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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[214]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:27:41 ID:??? >>211 三杉の声じゃなくてスレ主の心の声でしたw >>213 みんなマジックテープ好きすぎるでしょw バリバリ =============================================== >届け貴方に生爪スプラッシュ(違う)→ >ダイヤ≫ここでラムカーネがボソっと一言呟いて行った。(オイシイトコモッテキヤガル) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉の視線から顔を背けるバンビーノ・・・その表情は痛々しさを隠せていなかった。 言葉よりも何よりも雄弁に、バンビーノの苦悩を伝えていた。 そして互いに沈黙したまま、休憩時間が過ぎていく。 もうそろそろミュラーが戻ってくるかも知れない、そう三杉が思い始めた頃・・・ バンビーノはか細い声でボソッと呟いた。 バンビーノ「教えてくれ・・・」 三杉「えっ・・・?」 バンビーノ「教えてくれミスギ・・・オレはあとどれだけ自分に失望すれば良い?」 三杉「バンビーノ・・・。」
[215]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:29:46 ID:??? 昨日バンビーノが話してくれた親友への複雑な思い。 無事を安堵する心と・・・過去ではなく、むしろその後の行動へ抱いた疑問。 それを考える事で、親友の無事を心から受け入れられない自分を彼は嫌悪した。 このストレスは彼の体に反転し 苦しめているている。 立ち直ったかのように振舞っていたさっきも、そして今も尚そうだった。 どれだけ自分に失望すれば良いのか、というバンビーノの問い。 三杉は自分が彼になにを言ってやれるだろうと悩んだ。 弱さが許されないなんて事はない・・・そう言ってやりたかったが言葉にならなかった。 そんな時・・・ザッ、と2人の側に近寄ってくる者の姿に気付いた。 三杉「ラム、カーネ・・・・・・?」 ラムカーネ「呼吸の乱れ、皮膚の紅潮が見られる・・・自律神経の働きが乱れ始めている時の症状だ。 おそらくストレス由来の異変だろう、倦怠感で動作が思うようにいくまい。」 それはラムカーネだ…彼はまるで医者が診断するように、バンビーノの微細な異常を指摘した。 ストレスが原因でバンビーノの調子がおかしくなっている事に気付いて来たのだろう。
[216]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:31:48 ID:??? バンビーノ「・・・すまんな、お前にも心配をかけるとは。」 ラムカーネ「心配はしていない、他人の事情はオレとは関わりの無い事だ。」 バンビーノ「そうか…フッ、お前らしい。」 そうやって自嘲のような笑みで、バンビーノはラムカーネに返答した。 だがラムカーネは、これが聞こえなかったかのように言葉を紡ぎ続ける。 ラムカーネ「だが……迷いがあるならば感情のままに行動しろ、それは人間として正しい生き方だ。」 バンビーノ「感情の…まま……。」 三杉「ラムカーネ…。」 ラムカーネ「少なくともオレはそう教えられた。 そう信じて生きている。」 それだけ言ってラムカーネはゴールの方へ踵を返していった。 2人の耳には『感情のままの行動』、『それは人間として正しい生き方』という言葉が残った。 真意は分からないが、それでも三杉はラムカーネの本音に触れた気がしていた。
[217]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:39:36 ID:??? 三杉(そうか…分かったよラムカーネ。) 親友の事を歓迎したいが、どうしてもそれが出来ないバンビーノ。 歓迎しなければならないという理性、そして親友の行動に納得できないという感情。 ラムカーネの言葉は後者を肯定しろと言っていた。 そしてその言葉は同時に三杉の背中を押す言葉となっていた。 三杉「バンビーノ、僕は僕で君に提案した事があったんだ・・・あったけど、言えなかった。 どうしたら君を上手く励ませるか、そればかりを考えていたからだ。」 バンビーノ「ミスギ…?」 三杉「昨日君が言っていた、親友の行動を受け入れられない君… そして、そんな君自身を受け入れられない君…。」 バンビーノ「ああ…ああ、そうだ。 オレはそんなちっぽけな心の自分が心底嫌だ。」 三杉「だけど、それもやっぱり君なんだ。 否定したってしきれない、君自身なんだ。 それを抑えつけ、否定しきってしまったら…バンビーノ。 君は本当の自分が判らなくなる。」 バンビーノ「だが…だが、それは!」
[218]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:41:52 ID:??? 三杉が紡ぐ言葉を理解できない訳ではない。 言っている事は解る、しかし解っても受け入れられないとバンビーノは反論しようとする。 しかし、そんなバンビーノに対して三杉はピシャリと言い放つ。 三杉「大人を演じようとするな、バンビーノ。」 バンビーノ「!」 三杉「大人になるって事は何でも出来るようになるって事じゃない、何でも許せるように なるって事じゃない。 自分が出来る事と出来ない事を知って、しっかり受け入れて… その後に、自分を誤魔化さずに前を向こうとする事だ。」 バンビーノ「自分を誤魔化さずに・・・・・・・・・か・・・。」 三杉「ただ待つ…或いは言葉を交わすだけじゃ納得出来ない…それが本当の君だ。」 バンビーノ「クッ・・・・・・分かって・・・いるさ・・・。」 三杉「そして僕はサッカー馬鹿だ・・・だから言葉で上手く励ますなんて出来ないのかも知れない。」 バンビーノ「・・・・・・ミスギ・・・?」
[219]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:43:45 ID:??? 三杉「だからバンビーノ・・・サッカーで決着をつけるのはどうだろう?」 バンビーノ「なにっ!?」 三杉「君と、その親友の彼も…僕と同じサッカー馬鹿の筈だ。 満足な身体を持たず生まれても、身体を壊しても、親友を傷つけても・・・ それでもサッカーを諦められない、サッカーに縋っているサッカー馬鹿だ。 馬鹿は馬鹿らしくボールを追いかけなくちゃ、分かり合える事もないんじゃないか?」 バンビーノ「ミスギ、お前・・・。」 馬鹿な事を言っているのかも知れないと思ったが、でもそれを口にする事に迷いは無かった。 三杉は今、自分の感情のままの言葉をバンビーノに向けていたからだ。 上手く言おう、上手く励まそうという気持ちではない、三杉の生の言葉だった。 これを聞いて暫し唖然としていたバンビーノだが・・・やがてその表情は和らいでいった。 バンビーノ「ぷっ・・・まさかお前がそんな事を言い出すとはな、予想もしていなかったよ。」 三杉「まあね・・・僕も驚きさ。」 バンビーノ「だが、悪くないかも知れん・・・。」 三杉「えっ・・・?」 バンビーノ「そういうお前も・・・そしてサッカーで決着をつけると言う案も、な・・・。」 そう呟いたバンビーノの顔には不自然な落ち着きも強がりもなかった。 安堵、というわけでもなく・・呆れているような、それでも力の抜けた表情だった。
[220]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 16:44:58 ID:??? 三杉「バンビーノ・・・それじゃあ?」 バンビーノ「ありがとう、大丈夫だ・・・今度は強がりじゃない。 大会が終わって落ち着いたらブラジルに飛んで、アイツを仰天させてやるさ。 そして復活したショットガンドリブルで吹き飛ばしてやる。」 そう言ってバンビーノは子供っぽく笑った。 いつもの落ち着いた、大人びた笑い方ではなかった。 そして三杉もこれにつられて笑った。 らしくない自分の事も笑おうと思ったが、何故だか自嘲のような笑いにはならなかった。 そうこうしている内にミュラーが戻って来た。 怪我はそう大層な物ではなかったらしく、軽症LV1治療済み程度だそうだった。 安心すると共に、ラムカーネの方を窺ってみる。 相変わらず何を考えているか分からないポーカーフェイスを保っていた。 心配はしていない、他人の事情は自分に関わりないと言っていたラムカーネ。 だが先程の助言は、彼の言っていた『感情のままに行動』した結果なのだろうか? そんな事を考えながら三杉は攻撃ポジションに移動するのだった。 ※ローマ戦を含む今大会中、バンビーノに何らかのペナが付く可能性が解消されました。 ※次回個人練習においてバンビーノの練習効率が上がる事になりました。 一旦ここまでーー
[221]森崎名無しさん:2011/01/12(水) 16:57:38 ID:??? サッカー馬鹿のくだりキタ!バンビーノ復活! ラムカーネの行動は中山とマジックテープの影響かなw
[222]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 18:58:41 ID:??? >>221 前スレの選択でギリギリまで競ってましたからね。 うまく解決した時、流れが自然になるなら使わせて頂こうと思ってました。 =============================================== 三杉「さて・・・さっきのセットはアレで終了らしいね。 ここからまた3本1セットをやるそうだ。」 バンビーノ「ふむ・・・まあ色々なバリエーションの攻め方を試すとしよう。 とは言え、まだブンナークが何もしていないからな・・・ 次は特別フィニッシュを新田にやらせる理由が無ければブンナークに上げよう。」 三杉「そうだな・・・守備との兼ね合いもあるし・・・。」 先着で ★守備の変更は?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ≫中山がブンナーク、スペルマンが新田をマークで残りはブロック ハート≫ダラピッコラがブンナーク、スペルマンが新田をマークで残りはブロック スペード、クラブ≫さっきと変わらず JOKER≫ダイヤ+中山「試したい事がある」
[223]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/12(水) 19:00:51 ID:??? ※>>222のカードが引かれたら、次の方は攻め方を選択して下さい。 A バンビーノがレントゥルスを抜いてクロス、三杉はPA内に詰めて捻じ込み狙い。 B 三杉がレントゥルスを抜いてクロス、バンビーノはPA内に詰めて1対1狙い。 C パスで三杉→バンビーノ→FW1対1狙い(FWはトトを想定して新田優先) D パスでバンビーノ→三杉→FW1対1狙い(FWはトトを想定して新田優先) E ワンツーで攻め込み、FWにラストパス、グラウンダーを撃たせる。 F ワンツーで攻め込み、意表を突いて三杉がドライブシュート。(さっきと同じ) G ドリブルで三杉が突破し、意表を突いて三杉がドライブシュート。 H そ の 他 1票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) 取り敢えず3本1セット実施します。(攻め方は1本毎に投票して貰います。) 1セット終了時点でアンザーニ監督が指示をするかも知れません。
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0ch BBS 2007-01-24