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【不思議な事が】ライ滝第十三話【起こった!】
[131]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 00:49:22 ID:XWBsivK+ A
[132]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 00:51:48 ID:7Wl+2EgU A 長くなっても大会前に決着をつけておきたい
[133]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 00:54:42 ID:EMfcKFig B DFがたよれないし茂の強化でサッカーに役立つ何かがあるといいなあ
[134]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/11(火) 23:33:23 ID:??? ちょっと判定なしの場面を書くのに手こずっているので今日の更新はお休みします。すいません 明日には投下できるよう頑張りますです
[135]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/13(木) 00:05:58 ID:??? A:ゴルゴム BGM【GORGOM】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm10236696 ―ゴルゴム神殿― その内部で、世紀王シャドームーンがゴルゴムの支配者【創世王】とテレパシーで会話を繰り広げていた。 創世王『シャドームーンよ。いよいよ我が寿命が尽きる日が迫ってきた。太陽の大黒点が消滅する時、我が命も尽きるだろう。 その前に何としてでもブラックサンを倒し、二つのキングストーンを揃えるのだ』 キングストーン。それは創世王の後継者候補となる改造人間、世紀王に埋め込まれる石である。 太陽、月の二つの石が存在し、それを埋め込まれた二人の世紀王は互いの石を手に入れるために戦い、 相手を倒し二つのキングストーンを揃えた者が次期創世王となる。 それが五万年に一度行われるゴルゴムの習わしなのだ。 シャドームーン「言われるまでもない。仮面ライダーBLACKさえその気になれば、私はいつでも奴との雌雄を決するつもりだ」 創世王『ならば私がブラックサンを戦いの場に引きずり出してやろう』 シャドームーン「好きにしろ。だが奴との決着は私一人でつける。余計な手出しは創世王とて許さん」 創世王『良かろう。よいかシャドームーン、必ず勝つのだ』 その言葉を最後に、創世王からのテレパシーは途絶えた。
[136]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/13(木) 00:07:01 ID:??? 創世王との会話が終わった事を確認すると、シャドームーンは近くに置いていた大怪人ダロム、ビシュムに向けて口を開いた。 シャドームーン「……遂に仮面ライダーBLACKと決着をつける時が来たようだ」 大怪人ダロム「おお、では遂に!」 大怪人ビシュム「シャドームーン様自ら南光太郎と戦いになられるのですね!」 シャドームーン「うむ。そして私が勝利し、世界はゴルゴムの物となるだろう。 ダロム、ビシュム。怪人とダークロボット、ドロイドの用意をしておけ。 私が仮面ライダーBLACKを倒し、ゴルゴムの総力を挙げて奴の仲間を掃討する。 奴らさえ片づけてしまえば世界はゴルゴムの物同然だ」 大怪人ダロム「ははっ!」 大怪人ビシュム「仰せのままに!」 決戦の準備をするためにダロム、ビシュムは神殿内の広間から姿を消し、残されたシャドームーンは一人虚空を見上げる。 シャドームーン「……」 果たして何を思うのか、その真意は仮面に隠れうかがい知る事は出来ない。
[137]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/13(木) 00:08:03 ID:??? などという事があった翌朝の事である。 ビーバーF『滝、朝だ。早く起きろ』 滝「……もう朝か」 目覚まし代わりのビーバーファングの声に起こされた滝は普段の習性でカーテンを開け……妙な感覚に襲われた。 滝「あれ? 曇ってやがる。確か予報じゃ晴れだったはずなのに」 ビーバーF『妙だな、現時点でもこの周辺の天気予報は快晴だぞ』 空は一面分厚い雲に覆われており、もう日が昇っている時間であるというのに周囲はほぼ夜と言って差し支えない程の暗さであった。 珍妙な事態に空を見上げ続けていた滝とビーバーファングであったが、不意に誰かが部屋のドアを叩いた事でそれは中断された。 神「滝、起きてる?」 滝「ん? おう。どうかしたのか」 ドアを開けると、そこにはいつになく神妙な顔をした神の姿があった。 神「あのさ、今空曇ってるじゃん。なんか変だよアレ。嫌な感じがする」 滝「嫌な感じ、か……サコミズさんに連絡しといた方が良さそうだ」 人ではない神がそう言うのだからただ事ではないと悟り、滝は急いでフェニックスネストに連絡を送るのだった。
[138]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/13(木) 00:10:39 ID:??? 滝が連絡を送ってから数時間後、フェニックスネストのディレクションルームにはヒーロー達が集結していた。 普段は呼ばれない本郷や隼人、ダン、海城達まで呼ばれており、室内は尋常ならざる空気に包まれていた。 彼らを前にして、サコミズが状況の説明を始める。 サコミズ「皆揃ったみたいだね。それじゃあ僕等が今置かれている状況を説明しよう。コノミ」 コノミ「モニターに映像、出します」 サコミズの指示と共にGUYSの隊員服を着た眼鏡の女性が機械を操作。モニターには日本、世界各地の映像が映し出された。 真司「なんだよこれ。全部曇ってるじゃないか」 モニターに映し出される景色は全てが曇天。まるで世界の終わりが訪れたかのような異様な光景である。 サコミズ「見て分かる通り、今世界中がこの正体不明の雲に包まれてしまっているんだ」 烈「俺とシャリバン、シャイダーが超次元戦闘母艦で宇宙からも調査をしたが、今の地球は完全に真っ黒の星になっちまってる」 電「こんな事通常起こるはずがない。これは間違いなく何者かが仕組んだものだ」 説明が行われるたび現在の状況がいかに異様なのかが明らかになり、メンバーの表情も徐々に深刻になっていく。 橘「次に雲の成分だが、俺と剣崎、結城さんで成分を調査した結果、これ自体は通常の雲と言って差し支えない物という結論に至った」 ユウスケ「なんだ、ならそれ程問題ないんじゃないの?」 剣崎「そんな悠長に構えていられる問題じゃない。世界中が雲に覆われているって事は太陽の光が地上に届かないって事なんだぞ」 ダン「気温の低下、農作物の不作。この状況が続けば遠からず地球は滅亡するだろうな」 ユウスケ「なにィ!?」
[139]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/13(木) 00:12:01 ID:??? ようやく現在の危機的状況を理解し素っ頓狂な声を上げるユウスケをスルーし、士が口を開いた。 士「……で、どうにかする手段はあるのか?」 結城「世界各国のGUYSやXIG、イーグルの化学陣にも協力を要請して雲を消す方法を調査中だが、今の所足掛かりもない状況だ。 この現象が超能力の類で引き起こされたものだとすると、対策を練るにも時間がかかるだろう」 敬介「今は手をこまねいて見ている事しか出来ない、ということか。歯痒いな」 茂「発生源さえわかりゃ叩き潰してやるってのに!」 切羽詰まってはいるがどうする事も出来ない。そんな状況に押し黙ってしまう一同。 と、そこで突然モニターの操作をしていたコノミが声を張り上げた。 コノミ「サコミズ隊長! 世界中の全ての通信網がジャックされています!」 サコミズ「このタイミングでの電波ジャックということは……」 隼人「宣戦布告か、はたまた降伏勧告か。どっちにしろ穏やかな話じゃなさそうだ」 そうこうしている間にディレクションルームのモニターが砂嵐に包まれ、治まると同時に映し出されたのは―― 光太郎「シャドームーン! という事はこれはゴルゴムの仕業か!」 シャドームーン『聞こえているかブラックサン。今地球がどんな状況にあるかはお前の仲間が伝えているだろう。 これは全て創世王が引き起こしたものだ』 大「地球全土を覆う程の黒雲を一人で引き起こすとは……」 海城「ゴルゴムの首魁、創世王か。恐るべき力を秘めているようだな」
[140]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/01/13(木) 00:13:02 ID:??? シャドームーン『この大いなる創世王の力を、俺とお前のどちらかが手にする日が遂に訪れた』 光太郎「!」 シャドームーン『今こそ互いのキングストーンを掛けて一対一での決闘の時だ。三時間後、月影山の麓まで一人で来るがいい。 もしお前が来なければ人間世界に二度と光は射さないだろう。仲間を連れてきた時も同様だ。 貴様が来るのを心待ちにしているぞ』 それこまで告げると、再びモニターは砂嵐に包まれてしまった。 光太郎「くっ、信彦……遂にこの時が来てしまったのか……」 これまで親友、秋月信彦が改造された姿であるシャドームーンとは極力本格的な交戦を避けてきた光太郎であったが、 いよいよ互いに生死を賭けた戦いを避けられぬ状況に陥ってしまった事に拳を握りしめ苦悶の表情を浮かべる。 そんな光太郎に容赦することなく、今度はディレクションルーム内に緊急警報が鳴り響いた。 闘破「今度は一体なんだよ!」 コノミ「神奈川各所にゴルゴムの物と思われる怪人、それにダークロボットと戦闘用ドロイドが大量に出現!」 言葉と共にモニターに映し出されるのは、大量の怪人とロボット。そして頭がボーリング球のような形をした戦闘員の集団である。 ジロー「あれは……戦争兵器として販売されているダークロボットを購入したのか。ゴルゴムめ!」 良太郎「それに前にマンションの地下で出てきた戦闘員、だよね?」 明石「だな。確か宇宙警察が追っている武器商人の商品だったはずだ」 天道「成程な。さっきシャドームーンの言っていた「人間世界に二度と光は射さない」というのはこの大攻勢も示していた、という事か」
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0ch BBS 2007-01-24