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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[490]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/24(月) 13:36:20 ID:??? バ キ イ ィ ィ ィ ッ ! ! ! 何が起こったのか、今自分は何をしようとしていたのか。 前後不覚となってしまうほどの衝撃を、イスラスはその身に受けていた。 ドサッ! ドサッ・・・! 一度、二度・・・と身体を地に打ち付けられ、自分が相手のシュートに吹き飛ばされた事に気づいた。 そして首を僅かに動かして自軍のゴールの方向を見た。 先着で ★イスラスの目に入った光景は・・・→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ≫ディッテンベルガが吹き飛ばされながらも、ボールの軌道は逸れてはポストに当たり破裂。 ハート≫ディッテンベルガが吹き飛ばされながらも、ボールの軌道は逸れてラインを割った。 スペード、クラブ≫ディッテンベルガが吹き飛ばされ、ブルノも紙みたいに吹っ飛んでゴール。 JOKER≫ディッテンベルガがこのボールを蹴り返した後の残身だった。
[491]森崎名無しさん:2011/01/24(月) 13:54:44 ID:??? ★イスラスの目に入った光景は・・・→ ハート5
[492]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/24(月) 15:51:49 ID:??? >イスラスの目に入った光景は・・・→ >ハート≫ディッテンベルガが吹き飛ばされながらも、ボールの軌道は逸れてラインを割った。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そこに見えたのは、唖然とした表情で立ち尽くす仲間達の姿と… それからディッテンベルガが背中から地に叩きつけられた瞬間の映像だった。 イスラス(決められた、か…?) ゴールを許したか否か…イスラスはその事を何よりも気にした。 そのイスラスの疑問にすぐさま回答したのは審判の笛であった。 ピッと短い音がフィールドに響き、その腕はレッチェゴールの方向に向けられている。 ナポリのコーナーキックである事が示されていた。 イスラス(コースをずらしたのか……やるな…。) マンチーニ「イスラス! イスラース!!!」 イスラス(やかましい…。) 叫び寄って来たマンチーニを無視し、イスラスは自分の身体が動くかを確認した。 腕…脚と…ここまで問題がなかった。 安心して立ち上がろうと全身に力を入れた時… 脇腹の部位に強烈な痛みに襲われた。
[493]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/24(月) 15:57:02 ID:??? イスラス(ッつ………アバラ骨か………?) 痛みの程度から、少なくとも亀裂骨折くらいにはなっていると思われた。 軽症とは言えない位であり、プレイにも悪影響を与える可能性があると言えた。 隣ではマンチーニが心配そうに何やら騒いでいるが、イスラスにとってそれはやや不快だった。 負けず嫌いさが顔を出し、マンチーニの騒ぎを無視して何事もなかったかのように立ち上がる。 イスラス「コーナーだ……」 そう言ってゴール前に戻ろうとしたが、当然マンチーニに呼び止められる。 マンチーニ「そんな事よりお前…怪我、怪我はしていないのか!? あんなシュートを間近で喰らって無事の筈がないだろう!!」 イスラス「・・・」 A 「痛くねぇ…。」 グッ(←親指を立てた) B 「問題ない…。」 (怪我を隠して普段通りを装う) C 「治療は…このコーナーを止めてからだ……。」 (怪我申告、CK後一時out) D 「治療してくる……ここは頼むぞ………。」 (怪我申告、一時out) E そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[494]森崎名無しさん:2011/01/24(月) 16:01:24 ID:8aIiyr+A B イスラスならこっちかなあ……。
[495]森崎名無しさん:2011/01/24(月) 16:16:34 ID:xL4EaISY D
[496]森崎名無しさん:2011/01/24(月) 16:20:35 ID:s7MlnIV+ B サイボーグ選手たるもの、 折れた骨が内臓に刺さらない限りは前線に立ち続けねばなるまい
[497]森崎名無しさん:2011/01/24(月) 16:25:09 ID:??? そういえば、イスラスのテーマソングは サイボーグ009より「誰がために」だったな。 吹きすさぶ風がよく似合う〜♪
[498]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/24(月) 20:02:44 ID:??? イスラスのイメージは加速装置の人で固定されてしまいましたねw サイボーグ選手 誰が為に闘う〜 =============================================== >B 「問題ない…。」 (怪我を隠して普段通りを装う) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― イスラス「問題ない…」 それだけ口にして、イスラスは自ゴール前へと戻って行った。 マンチーニはまだ何か言っているようだったが、彼の耳には入っていない。 イスラスは冷めて静かに怒気を宿していた、吹き飛ばされる直前の事を思い出して…である。 高速タックルがボールに届くより早く、サーレーはシュートを放った。 直立からの…しかもフォームがなってないシュートがあのような馬鹿げた威力を有している事は イスラスにとっても全く合点がいかない話であるが、彼の怒りは“そこ”じゃない。 イスラス(あの目…) サーレーがシュートを放つ直前、彼はイスラスと目を合わせてきた。 そしてその時の目、そして表情は、まるで希望がムンムン湧いて来ているかのような愉悦に満ちていた。 イスラスは自分がボールに飛ばされる直前まで、その表情がより喜びに満ち満ちていく所まで覚えている。 同じような場面において、同じような目をする人間を彼は知っていた。
[499]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/24(月) 20:06:10 ID:??? イスラス(あんな目を見せられて……下がる訳にはいかないな……くっく…) 肋骨が軋むように痛むが、そんな事は気にしなかった。 今自分が下がれば試合がどうなるか、彼には大方予想が着いていたし、 何よりドクターストップがかかって、この連中を地べたに這いつくばらせる事が出来なくなるのを怖れた。 …PAの近くでサーレーが話しかけて来た。 サーレー「よう大将、オレの“クラフトワーク”の弾丸を喰らって立つのかい? あんま無茶しない方がいいぜぇ〜? 大人しく寝といた方が後悔しねぇって。」 イスラス「……ダサいな…」 サーレー「ああん?」 イスラス「その髪型…蜘蛛みたいでダサい……と言ったんだよ、クック…」 サーレー「上等じゃねえか…!」 サーレーは怒気を孕みながら再び愉悦に笑っていた。 羽虫をプチっと潰すくらいにしか思っていないのだろうと想像がつく。 イスラスは嫌悪感で気持ち悪くなりつつも、ここはスルーして第一の戦友に近付いていった。
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0ch BBS 2007-01-24