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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[565]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 13:47:11 ID:??? こんちゃ! 昨夜はお疲れさまでした! チャットで試合観戦とか初めてだけど楽しかったぁ! 途中で同居人にPC占拠されたけどw しかし川島さんは最高でしたww おめでとう日本代表!! 森崎板のチャットに参加出来たのはぶっちゃけ初めてでしたが、また参加したいすなぁー。 >>562 乙感謝だっぺよ! >>563 レッチェも只のチームじゃないですからね、まだ分かりませんよw >>564 パルマのデータ取りにナポリが良いか…そうとは限らないかもです。 =============================================== > 何がまずいのでしょうか!→ > ≪ハート≫ ナポリの選手交代、先に手を打たれたのです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <ナポリベンチ> ザッ…… リゾット「1−1、拮抗しているじゃないか……なあホルマジオ? スタンド能力は使ってないだろうな?」 ジリジリと互角の攻防が続く前半の半ば…ナポリでは1人の男が遅れてベンチ入りしていた。 チームの中心となるべき人物…パッショーネ暗殺チームのリーダー、リゾット・ネエロである。 ベンチ観戦していたホルマジオは、その問いかけが自分に向けられている事を察知して振り返った。
[566]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 13:48:57 ID:??? ホルマジオ「……ああ、リーダーじゃねーか……相変わらずこの仕事は重役出勤だねぇー。 安心しなよ……スタンド使ってるのはサーレーの間抜け野郎だけだぜ。」 リゾット「“脅威”、それは謎があるゆえ……ぬくぬくした幹部直轄には理解できない事だ。」 ホルマジオ「ま、アイツが死のうがオレ等には関係ねーって話だな…。」 彼らが話しているのは能力の秘密を知られる事へのリスクである。 この会場では誰が彼等のプレーを観ているか分かったものではなく、 少なくともポルポの部下であるサーレーは確実に見ているのだから。 …能力の正体を突きとめる程の分析力がサーレーにあるかという疑問はあるが。 ホルマジオ「…で、どーすんの? 出るって言ってたが、こんな任務に頑張るのかよぉー?」 リゾット「確かに下らない任務だ……そもそもオレ達がやるべき事じゃあない。 …だがまあ今回は特別だ、カルチョは嫌いじゃない。」 ホルマジオ「そーかい、そりゃあ仕方ねぇーなぁー……。」 フゥ…と面倒そうな溜息を吐いてホルマジオもウェアを脱いだ。 そして審判に対し2人分の選手交代を申請をしたのである。 ピッ…! 前半28分、サイドの攻防でボールがラインを割った。 最後にボールを触ったのがモゼという事で、線審はナポリのスローインを示す。 ナポリはこのタイミングで選手を入れ替える。 LSHのチンクエに代わってリゾット、RSBのトレに代わってホルマジオがそれぞれピッチに入り… それによってフォーメーションも若干の変更が加えられた。
[567]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 13:50:51 ID:??? ナポリ(4-5-1) −−−H−−− Hサーレー −−−−−−− −F−I−J− Fリゾット Iソルベ Jジェラート −−−−−−− −−E−G−− Eペッシ Gギアッチョ −A−D−B− Aドゥーエ Dイルーゾォ Bホルマジオ −−−C−−− Cクワトロ −−−@−−− @プロシュート プロシュート(お…リゾットが来たか。) マンチーニ(この時間帯で交代…しかも2人もか。) ディッテンベルガ(先に手を打たれた…!) ナポリが先に動いた事でレッチェは再び劣勢に追い込まれる事になった。 良くも悪くも膠着状態の頃、レッチェはナポリの攻撃パターンを潰して来れた。 敵選手の隠されてきた特徴も少しずつインプットされ、(気が焦っていても) 相手の仕掛けに反応する事が難しくなくなってきたタイミングでの交代… つまりレッチェは敵の新たなパターンへの対応と言う意識に追われる事になった。 実況「さあドゥーエくんのスローイン、これがペッシくんに渡ります。 フォーメーションを…4-2-3-1ですか? 組み替えたナポリ、ここは注目です。」 ペッシ(OMF3枚に対して厄介なボランチが2枚…オレがこのミケーレって奴を抜けば、 ボランチは中央とこちらのサイドにシフトするしかない、そしたらサイドチェンジ… …てのがロジカルな組み立て方って奴だろう?)
[568]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 13:51:55 ID:??? ミケーレ「止めてやる!」 ダダダッ! ペッシ(感じ取ってやるぜ!! 何をしようとしているのか… お前の… 全て 動きは 読んでやる!) ババッ、サッ! 実況「おっと! ペッシくん、ここまでシンプルにパスを繋げていたが ここで単独突破! ボランチの彼が1人抜いた事で左サイドは人数差が生まれます!」 ジャシント「チィッ! リベリ、オレのスペースをフォローしてくれ! あのリゾットって野郎も何してくるかわかんねえんだ!」 リベリ「任せろ!」 イスラス「……」 ペッシ「針にかかったな!?」 スッ… シュパァァァァン! ペッシは逆サイドへ向けてサイドチェンジを放った。 リベリが消えたスペース…ジェラートへ向けてのパス、誰の目にも理想的な崩しと思われた。
[569]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 13:53:35 ID:??? イスラス「…させん……!」 しかし逆サイドにはこの男が居た。 驚異的な足でリベリの空けた穴を埋められる男が。 ジェラートとボールの間に入り、容易にインターセプトの構えに入るが…。 ペッシ「イスラス…プロシュート兄貴をぶち抜いたお前をオレが見失うものか。 “お前(イスラス)の動きこそを全て読んでやる”とオレは言ったんだぜ。」 バシュッ……ズズズ… …ポーーーーーーーン!!!! イスラス「!?」 実況「おっとぉ!? これはボールに強烈な回転が懸かっていた!! ボールはコースを変えて…ギアッチョくんがそれに走り込んでいたぁぁぁ!!」 ギアッチョ「オレとボールの距離はもう目と鼻の先…って言うじゃねぇかよぉぉぉぉ…。 目と鼻の間の距離が近いからっての語源らしいが……? “先”って何だ!? 目と鼻の“距離”とか“間”でいいじゃねえかよ! “先”って納得いくかぁ!? 舐めやがって、クソがッ! オレを舐めてんだろ、この言葉ぁ!?」 最高スピードに乗っていたギアッチョは、このボールを確保してそのままゴールへと猛ダッシュ。 ジャシントとリベリが逆サイドに位置する以上、彼を止められる可能性があるのはイスラスだけだ。 そのイスラスも、静止状態からギアッチョの最高速へ追い付かなければならなかった。
[570]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 13:54:41 ID:??? イスラス「間に合え…!」 先着で ★ペナが重なるイスラス→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ≪ダイヤ≫ 追い付いた! なんとかボールを零したぞ! ≪ハート、スペード≫ ギリギリ追い付き…抜かれたが、ヤツのスピードを遅めて時間も稼いだ。 ≪クラブ≫ ギアッチョがスパイクと芝に仕掛けを…イスラスは追い付けない。 ≪JOKER≫ 加速装置発動!? イスラスがギアッチョを止めたぁぁぁぁ!!
[571]森崎名無しさん:2011/01/30(日) 13:55:17 ID:??? ★ペナが重なるイスラス→ ハート6
[572]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 15:17:31 ID:??? >ペナが重なるイスラス >≪ハート≫ ギリギリ追い付き…抜かれたが、ヤツのスピードを遅めて時間も稼いだ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダダダダダダダ…! ズダダダダダダダ…!!! ギアッチョ「う、うおおおおおお!?」 イスラス「……」 ズキン…ズキン ギアッチョよりもイスラスの方が速い…これは確定的に明らかであった。 何よりイスラスはスタートダッシュが速く、静止状態からの不利を物ともしなかった。 これは既に自身の最高速にあったギアッチョにとっては信じ難い話であった。 追い付かれ、サイドからタックルにくるイスラスに向け、ギアッチョは半ば自棄になって叫ぶ。 ギアッチョ「クソが…… それなら来い、来いよぉっ! 無駄な足掻きをしに、止めを刺されによォォォ!!」 イスラス(クッ…!?) ズキン…ズキン
[573]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 15:19:11 ID:??? ドドドドッ… ガシィィィ!! 実況「おっとぉ!? これはギアッチョくんの直線的ドリブルだ! イスラスくん、ギアッチョくんに追い付き捕捉しましたが、吹っ飛ばされる! だがそのお陰でドリブルスピードはガクンと減速した!」 ディッテンベルガ「イスラスウゥゥゥゥ!!!」 ディッテンベルガがギアッチョの前に立った、当然彼はジェラートとサーレーもチェックしている。 彼は中央から右サイドの攻撃を全てシャットアウトするつもりでいたのだ。 それを可能にする隙の無さ、凄味がディッテンベルガにはある。 だがしかし… ギアッチョ「オメーら、さっきの交代がどういう事かをよぅ… フォーメーションを変えただけなのか…理解してなかったみてぇだなあ…」 ディッテンベルガ「戯言を…!」 ポンッ…! ディッテンベルガ(破れかぶれのパスか!? あんな方向、誰も………!?) ギアッチョ(見やがれ、ウチの大将のミスディレクションと…そして消えるフェイントをな!)
[574]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 15:20:56 ID:??? ディッテンベルガは目を疑った。 ギアッチョが出したパスを受け取る選手など誰も居ない筈だった。 少なくともディッテンベルガが見た最後の配置から、そこに選手がフリーで居る事は有り得なかった。 ディッテンベルガ(バカな!? 左サイドのお前が何故そんな所に居る…!) ジャシント「何だよこいつ…素人か!?」 リゾット「オレはお前に……近付かない。」 ドドドドドド 先程入ったばかりのリゾットがポジションを無視して中央まで出張って来ていた。 この位置で彼の前に立てるのは、もはやジャシントとチェーザレの2人だけ。 ここでドリブルを止められなければ失点は免れられない。 ジャシント「クソッ、ツインタックルじゃなくたって!」 チェーザレ「ここは通さない!」 ダダッ…!
[575]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/30(日) 15:21:59 ID:??? リゾット「なるほど…走って向かってくると言う事は… 相手の動きをよく見るタイプじゃあないって事か…お前のプレイスタイルは。」 ジャシント「なにっ!?」 ジャシントはドキリとした。 確かにツインタックルはジャシントの鋭いタックルで崩し、 それにタイミングを合わせたリベリの丁寧なタックルを奪い取る連携だったのだ。 リゾット「それさえ分かれば、お前の『抜き方』は…出来ている。」 ジャシント「い、言ってろ!」 ザッ…キュッ! …コッ リゾットは右に行くために蹴り出したが…それは見せかけで、ボールを引き足で左に戻した。 ジャシントらは右から慌てて左へと視線・身体を戻して突っ込むが…そこにボールは無かった。 ジャシント「なにっ!?」 リゾットはボールを軸足当て、さらに彼等の逆を突いていたのである。 そのまま引き足を踏み込みんでボールを追いながら蹴り出していった。
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0ch BBS 2007-01-24