボクに…ですか?」 アンザーニはマルコに向けて、ニマっと悪戯っぽい笑みを浮かべた。 髭とメガネのせいで判り辛いが、眉毛や皺の形でなんとか三杉達も判別がつく。 それくらいの長さの付き合いにはなった、という事であろう。 そんな事を考えて笑みを浮かべた三杉達2人… だがその笑みは、アンザーニ自身によって崩される事になる。 アンザーニ「そうです、明日…マルコくんにやって貰いたい事があります。」 三杉(ほう…なんだろうか?) マルコ「構いません、何でも言って下さい。」 アンザーニ「午前中はキミが提案してくれた皆の全体練習、そして午後は試合観戦をキャンセルし 一日『自分のやりたい事』をやりなさい。 ただしやりたい事と言っても、 ロードワークを含め 練習は一切禁じます。」 マルコ「そんな事ですか…って、えぇぇっ!?」
[124]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/07(金) 20:08:30 ID:??? アンザーニの言葉は驚くべき物だった、大事なことなので二回言いました。 練習や決勝で当たるかもしれない相手の試合観戦をするなと言ったのである。 マルコ「ちょ、ちょっと待って下さい! 大事な試合を前にどうしてそんな事を!?」 当然これにはマルコも必死な形相で抗議した。 三杉もここは何も言わずにいるわけにはいかない。 A 監督、流石にそれは反対です! B 監督、せめて全体練習を見学するくらいは許してくれても良いのでは? C マルコ、監督の指示は絶対なんだ。 D いや、ここは何も言わずにおこう。 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) ※本日はここまででーす、次回また宜しくお願い致します。
[125]森崎名無しさん:2011/01/07(金) 20:14:12 ID:9azVxass D
[126]森崎名無しさん:2011/01/07(金) 20:46:11 ID:k4Cp07NA D マルコに足りないものは本能。つまり彼女とイチャイチャして野性味をeroもとい得ろ ということか。
[127]森崎名無しさん:2011/01/07(金) 21:36:02 ID:EyaMpLXs D
[128]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/08(土) 12:17:15 ID:??? >>126 そんなのズルイよ、サンキューなw =============================================== >D いや、ここは何も言わずにおこう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉もここは何も言わずにいるわけにはいかない。 いかない…が、何を言うべきなのか、三杉の口から言葉は出て来ない。 三杉(監督の意図が全く掴めないのに、僕はどんな意見をすると言うんだ?) 一旦開いた口を閉ざし、三杉は考えを巡らせた。 懸命に巡らせたが、何のヒントもなく三杉がこの意図を把握する事は難しかった。 何故ならば三杉はマルコとタイプが(どちらかと言えば)似ているのだから。 三杉が押し黙って考えている間も、監督とマルコの問答は続いていた。 マルコの方は徐々に出てくる言葉がネガティブに寄ってきているのが窺える。 マルコ「どうしてですか監督…ボクが居ても練習にならないって言うのですか? それとも試合で相手に負け続けているから、もう鍛えても無駄って思っt…。」 三杉「マルコ、言い過ぎだ。」 マルコ「ハッ… す、すみません監督…でも…」
[129]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/08(土) 12:19:28 ID:??? どうしても過剰になってしまうマルコの言葉に、気持ちは解るながらも三杉はこれを制止する。 マルコもハッとして謝罪の言葉を口に出すが、納得は出来ていないのが明白だ。 だがアンザーニはマルコの声のトーンが落ちた事で、ようやく自身も口を開いた。 アンザーニ「ほっほっほ、確かにキミは最近の試合で相手に出し抜かれる事が多い。 大会を勝ち上がり、徐々に相手は手強くなってきています。」 マルコ「やっぱり…!」 アンザーニ「ですが、だからと言って私はキミの実力やセンスが不足しているとは思っていません。 ただ、練習でも私の課したスケジュールをキッチリと守っている割に、 思うような成果が上がっていないのは事実だと思います。」 マルコ「……」 三杉(練習での伸び悩み…? 確かにマルコは何か新しい発想を掴みかけても、 それを自分の物にするまでに至らない。 練習には誰よりも熱心な筈なのに…。) 三杉はおぼろげに何か見えてきそうな気がしたが、まだ靄がかかっていた。 顔を上げてアンザーニの方を見ると、彼もこちらに顔を向けていた。 そしてマルコに気付かれないよう一瞬だけ人さし指を口に当て、内緒だよというジェスチャーをした。 意図を解っても、それをマルコに伝えてはいけないとの意味であろう。 三杉が軽く頷くと、アンザーニは口端を少しだけ上げてニコリと見せた。 そして…
[130]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/08(土) 12:22:39 ID:??? アンザーニ「指示に変更はありません、明日は一日『自分のやりたい事』をやりなさい。 『やるべき事』ではなく『やりたい事』です、勘違いしないように。 頭が考えた必要な事ではなく、身体の求める欲求を何より優先しなさい。 食事も皆と一緒にする必要はありません。 時間が来たから食べるのではなく、 食べたくなった時に食べたい物を食べなさい。 寝る事についても同じようにね。」 マルコ「え………。 わ…解りました…。」 アンザーニ「うむ、宜しい。」 意図は掴めない物の、アンザーニの指示はかなり細かい部分に言及していた。 ただ休ませたり練習の足手まといだから参加させない、という事とはどうやら違う… その事だけはマルコも漠然と感じ取ったのか、躊躇いながらもこれに同意した。 先着で ★話の終わった監督→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ、ハート→ああ、そうだ…やっぱり…。 スペード、クラブ→話は以上です、明後日の朝はいつも通りにね。 Joker→おっと、言い忘れてました。
[131]森崎名無しさん:2011/01/08(土) 12:28:31 ID:??? ★話の終わった監督→ スペードA
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0ch BBS 2007-01-24