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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[207]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 20:11:34 ID:6amalwGU D
[208]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/11(火) 20:55:23 ID:??? >D バンビーノ、それは本心で言っている言葉か? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そう、気落ちしている様子はどうやら見られなかった・・・いや、見せなかったのか。 それゆえに、バンビーノの言葉から身を切るような痛々しさを三杉は感じ取っていた。 だが多くを言うつもりは三杉には最初からなかった。 バンビーノ何かあるとしても、それが何か 自分は既に知っていると思っていた。 そう・・・昨日バンビーノは全てを話してくれていたのだから。 だからこそ、一言・・・ 三杉「バンビーノ、それは本心で言っている言葉か?」 これだけを言葉にして、後はバンビーノの目に強い視線を投げただけである。 バンビーノはハッとしたようにこちらに顔を向けて沈黙した。 ・・が、やがてクッと歯を食いしばるようにしながら視線を逸らした。 三杉(バンビーノ・・・立ち直ったフリをするな。 それくらいの弱さが許されないなんて事、僕達には無い筈だ。) 形は違えど、三杉もバンビーノも逆境に歯を食い縛り 歩き続けてきた身である。 だからこそ今の自分は強いと錯覚してしまう、弱い自分を許せなくなってしまう。 だが、いつから強くなったと言えるのか? 大丈夫ではない時に大丈夫だと笑えるのは強さなのか? 三杉はその視線に色々な思いを乗せて送ったつもりだった。
[209]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/11(火) 20:57:41 ID:??? 先着で ★届け貴方に生爪スプラッシュ(違う)→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ≫ここでラムカーネがボソっと一言呟いて行った。(オイシイトコモッテキヤガル) ハート、スペード≫教えてくれミスギ・・・オレはあとどれだけ自分に失望すれば良い? クラブ≫敵わんな・・・お前の考えている通りだ。 今のままでは明後日、チームに迷惑をかけるかも知れん。 JOKER≫ドサッと、誰かが隣に腰をかけてきた。
[210]TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2011/01/11(火) 20:59:40 ID:??? ★届け貴方に生爪スプラッシュ(違う)→ ダイヤ10 ハーガス!?生爪ハーガスじゃないか!?
[211]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:00:39 ID:??? オイシイトコモッテキヤガル
[212]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/11(火) 21:03:35 ID:??? >>210 まんまとツバダンさんが釣れた! 柴田大群馬の皆さんは元気でしょうか?w はい、グリーンリバーライト(notシンタロー)がログインしますよってとこで 本日の更新は終了致します、ありがとうございましたー。
[213]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:07:13 ID:??? ラムカーネが自分から絡みに! マジックテープの絆ははがしてくっつく!
[214]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:27:41 ID:??? >>211 三杉の声じゃなくてスレ主の心の声でしたw >>213 みんなマジックテープ好きすぎるでしょw バリバリ =============================================== >届け貴方に生爪スプラッシュ(違う)→ >ダイヤ≫ここでラムカーネがボソっと一言呟いて行った。(オイシイトコモッテキヤガル) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉の視線から顔を背けるバンビーノ・・・その表情は痛々しさを隠せていなかった。 言葉よりも何よりも雄弁に、バンビーノの苦悩を伝えていた。 そして互いに沈黙したまま、休憩時間が過ぎていく。 もうそろそろミュラーが戻ってくるかも知れない、そう三杉が思い始めた頃・・・ バンビーノはか細い声でボソッと呟いた。 バンビーノ「教えてくれ・・・」 三杉「えっ・・・?」 バンビーノ「教えてくれミスギ・・・オレはあとどれだけ自分に失望すれば良い?」 三杉「バンビーノ・・・。」
[215]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:29:46 ID:??? 昨日バンビーノが話してくれた親友への複雑な思い。 無事を安堵する心と・・・過去ではなく、むしろその後の行動へ抱いた疑問。 それを考える事で、親友の無事を心から受け入れられない自分を彼は嫌悪した。 このストレスは彼の体に反転し 苦しめているている。 立ち直ったかのように振舞っていたさっきも、そして今も尚そうだった。 どれだけ自分に失望すれば良いのか、というバンビーノの問い。 三杉は自分が彼になにを言ってやれるだろうと悩んだ。 弱さが許されないなんて事はない・・・そう言ってやりたかったが言葉にならなかった。 そんな時・・・ザッ、と2人の側に近寄ってくる者の姿に気付いた。 三杉「ラム、カーネ・・・・・・?」 ラムカーネ「呼吸の乱れ、皮膚の紅潮が見られる・・・自律神経の働きが乱れ始めている時の症状だ。 おそらくストレス由来の異変だろう、倦怠感で動作が思うようにいくまい。」 それはラムカーネだ…彼はまるで医者が診断するように、バンビーノの微細な異常を指摘した。 ストレスが原因でバンビーノの調子がおかしくなっている事に気付いて来たのだろう。
[216]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:31:48 ID:??? バンビーノ「・・・すまんな、お前にも心配をかけるとは。」 ラムカーネ「心配はしていない、他人の事情はオレとは関わりの無い事だ。」 バンビーノ「そうか…フッ、お前らしい。」 そうやって自嘲のような笑みで、バンビーノはラムカーネに返答した。 だがラムカーネは、これが聞こえなかったかのように言葉を紡ぎ続ける。 ラムカーネ「だが……迷いがあるならば感情のままに行動しろ、それは人間として正しい生き方だ。」 バンビーノ「感情の…まま……。」 三杉「ラムカーネ…。」 ラムカーネ「少なくともオレはそう教えられた。 そう信じて生きている。」 それだけ言ってラムカーネはゴールの方へ踵を返していった。 2人の耳には『感情のままの行動』、『それは人間として正しい生き方』という言葉が残った。 真意は分からないが、それでも三杉はラムカーネの本音に触れた気がしていた。
[217]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:39:36 ID:??? 三杉(そうか…分かったよラムカーネ。) 親友の事を歓迎したいが、どうしてもそれが出来ないバンビーノ。 歓迎しなければならないという理性、そして親友の行動に納得できないという感情。 ラムカーネの言葉は後者を肯定しろと言っていた。 そしてその言葉は同時に三杉の背中を押す言葉となっていた。 三杉「バンビーノ、僕は僕で君に提案した事があったんだ・・・あったけど、言えなかった。 どうしたら君を上手く励ませるか、そればかりを考えていたからだ。」 バンビーノ「ミスギ…?」 三杉「昨日君が言っていた、親友の行動を受け入れられない君… そして、そんな君自身を受け入れられない君…。」 バンビーノ「ああ…ああ、そうだ。 オレはそんなちっぽけな心の自分が心底嫌だ。」 三杉「だけど、それもやっぱり君なんだ。 否定したってしきれない、君自身なんだ。 それを抑えつけ、否定しきってしまったら…バンビーノ。 君は本当の自分が判らなくなる。」 バンビーノ「だが…だが、それは!」
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0ch BBS 2007-01-24