※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[749]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/15(火) 21:34:58 ID:??? あまり会話が広がらないまま歩き続けると、やがて目的の店が見えて来た。 三杉「ああ、あの店だ。」 モニカ「あっ… あのお店知っています、最近周りの人から話に聞くんです。」 そう、最近流行の中華料理店…その名も『広東茶々房』である。 その名のとおり、中華料理の中でも広東料理をメインにおいた料理店だ。 ちなみに欧州をはじめとして中国系移住者は、その大半が広東省からの人間である。 この背景もあって、諸外国における中華料理店は広東料理を扱う店が多い。 また広東料理は飲茶(ヤムチャ)を含む事からも、その手軽さが若い女性に受け易かった。 モニカにとってもどうやら未体験ゾーンらしく、興味津々である事が窺えた。 三杉「1階でチャイナドレスのレンタルもやっているみたいだけど…今日は必要なかったみたいだね。」 モニカ「あっ、そうなんですか…! でも偶然、このチャイナドレスにして正解だったのかな。」 A ハハ、さっき僕も待ち合わせ場所でキミを見て、大層驚いたものさ。 B そうだね、ちょっとだけ運命じみたものを感じたよ。 C うん、タイミングもだけど。 何よりそのドレスはキミに似合っているよ。 D (特に何も言わなくていいかな、さっさと店に入るか。) E そ の 他 『3』票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) ※本日はここまでとなります、また次回も宜しくお願い致しますねー。
[750]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:37:48 ID:Qp5JEI+Q C この先どう転ぶかはともかく 食事は楽しくいきたい
[751]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:40:53 ID:MyUceIpU B
[752]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 21:41:59 ID:x1VvQ3gI C
[753]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 22:14:17 ID:aVyO+8Oc B オトセ
[754]森崎名無しさん:2011/02/15(火) 22:27:25 ID:8W5GC5R2 C
[755]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/16(水) 12:21:18 ID:??? > C うん、タイミングもだけど。 何よりそのドレスはキミに似合っているよ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉は素直な感想をモニカに伝える事にした。 想像していた通り、チャイナドレスはモニカの魅力を引き立てていたのだから。 三杉「うん、タイミングもだけど…何よりそのドレスはキミに似合っているよ。」 モニカ「え………。 ほ、本当ですか?」 三杉「うん、これは“お世辞”ではなく素直な感想だよ。 そのドレスは間違いなく君の魅力を引き立てている。」 最後の一言に三杉は、先程の遣り取りのお返しとばかりにやや皮肉を込めて言った。 当然モニカ自身は皮肉を言ったつもりはなかったので、全く伝わっていないが。 とにかく、三杉の確認の言葉を聞いてモニカは明らかに嬉しそうな顔をしていた。
[756]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/16(水) 12:23:18 ID:??? モニカ「ありがとうございます、嬉しいです…! じ…実はこのドレス、昨日あれから慌てて買ってきた物なんです…。」 三杉「おや…そうだったのか?」 モニカ「ええ…お恥ずかしい話ですが、私はドレスを持ってなかったんです…興味なくて。 でも一緒に食事をして恥ずかしくない姿で行きたいって思って… 何軒か回って、出会ったお店の方のアドバイスも貰って、悩んで… それで最後にこのドレスを選ぶ事が出来たんです。 だから…。」 三杉「……」 話しながら段々と顔を下に向けるモニカの話を三杉はジッと聞いていた。 モニカ「だから、このドレスが私に似合ってると言って貰えて本当に嬉しかったんです。 ドレスを探している間に悩んだ事も出会えた人も、全てが良かったんだって思えるから。」 三杉(なるほどね…。) 正直なところ、この話は三杉にとっても理解できる話だった。 努力や苦労が成果として現れ、それを他者に気付いて貰える事の喜びは。 天才と呼ばれるよりも更に以前、三杉はその事を既に知っていた筈だった。 いつしかそれを忘れ、諦めと共に人を見下ろした10代前半…だがその後、挑戦者として這い上がった このイタリアでの2年間は、再び三杉にそんな等身大の心を宿らせていた。 三杉(…今の僕なら、弥生にも別の接し方をするのだろうか?) ふと三杉はそんな事を思った。 だが仮にそうだとすると弥生との関係はまた違った絵を描くのかも知れない。 そう考えると人と人の関係は分からない物だと三杉は内心苦笑するのだった。 (…という感じの展開が三杉の脳内を約0.5秒で駆け巡った。)
[757]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/16(水) 12:26:17 ID:??? 三杉「ドレスを探し回った話、ぜひ聞きたいものだね。 食べながら聞かせて貰えるかい?」 モニカ「ええ勿論。」 そう交わして三杉は店内へとモニカをエスコートした いつの間にかモニカの口から発せられる言葉は滑らかな物に変わってきているのだった。 予約の時間より多少早めの到着となったが、席にはすぐ案内をしてもらえた。 4人用のやや余裕のある円卓であり、空いている席にはモニカのバッグが置かれる。 店内を見回すとそこらに中華紋様や装飾が為されており、三杉の知る中華料理店と大差はなかった。 三杉「どうやらミラノでも日本でも、店内の様子は同じみたいだ。」 モニカ「そうなんですか…! それじゃあ本場と変わらないって事ですね!」 三杉「いや、本場は中国だからね?」 モニカ「え…あ、そっか。 でもでもラーメンは日本料理でしたよね?」 三杉「いや…ラーメンも中華料理だよ。」 モニカ「……・ カレーは…?」 三杉「インド料理だ。」 モニカ「…………… は、初めて知りました…。」 三杉(…モニカは日本をなんだと思っているのだろう?)
[758]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/16(水) 12:27:57 ID:??? 他国の料理をアレンジし、独自の食文化を展開している日本の食社会。 学生くらいの年代であれば、このような誤解している海外の人間は意外なほど多い。 三杉とモニカの2人はこのカルチャーショックを前に、互いに苦笑を漏らし合うのだった。 …と、そこにウェイターがオーダーを受けにやってきた。 ウェイター「リア充爆発しろ。(お食事の前にドリンクのオーダーはございますでしょうか?)」 三杉「え!?」 モニカ「リ、リア充…って何ですか?」 ウェイター「コホン…大変失礼致しました。 お食事の前にドリンクのオーダーはございますでしょうか?」 三杉「あ、ああ…ドリンクね。」 モニカ「ミスギさん、中華料理には何が合うんですか?」 三杉「うん、まあ食前だからね…ここは。」 A 老酒(ラオチュウ) B シードル C カプチーノ D ジャスミン茶 E ミネラルウォーター F メローイエロー G チェリーコーク 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[759]森崎名無しさん:2011/02/16(水) 12:57:07 ID:ikf37bOI D これ…だよね? 全く自信ないけど
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24