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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[846]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 17:31:37 ID:??? ??「ふんっ、まるで死んだ魚の目じゃな!」 ルーベン「あん? ……誰だ!」 誰も居ない筈のグラウンドで声が聞こえた事にルーベンは驚いた。 しかも何やら自分をバカにするような物言い…彼は立ちあがって苛立ちを解き放った。 ザッザッザッザ… ??「バカにされれば怒るくらいの骨は残っとるか…結構じゃ。」 声のする方にルーベンは目をやった。 “神風”と書かれた日の丸の鉢巻を巻いた老人の姿がそこにあった。 頭は丸々と禿げあがっており、目は強気に笑っている、70は超えるだろう老人である。 ルーベン(ちっ! また爺かよ! しかもなんだよこの獲物を狙う豹みたいな足捌きは!? ジョアンと言いコイツと言い、最近の御老人はこんなんばっかか!?) ??「ふぉっふぉっふぉっ…ルーベン・ソサ・アルダイスじゃな。」 ルーベン「見りゃわかんだろと言って通じそうだな…。 誰だテメ…ぐわっ!?」 ルーベンは目の前に突き出された杖に身を反らせて驚く。 反応が遅れていれば目を突かれていたのではないかと思われた。
[847]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 17:35:30 ID:??? ??「ふんっ、流石の反応じゃなルーベンよ。 儂はマチルダ尽之助…今現在ウルグアイユースの監督じゃ。」 ルーベン「あぁっ!? ぶっ殺すぞこのクソ爺…って、なんだぁ? ウルグアイの監督ぅ? って事は何か? ルベンスのバ監督はクビになったってか?」 ヒャヒャヒャヒャとルーベンはバカにしたような笑いを返した。 彼にとっては怒りは霧散するほどのグッドニュースだったのだろう。 一頻り笑って落ち着いた後、ルーベンは再び老人の方に顔を向けた。 ルーベン「…で、それが何だってんだ? 今更ウルグアイがオレに用があるってのか?」 マチルダ「ま、そういう事じゃな。 ワールドトーナメントで貴様を使ってやるっちゅう話じゃ。」 ルーベン「っ冗ーーー談! 雑魚揃いのウルグアイで今更何しようってんだ! ビクトリーノとカノーバにオレ一人加わったところで通用すると思ってんのか!? 今の世代のバカみたいなレベルの高さを解ってねぇんだろ! ウルグアイが世界一だったのは半世紀も前の話だって理解しろ爺ぃっ!!」 ルーベンは怒りを撒き散らすように言い放った。 1国のクラブチームのトーナメントで、たった1週間の期間でどれほどの屈辱に塗れたかわからない。 さらに国際大会ともなれば、トップクラスのチームの選手層は計り知れたものではない。 そしてウルグアイにはまともに戦えるレベルの選手はほとんど居ない。 ジョアンのチームに入り、優勝を夢見ていたルーベンにとってはふざけた誘いとしか思えなかった。
[848]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 17:45:39 ID:??? マチルダ「…その根性は気に入らんが、まぁ取り敢えずやる気を出させてやる。」 ルーベン「んだとっ!? どうしてくれようってんだ!」 マチルダ「ふん、それはだな……」 マチルダは鼻で笑うと、次はパチンっと映画のように指を鳴らした。 するとマチルダの後方から、この合図を待っていたかのように影が姿を現した。 先着で ★そして…→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》影に気を取られたルーベンは、マチルダに後頭部を強打された。 《ハート、スペード》??「そこでドラゴンショットオォォォォォ!!!」 ルーベン「qあwせdrftgyふじこlp」 《クラブ6以上》↑ + ??「さらに追い撃ちのぉぉぉぉ、マシンガンショット!!!!」 《クラブ5以下》↑ + アグィレイラ「ふふ、目が覚めたかルーベン?」 《JOKER》↑ + ダ・シルバ「今から一緒に!」カノーバ「これから一緒に」ビクトリーノ「殴りに行こうか!」
[849]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 17:46:31 ID:??? ★そして…→ スペード10
[850]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 17:57:26 ID:??? フルコース見たかったぜw
[851]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 18:13:13 ID:??? そういや本編の火野は最初からトルネードだからドラゴンショットは出てきてなかったね
[852]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 18:26:59 ID:??? > そして…→ スペード10 >《ハート、スペード》??「そこでドラゴンショットオォォォォォ!!!」 ルーベン「qあwせdrftgyふじこlp」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 物陰から現れた男はかなりの巨漢…しかも均整のとれた筋肉の鎧を纏っていた。 ルーベンも体格は逞しい方だが、それでもこの男には負ける。 その男はオレンジ色の頭髪を伸び散らかし、汚らしい無精髭を生やしたその足元にはボールがあった。 ルーベン「んだぁ…? テメェがオレを楽しませてくれるってぇ!?」 ??「………監督さんよぉ、本当にやっちまっていいのか?」 ルーベンの言葉を詰まらなそうに受け流し、男はポリポリと頭を掻きながら尋ねた。 マチルダは厭らしそうな笑みを浮かべ、肯定の言葉を返す。 マチルダ「構わん、この手の輩には百の言葉より一の拳骨じゃて。」 ??「じゃあ仕方ねえ…おい、取り敢えず腹に力入れとけよ。」 ルーベン「あ゛あ゛!? オレ様を無視して話を進めんじゃねえぇぇぇっ!!!」 ダダダッ!! 怒り心頭のルーベンはもう我慢ならんと言った様子で相手に襲いかかった。 だが次の瞬間…
[853]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 18:28:39 ID:??? ??「ドラゴンショットオォォォォォ!!!」 ルーベン「qあwせdrftgyふじこlp」 男の蹴ったボールにルーベンは無重力体験させられる事になった。 ドサァッと地面に叩きつけられ、気持ち良かった時間は地獄に変わる。 ルーベン「うががががががが! は、腹がっ!!!!」 ボールをぶつけられたドテっ腹が痛み、その奥の胃からは黄色の分泌物が逆流する。 ウゲェッっと胃液をグラウンドに零す破目となってしまった。 これほどの衝撃を受けたのは彼にとって久し振りの事であった。 ??「チッ…だから腹に力を入れとけっつったんだよ。」 ルーベン「ゲフッ………てめぇ…なにもんだ…。 その目、その肌……まさか日本人……」 ??「オレは日本人じゃねえっ!!!!」 ルーベンの言葉に対し、男はまるで酸を垂らされたリトマス紙のように一瞬で顔を紅潮させた。 そして脚を再び振りかぶり、ルーベンに向けて照準を定めた。
[854]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 18:30:16 ID:??? ルーベン「げえっ……な、なんで………」 マチルダ(ふっふっふ、それで良い…まさしく貴様は竜じゃな、リョーマ!) 火野「死ねえぇ!!! ドラゴンショット!!!」 ぐおオォォォォォォォォォォォ!!!! ルーベン「ギャアアアァァァァァァァ!!!!!」 市営グラウンドにルーベンの絶叫が悲しく響き渡り……。 その後、暫くの静寂がグラウンドに訪れた。 先着で ★ルーベンの運命は…→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ピーポーピーポー… マチルダ「ちとやりすぎたかの?」 《ハート、スペード》 ルーベン「うーん…」 マチルダ「おうおう、気が付きおったわ…」 《クラブ》 ルーベン「うーん…もっと、もっとだ…」 マチルダ「目覚めたらしいのぉ…」 《JOKER》 ファンファンファン… 市民からの通報で2人組の暴漢が警察に逮捕された。
[855]森崎名無しさん:2011/02/19(土) 18:31:05 ID:??? ★ルーベンの運命は…→ ハート8
[856]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 19:13:37 ID:??? > ルーベンの運命は…→ ハート8 >《ハート、スペード》 ルーベン「うーん…」 マチルダ「おうおう、気が付きおったわ…」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ルーベン「うーん……」 痛む頭、重い腹…意識を取り戻したルーベンが最初に感じたのはその二つであった。 どれくらいの時間、気を失っていたのだろうか…。 徐々にルーベンは自らに降りかかった厄災を思い出していった。 ルーベン「イチチチチ、一体なんでこんな目に……チクショウっ…」 マチルダ「おうおう、目を覚ましよったわ…」 ルーベン「げぇっ!?」 最も聞きたくなかった不吉な声、ルーベンは驚愕とともに声の方向に振り向いた。 …と次の瞬間、自分に向けて飛んでくる物体に気付く。 ルーベン「ヒッ…!!!!? …て、あ、あれ? 缶ジュースか?」 無意識にまたあのシュートが飛んできたのかと身を強張らせたが、 すぐにそれがスポーツドリンクの入った缶ジュースである事に気付いた。 ルーベンは缶ジュースをキャッチし、それを投げた人物を睨みつける。
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0ch BBS 2007-01-24