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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[639]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 16:09:06 ID:??? 〜回想・ナポリハーフタイム中(1)〜 ざわ・・・ ざわ ざわ・・・ リゾット「イスラスが重大な負傷を抱えているだと…?」 プロシュート「ああ、間違いねえな。」 リゾットの話をわざわざ遮ってのプロシュートの発言、 これによってナポリのメンバー達は驚きと疑念にざわめいた。 ペッシ「まっ、マジですかい!? でもアイツ…イスラスの奴、全然そんな様子じゃなかったですよ!? プロシュート兄貴ィを疑う訳じゃねえですが、なぜそんな事がわかったんで…?」 ホルマジオ「そぉーだぜ……いくらテメェの言葉でも、なかなか信じらんないねぇー…。 あのバケモンが怪我してるっつぅーならよう、納得させてくんねーと…なぁ?」 既にこれ以上にない信頼を勝ち取っているプロシュートとは言え、根拠なくその言葉を鵜呑みに する者は居なかった。 誰の言葉であろうと、信ずるに足るだけの根拠が必要なのだ。 本来 言葉一つでチームが全滅する可能性のある世界の住人として、当然の事ではあった。 リゾット「ああ、その通り。 …ってもお前の事だ、ちゃんと掴んでの話だな?」 プロシュート「えーえー…まあ聞けよ。 “汗”ってのはよぉ〜、どんな時に掻くか知ってるか?」 だがプロシュートは自信を持って彼らに自らの根拠を説明してみせる事が出来た。 それはイスラスがどんなポーカーフェイスを保とうとも、隠しようがない部分の話であった。 〜回想終了〜
[640]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 16:10:50 ID:??? プロシュート(神経反射によって人は発汗するが…状況は2つに分かれる―― 物理的な熱による温熱性発汗と…それからストレスや苦痛による精神性発汗 後者ってのは、いわゆる“脂汗”って名前のやつだ…。) ダダダダダ!!!!!! ホルマジオ(うおぉっ!? こりゃムリだ、同じ人間とは思えねぇーな。) ギアッチョ「クソがっ、クソっだらヤロウが!! 通すかよぉぉぉぉぉ!!」 イスラスの猛ダッシュを前に頭の中は白旗状態のホルマジオ…だがその思考とは裏腹に足は動いていた。 体感速度域と動体視力はイスラスにお劣らぬギアッチョが、イスラスのコースへ反応しており… ホルマジオはその動きに合わせて、直線突破するのに必要なスペースを埋める事だけを意識した。 イスラス(ムダだ……!) ザァッ!! ……ダァァァァッ!! 急ブレーキと急加速で2人分の脇を抜けてイスラスは抜け出した。 観客が「おおっ」と歓声を上げる…が、直前までの最高速は切り返しによって失われていた。
[641]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 16:13:24 ID:??? プロシュート(温熱性発汗ってぇのは全身に起きる…丁度、前半走り回った今のお前は『そう見える』。 だが前半序盤、オレからゴールを奪った直後…お前が掻いていた汗は変だった。 おかしいよなぁー? 『額にだけ汗が滲む』なんてよぉーーー。) プロシュートは目に怪しい光を宿しながら、見計らっていたタイミングでGoサインを出していた。 2人抜きをしてPAに侵入した直後をイルーゾォに狙わせたのだ。 スタートダッシュも人並み外れているイスラスだが、これだけ激しく切り返した直後では流石に トップスピードには達していない。 イルーゾォでも十分に照準を定める事が可能だった。 イスラス「……!」 イルーゾォ「さっきまでのお前なら、一々オレの方を見やしなかった…。 そんな必要はなかったんだよな、そんだけ速けりゃ当然だぁ…。 だが今は違う、オレの姿が見えたのなら……!! お前も、もうおしまいだッ!」 ザザアァァァァァ!!!! これまでにない鋭いタックルが飛び出した。 イスラスがスピードに乗りきる前を狙った見事なタイミングであった。
[642]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 16:18:08 ID:??? …だがスピードを活かすための距離が足りないと察したイスラスは、急遽強引なドリブルに切り替えた。 イスラス「どけっ……!!」 ドガァッ!! イルーゾォ「こォれしきィィイイのオオ事ォォオオオ!!」 その剛脚は速さを求めるのを止め、力と重さを求めて筋肉を突き動かした。 …結果、イルーゾォは圧倒的な力負けによって斜め後方は飛ばされてしまう。 視界が拓(ひら)け、イスラスは脚の使い方を力から速さへと再変換しようとした… が…それを実行するよりも前に、次なる敵が襲って来ているのが判った。 狙い済ましてゴールから跳び出してきたのはプロシュートである。 プロシュート「(動きが) 見えるッッッッ! ノロいぞイスラスッッーー!!!」 イスラス「!!!!」 ここまで全ての工程がプロシュートの指示による作戦であった。 ホルマジオ、ギアッチョの二人がプレッシングで速度を落とさせる。 続いてイルーゾォがイスラスの再加速前にタックルで捕捉する。 万が一取れればそれでも良し、取れない場合をプロシュートは想定して彼は跳び出したのだ。 速さと力…そのどちらにも筋力の使い道を集中できてない、このタイミングを狙って…。 そしてこの瞬間……プロシュートは最後の罠を発動させるつもりでいた。
[643]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 16:19:35 ID:??? プロシュート(お前に限って言えば、試合開始直後(ドリブルゴールを決めたとはいえ)汗を掻いている …なんてのはちょっとばかし違和感のある話だった。 だがお前の汗は額だけ… 額に汗を掻くならば、普通は首も同時に掻いてなけりゃぁフェアじゃないんだよ。 そいつは疑いようのない精神性発汗、つまりお前は苦痛に耐えてプレイしてんだよ!!) 先着で ★「ぶっ潰す」と心の中で思ったなら→!card と( !と card の間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ≪ダイヤ、Joker≫ イスラス「両方やるのは訳ない事だ…お前をこのピッチから追い出せるならな…」 ≪それ以外≫ プロシュート「その時スデに行動は終わっているんだっ!!」 ※ダイヤとJokerは結果が完全に同一にはなりません。
[644]森崎名無しさん:2011/02/03(木) 16:25:26 ID:??? ★「ぶっ潰す」と心の中で思ったなら→ クラブ4
[645]森崎名無しさん:2011/02/03(木) 16:26:34 ID:??? /(^o^)\
[646]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 19:53:22 ID:??? >「ぶっ潰す」と心の中で思ったなら→ クラブ4 > ≪それ以外≫ プロシュート「その時スデに行動は終わっているんだっ!!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ガシィィィッ…!!! 掴んだッ! 身体を投げ出し、いっぱいに伸ばしたプロシュート掌は確かにボールを掴んでいた。 こうなるとイスラスは苦し紛れに力で押し返すしか手がなく、当然それを試みた。 だがプロシュートは力負けする事の無いよう 勢いをつけて跳び出していた、それも過剰なほどに…。 イスラス「グッ……!」 ガクッ…… ドリブルの勢いを数段構えで殺されたイスラスの脚力は、プロシュートの跳び出しに敗北した。 プロシュートの身体に覆い被さるように倒れこむイスラス。 プロシュート「フン…」ニヤ ドドドドドドドド
[647]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 19:54:56 ID:??? プロシュートは動きを止めず、そのまま勢いよく立ち上がり…そしてボールを大きく前方へと蹴り出した。 イスラスはプロシュートが起き上がる動作の余波をくらい、一回転しながら後方へと投げ出される。 プロシュート自身はボールを掴んでおり、そして彼の背中に倒れこんだのはイスラス自身だ。 GKが“カウンターのために”動きを止めずフィードしても、何もおかしい事はない。 その結果としてイスラスが後方に投げ出されても、それはイスラスの過失である。 背中からドスンと落下し、衝撃を受ける。 五体満足であれば少々痛みを感じる程度の衝撃だが、今のイスラスにとっては致命的だった。 ズキィィィィィィィィィン!!!!! イスラス「オゥフ……!?」 これまでにない、鈍く激しい痛みがイスラスを襲った。 一瞬息をする事が出来なくなった彼は思わず痛みの中枢地である右脇腹を押さえる。 プロシュートはその光景をチラリとだけ確認し、満足した。 プロシュート「なるほど…肋骨でも折れてたってとこか。」 イスラス「ガッ………気付いて…いたのか……」 プロシュート「テメェーはスゲー速さだったぜ、とんでもねー馬力だよ。 だが馬力のあるエンジンほどフレームに激しい荷重を与えているんだぜ。 賢明なお前にゃあオレの言っている事わかるよな…もう安全運転でいくしかないぜ 偉大なる死(グレイトフルデッド)には遠く及ばねぇー事故死(アクシンデンタルデッド)を呪いな。」 屈辱と激痛に顔を歪めたイスラスの姿がそこにあった。
[648]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/03(木) 19:56:00 ID:??? そして… 先着で ★プロシュートのクリアボールの行方→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ≪ダイヤ≫ マンチーニがボールを確保、カウンターは免れた。 ≪ハート、スペード≫ ペッシがボールを確保した、カウンターのピンチ? ≪クラブ≫ サーレーがボールを確保、しかも…!? ≪クラブA≫ クラブ+立ち上がらないイスラスの様子にレッチェが動揺 ≪JOKER≫ ディッテンベルガがボールを確保、そのまま立て続けに攻め込んだ。
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0ch BBS 2007-01-24