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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[721]森崎名無しさん:2011/02/12(土) 22:54:56 ID:??? あぶねあぶねー 弥生訪問はクラブAか。 クラブで弥生かと見間違えてたから、一瞬マジであせったw
[722]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 08:31:58 ID:??? >>721 ここでクラブA引いてたら明日は練習どころじゃないですからね、アハハ。 =============================================== > 訪問者の名は…→ クラブ9 > ≪クラブ≫ 当然ミュラーです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ドアの向こうに立っていたのは当然ながらアルフレッド・ミュラーであった。 その手に持っているのは手提げのスーツキャリー、それから靴箱である。 昨日の帰りのバス中で借り受ける約束の、タキシードと革靴をわざわざ届けに来てくれたのだ。 三杉「やっ、わざわざ済まない。 こちらから出向こうと思っていたのだけどね。」 ミュラー「いえいえ、これくらいは御やすいご用ですよ。 デートの準備の際、あれもこれもと時間に迫られて動いては必ず何か見落としますから。」 三杉「ふふ、助かるよ。」 ミュラー「そんな事より、これが約束の品…ヒューゴ・ボスのタキシードとゴールドファイルの革靴です。 ミラノで着るには少々無骨ですが、初めて食事を共にするならば悪くないと思いますよ。 最初から気合を入れ過ぎても、色々と誤解を与えるかも知れませんしね。」 いかにもなミュラーのアドバイスに三杉は心の中で苦笑した。 確かに言っている事は判るが、そう考える時点で意識しすぎと言えなくもないと思うのだ。 貴公子としては一端のミュラーも、女性関係にはそこまで慣れたものではないのかも知れない。 ただそれはドイツ人の生真面目な気質を反映してると言え、三杉にとって好感を持てる物であった。
[723]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 08:33:17 ID:??? 三杉(…それに、元々着なれない他人のタキシードならば、多少無骨なデザインの方が都合良い。 煌びやかな品は、着こなしが出来ていなければ逆にみっともなくなるからね。 その点、ミュラーが用意してくれたこの品々は今の僕にとって最高と言える。) 三杉は深くミュラーに感謝を述べ、明日の練習にて代価を払う事を改めて約束した。 貸し借りなしの50%50%ゆえに、ミュラーも特別恩に着せるような言葉はない。 こうして三杉は気持ち良くタキシードに袖を通す事が出来た。 先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★やや無骨なタキシード 威圧感38+(!card)=★ ★三杉 服飾センス50+(!card)=★ と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。 【タキシード】−【三杉】 ≧2→着こなせてねえ状態、どことなく威圧的だわ。 =1〜-1→まあまあ悪くはないね。 =-2〜-6→重くなく、それでいて気品も滲み出て見える絶妙なバランスですな。 =-7〜-11→少しタキシードが足を引っ張ってるいる感だが…大丈夫だ、問題ない。 ≦-12→三杉が煌びやか過ぎる! タキシードがここまで負けるとはどういう事なのw 【基本ルール以外の補正・補足・備考】 三杉のマークがダイヤ、Jokerで「生まれ付き貴公子」が発動し、自動で最良の結果となります。 ハートで「モニカを意識(+10)」が発動し、無意識に気合が入りすぎます。 クラブで「あ、ブンナークに説教するの忘れてた(-5)」が発動し、やや意識散漫になります。 また、これらのマークはこの後で追加選択肢を生む事があります。
[724]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 08:36:03 ID:??? ★やや無骨なタキシード 威圧感38+( スペード4 )=★ がんばれタキシード!
[725]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 08:38:56 ID:??? ★三杉 服飾センス50+( クラブJ )=★
[726]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 08:40:11 ID:??? これはひどいwww
[727]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 12:37:00 ID:??? 革靴「艦長!!! ダメです、ドイツブランドじゃ太刀打ち出来ません!」 タキシード「止むを得ん…撤退だ!!」 三杉「いや、それは困る。」 =============================================== やや無骨なタキシード 威圧感38+( スペード4 )=42 三杉 服飾センス50+( クラブJ )+(あ、ブンナークに説教するの忘れてた-5)=56 【タキシード】−【三杉】≦-12→三杉が煌びやか過ぎる! タキシードがここまで負けるとはどういう事なのw ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉の着こなしを前にして、持ち主のミュラーが首を傾げる。 彼の着こなしは、本格的な社交界であれば貧乏な名門と揶揄されそうな感じであった。 実際、彼の家はヒューガーによって堕とされているので間違ってはいないが。 ミュラー「うーん…」 三杉「…? 何かおかしいかい?」 ミュラー「いえ、やはりミスギは美男で洗練されすぎていますね。 どうやらこのブランドでは少し見劣りしてしまうようです。」 三杉(うーん……確かにそうかも知れないが…。) 本来なら髪をオールバックにするなど、タキシードに合わせたチューンダウンの余地があった筈である。 しかし三杉は着衣し準備を整えるさなか、やり忘れていた事を思い出してしまった。 練習の意図を無視し、自分の欲求を押し通したブンナークへの説教である。 それを思い出してから意識の数割が持って行かれ、何となく準備がおざなり(素材勝負)になってしまった。
[728]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 12:38:11 ID:??? 素材勝負であれば、貴公子オーラが出ている三杉と やや重ったるいドイツブランドの品々が フィットしないのも当然と言えば当然…結果、三杉の煌びやかさが前面に押し出される事となった。 三杉「…いや、でもこんなものだよ。 そろそろホテルを出なければいけない時間だし、これ以上は無理だ。」 ミュラー「そうですか。 まあ本人がそう仰るならばボクから言う事はありません。 それじゃあ今夜はゆっくり楽しんできて下さい。」 三杉「うん、重ねがさね感謝するよ。」 …こうして三杉は準備を終えて自室を後にした。 待ち合わせ場所に向かう途中、若い燕を探すセレブ達が彼を舐めるように視ていたのは内緒である。 一方、三杉が食事を共にする相手としたモニカの方はと言えば… ガチャ…。 モニカ「お帰りー。」 ビビ「ただいまですわ…。」 学校の集まりを終えて帰宅したビビ・クロコダイルは、先輩兼ルームメイトのモニカの様子に肩を落とした。 いつもなら振り返って出向かえてくれる、自身が敬愛する先輩が他の事に夢中なのである。 しかも…
[729]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 12:39:44 ID:??? ビビ(お、お姉さまがお化粧をしている…) 普段は短時間しか使わないドレッサーの前にモニカは座り、何やら懸命に作業をしていた。 ビビはわざと音が立つよう、ベッドにダイブして身体を横たえた。 反応はない…その後も長々ドレッサーについているモニカの後ろ姿をビビはジト目で覗き見る。 しばらく時間が経過し、ようやくモニカがビビの方へ振り向いた。 モニカ「うん、こんな感じかな…。 ねえクロコ、どうかな?」 ビビ「おかしいですわ…。」 モニカ「えっ!? な、なんか変!?」 ビビ「違いますわ……可愛すぎておかしいと言っているんです………」 モニカ「へ…?」 ビビ「妾(わたくし)のお姉さまがそんなにガッチリ可愛いくキメるわけがないですわ!」キリッ モニカ「ちょ、ちょっと! いつ私はアンタの所有物になったっていうの!?」 ビビ「お黙り下さい! お姉さまは現代のオーパーツなのですよ!? それが、それが… そんなお姉さまが殿方と逢引のためにそんなガチで着飾るだなんてえぇぇぇぇ!!!!」 そう叫びながら、ビビは可愛らしい顔を歪めて頭を掻きむしる。 これには流石のモニカも驚いた。
[730]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 12:41:05 ID:??? モニカ(うぇ!? ちょっ、デートだなんて…! 別に、しょ、食事するだけだし…こんなの挨拶よ挨拶… …って言うか、そもそもなんでクロコがミスギさんと食事する事を知ってるの!?) この心の声がビビに聞こえていたら「そこじゃねえし!」とツッコミを入れた筈である。 ともあれモニカはガタリと椅子から立ち上がり、その全身をビビに晒した。 ビビ(!!!!!!!!!!!!!!!!) 瞬間、ビビの時が世界に支配され硬直を見せる。 そしてそれが解除した時、うるっせえのなんの。 ビビ「お姉さまーーーーーーーー!!! なんですのその扇情的なミニチャイナはぁぁぁ」ドンガシャッ! モニカ「ひっ!?」 ズボシャアアア!! 叫ぶと同時にビビは鼻血を出して気絶した。 どうにもこうにもツッコミようがない状況にモニカは立ち竦み… そして、いつのまにか待ち合わせの時間が迫っている事に気付き、 仕方なくこの面倒な後輩をベッドに寝かせ、モニカは部屋を後にしたのだった。
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0ch BBS 2007-01-24